一戦目:池田輝夫さん 2段との対局、 5子局

堅実2段に大苦戦!

池田さんとは、花碁会を通じて、知り合った方ですが、最近は真形杯にも 参加開始されていますので、ほとんどの方はご存知でしょう。実にしっかりし た碁をうたれます。手合いはなんと5子! これは、はっきりいって、とても、きつい手合いです。

序盤の局面ですが、盤面をみただけで、池田さんの実力がわかります。
右下P3は、N4とうつのが普通ですが、P3も十分、あるでしょう。
左上は、きれいに定石形をうたれました。黒も十分厚い形です。
これは容易なことではない。。そこで、左下、押して、まずは実力だめし。
池田さんはC5、B5、B4と切り、さすがによく知っておられます。もちろん、正解です。
このあと、白かかえて、黒、外側をきって、ひくという展開になりました。
五子ですから非常に有力です。
数手すすんで、このF4の1間トビはどうだったでしょうか。
ここは、 D2と下がりたい感じです。F4とくれば、G3でなんでもありませんし、
なにより、D2は、次のB2のツケで、隅の目を 奪う手があります。
その後は、白から、でて、ホウリこんでコウになるのですが、こんな手がのこっていては 戦えないでしょう。
早晩、C2と手入れするはずです。
その場合、F4でなく、G4くらいにうちたい感じがします。
さらに進んで、ここで撹乱にでました。
たいていの下手はここで間違われるのではないでしょうか。
池田さんのうたれた手は H4、J5、H5。
この最後のH5が最強かつ、よい手で白なすすべがありません。
このあと、形勢は黒優勢のまま、進行しました。
五子局ともなると、白も無理を承知でどうどうとうつしかないです。
白 L17に、ここで池田さん、K14と堅実で、厚い手をうちましたが、このあたりで、強く攻めたかったです。
なぜなら、右上の黒、左上の黒はむちゃくちゃに強く、なんでもできるからです。
たとえば、G17とつけて もたれていくのはどうだったでしょうか?
L17とL12の白石が連絡することはほとんどありえません。

結局、K14、J16と進行し、白にすこし楽をさせました。
このあとも白、下辺の石が危なかったのですが、すこし攻めがあまかったようです。それでも、無事逃げ切り体制、、 だったのですが、最後の最後に、大事な攻めあいで落手がでて、 白の幸運勝ちとなりました。
しかしながら、池田さんの実力が、随所にみられた好局でした。