2007年度日韓IBM囲碁交流大会記
第18回日韓IBM囲碁交流大会旅行記
2007年10月26日(金)~10月30日(火)
日本側参加者 兵藤、谷野、木谷、牛島、柴田、中山、安田、佐藤、古川、髙本
ポール夫妻、浅田夫妻、油谷、兵頭 合計16名
10月26日(金) ポール夫妻 10月24日からソウル滞在
関西組 浅田夫妻、油谷、兵頭 関空より先着
牛島 大連から遅く着く
成田から 他9名
大韓航空 13:55 成田発 仁川空港着 16:00 リムジンバス
両替 レート 7.79 ウオン/円
ティファニーホテル
リムジンバス で1時間半 リベラホテル駅下車 Kimさんの出迎えを受ける。
Kimさんは毎回仕事の忙しい中出迎えくれる。 親切な方だ。
ティファニーホテル チェックイン
金さんの案内で夕食 韓国家庭料理 70種類のバイキング
ティファニーホテルに関西から参加の4名と 濃霧で遅れた牛島さんを
含め全員顔を合せた
10月27日(土)
どじょう料理
キムさんが早朝7時にホテルに出迎え、朝食はどじょう料理、ホテルから
漢江の大きな橋を渡ってどじょう料理のレストランまで散歩した。早朝から
日本人16名の散歩隊列は奇妙な光景に映ったことだろう。
店のショウウインドウにはなまずやどじょうが大量に集められていた。
どじょうはてんぷらで出された。
日韓交流囲碁大会
朝食後は地下鉄で道谷(ドコク)の韓国
IBM事業所に向かう。囲碁大会に参加しない佐藤さんと女性3人は市内観光
に出かけた。
いよいよ第18回日韓IBM囲碁交流大会の始まりである。若い韓国側の
幹事さんであるParkさんの歓迎の挨拶、永い間の友好と親善は貴重なものだと
挨拶された。韓国側の参加者は7名Jang8段、Yang6段、昨年まで幹事を務
めたLee6段、 OBであるChoi6段、Park6段、Lee5段、Kim4.5段
Kahngさんは囲碁大会には参加できず、明日Jejuに合流する。
5段以上のAクラスと4.5段以下のBクラスに分かれて4回戦から5回戦の対局、
昼食は焼肉がメインの韓国風幕の内弁当、夕方6時までたっぷり囲碁交流を楽しんだ。
日本側の19勝15敗で今回は日本側の勝ち越し。Aクラスは4戦全勝の兵頭さんが優勝、 2位Jangさん 3位は3勝2敗の古川さん、谷野さん、Yangさんの3人。Bクラスは木谷さんが4戦全勝で優勝、2位は3勝1敗のポールさんと、Leeさんの二人。
今回特別参加の兵頭さんは兵庫県加古川市在住、私は2度参加したことのあるUS Go Congressでお会いしている。 2度とも日本から大勢(30名くらい)のグループを引率して参加しておられた。今回の韓国ツアーについてはポールさんから紹介されたそうである。USでは確か6段のランクで碁も強い方と認識していた。この日韓交流戦では遠慮されて6段でエントリーされたので、当然の優勝だったはずである。 私たちの幹事である兵藤さんと兵頭さんは同名が紛らわしいので、兵頭さんはストロング兵頭さん、我々の兵藤さんはウイーク兵藤さんと呼ぼうということになったが、ウイークでは兵藤さんに気の毒なので、スマート兵藤さんと呼んで区別することになった。
囲碁大会の後は懇親夕食会、観光組の4名も揃って海鮮しゃぶしゃぶ屋に向かう。
参加者全員がショートスピーチをして盛り上がった。ここでも永い間の友好と親善を
称える人が多かった。こうして第18回日韓親善囲碁大会は成功裏に終了。
3年前は京都で開催されたが、そのとき会場となったホテルオーナーの浅田さんがご夫妻で参加されたので、「来年は再び、京都に集まろう」ということになった。
10月28日(日)
Jeju島へ
今日からオプショナルツアーで2泊3日のJeju島(済州島)観光である。日本側参加者14名名(ポール夫妻、浅田夫妻、油谷、兵頭、兵藤、谷野、木谷、柴田、中山、安田、佐藤、髙本) 牛島さん、古川さんはJeju島観光に参加しない。
韓国の参加者はJangさん、Parkさん、Kahngさん、Kimさん、Leeさんの5名、韓国グループは日本グループより30分あとの便。
日本人グループはホテルに近いJaedam駅から地下鉄でKimpo空港まで行くことにした。なんと地下鉄運賃は1900Wonであった。リムジンバス9000Wonよりはるかに安い。この日は日曜日でもあり、Jeju島便はほぼ満席。1時間半のフライトでJeju空港に到着、さすがに韓国のハワイといわれるjeju島は暖かい。
早速迎えのマイクロバスで宿泊するハンファというコンドミニアムに向かう。1時過ぎについてコンドミニアムにチェックインし、韓国グループの到着を待つ。
Jeju島は朝鮮半島の南西に位置し、島全体が特別自治道、横に長い楕円形をしており、北半分が済州市、南半分は西帰浦市の2市からなる。島の中央にハルラ山(漢拏山)があり、
1950mの韓国最高峰である。このハルラ山、城山日の出峰、万丈窟の3ヶ所が韓国最初の世界自然遺産に登録されて風光明媚な観光地、ゴルフ場やマリンスポーツ施設も充実し、海産物の豊富なところである。地図を見ると日本の対馬よりはるか南方に位置し、緯度は四国あたりである。大きさは日本の淡路島くらいと思われる。
Photo of Mt. Halla(ハルラ山の写真) 提供:佐藤 元 氏
コンドミニアムでは6室借りて各部屋にはツインベッドとオンドルの効いた部屋があり4人収容できる。韓国IBMの保養施設で料金は格安とのこと。ハルラ山の東北麓にある。
空港からバスで30分。
韓国組も到着し、コンドミニアムの韓国料理レストランで昼食、ビビンバを食べた。
海産物が多く含まれ美味であった。
レストラン横のバルコニーにて 写真提供:油谷 茂 氏
Kimさんの説明ではJeju島は3つのことで有名だという。1つは風、コンドミニアムのレストラン横のバルコニーに出ると海から強い風が吹く。空港に着いたときは南国の蒸し暑さを感じたが、ここではもう寒いくらい、強風のためである。
2番目は石、バスからもしばしば路傍に見られたが、小型のモヤイ像のような済州の守護神トルハルパンがあり、畑の境界には石が積んである。3番目は海女、自然環境の厳しいこの地では女性がよく働くのだそうである。
昼食後は部屋で碁を打った。囲碁交流Jeju島大会の始まりである。
夕食はレストランのマイクロバスをチャーターして海岸に近い海鮮料理屋に出かけた。
鯖の味噌煮が大皿で出されていたが唐辛子入りの赤い汁なので、味見程度にし、太刀魚の塩焼きは塩加減もよく美味しく食べた。 夕食後、カジノに出かける人もいたが、コンドミニアムに戻り、碁を打った。
10月29日(月)
馬羅島
Kahngさんをリーダーに木谷、兵頭、佐藤氏の4人はハルラ山登山に早朝からでかけた。往復18キロ10時間予定という。
私たちは大型観光バスをチャーターして1日Jeju島観光、ハルラ山をまくように山道を南にとり、島の南側にでる。道中は時節柄一面のすすきで深い秋の風情、そのすすきはすべて頭を垂れている、これもJeju島独特の光景で思わず、一句浮かんだ。「風強し頭を垂れる薄かな」。韓国最南端を示す石碑のある景色の良い海岸で小休止し、馬羅島行きフェリー乗り場に向かう。馬羅島は最南端から更に南にあり、まさに韓国の最南端である。
フェリーは荒波をぬい、いか焼きや、のしたカワハギを楽しみながら40分、荒波の打ち寄せる最果ての馬羅島に到着、天気は快晴だが、荒波と強風で最果ての島を実感する。
島に上陸すると、ゴルフのカートのような電気自動車で島を一周した。帰りのフェリーを待つ時間にも強風は容赦なく吹き付け強風を避けるのに苦労した。 馬羅島観光後、チェジュ島に戻りヘビーなランチをとるという。チェジュ島名物の黒豚の焼肉、厚い肉をはさみで小さく切って食べるのだが、確かにボリュームがあった。親子のウエイトレスが誠心誠意サービスしてくれたが、昨日Kimが話した女性がよく働くということを思い出して感心した。
中文大浦海岸柱状節理
柱状節理といえば日本では福井県の東尋坊を思い出すが、チェジュ島の南岸にある中文大浦海岸は大型の柱状節理海岸となっている。数百メートルに亘り歩きやすい散策道が設けられており、ゆっくり海岸美を見て回った。近くには円形の国際会議場があった。
ハルラ山登山組は予定より下山が遅れているとのことで、観光組はコンドミニアムに戻り、休憩をとった。登山組は20キロくらいを10時間かけて往復したとのこと、道中紅葉が最高だったと話していた。
全員が揃い、夕食に向かう。チェジュ島の北岸に港があり、海鮮料理店が数軒軒を並べている。どの店も店の前にいけすがあり、活魚が元気良く泳いでいる。たいや平目サザエやあわびなどの貝類も多種である。最も大きい店にはいる。まず大皿に鯛の刺身、次に貝類を盛った大皿、あわびやサザエとともに、たいら貝が盛られていた。たいら貝は幼少の頃ふるさと長崎で食していたので、懐かしい思いであった。チェジュ島から東に行けば長崎県にあたるわけだから、魚種は長崎と同じようなものだ。
生きたタコも出た。口の中に吸盤が吸い付くのである。 今日の夕食は刺身の種類の多さにおいて抜群で、日本であれば超贅沢であろう。 アレンジしてくれた韓国の人達に感謝しなければならない。
コンドミニアムに戻り最後の夜も遅くまで囲碁を楽しんだ。
10月30日(火)
城山日の出峰
今日の観光は島の東北部にある城山日の出峰 韓国で最初の世界自然遺産に登録された
風光明媚なところである。 海に突き出た小高い丘は高さ100m、頂上はお椀のように丸くくぼんでおり、緑で覆われている。 バスを降りると、整備された石段を登ることになる。東には海が広がり、日の出が美しく眺められるので、日の出峰と名付けられたのだろう。路傍には紫色の可憐な野菊が咲き乱れコンパクトではあるが、明るく美しい景色を堪能することができた。
10・30 日の出峰にて(済州島の東南端に突き出た峰の中腹から本島側東端を撮った写真)写真提供:油谷 茂 氏
観光後は近くのレストランで海鮮味噌汁の昼食をとった。
ソウルの囲碁大会には参加できなかったKahngさんから挑戦され昼食をとりながら磁石碁盤で対局した。 序盤から優勢を意識しながら打ち進めたが、一手の緩着をとがめられ大石を獲られ負けてしまった。
榧子林
昼食後は兵頭さんが希望されていた榧子林の観光である。榧の木は碁盤の最も高級な素材である。そこには数百本の榧の木があり、森林浴に良いと案内されている。1時間位の
散策であったが、樹齢830年の老木があった。榧の木は平らなところより、斜面とか、崖の上に生えやすいと言われている、5~6寸の碁盤がとれるような立派な木は一本もなかった。節が多く曲がりくねった木ばかりであった。立派な碁盤を作るには相当大きな木でなければならない。榧の碁盤がいかに貴重かこの林をみて実感した。
10・30 榧子林(ひしりん)の830年の老木をバックにして写真提供:油谷 茂氏
*(榧は「ひ」または「かや」と読みます)
バスの中ではJeju島囲碁交流戦の結果が発表され、スマート兵藤さんが全勝優勝。
韓国のParkさんやKahngさんはもう1ヶ所おそらく万丈窟の観光を予定していたのだと思われるが、それよりもお土産を買う時間を取って欲しいとお願いし、観光はこれで終わり、Jeju島のスーパーマーケットに案内してくれた。大方の人が韓国海苔を買った、更に韓国側から、日本側参加者全員にやはり、韓国ノリをお土産として贈られた。
こうして楽しかったJeju島オプショナルツアーを終え、Jeju島空港からポール夫妻はソウルへ、関西組みは関空へ、関東組は成田へ別れた。
毎度のことながらソウルで韓国IBM事業所における囲碁交流戦、その後の快適なオプショナルツアー 韓国の仲間は忙しい仕事を抱えながらよく準備してくれて暖かく迎えてくれる。 日本側は今回多様な参加者ですべてについて韓国側と連絡をとりながら航空券手配や宿泊予約を行ってくれた兵藤さんに感謝しなければならない。また会計係りを引き受けていただいた谷野さん、木谷さんご苦労さまでした。 以上
2007年 11月 記 髙本
| 開催日:2007年10月27日(土) | |||||||||||||
| 試合会場:韓国IBM本社 社員ルーム | |||||||||||||
| 対戦相手 | 高本 | 浅田 | 兵頭 | 谷野 | 油谷 | 古川 | Jang | Yang | Lee | Choi | 勝 敗 | ||
| 名前 | |||||||||||||
| 高本 7段 | × | × | × | ○ | ○ | 2-3 | |||||||
| 浅田 7段 | × | × | × | ○ | ○ | 2-3 | |||||||
| 兵頭 6段 | ○ | ○ | ○ | ○ | 4-0 | 優勝 | |||||||
| 谷野 5.5段 | ○ | × | ○ | × | ○ | 3-2 | 3位 | ||||||
| 油谷 5段 | ○ | ○ | × | × | ○ | × | 3-3 | ||||||
| 古川 5段 | ○ | × | × | ○ | ○ | 3-2 | 3位 | ||||||
| Jin Ho Jang 8段 | ○ | ○ | × | × | ○ | ○ | 4-2 | 2位 | |||||
| Tae Bong Yang 6段 | ○ | ○ | × | ○ | × | 3-2 | 3位 | ||||||
| Jong ik Lee 6段 | × | × | × | ○ | × | 1-4 | |||||||
| Jong Jin Choi 6段 | × | × | × | × | ○ | × | 1-5 | ||||||
| 日韓対抗成績 | 日本・USA | 韓国 | |||||||||||
| Aクラス | 13 | 9 | |||||||||||
| Bクラス | 6 | 7 | |||||||||||
| 合計 | 19 | 16 | |||||||||||
| 開催日:2007年10月27日(土) | ||||||||||||
| 試合会場:韓国IBM本社 社員ルーム | ||||||||||||
| 対戦相手 | Anderson | 中山 | 兵藤 | 木谷 | 柴田 | 牛島 | Park | Lee | Kim | 勝 敗 | ||
| 名前 | ||||||||||||
| Paul Anderson 4.5段 | ○ | ○ | × | ○ | 3-1 | 2位 | ||||||
| 中山 4.5段 | × | ○ | × | ○ | 2-2 | |||||||
| 兵藤 4.5段 | × | × | × | 0-3 | ||||||||
| 木谷 4段 | ○ | ○ | ○ | ○ | 4-0 | 優勝 | ||||||
| 柴田 3段 | ○ | ○ | × | × | 2-2 | |||||||
| 牛島 3段 | × | × | × | × | 0-4 | |||||||
| Bum Soo Park 6段 | ○ | ○ | × | × | 2-2 | |||||||
| Jin Ho Lee 5段 | ○ | ○ | × | ○ | 3-1 | 2位 | ||||||
| Chang Sun Kim 4.5段 | × | × | × | ○ | ○ | 2-3 | ||||||