五戦目:高本正さん 7段との対局、定先

ヨセでぬきさる!

高本さんは、KOMOTOTの名前で、KGSではすっかり有名です。 正当派の碁で、わたしが見習わなければならないことが多く あります。また、高本さんといえば、もうひとつ感心するのは、 指導の丁寧さです。どんなに棋力のはなれた人でも、 明瞭な解説で、教えていただけます。

1992年に四万温泉で 幹事合宿をやったとき、当時、3段のわたしは、局碁の高本さんの 丁寧な指導に感激し、これが今でも印象にのこっています。

右上は、うろおぼえながら、定石でしょうか? なんとなく、 こんなのあったよな、、」とおもいながら、うちましたが、こんなことではいけませんね。(笑)
さて、この局面、どううったらよいでしょう?
何度考えてもわかりません。左下三三もあるようなきがしますが、 それは白もあつくなりますし、、、
右辺は、R12の剣先がでていますので、価値が低いようにおもいました。
わたしがうった手はF3のカカリ。
ここで、K15、、この手に幻惑されました。ここで、K11と うちましたが、おかしかったかもしれません。
しかし、なにが正解か、今だにわかりませんねぇ。
結局、K11、J17,黒G17とコスミましたが、左上があいているので、つらい手です。
数手すすんで、このF10が高本さんらしいおちついた手です。
ここでは、G10または、K9とおぎなっておくのが相場だったでしょうか。しかし、わたしには、左上の地がやけに大きくみえて、B15とうってしまいました。
このあとの黒は悲惨でした。白は、H10とうって、分断。
ここでは、この碁は終ったといってもいいくらいです。 H11、K11の2子がきりはなされており、下辺の2子は軽く、N3とうって、とくに、どうということも ないかんじです。
薄かった上辺の白3子も強化されています。
このあと、なんとか、M3と、Q7を分断してせめようと、Q11からもっていきましたが、、、
感想戦では、高本さんは、この局面での白H3つけをくやまれており、 敗着だとおっしゃってました。
この手では、L5とうち、黒M3きりには、下からまくる、、とのこと。
たしかに、それも 白がよさそうですが、H3は敗着とはいえない気がします。
このあと、中央の黒と右上の黒の一団がつながって、地をもっていきたのですが、強引にきりはなされていれば苦しかったような気がしました。

このあと、左上のB14の大きなハイに黒がまわることができて、ヨセで多少とくしたとおもいます。なんとか私に幸いしました。