関東囲碁部報 (2001-19) 2001年度春季合宿結果報告
5月25日(金曜)から27日(日曜)までの3日間、館山の保養所において、
恒例の春季囲碁合宿が開催されました。
講師の光永淳造プロ棋士を含む、総勢36名の参加者をえて、大変に
盛況でした。
◎合宿リーグ戦
恒例の合宿リーグ戦は、以下のようなルールで行なわれました。
○A、B、12名、C、11名ずつ3クラスに分かれての総あたりリーグ戦
○Cクラスのみ 同列のBクラスとの交流戦試合を公式戦としてカウント
○光永先生に3つのリーグ戦に参加していただき、参加者全員と対局。
○45分切れ負け真形ルールによる手合い決定
○スイス式での順位決定
結果
Aクラス (12名参加)
優勝 岸原達也 6段 8勝4敗
準優勝 橋口朗彦 6段 8勝4敗
3位 松谷治 6.5段 7勝5敗
4位 光永淳造 9.5段 7勝5敗
短評:稀にみるダンゴレースとなり、星のつぶしあいの大混戦となりましたが、
岸原さんが運良く? 4敗ながら優勝の栄冠に輝きました。連続優勝となります。
橋口さんも同じ星で、勝ち点の差で2位となりました。
実は、大会前、K幹事が橋口さんの優勝を予想しており、一方、タイ方面
からは岸原氏の優勝を予想する声が聞こえてきました。どちらにしろ、かなり
精度の高い予想だったようです。
Bクラス (12名参加)
優勝 光永淳造 9.5段 10勝2敗
準優勝 木谷晴彦 3 段 9勝3敗
3位 湊 信幸 4 段 8勝4敗
4位 水田幸夫 3 段 8勝4敗
短評:光永先生が堂々の優勝でした。昨年、秋の合宿では、光永先生がこの
Bクラスで負け越しでした。そのとき、ご自身で、「自分の囲碁人生史上、この
ようなリーグ戦の負け越しは記憶にない」と発言されましたが、そのためか、
今回は「気合いをいれて」対局に臨まれたらしく、みごとなリベンジを果たした
結果となった模様です。
準優勝の木谷さんは、勝ち点2を得て3.5段に昇段しました。
このクラスは、K幹事もタイ方面の方も予想が一致してYさんを推奨していま
したが、みごとにはずれてしまいました。
Cクラス (11名参加)
優勝 山崎洋一 3段 9勝3敗
準優勝 光永淳造 9.5段 8勝3敗
3位 小林善和 2段 8勝4敗
4位 今村正人 初段 8勝4敗
注)光永先生の交流試合分を0.5勝0.5敗カウントで順位をだしています。
短評:初参加の山崎さんが安定した勝ち方でこのクラスを制しました。
山崎さんはかつて大和事業所の碁のメンバーで藤田さん、谷野さんという
大和の強豪たちと多く対戦をして、鍛えており、高橋DEにも指導?をうけて
いた方です。 (なお、現在は退職されています)
また、小林さんも初参加で、みごと3位にはいりました。年初の大和-川崎
対抗戦に選抜されたほどの選手ですから当然でしょうか。
光永先生は、全クラスに入賞。あたりまえなのでしょうが、本当にすごく
強いです。ところで、K幹事の予想は山崎さん、タイ方面の方は光永先生
でした。わりと、みごとな予想だったのではないでしょうか。
◎ クラス交流戦
これまで、実施していた早碁選手権を発展快勝させた新企画の交流戦を
実施しました。内容は以下のようなルールでの交流対局です。
○参加、不参加は個人の意思にまかせられ自由。
○基本的には公式戦終了後に実施、ただし、空き時間を活用して実施も可。
○A、B、C、3クラスで別のクラスの人と自由に相手を選択して対局。
○対局時計や持ち時間等は対局者間で相談して設定
○A、B、C それぞれのクラスを勝ち越し数で1位、2位、3位に分けて、
それぞれ上位の3人、2人、1人を表彰。
1位 Aクラス 14point
個人1位 真形さん 4Point 2位 吉田さん 4point 3位 岩間さん 3Point
2位 Bクラス 13point
個人1位 下田さん 5Point 2位 湊さん 4Point
3位 Cクラス -19 point
個人1位 山崎さん 4Point
注) Pointというのは勝越し数のことです。たとえば、6勝2敗の場合、4Pointと
なります。同一Pointの場合は、勝利数が多いほうが上位、それも同じ場合は
ランクの下位の方を上位とするようになっています。
深夜の最終戦、真形-湊戦が明暗をわけました。この対局は10名もの観戦者が
囲み、大熱戦?となりましたが、真形さんが勝利し、同時にクラス1位と
クラス中の個人1位の座を獲得し、大きな1勝となりました。
ところで、クラス全体のPoint数を合計すると、ゼロになるはず、、ですが
ずれてしまいました。申告もれがあったのかもしれません。
まあ、今回は初めてですし、ご愛敬ということにしましょう。。(笑)
◎ 中日のハイキング
今回は、南房パラダイス付近の道路近くから、平砂浦海岸をずっと歩きました。
浜辺には、さまざまな珍妙な生き物がうちあげられていて、観察しながらの
歩行となりました。風が強かったですが、海岸ということで、平地のため、
「山はきつくて大変」というレベルの方にも楽しめていただけたようです。
◎ 光永先生の心構え
光永先生にどの程度の真剣度で打たれていますかと不遜にも聞いてみたところ
「普通の指導碁より1目強厳しいのできついです。多少勝負に出ないと容易
ではありません。」とのコメント。そういうことなんです、負けたみなさま
決して悲観する必要はありません。先生だって必死に真剣に打っていただいた
結果なのですから。
以上
IBM関東囲碁部