オール法人大会後期 1997


これが、人形町囲碁クラブだ!

1997年オール後期法人大会 Bクラス 人形町 VS IBMチームの対戦です。

IBM側 加藤、関口、吉田、松谷、高本

人形町側 貴代田高明、山下千文、沢井みゆき、榊原穂波、尾越

以下、大木部長の記事より

大将:貴代田高明
>(この人だけ男性、脱サラして碁会所経営をしているそうです。実力はさすがに そうとうなもので加藤さんがまかされていました。、池野さんもこの人を 知っていました。)

副将:山下千文
(有名な人ですね。関口さんとはかなりいい勝負だったようです。最後は時間が切れて山下さんの勝ち。////優しい美人顔から想像も出来ない位,関口さんの時間切れを見越してハッシハッシと叩き付けるように打ち進めていました。)

三将:沢井みゆき
(私の記憶では、確か長野の人で囲碁一家だったはずです。大矢プロに4子で勝った碁が雑誌にのっていたとおもいます。前にも囲碁大会でみかけました。岸原氏の友人の脇川氏は先で打っているそうです。この女性に勝った吉田さんは最初副将でエントリ−されていたが,山下千文の方と打ってみたかったなあと残念がることしきりでした。)

四将:榊原穂波
(この人が一番にぎやかでしたねえ。いれずみしていた(2か所)のはこの人。松谷さんはこの人と対戦、試合が終わって相手がまわりの人に名刺を配って宣伝をしていたときにすかさず、自分も名刺を相手に渡したチャッカリ者です。

五将:尾越?
(高本さんは、結局、この人に勝ちました。この高本さんんのその後の結果はというと・・・・・。なんでも内容は5戦全勝だったのに、結果は1勝4敗だったとか、、、榊原穂波氏に局後,負けてくれたら一枚脱いだのにいい!といわれ激しく動揺したのかもしれません!?

次は野次馬連中とは違い,直接対戦した当事者でもあるMatsuyaさんの詳報をお届け致します。


オール法人大会報告記 by 松谷さん

 今度の大会では、ちょっとした珍事があった。
 我々Bクラス一同は、スーパー小津杯で堂々三位になった
加藤さんを主将に、関口、吉田、松谷、高本といった古豪
が勢ぞろいして試合開始を待ちわびるのに、相手チームの
「人形町囲碁倶楽部」は一向に姿を見せない。
 これは不戦勝かと思っていると、審判長の挨拶が終わろう
かという時にどやどやと入って来て我々の前に腰掛けるの
を見ると、なんとうら若い女性ではないか。チーム5人の
うち主将を除く4名が女性とは、全国規模の囲碁大会では
希有なことである。しかも六本木のディスコから抜け出た
ような華やかさで、とても碁を打つといった風情ではない。
仲間の一人が、「山下千文さんがいる。」と言ったので、
初めてこれが対戦チームかと納得した次第である。
 私の相手はと言えば、タンクトップの肩や腕に TATTOO
シールをプリントしたイケイケ・ギャルのいでたちで、よく
見ると爪のマニキュアにもマークを入れている。石を置く白
い指先に心を奪われていると、いきなり強手を打たれて目か
覚めた。なんと自分の弱石を放置して、わが黒石に襲いかか
って来たのだ。正に大連での中国棋士を彷彿させる打ち振り
だったが、さすがに無理だったようで形勢を損じ、とうとう
大石が死んで投了となった。
 ふと盤上から目を離すと、我々の回りに人だかりがして、
この対戦が注目の的になっていた。吉田さん、高本さんも
勝って感想戦も一段落した時に、件の TATTOO 嬢が、
「勝たせてくれれば一枚脱いであげようと思ったのに」と負
け惜しみを言った。「一枚ぐらいだったら、私だって」と他
の二人も声を合わせるのに、傍で見ていたOOさんが、
「いやいや、もうそのままの姿で十分ですよ」となだめた。
「人形町囲碁倶楽部ってどこにあるの」とKOさんが聞くと、
待ち構えていたようにチラシを出してきて手渡した。
 営団日比谷線・都営浅草線 人形町駅より徒歩1分

 若い5名の女性高段者が、無料で、お相手します。
と印刷してあり、席料2千円と割高なのも妙に説得力がある。
近くの箱崎に会社があることを告げると、「わあ、じゃあ遊
びに来て下さい。」と嬌声を発して名刺を配り始めた。
 裏を返すと、半面に倶楽部の地図が刷ってあり、そのわき
に
「ほなみは 月・木(〜PM5:30) 水・土(〜PM11:00)に
お待ちしています。」と緑の丸文字で書き足している。
 「これは一度寄ってみないといけないな。」と誰ともなく
つぶやくと、「是非来てね」「お待ちしてます」と口々に唱
え、賑やかなことこの上ない。
 「Bチームはこれだけで今日来た価値がありますね。」と
言われる中で、唯一対戦相手が男性だったKAさんはぶ然と
していた(但し、彼はその後骨抜きにならず,連勝してチーム
の枠抜けに貢献した)。
 男ばかりの会場にあって、我々の居る一隅だけが異様に盛
りあがっていたが、やがて次の対戦相手も決まり、席替えと
なった。別れ際に、「意地悪なお兄さんにいじめられてしま
った。」と言い残して彼女たちは席を立っていった。