花碁会 2002年 12月度 月例会結果報告
さあ、第1回戦 開始 東栄さんに挑戦 大盤解説に聞き入る
入賞者を囲んで
(See attached file: 岸原師匠2面打ち.jpg) (See attached file: 東栄
さん初参加.jpg) (See attached file: 大盤解説に聞き入る.jpg)
(See attached file: 入賞者を囲んで.jpg)
Aクラス(8人)
優勝:中原さん、貫禄の優勝 !! (3−1))
2位:滝さん、いよいよ実力が見えてきました!(3−1)
3位:水田さん、一足早い 3.5段でもこのとおり!(2−2)
Bクラス(7人)
優勝:田中さん、幹事、花を持たされました!!(3-1)
2位:半田さん、初参加で初入賞を決める!(3−1)
3位:池田輝夫さん、最近は出ると入賞!(2−2)
多面打ちの個人賞
優勝:金沢東栄さん、ありがとうございました!!(4-0)
2位:岸原さん、プロの気分はいかが!!(3-1)
12/21(土)、その日はいくらか興奮でしどろもどろの落ち着かない
口調で終始した挨拶で始まった。会に久し振りに新たな参加者3人が
お見えになったからでしょう。
・ 佐藤次光さんは年内で定年退職されるそうで今後は碁に打ち込める
でしょうから、これからが楽しみです。今日はちょっといつもの調子がで
なかったようです。
・ 半田武晴さんは3年の博多赴任を終えて箱崎に戻って来られました。
そして花碁会が再デビュー戦となりましたが、お見事 初参加、初入賞
を果たしました。その2日後の真形杯でも入賞しましたから、こっそりどこ
かで腕を磨いていたようです。(いやいやもとから強かった!)
・ 金沢東栄さんは、花碁会に勉強に来られました。(参照:感想戦記)
2日後の真形杯で全勝優勝した滝さんのおっしゃておられた "無欲が
よかった" は東栄さんの言葉と合い通じるものがあると思いました。
わたしなどは、勉強というより入賞を狙って参加しております。これから
は東栄さんのこうした碁に対する純粋な姿勢を見習いたいと思います。
さて、この3人を含めて総勢18人での興味をそそる大会はどうなったの
でしょう。東栄さんの参加を考慮し、少し趣向を凝らしての大会進行と
なりました。A・B、2クラスに分かれて一人4戦のみです。東栄さんは午
後から参加とのことでしたから A:8人、 B:7人と分け岸原師匠にはB
クラスに入っていただいて、午前に2面打ちを2回打ってもらいました。
そのご褒美がうまい具合に用意されておりました。午後から来られた東栄
さんとの自由対局(3子局)を楽しみました。(東栄さんを一人じめ!!)
今回の注目は東栄さん参加をどのように有意義で興味あるものにするか
でしょう。 いろいろ相談して次のように決めました。
1.A・B、2クラスに分かれてそれぞれのクラスで通常のスイス・ トーナ
メント式で3戦まで戦い、各クラス上位2名を選出する。
2.4戦目に 1.で選出された4人が東栄さんに挑戦する。
(4面打ち:手合いは東栄さん9段でコミなし、持碁は白勝ち)
選出からもれた人は各クラスで残りの一局を対戦する。
3.入賞は各クラス4戦までの成績で3位まで、また、岸原さんと東栄さん
は個人成績で4-0で優勝、3-1で2位、2-2で3位としました。
4.東栄さんの4面打ちは4局とも終局後、東栄さんに大盤解説してい
ただく。
さあ、結果はいかに!!!!
まずは、東栄さんに挑戦した4人と結果を紹介しましょう。
A : 中原5段(4子)、水田3.5段(6子) 一足早く3.5段で打って
いただきました。(2日後の昇段は確定しておりましたから)
B : 田中2段(7子)、池田輝夫2段(7子)
結果 :東栄さん、お見事!!! 4面打ち4局を全勝で飾りました。
打っていただいたのは、もちろん喜びと感謝ですが終局後、参加者全員
を前にしての大盤解説は、それ以上に参加者の棋力向上と参加意欲を
掻き立てたにちがいありません。
どうか、今後も時間が許す限り、今日のような参加をしていただきたいと
会員一同、切に願っております。
そして、岸原さんの2面打ち2回での成績がこれまた3ー1と素晴らしい。
岸原さんにも会員の棋力向上のため今後も参加をよろしくお願いします。
各クラスの入賞者は見出しのとおりです。
特筆すべきは、西村さんの2−2、惜しくも3位初入賞を逃しました。
(1点差に泣く)
では、みなさまお待ちかねの感想戦記をどうぞお楽しみくださいませ。
今回は多面打ちをしていただいた東栄さん、岸原さん、そして東栄さん
に挑戦された方々にお願いしました。
記を送ってきてくださったみなさま、ありがとうございました。
ここから、BY 金沢東栄さん
田中さん、
先日はありがとうございました。
下記に感想を述べさせていただきます。
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岸原さんとの対局
序盤は黒に全く悪手がなく、どんどん離される一方でした。ただ、中盤
一手の悪手があり、それで約30目ぐらいの見損じが黒に生じ、逆転
しました。 あとは何とか終盤までこぎつけやっと白の5目勝ちとなりま
した。中盤一手の悪手がなければ、投了するところでしたが、いすれ
にしろ、3子の碁ではありません。
2子か先ぐらいか、と思いますが、すぐに追いつかれそうな
POTENTIALを感じます。
田中さんとの対局
田中さんとは初対局ですが、全体的に緩急のあるバランスのとれた
碁風、と拝見しました。たまに、ところどころ、反発されるようですが、
それが今回は裏目に出たようですね。
いつものように、さらっと流されていたら、けして7子の碁ではありま
せんね。
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今回初めて、花碁会に参加させていただきましたが、みなさんの真剣
な姿勢には感銘を打たれずにはいられませんでした。
今までどれだけ実績があったか、強かったかではなく、今どうか又これ
からどうしようとしているのか、が重要ですので、棋道に精進される皆
さんの真摯な姿勢は大変勉強になりました。
また、来年も勉強に伺わせてください。
そこで一句、
来年も
強くなるぞと
花碁会
金沢 東栄
SW事業部 ・ SW事業企画 ・ 人材/スキル管理 (HZ-J05)
TEL: 03-3808-4544 FAX: 03-3664-4567
ここから、BY 岸原さん
依頼されました感想記を簡単にしるします。
Bクラスの人との二面うちを頼まれたときは、めんくらいましたが、
おもしろそうなのでひきうけることにしました。
A クラスの人とは何度も、対戦しているので、Bクラスのうったこ
とのない人とうつのは新鮮でよかったです。
最初の対戦は、西村さん9子局と 石丸さん6子局でした。どちらも
初手合いです。二面うちは、序盤までは、こなせましたが、中盤か
らは、目がまわるようでした。 でも、プロになった気分でよかっ
たです。
西村さんは序盤から積極的にうごいてきて、大きな展開にされま
した。一箇所に大きな地ができ、危なそうな石もみごとにしのがれ
ました。また、最後でヨセで下手側に良い手がありこれでぴったり
2目負けとなったようです。細かいところで、ミスはあるものの、
バランスのとれた碁で、すぐに強くなるのではないでしょうか。
石丸さんの碁は、攻めあいでわたしに勘違いがあり、やや苦しい
展開に、しかし、そのあと、戦いの連続で、その最中にダメがつま
ったのをうっかりされたようです。そこの攻めあいをわたしが制し
て、そのあとは、石丸さんが無理を重ねられたようです。
次に今村さん 5子局、吉野さん4子局の対戦です。
今村さんは、今年の真形杯年間勝利数第3位の実力者です。とても
かてる気はしなかったのですが、そのとおり、黒の勝ちにおわりそ
うになりました。しかし、終盤、ちょっとしたミスがあだとなり、
そこからよい碁をおとされてしまったようです。
吉野さんは、攻めが強く、どんどんくるので、こちらもたじたじ
なのですが、ときどき、守りがおろそかになるので、そこをついて
なんとか勝利しました。
機会があれば、また、チャレンジしてみたいとおもいます。
午前中は、これでおわり、このあと、午後は、観戦と感想戦での
指導にまわることになりましたが、かけつけていただいた金沢さん
と時間がちょうどあったので自由対局をすることができたのは、
ラッキーでした。(最初はうつ予定はありませんでした)金沢さん
には、3子ではとてもかなわないことは、わかっていますが、この日
は、丁寧な碁で、勝負形にしていただきました。それでも、キリを
見損じやはり、力負けとなりました。きられたあとも、対応が悪く、
相当損をしていたことは対局後に指摘されて、やっと気がつく次第
で修行が足りないようです。
このあと、金沢さんの4面うちを観戦できたのはとてもよかった
です。 2面でもけっこう大変だなとおもったのに、それが2倍の
4面ですから、かなり大変だったとおもいますが、たんたんとこな
され、全勝されたのはさすがでしたね。
今回の好企画に関しては、田中さんのアイデアが光りましたね。
ご苦労さまでした。
以上
岸原達也 Tatsuya Kishihara
ここから、BY 中原さん
田中さん
いつもお世話になります。感想文を作りましたのでお送りします。
よろしくお願いします。
今年最後の花碁会、東栄さんが来られるということで、朝の話題が盛り
上がりました。「9段格では勝てない。プロの先生と同じ9.5段にすべき、
などなど」朝の田中さんのルール説明で、A/Bクラスの優勝と金沢さん
の優勝とは別個に設けるとのこと。さすがに田中さん、実にうまいルール
を作られたものと感心しました(もっとも終わった後で気がついたのですが)。
1局目は滝さん(私の白、逆コミ):
このところ滝さんには2連敗しているので、じっくりした碁にと慎重に打ち
進める。滝さんの方に少し甘い手があったか、前半は白ペース。優勢を
意識して、ここで決めようと打った手が”打ち過ぎ”の大悪手。大石がとら
れて必敗の形勢に。そこで「これは負けだ。でも本手を打つように心がけ
よう。それで負ければ仕方がない」と観念したのが良かったか、劫で滝さ
んに間違えていただいて逆転勝ちを収めることができました。
2局目は池田重郎さん(互先、私の黒番):
1局目の碁の失敗に懲りて、終始割合と慎重に打ち進めることができま
した。細かい碁の展開は忘れてしまったのですが(すみません)、一応
危なげなく勝たして頂いたように思います。
3局目は水田さん(2子局、黒半目コミ出):
この碁は、前半は白が圧勝の形勢だったのですが、中盤で黒が実にう
まい打ちまわしで、地にならない筈のところに大きな地を作り、形勢不
明に。寄せもしっかり打たれて数えてみたら幸運にも白が少し残って
いた、という碁でした。水田さんには私は”天敵”だそうで、そう言って
頂くとうれしくて、そう言われ続けるように頑張ろうと気合を入れたこと
でした。
ここまで3連勝で、幸運にも東栄さんへの挑戦権をとることがで
きました。東栄さんは、9段格で4子局に、しかも4面打ち。ここで余計な
ことを思い出してしまったのが、この碁の敗因となるとは!
実は3ヶ月ほど前に、市谷でプロの6段の先生に3子で勝ったのです、
しかも3面打ちで。いかに東栄さんといえどもプロ棋士よりも強いことは
ないはず、これは負けられん!という雑念が頭をかすめたような気がし
たのが運のつき。じっくりと打たなければならないのに、力比べの碁に
なってしまい、そこここで大石が死んでジ・エンド。情けない碁になって
しまいました。
本当に碁というのは精神的な要素が大きいゲームだ、と再認識しました。
Yoshihiko Nakahara
Product Line Management, Printing Systems, IBM Japan
Tel: +81-3-5563-3771 (1803-3771), Fax: 5563-4880, Mail: HQ-VP1
ここから、BY 田中さん
なにはともあれ東栄さんと対局出来たことが幸運であり、嬉しかった。
今までにプロの先生とは打っていただいたことはありました。しかし、
アマ一流と呼ばれる方と対局するのは初体験でした。
対局中の感想は苦しい戦いでしたが、これが不思議! 急所にパチッ
と打たれると丁度、マッサージで急所をギューと指圧された時のように
ナントも言えない心地ち良さと一流選手と打っている喜びを感じました。
対局後の感想は、”今プロの先生と打ったんだ!” との思いでした。
東栄さん、今回の参加、そしてわたしとの対局ありがとうございました。
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ここから、BY 池田輝夫さん
田中さん、花碁会での金沢東栄さんの指導碁については、次の
ようでした。
手合いは、七子局。
当然のことながら、黒は、余程ヘマをしなければ前半位までは、
優位に戦いを進めることができるが、この碁も、左隅の方から
伸びてきた白がとりあえず一眼のみという状態でこの時点では、
黒もかなりやれると勝手に考えていました。もしかしたら・・・
なんて思うのは、未だ早い時点ではあるが、この思いをガツー
ンと頭に食らったのは、左辺の黒の一団がものの見事に死んで
しまったことでした。これは完全に見損じした、ちょんぼだっ
た。この後は、黒は頑張って打ったけど、白に上手に打ちまわ
されて、結果は黒、十数目の負けでした。 金沢さんの話では、
左辺の黒の死は出入りで約40目程とのことでしたので、もしか
したら黒の勝ち( ? )も有ったのでは・・・・なんて勝手に想像
しています。大先輩の胸を借りて、精一杯頑張ったが、悔いの
残る一番でした。
どうも有り難うございました。
来年も宜しく
池田輝夫
By 田中
東栄さんからの感想戦記は意義あるものだと思いました。もっと真面目に
碁を勉強しなければという思いと、まだまだ俺たち強くなれるぞという勇気
が沸いてきます。 東栄さん、励みとなる参加と記をありがとうございました。
俳句はさらに素晴らしい!!(^_^、、、
今回、新たに参加されました方々、今後も引き続き花碁会への参加を
よろしくお願い致します。
では、みなさま今年も花碁会への参加、ありがとうございました。来年も
どうぞよろしくお願い致します。
来春 1月の案内をお待ちください。
特別付録 : 久々に俳句参加いただいた三浦氏からのメール
さんずいを 探して歩く 酉の市
初雪や 下駄屋に 下駄の なかりけり
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囲碁を忘れた 柳風俳人 三浦正明柳風傑作集より
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三浦さん、時々俳句だけでもご参加お願いいたします。
Thank you !
●○● IBM-Japan CSTS、部品事業部 , 田中啓一 ○●○
TEL 03-3769-6742, 1246-6742 FAX 03-5476-0855