2003年度内閣総理大臣杯全国社会人選手権大会 結果報告

IBM関東囲碁部、Bクラス、Cクラスで優勝!


関東囲碁部報(2003-44)内閣総理大臣杯社会人選手権囲碁大会

さる11月2日に開催されました内閣総理大臣杯社会人選手権囲碁大会に
つきまして、先に報告の速報に続き詳細をお届けいたします。

既報のとおり、Bクラスで優勝、Cクラスで1位から4位まで独占という
輝かしい成績をあげました。

第1回戦が終った時点でIBMのすべてのチームはコンピューターの会社らしく
勝敗の結果はすべて(0,1)ならぬ(0,3)の組合わせでした
(3−0で勝った7チーム 0−3で負けた1チーム)

以下各クラスの詳細をお伝えします。

無差別クラス  予選突破ならず 
池上 均、関口哲夫、遠藤隆雄

 日本放送協会    3-0
 リバティ           1-2
 NEC             1-2
 
 幹事苦難のチーム誕生でしたが 生まれてみれば超一流のメンバー構成と
 なりました
 無差別クラスは 4社づつ2ブロックです もう一つの山にも 東京都庁・
 三菱商事・UーCAN・NHK学園の強豪が名を連ねています
 他のクラスとは違って1ブロック2位までが枠抜けとなり4チームが
 トーナメント方式で改めて優勝を競います
 緒戦 日本放送協会に 3−0で快勝し順風満帆と見えましたが 続く
 リバティ、NECにいずれも惜敗し決勝進出はなりませんでした
 碁の内容は勝っていながら時間切れに泣いた試合が2つもあり残念でした
 主将を務めた 池上さんは堂々の3連勝です
 このクラス優勝は昨年に引続きU−CANが制覇しました

Aクラス 予選突破ならず 
吉田嶽彦、松谷 治、高本 正

  東京都庁        0-3
  セイコーエプソン   1-2 
  交通営団      3-0 

第一戦目に、いきなり東京都庁に3連敗 この時点で予選落ちがほぼ決定
してしまいました それでも徐々に調子を上げて最終戦対交通営団には
3−0の圧勝で締めくくりました、

Bクラス−1 予選突破ならず
山口宗一、及川捷三、池野 晃

 日立製作所         3-0
 東京コカコーラボトラーズ  3-0
 東京都庁                   0-3
 
 初戦、2回戦と快調にとばしチーム6連勝 枠抜けの期待も掛かりましたが
 最終戦 東京都庁に全員討ち死に ただ単に2回戦までのクジ運がよかった
 だけのようです メンバー全員が同じパターンの勝・負で恨みっこなしで
 終りました

Bクラス−2  優勝!
西村正紀、斉藤一郎、立石 進一

 毎日コミュニケーションズ 3-0
 交通営団         2-1
 東電管支部          2-1
 東京消防庁         3-0
 東京都庁          2-1 

Cクラス−1  4位
日紫喜一史、水田幸夫、田中啓一

 トプコン           3-0
 サンシャインー1     2-1
 NEC               2-1
 日本IBM 2            0-3
 日本IBM 3            0-3          
 
Cクラス−2  準優勝!
久家達夫、石田 造、恩田賢一

  東京都庁                  3-0 
  長谷工コーポレーション    3-0
  東電管支部                2-1 
  日本IBM 1                 3-0
  日本IBM 4                 0-3
   
Cクラス−3  3位
谷野正義、新名宏志、古川 康雄 

 JR東海囲碁クラブ   3-0
 日本コムシス          3-0
 東京消防庁            2-1
 日本IBM 4             1-2
 日本IBM 1             3-0

Cクラス−4  優勝!
羽山昭次、大木 建志、湊 信幸

 サンシャインシティ 2    3-0
 ウシオ電機               2-1
 日立製作所              3-0
 日本IBM 3                2-1
 日本IBM 2                3-0 
    
 成績優秀者

   B-2クラス主将 西村さん  5戦全勝
     C-4クラス副将 大木さん  5戦全勝
     C-4クラス三将 湊さん   5戦全勝
     無差別   主将 池上さん  3戦全勝
   B-2クラス三将 立石さん  4勝1敗
     C-2クラス大将 久家さん  4勝1敗
     C-2クラス三将 恩田さん  4勝1敗
     C-3クラス主将 谷野さん  4勝1敗
     C-3クラス副将 新名さん  4勝1敗
     C-3クラス三将 古川さん  4勝1敗
 
名伯楽 佐藤師匠

対外戦大会幹事の仕事は選手集めの苦労と組合せの手腕  
今回 無差別クラスの申込は池上さん一人だったため 一時はエントリーを
諦めてAクラスからの参加を検討していたが 佐藤師匠(新6段)は終盤
持前の粘りを発揮して忙しい 遠藤さん関口さんを引きずり出してきた
従来の金沢さん中村さんに代わって池上さんが主将を勤めたがここでも
池上さんは3戦全勝 底知れぬ強さを見せてくれた 枠抜けさせて全試合の
結果を見たかったものです(そのチャンスは充分あったようです)
B-2の優勝 Cクラス全チーム枠抜けも佐藤氏の組合せの妙が力を発揮した
同じように見えても別の組合せではまったく別の結果となっていたでしょう
しかも本人は強いにも拘わらず監督業に撤していました
その功績を称えて打ち上げはご招待となりました

最弱6段 B-1チーム

入賞の貢献を果たせなかったメンバーは せめて最後まで他のメンバーを
応援しようということで残りました ただ待っているのも退屈(?)なので
Y口 O川 I野(各6段)がそれぞれ同じ人に2局ずつ対局して
リーグ戦をやり 最弱の6段を炙り出そうということになりました
これは名誉の懸かったプレシャ−戦です 必死になって考える姿は
大会本番以上だったのではないでしょうか 休日出勤後の応援 K原さんが
それを見て勘違いしたほどです
このリーグ戦の結果は3名が他の2名に対しそれぞれ1−1となり
最弱6段の決着はつきませんでした ヒョッとすると全員が最弱6段の
チームだったのかもしれません 佐藤最強6段に一服盛られたのかもしれません

内閣総理大臣杯第3回大会Cクラス自戦記 (古川康雄)

最初Cクラスのメンバー表を見た時もしかすると4チーム共ワク抜け
するのではと予感がしましたが、結果3回戦が終わって見事IBMの
優勝、2位、3位、4位が確定することとなりました。

1回戦の相手はJR東海さんで私の黒番です。 
初戦ということで布石は堅く星からのスタート。
中盤までは黒がうまく打ちまわして右隅から下辺にかけて大きな地模
様ができたのに対し白は左辺への黒の打ち込みへの対応がアマく形勢
を損ねた。
周りを見渡しても黒にはあぶない石もなく地合いでは大勝の形勢かと
思われた。
ところが思いがけなく切られないよう注意して手を入れていた左辺か
ら中央への大石が右辺との連絡をうまく断たれてしまい眼2つが難し
くなってしまった。この大石に眼2つができるのだろうか。
かなり危なかったが必死のシノギでシッポを10子ぐらいを捨てて何
とか2眼で大石を活きることができて白投了となった。
谷野さん、新名さんも余裕の勝利でした。

2回戦の相手は日本コムシスさんで私の黒番です。
序盤黒は上辺模様、白は左辺の模様で対抗。
中盤黒は白右辺3間ビラキへの打ち込みから上側部分を取り込むこと
ができ上辺から右上隅そして右辺にかけて大きな確定地となりはっき
り優勢となった。
終盤白にうまく打たれ黒右下隅の石がコウに持ち込まれてしまった。
コウ材も少ない。ところが勝利の女神は私に味方をしてくれたようで
必死のコウ争いをしている最中何と白の種石2子を取る手を発見し先手
で活きることができて白投了となった。
谷野さん、新名さんも余裕の勝利でした。

3回戦の相手は1回戦不戦勝、2回戦3−0の東京消防庁さんでワク抜
けを賭けた戦いで私の白番です。
序盤はお互い堅く打って互角の形勢。
中盤黒が右下隅3々に入って白地をうまく荒らしたようだが先手を意識
して他方面へ打ってしまった。黒は悪くてもコウになると思っていたよ
うだが白追求の結果無条件で死んでしまった。手をいれられていれば形
勢不明だったが黒の見損じでラッキーな勝利。
新名さんは余裕の勝利でしたが谷野さんが負けていたのでワク抜けのた
めの貴重な勝星となりました。
3回戦が終わって何とCクラスは4ワクともIBMがワク抜けとなりま
した。準決勝、決勝は社内大会の様相となりました。

準決勝の相手は湊さんで私の白番です。
湊さんとは何度か対戦しているが最初は良いのだが終わってみれば負け
ているというパターンが多い。どうも相性が悪いようです。
序盤は黒左辺、白右辺への展開で互角の形勢。
中盤上辺の攻め合いで白が勝ち、左上隅進入の手まで残り白かなり優勢
となる。その後右辺の攻め合いから右辺下の白の石がコウに持ち込まれ
てしまった。コウに勝てれば勝ちと判断したのが間違いだった。
コウをついで活きることはできたがコウダテで上辺を復活され且つ左上
隅への手段もなくしてしまった。並べてみれば黒盤面20目ぐらい勝ち。
コウに負けて打っていれば白がまだ良かったようです。
谷野さんは羽山さんに勝っていたが、新名さんが惜しくも大木さんに負け
て1−2で決勝進出はなりませんでした。 

3位決定戦の相手は最近上り調子の田中さんで私の黒番です。
序盤は白が若干アマく黒右上隅から右辺にかけての大きな地模様となる。
しかしその後の白の打ちまわしが良かった。
今回はいつもの田中さんと違い無理に石を取りにこない。
白は黒が打ちそびれていたところを次々と先着し一気に形勢不明の状況
までもっていくことができた。この後も白がうまくヨセて終盤では黒コ
ミを出すのが難しい形勢となった。黒は最後の粘りで左下隅白石に突入し
てコウに持ち込みコウダテで2子を取り込むことができ又形勢不明となる。
並べてみれば盤面黒8目勝ちで田中さんは残念な勝ち星を逃しました。
谷野さん、新名さんも勝ちで3−0で3位入賞。

優勝:IBM4
2位:IBM2
3位:IBM3
4位:IBM1

尚、優勝したIBM4の大木さん、湊さんは5連勝でチームの優勝に花を
添えました。

こぼれ話

□ 独占の弊害!?
表彰式の司会の方は、いつも、たんたんと、表彰されるチームをよみあげる
だけですが、Cクラスの表彰で、異変がおこりました。
「優勝、日本IBM」そして、選手が壇上にあがり、表彰され、賞品を手渡され
ます。「準優勝、日本IBM」そして表彰。「3位、、やはり、日本IBM」
場内にもどよめきがおこりました。「4位、、(やっぱり)日本IBM」
最後は、さすがの冷静な司会の方も苦笑まじりの表彰よみあげでした。
会場もそれにつられて、苦笑。
Cクラス独占は気持ちがよかったですが、次回からは、すこしクラスを
あげようとチーム内で充実の声があがりました。

大会幹事 佐藤勝久、池野晃

IBM関東囲碁部 

□ 成績と写真
 簡単なスナップショットと、全成績は、以下に掲示してあります。
 http://ibmkigo.dtdns.net/IGTP/sz02g.html

以上


スナップ写真集


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個人全成績
チーム氏名1回戦 2回戦3回戦4回戦5回戦勝敗
無差別クラス
無差別池上 均

3-0
無差別関口 哲男 ××

1-2
無差別遠藤 隆雄 ××

1-2
Aクラス A1
A1吉田 嶽彦 ×

2-1
A1松谷 治 ××

1-2
A1高本 正 ××

1-2
Bクラス B1
B1山口 宗一 ×

2-1
B1及川 捷三 ×

2-1
B1池野 晃 ×

2-1
Bクラス B2
B2西村 正紀 5-0
B2斉藤 一郎 ××3-2
B2立石 進一 ×4-1
Cクラス C1
C1日紫喜 一史 ×××2-3
C1水田 幸夫 ×××2-3
C1田中 啓一 ××3-2
Cクラス C2
C2久家 達夫 ×4-1
C2石田 造 ××3-2
C2恩田 賢一 ×4-1
Cクラス C3
C3谷野 正義 ×4-1
C3新名 宏志 ×4-1
C3古川 康雄 ×4-1
Cクラス C4
C4羽山 昭次 ××3-2
C4大木 建志 5-0
C4湊 信幸 5-0