芭蕉忌や 盤上既に 枯野原
10月の案内では盤に夢を描くとかなんとか、たいそう分かったような
ことを申し上げていたような....気がします。ははははは(^^、、、
ちっともわかっちゃいなかった!!! 出だしから4連敗なんですから、
かろうじて 5戦目で片目をあけて花碁賞はまぬがれはしましたが。
10月11日(土)川崎碁会所(KW-9Ff社員ルーム)での花碁会、
熱戦の模様を各クラス優勝者の感想戦記を添えて報告します。
(敬称略) 参加者は次の18人でした。
Aクラス (10人)
佐藤勝久6段、 中原義彦5段、池田重朗5段、 瀧 賢史4.5段、
谷野正義4.5段、古川康雄4段、山崎洋一3.5段、石田 造3.5段、
城戸善一3段、 田中啓一3.段、
Bクラス (8人)
今村正人2段、 池田輝夫2段、 木村 毅 初段、 村田敏和1級、
橋木秀人2級、 西村義輝3級、 亀山博剛3級、 尼野義朗3級
最終戦には黒山のひとだかり 初参加、初入賞の尼野さん
(盤上は田中さんとの一局)
(See attached file: 優勝決定戦.jpg) (See attached
file: 初参加の尼野さん.jpg)
2クラス、緒戦は花碁会おなじみクラス交流戦でスタート。Aクラスの
佐藤-中原戦を除いて各クラスの同順位同士の組み合わせです。
今回も前回につづいて、6−2とAクラスの貫禄勝ち! 2つの金星は、
今村(池田重朗)、そして、大会初参加の尼野さん(田中)、のお二人。
田中さんは尼野さんとの5子局に挑戦? ん、こんな気持ちで勝てる
わけないか! それでも中盤、これは碁になったと思ったのですが、
その後の尼野さんの堅実な一手一手をみて、これは投了しないと失礼
になる。とめずらしく観念し ”負けました” と石を置きました。
今村さんも昇段して間もないのに緒戦に勝利しました。
さて、3回戦が終わったところ
Aクラス : 3連勝ととばしたのは谷野、山崎さんの大和組、
佐藤、瀧、城戸さんが 2―1であとを追う。
Bクラス : 全勝はすでに無く、2―1が今村、池田(輝)、尼野さん。
つづく4回戦
Aクラス : 3連勝どおしの谷野-山崎戦を谷野さんが制して優勝
へと大きく近づいた。3-1で入賞をニラムのは佐藤、
山崎、城戸さんの3人でこの4人にしぼられた。
田中さんはまだ片目あかずで花碁賞ねらい?
Bクラス : 池田(輝)、尼野さんが3―1と優勝争いを演じている。
直接対戦を池田さんが勝っているので池田さんの有利
な戦だ。しかし、尼野さんは初参加、初入賞へまっしぐら。
んん、いました、こちらにもまだ片目あかずで花碁賞ねらい?
橋木さん。 (^^、、、お互いがんばりましょうね!!
泣いても笑ってもの最終局
Aクラス : 谷野さんは全勝で佐藤師匠を迎え打つ準備をしたが、惜し
くも敗れました。それでもスイス式で優勝を手にした!
佐藤、城戸さんが4―1でつづいたが、勝ち点で2,3位が
決まりました。田中さんはなんとか一勝、胸をなでおろす。
優勝 谷野正義 4.5段 4-1 おー!館山のウサを晴らす!
2位 佐藤勝久 6段 4-1 昇段後、初大会でお見事ー!
3位 城戸善一 3段 4-1 瀧、古川と強豪を破って!
Bクラス : 池田(輝)、尼野さんがそれそれれ勝って4―1とした。
勝ち点で1、2位が決まった。3―2と勝ち越したのは今村
さんお一人ですんなり3位。のこり全員が負け越しだった。
橋木さんもすんなり花碁賞!(^^、、、
優勝 池田輝夫2段 4-1 負け越しが続いていたが雪辱!
2位 尼野義朗3級 4-1 やったー! 初参加! 初入賞!
3位 今村正人2段 3-2 また、また、昇段したてで入賞!
花碁賞 久々参加の橋木さん
では参加者による感想戦記をお楽しみください。記事をお寄せいただき
ました谷野さん、池田輝夫さんに感謝します。
BY 谷野4.5段
田中さん、
先日はありがとうございました。 お陰さまで良い連休が過ごせました。
田中さんから、合宿での惨敗にめげず花碁で暴れてみませんかの、
お誘いについ乗ってしまって「合宿の鬱憤をはらしに参加します」と
返事したところ、「はらせれば良いですね。」との挑発を受けての
参加とあいなりました。(でも、あまり自信はなくみっともない碁は
打たないようにとは考えてました。)
花碁の緒戦は恒例のA、Bクラスの交流戦、
今回は木村さんとの四子局真形杯、大和大会、花碁会、合宿とよく
お会いするが、過去の対戦は意外に少なく、2局(3子局と5子局)
いずれも勝たして頂いております。
白のかかり、3間に低くはさみ、すかさず高く両懸かりへ、そこに
下から付けて来られてたので、無理気味に跳ねこんでいったらごしゃ
ごしゃになり、黒さんが間違えて要の2子が取られて白が望外の利益、
外回りが強くなりしかも先手で隣の星に懸かりが打てた。 その後難
しい定石を連発して、先手先手で後の星2子にも懸かりが打てて、中
盤でほぼ追いつけそうな状況、でも、終盤に入り逃げられない2子を
私が逃げて5目になって取られてしまい、勝負は不明。 これはまず
いと、目一杯寄せて終わってみれば10数目の差。
よくなってからのミスが最近多く反省しきり。
木村さんも一度失敗するとずるずるといってしまうが、その時点では
まだ黒有利なので、心の切り替えが大切。
つづく第2戦は、好敵手古川さん。
過去の対戦成績も私の8勝7敗とほぼ互角。 ただ、ここ2戦とも私の
時間切れ勝ち。 2度あることは3度あるかな?
2連星どうしの布石から互角の戦い。 中盤黒の形が少し崩れ、やや
白持ちかなと思われた頃から、古川さんの得意な(?)が始まる。
その時点で残り時間が私の30分に対して15分。 黒は何とか挽回
せんといろいろ仕掛けてくるが白やや有利に推移、結局小寄せに入
るかはいらないうちにまたもや時間切れ。 なんと、2度あることは3
度あった。 そのまま打ち続けてみたら、やはり白が数目厚かったよ
うでした。 古川さんは私以外に時間と言う相手とも戦い、苦しかった
かな。
順調に(?)勝ち星を延ばし、いよいよ苦手な瀧さんとの戦い。過去の
対戦成績は、憚られるのでここでは言及しない。 とくかく、あまりいい
思い出のない相手である。反省してみるに、序盤中盤までは結構いい
のだが、最後にひっくり返されてしまうケースが多い。
ここで皆さんにお詫び、実はこの瀧さんと次の山崎さんとは翌日の
大和大会でも、当たってしまい、連日の碁の内容がごちゃ混ぜになって
しまい、私の実力のなさを露呈。 思いつくままに、どうも瀧さんは序盤
の布石に問題があるのか、いつものように白有利のまま、中盤にいつ
もここで逆転打を放たれて負け碁にされてします。そこを慎重に打ちま
わし、盤面でも白が厚そう気が抜けない戦いでなんとか久々の勝利。
(ちなみに、翌日は白黒入れ替わっての私の黒番、やはり中盤まで有利
に展開、その後白の勝負手をなんとかかわしての勝利となってます)
瀧さんとの戦い方のコツが判ったような?
これで3連勝。
次の相手は同じく3連勝の山崎さん、事実上の優勝決定戦(?)
ここ5年間の成績は私の52勝31敗。 今年の対戦は少ないが7月の
花碁で星を落としたのみで、比較的相性が良い。 ここで異変が、いつ
もの山崎さんは3連星でくるのに第1着を小目に打ちこれは中国流で
くるのかと思ったら、私の星に掛かって来ました。 気合が入りすぎた
か山崎さんの手は空回りで序盤で早くも白圧勝の形勢。 でも、そこ
から強くなるのが山崎さんで過去何度も苦い目にあっている。
今回も随分ん詰め寄られたのですが何とか逃げ切りました。(翌日の
碁も同じような塩梅、最後は大劫になり、どちらが勝ってもおかしくない
状況でしたが、黒に時間がなく、時間切れの勝ちを拾ってます。観客
いわく、「劫に負ければオワだし、劫に勝っても時間切れになるし」
白は見合いで負けようがない碁。」とのこと。 こんな見合いもあるので
すね。
さて、次は最終戦。
相手は真打の佐藤師匠です。 6段に昇段しての初めての大会との
事で、気合充分。 瀧さんに苦杯をなめたもののここまで3勝1敗。
過去の対戦成績は私の12勝10敗(意外と勝ち越してます。3年
以上前の2子局、3子局を除いた先番逆込みでは8勝5敗とこれまた
以外)。 でも、あまり分の良い相手と感じさせないのが佐藤師匠の
技でしょうか。
昇段に伴って手合いは久々の2子局。 あまり良い思い出はありま
せん。 地に先行したものの、相手の黒の一等地を気にしすぎ多少
の損を覚悟で何とかなだれ込み成功。しかも、相手の1子を飲み込
んで、これで勝ちかなと思った瞬間、この石が意外と活力があり、
うまい抵抗で大劫にされて、劫には勝ったものの、代償が時間の
使いすぎ、大きな寄せを打たれてしまい、その後も時間に責め立
てられて、師匠の正確な寄せにずるずると後退、終わってみると
10目近くやられてしまいました。次回は気合よく打って、リベンジ
を図りたいと思います。
それでも、四連勝と走ったのが良く、スイス方式でやっとの優勝と
相成りました。ちなみに、翌日の大和大会でも4勝1敗の優勝と
相成り、連日の優勝で合宿の雪辱ができたかなと思います。
つづきまして BY 池田輝夫2段
花碁会 対戦記
1. 滝さん白、3子局の置碁
一局目はAクラスとの対局
中盤の接触戦で、黒は、上辺の石10目位捕獲され、かなり不利な
状況に陥ったが、中心部の白の浮き石を攻め、右辺にかなりの地
を確保し、かなり盛り返したかにみえたが、終盤の時間がなく
なってきたところに、突入した白の対策に追われ、時間が切れて
しまった。上級者に善戦したと思います。
2. 木村さん、定先(白番)
中盤位まで、黒が優位に立っていたと思われたが、黒が手のない
所に一手かけたため、黒石十数目とられ、これで勝負が決した。
黒がつないでいれば、黒の勝ち。
3. 尼野さん、黒4子局
初盤で黒は、十数目を獲られ、中盤でも十目程とられたしまった
ため、白の圧勝であった。
4. 今村さん、握って今村さんの黒番
上辺左から下辺近くまで伸びた白石が、黒に封鎖されてしまい生
きがなくなったが、左下隅の黒石との効争いとなり、この結果、
白は白石数目をとって生き、且つ右下隅に大きな白地ができ、
これがものをいって、白の勝ちとなった。
5. 村田さん、黒2子局
黒の大石を捕獲、中押し勝ちとなった。
以上の通り、4勝1敗で図らずもB組優勝することが出来ました。
池田輝夫
BY 田中
どうも谷野さんに火をつけてしまったのは、わたしのようですね。
今大会、初参加の尼野さんは4−1で堂々の二位入賞でした。
おめでとうごさいました。 幹事の独断で次回は2級に昇級していただ
きます。 (わたしが負けたからという訳ではありません。実力です。)
Thank you !
●○● IBM-Japan TSOL、部品事業部 , 田中啓一 ○●○
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