花碁会 2000年 11月度 月例会結果報告
桜組(Aクラス) (入賞者を囲んで)
優勝:谷野 新四段、さっそく決めた!(4−1)
2位:池野師匠、ライバル、佐藤戦を制して(3−2)
3位:佐藤師匠、古川さんに意地を示した(3−2)
桃組(Bクラス)
優勝:尾崎さん、ちょっと腕が違います!(4−0 )
2位:木田さん、やられました、一年ぶり出場なのに(3−2)
3位:國吉さん、やったね、連続の入賞(3−2)
11月11日(土)は、1が4つも続くからという訳でもあるまいが、
案内した頃とは大違いの気持ちいいお天気。 11月 花碁会・月例会は、
その気持ちいいお天気の中、川崎事業所・9F社員ルームにて予定通り
開催されました。 初参加の村田氏をお迎えし、12人の参加者は、一日
たっぷり花碁で楽しみました。 苦しんだ方もおられたでしょうか?
苦楽を共にするとは良く言ったものです。 ん...ちょっと違うか(^_^ ?)
今大会は趣向を凝らし、今までのA・Bクラス分けではなくオープンの
2グループ総当たり戦を予定していました。 しかし、手合いが大きくかけ
離れた対局ばかりになったらどうしようと思い直し、通常のクラス分けとし
ました。でも、オープン戦を楽しみに来られた方にゴメンナサイ、だけでは
申し訳ないので館山合宿を参考に、最終5戦目はAとBの交流対局としま
した。(横並びが欠けて仕方なく、合宿と違い抽選にて対局者を決めた。)
ただし、対戦表は作成済みのため、桜組(Aクラス)と桃組(Bクラス)と
なったままで記入していただきました。
さて、大会は両クラスとも出だし2連勝したのは一人づつ(池野・尾崎)
と混戦模様。そんな中、Aクラス覇者は、館山合宿でブッチギリ優勝し、
4段を許されたばかりの谷野さん。佐藤・池野良師にキッチリ勝ちきり、
さっそくその実力のほどを披露しました。 はてさて、それとも花碁会からの、
四段昇段、お祝儀だったか!$(^_^ ?) 。 大会後のインタビューに
”両師匠に勝っての優勝はハッピーでした”と嬉しそうに答えておりました。
2・3位には、させてはならない両師匠にやられました。
連続の全勝優勝でうなぎ昇りに16点上げて、一つ勝てればという思いの
古川さん、また、スタート時から順調に17点も上げてきた石田さんだと
荷がちょい重かったか? (お二方には真に失礼(^_^)
そして、Bクラスは、しばしば(参加者奇数の時)最後の頼み綱として
助けていただいている尾崎さんが、このクラスでは腕がちょっと違うよ。
と軽く4連勝し、最終局を待たずして優勝を決めました。
2位には、一年ぶりに参加された木田さん、苦手の時計も克服した模様
?? 忙しいとは言いつつもどこかで腕を磨いていましたか? 磨いていな
かったなどと、本当でも言わないで下さいよ。花碁で熱心に研鑚を積んで、
実力を相当着けたと思い込んでいる?御仁(私だけ?)がいるのですから。
3位には國吉さん、先月、2位でしたから連続の入賞でした。 こちらも
じわっと実力を着けてきている証拠、みなさん、うかうかできませぬぞ!
(今村さん、ゴル振って雲行きじゃなさそうですよ(^_^ ? )
では、お待ちかねの観戦記をお楽しみください。今回は、各クラスで
唯一緒戦から二連勝した池野・尾崎さんにプレッシャーをかける意味も
あり、2戦完了後お願いしました。尾崎さんには通用しなかったが...。
(前記) 池野師匠にも同 。(自戦記を見るとかえって楽しんでいる様子!
そして、記はいつもながら生き生きしており碁よりもキレル感じ。
道を誤ったか?(^_^) 尾崎さんの理論的自戦記も、下位者におおいに
役立つ参考書ともいえる逸品!。
***** A クラス 観戦記 *****
ここから、BY池野師匠 (自戦記)
先日、東日本大学OB/OG対抗戦に駆り出されました。
我々は親善試合の感じのするCクラス。その代わり、何故か上海連合
(これが強い)とか、東大、中央大女子囲碁部員のチームと戦うことに
なり面白い大会でした。中央大の元お嬢さん、失礼、元女子学生との
試合では、「女性の場合の段級位は、申告制ですから9子置かせて頂
きます」 「自由置碁ですから」と言って(知らなかった)、コゲイマジマリを
四隅に向い合せて8子使い残りの1子を上辺の星に置いた。
なす術もなく天元に第一着、そこからビーム光線でも出すように、黒と
黒の隙間に打ち進めているうちに、黒の大石が懐に入り勝負になって
しまった。 ヨセになってその石が動いてくるので、それは死んでいると
思いますが…と、「キャー .....! 知らない間に切られている ! ! . . 死んで
いる !!!」 騒ぎをよそに 黙然と 「やはり私は道を間違えたようだ、
本当は剣の達人だったのだ。」ただ、いかんせん、本人が知らない内
とはいえ、女性を切ったのは後味が悪い、貴重な女性の囲碁愛好者を
一人減らしたかもしれません。 余談が長くなりました、さて実戦です。
池田(重)戦
湯河原の合宿では確か私が 先・二の感じで打っていましたが、今日は
池田さんが私に二子。恐縮している風情もありましたが心配は無用です。
慣れています、これが花碁会です。実戦不足をかこっていたとおり 中盤、
池田さんに隅と辺との繋がり具合に勘違いがあり、私に切られてしまい
ました。隅の一合マス(2段コウ)を単独で活きねばならず形勢が細かく
なってきました。そして最後の最後 オイオトシでもないのに 一目クワセテ
から詰めてきました。 これが致命傷 ピッタリ私の半目勝ちとなりました。
佐藤戦
私の先番(コミ出し5.5)。相手に時計を押してもらってから、しばし瞑想
(いつも私が地を稼ぎ、模様を張られてから消しに行き苦しんでいる)
それならば(最初から模様を消しておけばいい)とひらめき、第一着を
天元。 大会後の飲み会で佐藤さんは、「よっぽど天元の石に白石を
くっつけて、ハネてきたらキリチガエようと思った」と述懐していたとこ
ろみると、(師匠に対し天元打ちとは…)と少し怒っていたのかもしれま
せん。碁の方はコウで振り変わった大きい白地に残っている黒石で
活きを狙ったが、佐藤さん(黒死は読みきっていた)が、(どう打っても
活きるはずが無い)と打った白の手が外れで活きてしまった。
穏やかな師匠を多少でもキレサセタのが勝因かもしれない。
古川戦
品のいい強さを発揮し続け、三子局から今回初めての二子局。
私は模様の碁に持っていったのに、片側だけ張った後 相手の黒地が
大きく見えて、一貫性が無かった。 それでも消しにきた黒石を切断し、
その一団の活きを難しくした。結果的には黒の尻尾しか白は手に入らず、
懸案のスミを黒に手をつけられ、取られてしまった。そこは、その前に白
が手入れをしているいにも拘わらず、情けないところなのである。
それで碁は白負けなのであるが、中央の難戦で私は黒の時間切れを
読み切っていた。
私に切られのは、石や心ばかりではないのです。
谷野戦
三連勝もすれば避けて通れない人が出てくる。
しかも何故かまだ三子局。 後の飲み会で、「池野さんは、始めから勝て
ると考えていないような打ち方だった」とその時、隣で打っていた古川
さんに指摘されてしまった。(そんなことも無いのだけれども、お釈迦様
の手のひらで暴れる孫悟空みたいなもので、何をやっても谷野さんは
御見通し、為す術がないのです。)
そんなことで その飲み会の席で力のある人が思う存分力試しの発揮で
きる「オープン戦(オール互先)」をやりましょうと田中さんに提案しました。
國吉戦
3勝1敗で Bクラスとの交流戦(最終戦)。
Aクラスに居てもおかしくない人と 四子局。例によって天元から始めた
が、一向によくならない 置碁は上手が辛抱しなければいけないのに、
気が短くなっている。(谷野戦の後遺症かもしれない)。薄いまま手を
広げしまい、 じっくり読んでくる國吉さんに何処でも読み勝ちされて
しまってしまった。 これで3勝2敗。
それでも私は2位に滑り込み、また点数が上がってしまいました。
***** B クラス 観戦記 *****
ここから、BY尾崎さん(2000年11月度花碁会自戦記 by 尾崎)
1回戦(対田中戦:先白番、白2目半コミ出し)
田中さんとは最近分が悪く雪辱を期して望む。幹事になると碁は
強くなります。田中さんも去年から棋力向上目覚しく苦戦しそう。
序盤から中盤の入口までは双方普通の手を指し、勝負は後半かと
思われたが、黒が白の地模様に打込んできた。白は隅を堅く打って
いたため地は此処が一等地、楽に荒らさせては白の楽負け。
取れる石ではないので、何処までいじめが効くかが分かれ目。
結果は白4目半勝ち。
それほどいじめが効かなかったが、ジワット効いたのかも?
2回戦(対木田戦:2子局白番、黒半目コミ出し)
木田さんとはひょっとして初手合いか?
いずれにしろ、置き碁は白にとっても良い勉強の場で、高段者と
打つ時の参考になる。 白としては決めないでなんとなく打って
行くのが良さそう。従って、定石/大型定石は打たない/打たせ
ないが方針。少しでも差が開かないようついて行ってチャンスが
絶対来るのを確信して気長にやるしかない。終盤まで黒大差で良し、
そのまま逃げ切れるかが勝負。 従って、大寄せの時に黒は目算
する時間を持っているかどうか? 時間が有れば目算し、味の
悪い所は手厚くすれば良い。白としては置き碁の場合、なかなか
勝負に持ち込めず、だからと言って草々無茶も出来ない。
そこに石が来たら打込みが出来るとか味を出来るだけ作っておい
て、終盤に他の石との関係でそこに石がきた時がチャンス。
今回は隅で黒に手拍子有り白勝ち。
3回戦(対国吉戦:先白番、白6目半コミ出し)
序盤、黒ペースで白付け入る隙がなかった。白必敗か?
中盤後半で石の競り合い、ずるずる行って負けては打つのが無意味。
白成算が無いが強気で行くしかない。黒から咎められれば白の負け、
なんとなく無理が通った形で白の勝ち。
4回戦(対木村戦:4子局白番、白3目半コミ出し)
木村さんは今碁が一番楽しい時、また怖さも分かってきた時。
白も4子局になると、とにかくパラパラ石を撒いて、一方地を作ら
せない出来るだけ細切れにしといて、アワヨクバ石を取らないと
勝機が来ない。従って、黒はとにかく自分の石の連絡確保を第一に
考えるべきである。所謂、一石に負け無しである。また黒は白から
見ると強気と弱気が入り交じったような手を打っているように思え
る。取られないで良い石をミスミス差し出すように取られてる時も
有る。難しいが序盤の方針と、読みの裏付けで出来るだけ強気で
打った方が結果は良いようである。とにかく一貫性が無いと石の
効率は悪くなる。白は黒を出来るだけ分断し黒の一貫性を崩せるか
どうか? 終盤戦一手掛ければ「ほうり込めば劫になる所」を作れ
そう、黒が気が付くかどうか?寄せで白が駄目を打ったと思ったか
どうか?聞き忘れたが、取り合えず気が付かず他を打った。ほうり
込んで劫となり、劫となっては白勝ち。
5回戦 不戦勝?
尾崎 敬信 Phone: 044-245-7268(1805-7268) FAX: 044-222-5482
Mail: KW-YB3-A 管理・財務 フィナンシャル・サポート
BY 田中
大会後の反省宴会でも、毎回ながらよく枯れもせず、碁談義に花を咲か
せてこちらも楽しみました。(池野師の自戦記にもその一旦)
まずはビール、そして、それぞれを持ち上げたり、下げたりの序盤。
私の最終局(佐藤師匠戦)など、まったく酒の肴。まあ、仕方ないか?
3つ目のある白石を一生懸命取りにいっているのですから。おまけに私の
が最終局とあって皆が観戦していた。ヨセに入って珍しく私の業(10子弱を
追落としで取った)が決まったら周りから、あれ?読んでたの?の冷やかし。
それで作って5目くらい負けていたのですから碁が全く分かっちゃいない。
”池野師匠の手が何を打っているのか分からない” というのも面白かった。
弟子たちが、池野師匠の手がどうも分からない。と言うと佐藤師匠までが
私だって分からないよ。それに池野師答えて、どうしようもない手を打って
ると言いたいんでしょ。には一同大笑い。それが分かったら一つ上がった
証拠っ、てところでわたしがまとめたみたい(^_^、、、。
そして中盤、いつか花碁会にプロ棋士を呼びたい、と熱い夢を語る。
それには16人までは1クラスにして、今の運営(+−ゼロ)を改善し
貯金しないと。に2クラスでも、それぞれの順位同士で最後、総順位戦を
組めばいい。とか、少し余分に会費を集めれば出来るよの声。そして、
池野師匠のオープン戦(クラス分けしてのオール互先)開催の提案など。
来年に一度くらいはやってみたい興味をそそる提案。それまでに力を
着けて、握りで上位者をあっと言わせたい方劫ご期待!!!!
(金星には特別報奨金(勝ち点)を進呈予定(^_^)、上位者が勝っても?)
さらに終盤、花碁会と大和でクラブ対抗戦をしたい、と盛り上がった。
(これは花碁会のほぼ一方的 :大和は谷野さん一人しかいないから)
来年早々の、一月花碁会・月例会をその対抗戦にする方向で、谷野さん
に骨折ってもらうことにあいなった。(12月の大和大会時どの位集まる
か確認するとのことでした。)
末文が長くなって申し訳ありませんでした。では、今世紀最後の来月
12月のご案内を楽しみにお待ちください。(12/16、開催予定)
11/11/00 花碁会 スナップ (入賞者のVサイン)
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(中盤)
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初参加の村田さん(中央)、前回から参加の池田重郎さん(右)
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