2002 Korea-Japan Gassyuku Result Report

中日


◎指導するのは、どっち!?

Choiさんは、韓国でGeneral Managerという重責を担っている方です。今回で、すでに 4度目の来日になります。対局相手がちょうど空いていたので、光永先生を紹介しま した。先生の前に、すわったchoiさんに、手合いをつげました。choiさんは6段格 なので、「4子で、黒から半目のコミだしですよ。」と英語でつげました。 ところが、なにをおもったか、choiさん、まず、先生の側にあった白の碁石をとりあげ て、相手が4子を置くのを待つようなそぶりです。「No! No! No!」と声をかけて 説明をしましたが、まだ、理解できていません。「はて?」choiさんも、おかしいとおもったのか、そこで、目をこらして、光永先生の名札をじっとみつめはじめました。そして、先生の段位をみて、事態を把握したchoiさん、「Oh-!」と声をあげ、ようやく、黒をもって4子おいての対局が開始されました。

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◎ハイキングのトラブル

ハイキングの候補地は、いくつかあがっていましたが、ほとんどの人の意見が一致して すんなり、大房岬に決まりました。 まず、保養所の駐車場で場所の確認が始まりました。「えっと、ここをこういって こういけば到着するね。。」何人かのドライバーがよりそって、真剣に経路などに ついて、確認をとっていました。しかし、なかには、無責任な人もいて、 「どうせ、前の車に、ついていきゃ、つくでしょ」と、ろくに場所の確認もして いなかったようです。いろいろなドライバーがいるなかで、なんとか、 ハイキング行きの全員が、車数台に分乗して、出発、しかし、これは同時に トラブルづくしの旅の始まりでした。

まずは、W号が出発しました。続いてK号、保養所の坂道をおりていって、 右折します。と、海岸に見たような車がありました。「あ、MA号だ。」 そこには、駐車場を先にでたMA号が、皆がやってくるのを待っていたのです。 しかし、ふと様子をみると、ドライバーも含めて、車の中の人は、中で 談笑でもしている様子で、外のことを気にかけている様子はいっさいありませ んでした。「あれ、気がついてないみたいだけど、大丈夫かな?」 でも、先頭のW号から、はじまって、次から次へと保養所からでて、本道にでて 走っています。何台も車が出ているので、さすがに気がつくだろう、、、 とおもったら、気がつかなかったそうです。まずは、ここで一発目のトラブル おいてけぼり事件発生となりました。

さて、W号を先頭に、しばらく、走っていると、右折するところで、信号が かわり、ここで分断が発生しました。まずい、、2台目のK号は、後方を待つ ことにしました。ところが、先頭のW号は、さっさといってしまいました。 あわてたのは、2台目のK号です。「ありゃ?」 やがて、信号がかわり、後続の車がやってきました。出発してみましたが、 W号がみあたりません。「うーん、どこいったんだろう?」「あ、あれじゃない かな?」みると前のほうに一台の車がとまっていました。そして、近付いてみ ましたが、まったく別の車であることが判明しました。

「げ!! わたし、道まったくわからないよ」 道がわからないどころか、目的地のダイブ岬がどのあたりにあるのかも見当も つきませんでした。そう、出発時に、、目的地もろくに確認せず出発した 無責任ドライバーの運転する車が、まさに、このK号だったのです。 そうこうするうちに、別の交差点に到着しました。悲しいことにこの交差点は、 右にも左にも前に行けるようになっています。つまり、どこにいけばいいのか、 まったくわかりません。(^^; 完全にダメヅマリ状態となり、窮してしまいました。そこで、ここは、助言をえることにしました。交差点を まっすぐすすみ、左に車をよせてみました、すると、後続の別のK号、MI号、N号が「おれたちに、まかせろ」とばかり、おい抜いていきました。「ホ、たすかった (^^v」 しかし、この後続の車たちは、「知っているようで、実はよくわかってなかった」ようです。バイパスをすぎて、右に行くか、左にいくか、布石の分岐点です。 実は、どちらをうっても一局。どちらからも、目的地にたどりつけるという ことはわかっていたのですが、左が簡明定石、右はやや高級な定石で、 初心者ははまりやすい難しい定石だったのです。 そして、悲しいことに、この車群は、右に進み、その後、わりとすぐにやってくる 左に曲がるべき地点でまがらず、まっすぐいってしまいました。

道は、えんえんと、続き、車の中では、のんきな会話が続いています。 「それにしても、ずいぶん、遠いところなんだなあ」最後尾になったK号のドライバーは、つぶやいていました。なんせ、富山に登ったときに集合場所となった岩井の駅も突破したのです。「ふえ、こんなに遠かったのか、、」「フェリー乗り場までいきそうな勢い だねー」しかし、実は、こんなに遠いはずはなかったのです。

さすがにおかしいとおもいはじめた4台の車は途中、左の道にとめて、地図をひろげて、感想戦を初めました。 「ああー、うちすぎた!」ではなく、「あぁ、いきすぎた!」と叫びました。このときの感想戦で、K号は、ダイブ岬が、富浦の近くにあるということを初めて知りました。 「なんだ、なんだ、、」それから、慌ててユーターンして、戻りました。

すっかりあきれはてたK号の乗務員は、「携帯電話で連絡つかないの?」 と相談されました。「ええ、今回は、こういうこともあろうかと皆の携帯電話の 番号を控えておいたんです。」そうです。合宿開始前に携帯電話の番号を聞いて 一覧表をつくっておいた幹事の用意周到な準備がおもいこされます。 「でも、今回のハイキング出発してから、誰もその一覧表の書いたメモを もってきてないみたいなんですよ」これには、一同唖然としました。「無線でも 買ったほうがいいかもねー」「いや、無線買ってもこの人たちだと、使い方わからない、、でおわりだよ」こんな絶望的な会話が続き、やがて、富浦の大房岬に到着、、したころには、すっかり時間がたっており最初の車は、すでにダイブ岬散策に出発していた様子でした。

バイパスをすぎたあと、見当違いの方向にぐんぐんと進んでいったこの日の 四台の車の行動は、さしずめ、「車のあとおし」とでもいったほうがよいでしょうか。(^^;


◎ハイキングへ行く時の車の中で (井伊さんより寄稿)

HUR(許)さんが、「井伊さん私を覚えていますか?」 私、ドキ、まったく覚えていない。答えは、無言。 代わりに質問した。「どこで?」 「私は、大連で井伊さんに会ってますよ。その時一緒だった人は、高本さんでしょ う、 水田さんでしょう、牛島さんでしょう、後何人かの名前を羅列。 アリランを一緒に 歌いましたよね。」「あー、それは、覚えていますよ。」 HUR(許)さんがわれわれのことをあまりにも鮮明に憶えていたので、 つい、「忘れました」といいそびれた次第。 一瞬の沈黙とちぐはぐな答え。 「そう言えば、「敦煌」へ行った時の第何次かの中国旅行でしたね。 韓国との合同旅行で、日本韓国合同対大連市代表の一戦をやりましたね。」 しかし、時、既に遅し。 HUR(許)さんの寂しそうなうしろ姿をぼんやりと眺めていました。

HUR(許)さん、岸原さんの「合宿ガイド」に写真をのっけといてよ。 写真が載っていないので、また、忘れそう。


◎ 展望台

車を降りて、さっそく、ダイブ岬の散策が始まりました。 うまくすれば、先頭のW号の人たちに会えるかもしれない、、そう期待しつつ ハイキングが始まりました。途中でKahngさんから、「この木はなんという木 ですか?」と尋ねられましたが、答えることができませんでした。 合宿では、樹木や花に強い人のそばにいたほうが良いな、、と感じました。 その後、らせん階段のような階段を登る展望台に到着しました。らせん階段を いくら登ってもまわりは、森しかみえず、こんなので、見晴らしがよいところ にでるのかな?と少し不安におもいまいましたが、さすがに展望台の一番上 からの眺めはよかったです。それにしても、Wさんはどこにいったのだろう? 展望台から「ヤッホー、Wさーん!」と大きな声でよびかけてみましたが、 返事がありません。「うーん、まいったなー」といいつつ記念写真をとったり していましたが、ちょっと先の下のほうに、歩いている3、4人をみつけました。 「あ、Wさんのグループに違いない」そうおもって、「おーい!!」と力強く 声をかけました。すると、その一行、ちらりとこちらをふりかえったものの すぐに、さっていってしまいました。どうも、まったくあかの他人だったようです。

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◎ 格闘

しばらく歩いていると、今度は海岸にでました。海岸には、数名がたむろして いました。 今度こそ、Wさんのグループだろう。確信したYさんが、「おーーーい!」 と声をかけました。。。ところが、やはり、今度もまた別のグループだったのです。 ダイブ岬、、我々しか、やってこない、という認識はあまかったようで、ここは、 わりと人が訪れるようです。

宋大植さん(Song Dae Sik)さんは、陽気な方です。なんでも息子さんが名古屋大学 に留学されているそうです。ツエをつきながら、鼻歌をうたっていました。 気をきかせて、「Oh、Your Name is song. so you are singing i see」と 日本人が声をかけ、ちょっと笑がおこりました。Songさんは、韓国ではTeacher をやっているそうで、囲碁部部長とも話がはずんだようです。

さて、海岸の岩べりに座って、昼食の時間になりました。皆、保養所でつくって もらった弁当を持参してきています。皆、あけて食べはじめましたが、そんな なかKIさんは、「あ、まずい」と苦笑いしておられました。なにがおこったの? とおもったら、「二個もってきちゃったよ。。」とのことでした。人数分、きっちり しかつくってないから、一人食べられなくなっちゃってるなー。 もし、このとき、食べ損ねた方、いらっしゃいましたら、次回、KIさんに おごってもらうと良いでしょう。

食事も終ったころ、ちょっと端のほうでさわいでいます。なにごとかとおもった ら、ウツボがいる、というのです。そこで、「杖でつついてみよう」ということに なりました。そこから、ウツボ対人間の格闘が始まりました。杖でちょっとつつく と、猛烈におこります。たまたま杖をもっていたため、対戦相手にさせられた Songさんでしたが、もしかしたら、彼にとっては、Dクラスの囲碁より手ごたえが あったかもしれませんね。(笑)

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◎ 再会

このあと、駐車場まで歩いて登り、そこで、W号、MA号とめでたく、再会となり ました。ここで、またまた、感想戦が始まりました。 「えー、どこいってたのよー!」「実はねえ....」「なんだ、そうだったのかあー」 「展望台はのぼった?」「うん、第一展望台も第二展望台もいったよ」 「ええ! 展望台って二つあるの?」 「それに洞窟もいったよ」「はあ? 洞窟なんてあったの??」

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いろいろと、話はつきませんでしたが、皆の表情はにこやかでした。 さて、このあと、どうする?? ここで、次の話がでましたが、韓国勢を 館山城につれていこう!ということになりました。「でも、行きたくない人も いるんじゃない」これにIさんが、「そうだよ、Ahnさんなんか、もう、 さっさと帰りたい、って顔にかいてあるよ」この言葉は日本語でしたが、 通じたのでしょうか。日本人も韓国人も、当のAhnさんも大爆笑でした。 結局、数名の韓国勢が館山城へ寄ったようです。


◎Too Strong!

ハイキング珍道記がおわって、合宿が再会されました。 Dクラスの韓国勢、どうも強い。あれよ、あれよ、という間に、二人とも11勝1 敗というすばらしすぎる成績になりました。二人は2段とのエントリーでしたが 対局をした日本人選手によると、「最低でも4段、いや、もしかしたら、5段くらい あるかも、、」とのことです。そんな人に白番逆コミでうった(うたされた!?) 方々、ご苦労様でした。彼らは、韓国側コーディネーターも碁をうったことが なくて、旅行前に「棋力はどのくらい?」と問い合わせたようなのですが、 「よくわからないよ」と返答されたようです。そこで、韓国側のてきとうな(笑)判断で 初段(1dan)とされて、申告してきました。

彼らのみならず、全体の段位が 低過ぎると判断した日本側コーディネーターは、その後、韓国側の段位を あげてもらうように調整お願いしました。しかし、調整を行なってつりあげても 依然、低過ぎたのですから、なんともひどい話でした。何人かのDクラスの 選手が、「You are too strong!」といって文句をいってましたが、Songさん、 「I don't know」ととぼけた表情で返答、、笑いをさそっていました。


◎花とちる!?

花碁の幹事Tさん、韓国側幹事のKahngさんとの4子対決、無理がたたったか、途中で中央の大石を捕獲されてしまいました。あまりのことに、大笑い、、花碁の雄、Iさんもあきれてみています。

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◎しめだされた!?

二日目、Mさんは、そろそろ寝ようかと部屋に戻ってみたら、鍵がしまっている。 同室のIさんがいるはずなのに、、、Iさんは、会場でみあたらないので、部屋の 中にはいって、鍵をしめてしまったに違いない、、、そうおもったMさんは、 おもいっきり、ドアをたたきました。「おーい、あけてくれぇ」ところが、 実は、Iさんはカラオケをやっていたのでした。。 とんだ勘違いでした、、