関東囲碁部報 (2003-39) 2003年度秋季合宿結果報告

  日本棋院プロ五段は強かった!

  9月26日(金曜)から28日(日曜)までの3日間、館山の保養所において、
  恒例の秋季囲碁合宿が開催されました。 講師の光永淳造プロ棋士を含む、
  総勢39名の参加者をえて、大変に盛況でした。

 ◎合宿リーグ戦
   恒例の合宿リーグ戦は、以下のようなルールで行なわれました。
   ○A、B、C、13名ずつ3クラスに分かれての総あたりリーグ戦
   ○光永先生に3つのリーグ戦に参加していただき、参加者全員と対局。
   ○45分切れ負け真形ルールによる手合い決定
   ○スイス式での順位決定

  毎回、指導をいただいている光永先生は、最近、五段に昇段されました。
  合宿の開会式で、その光永先生からの挨拶があり、「今回は体調が良い
  ので、勝率があがりそうです。」とのコメント。これに場内がどっと
  わきました。しかし、囲碁部の皆さん、笑っている場合でなく、
  もうすこし、真剣に聞いておくべきだったかもしれません.....

  結果
 Aクラス  (13名参加)
   優勝 光永淳造  9.5段    9勝3敗
 準優勝 加藤武彦  7.5段    8勝4敗 
   3位 池野晃    6 段     7勝5敗
   4位 真形久視  5 段     7勝5敗
   次点 山口宗一  6 段     7勝5敗
   次点 高本正    7 段     7勝5敗

  短評: 今回、久しぶりに4.5段が4人もはいり、台風の目になるかとおもわれました。
  しかし、おもったより、星がのびず、むしろ、序盤、好調だったのは、
  山口さん、池野さんら、6段陣でした。いつもの合宿とは様相が異なる展開に
  どよめきもおこり、騒然となるなか、この6段陣を中心にした展開がしばらく
  続きました。しかし、中盤から終盤にかけて、やや星をおとし、3敗くらいでの
  優勝争いになり、結局、安定した成績をのこした光永先生が、優勝されました。
  前回優勝者で、これまた、いつも安定感をほこる加藤さんが3敗で準優勝にはいり
  ました。次の7勝5敗は4人で、微妙な勝ち点争いの勝負は、最後のほうの
  対局が順位に関係するため、スリリングな展開となりましたが、
  序盤のリードを守れなかったものの 池野さんが、3位、真形さんが、4位と
  はいりました。

  Bクラス  (13名参加)
   優勝 兵藤 進     4 段   9勝3敗
 準優勝 光永 淳造  9.5 段  8勝4敗
   3位 一條 元     4.5段  7勝5敗  
   4位 中山 孝雄   4 段   7勝5敗
   次点 藤田清      4 段   7勝5敗

  短評:序盤から、中山さんが、全勝街道をひた走り、このまま独走するか
  とおもわれました。「ついに新しい時代が、到来した!」と、合宿のあちら
  こちらで、噂がとびかうほどでした。ところが、その後、中盤すぎから星を
  おとして一挙に混戦模様に。結局、この混戦をいつのまにやら制した兵藤さん
  が優勝。先生が2位にはいりました。最近好調で、昇段したばかりの
  一條さんが3位。序盤独走の中山さんもなんとか4位にすべりこみました。
  土曜の朝、到着した大木氏は、全対局消化は厳しいとおもわれましたが、
  ハードスケジュールをこなし、まがりなりにも消化しました。みごとです。

 Cクラス  (13名参加)
   優勝 光永 淳造    9.5段   9勝3敗
 準優勝 今村 正人     2 段   8勝4敗
   3位 柴田 啓介     2 段   7勝5敗
   4位 伊藤 重雄     3 段   7勝5敗
   次点 中原 徳太郎   2 段   7勝5敗
   次点 勝又 藤右     2 段   7勝5敗

  短評:このクラスは2段陣が多いものの、実力では、まさる
 3段、 3.5段クラスの選手がやはり強いか、と予想されていました。いざ、
 始まってみると、そのようなことはなく最初から混戦ぎみ、誰が強いのか、
 成績表をみても、 今ひとつピンとこないような展開でした。しかし、
 そんななか、合宿会計役の今村さんと先生の両者が、ぬけだしました。
 最終的には、やはり、安定した成績の光永先生が優勝。今村さんが2位、
 前回、準優勝の柴田さんが3位、久しぶりに参加の伊藤さんが4位とはいりました。
 ここも、7勝5敗者が、4名でて、大激戦でした。

 ◎ クラス交流戦

    以下のようなルールでの交流対局です。
   ○参加、不参加は個人の意思にまかせられ自由。
   ○基本的には公式戦終了後に実施、ただし、空き時間を活用して実施も可。
   ○A、B、C、3クラスで別のクラスの人と自由に相手を選択して対局。
   ○持ち時間等は対局者間で相談して設定
   ○勝ち越し数を計算し、上位の3人を表彰。
   ○同一勝ち越し数の場合は、勝ち数の多いほうを上位とする。
   ○勝ち越し数、勝ち数が同一の場合は、序列下位を上位とする。

  1位  谷野正義 3-0
  2位  立石進一 4-2
  3位  鬼塚弘明 3-1
  4位  真形久視 3-1
  最多対局賞: 滝賢史  6局

 総評:上記にあるとおり、光永先生がAクラス、Cクラスで優勝。Bクラスで
 準優勝と完全優勝にほぼ近い成績で圧勝でした。碁が終ったあとは、
 敗因、悪かった手をワンポイントで適格に指導いただき、合宿メンバーに
 とっては、大変に勉強になりました。
 なお、先生は、春の勝ち点が3点、今回の秋が8点で合計、11点に達しました。
 規定どおり、次回からは10段格で参加いただくことになります。
 次回からの指導がまた楽しみです。
 今回は、どのクラスもダントツで、成績のよい人、たとえば、1敗や2敗と
 いった人がおらず、大混戦でした。7-5というスコアの入賞者が、多くでたの
 も、これを象徴しています。
 今回、昇段者はでませんでしたが、今回の勝ち点取得により、昇段チャンス
 を迎えた人が何名かいます。今後の大会での戦いぶりが注目されます。
 合宿は、次回は、来年春になります。選手の方々には、次回は光永先生に
 独走を許さないよう、いっそう精進をして、のぞんでください。
 先生は、囲碁の本を出版されたそうです。まずは、それを買って勉強するの
 が、良いでしょう。

 以上

 ◎ ハイキング
 中日には、恒例となったハイキングを希望者別に、大房岬と
 野鳥の森散策組の2グループにわけて、開催しました。 

□ 野鳥の森グループ(寄稿:嘉瀬さん)

 今回は予定4コースについて希望を募ったところ、野鳥の森17名、
大房岬8名の応募があり、配車の都合も良かったので各自の希望に
合わせて、これら2方面へのハイキングとなりました。
応募なしの南房パラダイスと、配車出来ない舘山温泉は取りやめと
なりました。皆さん健康増進に意欲的だったようです。

当日は幸いにも好天と爽やかな風に恵まれ絶好のハイキング日和に
なりました。
先ずは野鳥の森入り口にある、探鳥道案内看板の前でどのコースを
選ぼうかとの相談。健脚の湊さんは最長のグリーンシャワーコース
を選択、しかしH山さん、M谷さんは最短のファミリーコースを希
望。コーディネーターの提案で中間長のバードウオッチングコース
2.7KM 2時間コースを選びました。
歩き始めに念のための人数確認したら15名でした。碁に熱中のあま
り集合時間に遅れた2名が漏れていました。

受付で貰った「野鳥の森あるこうマップ」に従い、急坂を上って富
士見展望台に到着する頃は汗びっしょり。眼下にフラワーラインの
海岸線が美しく、洲の崎岬の遙か先の天空にはうっすらと富士山が
霞んで見えました。目を凝らしてやっと見つけた富士山に感嘆の声
しきり。
山道のアップダウンを繰り返し、ピーヒョロ見晴台、どんぐりが敷
き詰めたように落ちているマテバシイの森や、西沢の池の横を抜け
てピクニック広場に到着。木陰のベンチで昼食のお弁当。

のんびり休憩の後、再び急坂を登って、角形きん舎群と案内図に記
された場所を尋ねましたが、金網の中には一羽の鳥もいなくて、今
や鳥の飼育もままならぬ千葉県の財政状況をかいま見た感じでした。
最期の仕上げに、入り口建物内の「ふれあい野鳥館」で勉強したり、
休憩してから帰途につきました。

野鳥の森は照葉樹林の中を歩くので、強い日差しも樹の葉が遮り、
木陰の森林浴を楽しむには最適のコースでした。木々の間を抜けて
くる風も嬉しかったです。
「ここは何度来ても良いハイキングコースだね。」と何人かの話し
声が耳に入りました。

□ 大房岬グループ

今回、野鳥の森は、多数の希望者だったのに対して、大房岬のほうは、
合計8名とどちらかというと少数派。しかし、こういった小人数で
わけあいあいと行くのも良いものです。なお、参加者の中に藤田さんの
娘さんのセーラちゃんがまじっていました。(注)なお父親の藤田さんは
野鳥の森組だったので、お二人は別行動。親子の断絶などの、心配は
ないでしょうかね?(笑))
大房岬は、昨年の秋もハイキングコースとなっていたところですが、
前回は、道に迷った車が数台でて、大きなグループが完全にまっぷたつ
に分かれて行動し、最後の最後まで出会えなかったという事件がありました。
二つのグループの話を総合すると、中は、意外に広く、まだ見ていない
ところがたくさん、あることがわかりました。
ということで、今回はさながら、大房岬リベンジといったところです。

岸原号、加藤号の車二台で出発。
さすがに二度目とあっては、道に迷うことはなく、まずは、すんなり、
現地の駐車場に到着しました。駐車場近くの小屋の自動販売機で飲物を
補充し準備完了です。
入口からはいり、森のこかげの中をゆっくり歩をすすみはじめました。
日差しがやや暑そうでしたが、ちょうどうまい具合に木があって、
暑くはなくほどよい気候でした。道も歩き安く快適な歩行でした。

やがて、下のほうの海岸を見渡せる展望台にでました。風がきもちよく、
とても、良い眺めでした。そこから、さらに下に降りる道は、わりと
急で、階段状にはなっているものの、足場が悪いところもあって神経
を使いました。途中にとても不気味な大きな洞穴があり、見ごたえが
ありました。いっこうは、さらに階段ふうの道を下り、海岸付近の岩場に
でて、ここで適当な広い岩場をみつけて、波の音を聞きながら、そよ風の
中を食事。とてもリラックスできる良いところでした。この後、最後に、
上まで登って、展望塔にいき、高い位置から360度の眺めを堪能しました。

この大房岬は、いろいろと、みどころも多く、歩く場所もバラエティで、
参加者はすっかり気にいったようです。館山保養所からも、そう遠くもなく、
ほどよい距離です。「ここは、いいね。今後、定番になりそうだね」
との声がでるほどでした。

◎ テニス

実は、以前、館山のテニスコートは、奥のほうに、苔がはえていて、滑り
やすくて、満足に使えない状態でしたが、真形氏が、改善要求をして、
みごとにコートが変身。安心して使える状態になりました。さっそく、
この新しいコートを利用して、テニスが始まりました。以下、及川さんの
レポートをお届けします。

□ テニスレポート (寄稿:及川さん)

オムニコートに新装しただけあり、以前とは比較に成らぬほど感触良く、
気持ちの良いプレーで、大汗を流しました。 皆さんの印象ですが、
真形さん:
 テニスも高段の下馬評に違わず、厳しいテニスでした。少し甘いボールを
 返すと確実に決めるところなどは流石、現役プレーヤを思わせました。
中原さん:
 館山では初めての様子でしたが、若いときジックリ鍛え、定年後は
 週3回のペースで楽しんでおられるとのこと。 無理の無い安定した
 フォームと打ち方で、皆さんから 感嘆の声があがっておりました。
永田さん:
 見た目とおりのパワフルなテニスです。疲れを知らず、3時間程度では
 まだ物足りぬ感じでした。多分(あれでも)最年少(?)でしょうが、
 次回までの成長株ですね!
木谷さん:
 元軟式で鍛えたようです。今回は決め所でのミスが多く、多少不本位
 の出来だった様子です。
及川さん:
 体重と体力にモノを言わせて、ひたすらボールを拾っているところが、
 目立ったようです。 あまり、はりきり過ぎず、そろそろお年を考える
 べきである、との評価でした。
総評:
 ダブルスなので、4人必要のところ5人の参加でしたので、休む暇がなく、3時間
 でしたが、皆さん十分過ぎるほどプレーを楽しみました。
 今回は参加しなかったけれど、次回は!という方もおられました。
 囲碁だけでなく、、テニスも盛んになりそうな気配です!

以上:  文責 及川捷三

◎ 合宿こぼれ話

□真剣勝負
神奈川県から千葉県へ。久里浜から浜金谷へは、30分のフェリーになります。
この間、携帯囲碁盤を利用しての一戦は、すっかり恒例となっています。
今回もY-Y戦、M-K戦がくりひろげられました。とくに、M-K戦は、気合いの応酬。
BクラスとCクラスの代表どうしの1戦、これに、負けられんとおもったか、
Mさん、長考がはいり、ついつい真剣モードに。
気がつくと、あっというまに浜金谷港に到着。勝負は、ドローとあいなりました。

□電線に謎の線
昼食は、ほとんどの車が保田の「ばんや」で、とり、いまや、すっかり
定番となりました。この日は、屋内のテーブルが、わりと、埋まっていて
まとまった人数が座われそうもないため、屋外のエリアで、食べることに
なりました。10名程度のグループが、席につき、まわりを見渡すと、
外のエリアの電線の上に別の細い線がはってあります。
あれは、なんだ?という話になり、囲碁部面々の知恵で、いろいろな説が、、
店の女性店員に聞いても、「さぁ、なんでしょう?潮が関係しているのかなー」
と、あやふやな返事、結局、嘉瀬さんの指摘で、「鳥よけのため、であろう」
という結論になり、囲碁部員、そうだ、そうだ、と同意しました。
さすがは囲碁部、知恵の結晶です。

□無理な注文
新装なったテニスコートで、さっそく、数名の方が、テニスを開始。
開会式前から、汗をながしていました。練習のようですが、右に左に
快調なラリーが、続きます。さっそく、証拠写真をと、シャッターを
むけると、、選手から注文が、「かっこいいところをとってよ」、、
選手もすっかり、スターきどりのようです。

□快挙!館内放送!
そろそろ開会式が、始まろうかという時間帯、突然、館内放送がながれました。
聞きおぼえのある恩田さん(囲碁合宿幹事)の声です。
「そろそろ、開会式をはじめます。皆さん、集まってください」とアナウンス。
これは、すごい!と場内からの声。館山合宿は、長い歴史をほこりますが、この
館内放送を使ったのは、史上初の快挙でした。しかし、閉会式の
ときにも、やるべきだったかもしれません。というのも、某H部さん、
「閉会式がはじまってるなんて、知らなかったよー」と、部屋でゆっくり
休憩されていたそうです。そんな、のんびりした方もいらっしゃったんですねぇ。

□ FA宣言
今回は、橋口さんが、見学役を希望ということで、受理されました。
合宿開始前に参加予定者に案内した文章を再掲しておきます。
----
橋口さんが、フリーエージェント宣言をされました。
これは、公式戦には、参加せず、先生の指導碁、および、交流戦の
自由対局のみ参加とするものです。公式戦の賞金や勝ち点、昇段チャンス等
はなくなってしまいますが、あわただしい対局消化におわれることもなく、
ゆったり合宿を楽しむ新しい過ごし方として、今後、注目されます。

先生の碁をじっくり、拝見され、さぞかし勉強になったことでしょう。

□先生が囲碁の本を出版!
開会式の先生の挨拶のなかで、「囲碁の本をだしました。」との報があり、
沸きかえりました。なんという本ですか?の質問に、
「なんだったっけな?ええっと、なんとか道場...」とたよりなさそうな
返事に一同爆笑。とはいっても指導に定評ある先生ですから、本屋で、
みつけたら、是非、お買いもとめください。
(毎日コミュニケーションズからでているそうです)

□小次郎の心境?
開会式終了直後、第1回戦の組合せが発表され、皆が対戦相手を確認後、
さっそく、碁が始まりました。アキがないよう、全員に対戦相手の
つごうをつけているはずです。ところが、一人、碁をうってない方
 がいました。「あれ、Yさん、どうしたの?」この質問に、すかさず
「わたしの対戦相手が、わたしをこわがって、こないんだよー」
との返事。碁が始まったばかり、場内静寂の中、この声がひびきわたり、
全員大爆笑。やがて、シャワーをあびて、すっかりよい気分になった
対戦相手がなにも知らずに登場し、「ああ、待たせてごめんなさい」と
謝りつつも、しっかりその碁も勝ってしまいました。

□アメよりムチ?
開会式のときに、「今回から、館山合宿で2回連続最下位になった方には、
反省文を書いていただきます!」との指令が下りました。前回の最下位が、
誰かということは、さしさわりがあるので、と発言を控えていました。
ところが、「たしか、○○さん、前回、最下位だったよなー」と場内から
余計な声が、、、とはいえ、この指令が、効いたか、前回最下位のその○○
さん、最初から、すごい勢いで勝ちまくっていました。

□大事件勃発!?
合宿始まって以来の事件!?が発生しました。「おいおい困るよー!」
との声。声の主は嘉瀬さんでした。嘉瀬-永田戦の横で、羽山-滝戦、
同じテーブルでやっていたのですが、、嘉瀬さんの碁けにたくさんの
黒石が、、実は、嘉瀬さんの碁けに、羽山さんが間違って、黒石をいれて
いたのです。しかも、1度や2度でなく、たくさん、、、
「囲碁部なので、アゲ石くらい、カウントしてすぐ戻せるでしょ。」
こう予想したところ、運悪く、両対局ともたくさんのコウが発生していた
らしく、元に戻すには、かなりの苦労がありました。しかも、リカバリー
は、かなり怪しげな様子で、ほんとに正確に復帰できたかは神のみぞ知る!?

□合宿中に合宿!?
今回は、囲碁部の合宿ということでで皆さんが集まっているわけですが、
なんと、「合宿中に合宿を実施」というつわものたちが登場しました。
初日の夜、かわりばんこに複数名の方々が、カラオケをやっていました。
囲碁部には、歌を歌うのが、好きな人が多いようです。 そして、そんな
なか、ある4名の方々は、熱中して、いつまでも、いつまでも、歌い続けて、
気がついたら、深夜をすぎて、あけがたに近い時間帯、そして、
「いまさら、部屋に戻ってごそごそとねる準備をしたりしたら、
すでに眠っている人の迷惑になる、」
と殊勝な(?)判断をされ、カラオケの部屋のおしいれから、布団をとり
だして、その場で、睡眠をとったそうです。さながら、カラオケ合宿でした。


□デジャブ?
服部さんは、年間のうちの大半を島根で、すごしています。島根でも
碁をうっているそうです。「強いひとはいますか?」「ええ、いますよー。
6段、7段がいますよ」「ほーう、それは、すごい」「いや、たいしたこと
は、ないですよぉ」「どうして?」「だって、わたしが5段だから、、」
「わはははは」 (注)服部さんは当部では3.5段。
その日の夜、夕食時に柴田さんの住んでいるところの話題になりました。
(千葉県大原在住) いろいろな話のあと、碁の話にもなりました。「碁は
ときどきうってますよ」「強いひとはいますか?」「ええ、いますよー。
6段、7段がいますよ」「ほーう、それは、すごい」「いや、たいしたこと
は、ないですよぉ」「どうして?」「だって、わたしが4段だから、、」
「わはははは」(注)柴田さんは当部では2段

□ 消えた!?
K松さんとK原さん、今回は同じ部屋。1日目の夜、「さて、今から
風呂にはいってきます」とでていくK松さん、、「あ、ちょうど、わたしもです」
と、K原さんも一緒に部屋をでてきました。途中で、K原さんはトイレに
K松さんは先に風呂にはいりましたが、複数の人が風呂にはいっていました。
K原さんがそのうちやってくるものとおもったところ、いつまでたっても
やってこない。「おかしいーなー、いつまでたってもこないなー」とおもって
いるうちに、とうとう、風呂からでて、あがってしまいました。「とうとう
こなかったなー。どういうことだろう?」と不思議がっていると、いかにも
風呂からあがったばかりのK原氏と廊下でばったり。
実は今回は保養所は貸切り。そこで、女湯も使えるという情報がはいっており、
K原さんは、そちらで一人でゆっくりはいっていたのでした。

 □勘違い
ハイキングコーディネーターとなった嘉瀬さん、さっそく、候補地を2,3書いた
アンケート用紙をつくって、行動予定について書いてもらうよう募集を
始めました。「野鳥の森」が大半、「大房岬」も数名に人気がありました。
でも、どちらも 同じ方向だから、と、コーディネーターの嘉瀬さんの話が、
どうも、話がおかしい。といただしてみると、大房岬の場所をまるで勘違い
していたことがわかりました。「え、なんだ、完全に勘違いしていたよ。
あちらの灯台のあるところが、大房岬かとおもってた..」
でも、勘違いのおかけで、よいハイキング になったようです。

□著者登場
某囲碁部部長、二日目の朝に登場。さっそく、碁を始め、たくさんの対局を
こなしていました。指導碁をうってもらっていたときに、観戦の人から、
「先生は、囲碁の本をだされたそうですよ」と開会式にでていなかった部長
 に本の話がつげられました。「ほう、それは、すごい!」と感心して先生
 と談笑をはじめました。観戦の人は、さらに気をきかして?光永先生にも、
「実はこちらの○○さんも本をだしたばかりなんですよ。」と紹介。「へー」
という話になり、お互い、本をだしたばかり、ということで、大変に朗らかな
雰囲気になりました。
ところが、隣から、「○○さんの本と違って、光永先生の本は売れる本だから
ねぇぇ」と余計なツッコミが、、
注)○○さんの名誉のために書くと、二冊目の本の出版を依頼されているんだ
そうです。すごいことです。

□高段者の芸
大房岬、先導をいく、加藤さんは碁の高段者。
この場所はまったく初めてだというのに、方向感覚が素晴らしく、
地図をみながら、進行方向を決めて、行き先を示していきました。
碁と同じで布石がうまく、石の方向がよいようです。
最後の最後にも、他のメンバーが方向がわからず、やや混乱しているなか、
抜群の嗅覚で、元のスタート地点の駐車場に達しました。

□高すぎた?
大房岬の山道では、途中、狭い道のまんなかに蜘蛛の巣がはって
あるところもあり、皆、右にすこし、よけながら通っていました。
ところが、たった一人「わたしはよけなくてもだいじょぶよ」とセーラちゃん。
普通に歩いていきます。背が低いので、高いところにある蜘蛛の巣には
届かないのです。蜘蛛も「しまった!」とおもったかどうか、、

□だれの話?
大房岬、岩場で、K本さんが話をはじめました。「わたしは最近、アマチュア
の大会にでてるんですよ。東京のアマ十傑戦予選にもでました。」「ほう、
それはすごい」「このまえは、1回戦で、玉井伸という人とあたって
やられました。」この玉井君というのは緑星学園で修行をしているプロ志望の
中学生だそうです。今年の全国中学校大会でも3位になっています。
しばらく、その玉井君という中学生の話になりました。
K本さん、「それから、アマ世界選手権の東京予選にも出場しました」
Iさん、「その玉井君がですか?」「違いますよー。わたしがですよー」
これで、皆、爆笑となりました。

□恐怖
ながらく、音信不通のN松さん、その行方が心配されますが、N松さんの話を
しているときに、「N松さんの車に乗るのは、すごく、こわかった。」
という話題でもちきりでした。N松さんは、Manual車に乗り、狭い道だろうと、
曲がった道だろうと、いつも、猛スピードで走ります。運転しているほうは、
よくても、乗っているほうはたまったものではない。「いやあ、あの人の
車はほんとこわかったよー」とは、Iさん、そういう話を長々としていたら、
やおら、K松さんが口を開いて、「実はですねぇぇ。わたしも今、毎回合宿
で電車できているんですが、これは、N松号がきっかけなんですよ。
昔、うっかりN松号に同乗して、すごい恐いおもいをしたので、すっかり
電車派になっちゃいました。。」とのこと。これには、皆、大爆笑でした。

□検証?
仕事が忙しくて、囲碁部の行事になかなか参加できないとの悩みをもつ
K松さん、実は、大学で講義をされているとのこと。情報社会学のような
情報系の講義を担当しているようです。しかし、昔と今とでは、授業スタイル
も違うようです。最近の学生はPCもちこみで、授業をうける人が多い。
で、講義をやっていると、かちゃかちゃ、キーボードをたたく音が。
 K先生、その学生のところにいって、「なにやってんの?」と聞くと、
「はい、今、先生が発言されたことをインターネットで調べております」
 との返事。これには、K先生もマイッタようです。「まいったなー、
へたなことしゃべれないよ」とおもったかどうか、、

□碁は体力だ!
序盤を快走して、すごい勢いで勝星を重ねて驀進していた中山さん、
後半には、がたがたっと崩れてしまいました。そして、つげられた言葉
は、「碁は体力だ!」のひとことでした。長丁場の合宿の囲碁大会を
のりきるには体力が必要との分析をされたようです。
長年、囲碁部の繁栄をささえてこられた方の言葉には重みがあります。
次回は体力をつけて、優勝をめざしてください。→ 中山さん

□聞き違え?
大会前、某Y研究所内に、「YMTA12B12」というSubjectの謎のメールが
とびかいました。実はこれ、大和組(K原、Y野、F田、K谷 各氏)の間で
かわされた誓いで、Aクラス、Bクラスでかっこよく、
ワンツーフィニイッシュを決めよう!という内容だったのです。
とくに、このメールのさしだし人のK原氏はYさんには「2位をめざして
ください」(自分が1位になるから)と指令をしていました。ところが、
K原氏、序盤から4連敗、6試合おわった時点では1-5となるなど、さんざん、、、
さらにYさんは2位ではなく、トータルで2勝しかできず、もっと
悲惨な結果に。「2位でなく、2勝?? 、うーん、指令を聞き違えたかなぁ」
とぼやくことしきりでした。

□深刻?
合宿の大会は、一発昇段と一発降段があります。すなわち、12戦全勝だと
昇段、全敗だと降段となります。全勝は、早々にいなくなりますが、全敗
者は、しばらく続いていました。この状態では、安心して、碁がうてません。
その一人、Iさんに、「そろそろ勝ってくださいよ」とハッパをかけたところ
Iさん、「これからだよ」と目が真剣、こんなに真面目な表情のIさんを
見たのは初めてです。しかし、しばらくして、やっと勝利。
 「ビッグニュースだよ」とVサインで、貴重な1勝の報告がありました。

 □ 昇段のがす
 国吉さん、実は、勝ち点9があり、4位までにはいれば、勝ち点1がはいり
 昇段。これは、簡単か、、とおもわれましたが、高口さんとの碁では、
 ダメをわざわざ自分からつめるなど、チョンボが発生、他の人との碁でも
 同様のダメの勘違い間違いが発生したようです。
 館山は空気があってないのかもしれません。次回がんばってください。

□筋書きのあるドラマ?
今回は、FreeAgentとして、とくに光永先生の指導碁を中心に観戦した橋口さん、
みていて、感想として、「どうも先生のシナリオどおりにコトがはこんでいる
んだよなー」とのこと。見ていると、いい勝負の碁も筋書きどおりに終盤で
下手が間違えて、きっちり先生の勝ちになってしまうようです。
皆さん、次回は筋書きのないドラマをめざしましょう。

□最終戦
大木-兵藤戦は、深夜に始まりました。終了したのは、、、なんと、3:30。
二人ともすごい体力の持ち主です。普通なら、ここで、
「ああーやっとおわったおわった」
と解散して、部屋にもどってバタンと寝るところではないでしょうか。
しかし、このあと、加藤さん、橋口さんを、まじえて、感想戦が、
 行なわれたそうです。熱心ですねぇー

□会計役
会計役はI村さんとM田さんでした。前回、春にも担当しているだけに
2回目となると手なれたものです。M田さんは、I村さんの手際のよさに
感心して、それを他の人にもつげていました。「I村さん、すごいねー。
てきぱきと会計をこなしていたよ。前回は、参加者からの集金をしたあと
こんな大金をもったことない、と手がふるえてたんだけどねー」との話。
「ということは、前回は二人とも手がふるえていたんだ、、」と余計なヤジが、、

□優勝スピーチ
Bクラスで優勝した兵藤さん、
賞をうけとったあと、「あれ、優勝スピーチはいいんですか?」と自分から
発言、実は、わざわざ、優勝スピーチを考えていたんだそうです。
「どうぞ、どうぞ。」の声に、「実はですねぇ。考えてきたことが
3つほどあるんですよ」「ほう、それは聞かなくては。。」と笑いのなか
スピーチが開始されました。「途中、寝てしまい、起きてでてきたら優勝
がきまっていて、優勝は夢のようだった。」「最後のO木さんとの1戦は
きちんと勝ちました。」ところが、目の前に座っていた
N山さんから、途中、「たいしたスピーチじゃないねぇ」とのヤジが、、
これに対して兵藤さん、「N山さんが昇段しそうだったので、それだけは
なんとしても防ごうとして頑張ったんです。」ときりかえし。
そして、兵藤さんが終ったあと、O木さんが突然、前にでてきて、解説が
始まりました。表を指さして「わたしは光永先生に是非優勝してもらい
たくて、兵藤戦をがんばったんですよ」しかし、これまた、
「あなたにはスピーチはたのんでないよ」とのヤジが、、、
すぐにひっこまざるをえなくなりました。
     
□ 研究熱心
 先生をまじえて、検討会や、いろんな局面の集中研究が熱心に行なわれ、
 非常に効果的な合宿になったとおもいます。とくに、最終日は、深夜2:30
 ちかくまで先生自身が起きておられて、暖かい指導をいただいたきました。
 光永先生にはこの場をかりて、御礼申し上げます。

 以上