関東囲碁部報(2004-19) 2004年度春季合宿結果報告

  5月21日(金曜)から23日(日曜)までの3日間、館山の保養所において、
  恒例の春季囲碁合宿が開催されました。 講師の光永淳造プロ棋士を含む、
  総勢41名の参加者をえて、大変に 盛況でした。

 ◎合宿リーグ戦
   恒例の合宿リーグ戦は、以下のようなルールで行なわれました。
   ○A、B、C、14名ずつ3クラスに分かれての総あたりリーグ戦
   ○光永先生に3つのリーグ戦に参加していただき、参加者全員と対局。
   ○45分切れ負け真形ルールによる手合い決定
   ○スイス式での順位決定

  結果
 Aクラス  (14名参加)
   優勝 加藤武彦  7.5段    10勝3敗
 準優勝 山口宗一  6 段      9勝4敗
   3位 谷野正義  4.5段     9勝4敗
   4位 吉田嶽彦  7.5 段    8勝5敗

  短評: 合宿では、いつも序盤好調な山口さんが、今回も好調なスタート。
  また、吉田さんも4連勝スタートとなり、加藤さんも、1敗のまま、
  中盤戦に。その後、山口さん、吉田さんは、やや星をおとすなか、
  終始安定した対局で、加藤さんが、このクラスをぬけだしました。
  加藤さんは、2003春優勝 2003秋準優勝 2004春優勝となり、合宿特別昇段
  規定(準優勝以上3回連続は昇段)により、みごと8段へ昇段となりました。
  また、対局進行ペースが比較的遅かった谷野さんが、いつのまにか
  順位争いにわりこんでいて、3位にはいってきました。実は、フリーの交流戦を
  先に対局していたらしく、戦況をみつめながら、じっくり碁を打ったのが
  良かったのでしょう。
  光永先生は、本合宿で、10段での初の対局となりましたが、入賞こそ逃した
  ものの、このクラスの7段以上の選手に全勝するなど、着実に勝ち越し
  貫禄をみせました。
    
  Bクラス  (14名参加)
   優勝 湊 信幸     4 段   10勝3敗
 準優勝 光永淳造    10段   8勝5敗
   3位 小松雄一郎  4 段   8勝5敗
   4位 山崎洋一   3.5段   8勝5敗

  短評:Bクラスはだれが優勝するか予想の難しい混戦状態になると予想され、そ
  のとおり、星のつぶしあいが続くなか、湊さんが、一人3敗をキープ。
  結局、2位に2ゲーム差をつけて、最終戦を待たずに、優勝を決めました。
  2位以下は、5敗の3名がはいりましたが、混戦だと、確実に勝利をあげる
  光永先生が有利で、今回も準優勝となりました。
  3位は小松さん、最近、湊さんとともに、各囲碁大会において、充実した成績
  の4段で、お二人の4.5段への昇段突破が近いとおもわれます。
  山崎さんはインターネット囲碁で鍛えた成果でしょうか、
  好成績で、4位にすべりこみました。

 Cクラス  (14名参加)
   優勝 光永 淳造    10段   10勝3敗
 準優勝 柴田 啓介     2段    9勝4敗
 3位   恩田 賢一     3段    9勝4敗
 4位   半田 武晴     2段    9勝4敗

  短評:このクラスは、序盤で柴田さん、高口さん、半田さんらがはしり、
  1敗をキープするなど、ハイレベルの戦いがみられました。
  しかし、終ってみると、指導碁で圧倒した先生が優勝となりました。
  先生は、10段に昇段したので、当然、手合いがかわり、多少きつくなっている
  はずなのですが、それをものともせず、7子、8子、9子の対局をこなされました。
  先生が負けた碁も盤面では勝っているものの、逆コミで負けた、というものが
  2局あり、「結局、何子おいても勝てない」と某選手のコメントが真実味をおびて
  いました。
  準優勝の柴田さんは非常に安定した成績で、 合宿で3連続入賞をはたしています。
  3位の恩田さんは、昨年は合宿の総合幹事、今回は会計として、仕事におわれる
  なか、みごとな成績です。勉強家としてしられており、成果がでたようです。
  4位は実力3段と噂される半田さんがはいりました。
 
 ◎ クラス交流戦

    以下のようなルールでの交流対局です。
   ○参加、不参加は個人の意思にまかせられ自由。
   ○基本的には公式戦終了後に実施、ただし、空き時間を活用して実施も可。
   ○A、B、C、3クラスで別のクラスの人と自由に相手を選択して対局。
   ○持ち時間等は対局者間で相談して設定
   ○勝ち越し数を計算し、上位の3人を表彰。

  1位  松谷さん 6-2
  2位  谷野さん 4-0
  3位  及川さん 3-0
  最多 羽山さん 17局

 ◎ ハイキング
 中日には、恒例となったハイキングを行ないました。
 ハイキングコーディネターの柴田さんの紹介で、いくつかの候補地の
 丁寧な紹介があり、「さすがは千葉県民!」の声がとぶなか、
 黒滝、沖ノ島の候補地に人気が集まり、結局、最大多数票のはいった
 沖ノ島というところにでかけることになりました。
 館山の合宿では初の行き先ですが、車で5分程度の近い場所で、元々
 島だったことが途中の海岸部が隆起して、陸づたいになったという
 かわった場所です。ほどよい手軽なハイキングコースで、島の中は、
 歴史を感じさせる海ぞいならではの岩がみられ、海岸では気持ちのよい風の中、
 海を鑑賞しながらの食事となりました。参加者には、大好評でした。
 
 ◎ 合宿こぼれ話

 ●大変な申込作業
 保養所への申込は、webで入力するようになっています。受付作業はO川さん、
 申込作業は、O木さんが担当されました。O木さん、40数名分の名前と保健証番号を
 記述したエクセルファイルを健保に送信、これでかんべんしてもらえないか、
 と頼んだところ、だめとの返事。結局、一人一人入力作業、40名分実施
 「これは大変な作業だ」と汗をかきながら、ようやく終了、、ところが、その
 入力した40名は手違いで昨年のデータであったことが判明、、40名の入力を
 またいちからやりなおし、、ととんだ大変な作業でした。
 しかし、O木さん、これで、すっかり作業に慣れたことでしょう。

 ●ルート変更
 例年、館山合宿時は、大半の車が、久里浜からでている東京湾フェリーを
 利用しています。しかし、今回は台風2号のせいで、欠航になるという
 情報が事前にはいり、当日、確認のためフェリー会社に電話連絡をいれてみると、
「現在、波が高く、欠航しており、いつ運航できるようになるかは、まったく
 見通しがたたない状況」
 との返事。ということで、ほとんどの車は、アクアライン経由で、館山へと
 向かいました。数台の車は海ほたるに寄り、見晴らしの良い眺めを堪能
 したようです。

 ●意表のふりかわり
 Y崎さんの車で、フェリー経由で来る予定になっていた数名でしたが、
 フェリー欠航の可能性大という知らせに対して、「フェリーならルートが
 わかるが、アクアラインは、道がわからない、、自信がない、、」と
 険しい表情で、「今回はあきらめて、電車でいこうか、、」とのコメント。
 あわてたのは、同乗予定だったY野さん、「それなら、わたしが車をだしますよ」
 とのことで、急遽、Y崎号からY野号へ変更となりました。突然、意表のフリカワリ
 ですが、機転のきいた素晴らしい判断でした。

 ●はめてにやられた!?
 他の参加者とは違い、夕刻到着予定だったF田さんは、やはり車で合宿へ
 むかいました。台風は朝、過ぎ去っていたので、フェリーの会社
 に電話連絡してみると、「大丈夫、今、フェリーは、動いていますよ(^o^」
 という返事。
 そこで、フェリーに乗るため、久里浜までいったところ、、
 どうも、雲ゆきが怪しい。 実は、昼に2便だけ、動かしてみたけど、波が高くて
 やっぱり厳しいので、「結局、欠航することにしましたあ(^^ゞ」との返事。
 F田さん「えー!」と叫んで、やむなく、川崎までまいもどって、アクアライン経由で
 館山へむかいましたが、当然、到着はかなり遅くなってしまいました。
「とんだ、ハメ手にやられた!」とさんざんでしたが、これが、碁の成績にも
 ひびいたようで最初から連敗模様となりました。

 ●食欲旺盛!?
 昼は何台かの車が、恒例のばんやで、食事。あるグループは、そろって、
 かきあげ丼を頼んだのですが、予想よりはるかに多く、とても、食べきれない
 くらいの量がでてきました。若い人ものこすくらいのすごい量の中、
 そのグループの運転手、N原さんは完食!これには、まわりも「え!」と、
 驚きでした。

 ●お久しぶり
 開会式のときには、久しぶりの参加者ということで、U島さんと、A田さんが
 紹介されました。お二人はそれぞれ、約10年ぶり、および 8年ぶり、、との
 ことで、大変な久しぶりの登場ですが、お二人は実は、その昔、この館山合宿を
  ささえてきた合宿幹事だったのです。
 (当時は、毎回、同じ幹事が何年も続けて担当されていました。)
 あれから数年が経過し、参加者も大幅に増えて、今回は、歓迎される側にまわり
 感慨深かったことでしょう。
 
 ●幹事の配慮
 開会式のとき、合宿幹事のTさんから、保養所との交渉で達成した成果の
 披露が行なわれました。実は、今回は人数が多く、食事は、一部の人(5名程度)
 が別室になり、和室でとる予定だった
 のですが、無理をいってなんとか食堂で全員食べられるように、ねじこんで
 いただいたのです。
 また、ハイキングから戻ってきたときに通常はフロはやっていないはずですが、
 ハイキングに戻って、汗がでている一番風呂にはいりたい時間に是非、
 やっていただきたい、との希望をいれ、これも、保養所に便宜をはかって、
 開始時刻を早めていただきました。さらに、「わたしのおかげで、食事前でも
 お酒が飲めるようになりました。」と告げると、これには皆、爆笑。
 「Tさん、自分が一番飲みたいがためにやったのでは?」との冷やかしが、、

 ●貴重な本!
  今回は幹事のTさんが、光永先生の囲碁の本、「光永道場」を持参し、
  この本の内容を紹介しながら、先生を紹介されていました。 これは、大ヒット!
  一同からは、初めて本をみるひともいたようで、「おおお」と感嘆の声。
  Tさん、最後には、本に光永先生直々に、サインをいただき、満足そうでした。
  サインいりの先生の本とは、素晴らしく貴重な本ですね!

 ●座席の設定
 先生の指導対局場は、4面がうてるようにします。いつもは、壁を背にして、
 隅で実施いただいておりましたが、今回は、景色がよく見えるように、
 という配慮で、やや中央付近に設置しました。しかしながら、「先生に景色を
 眺めさせないように必死になるように、皆さん対局がんばってください」と
 選手にはっぱがかけられました。

 ●降段ルール
 大会前に大会コーディネーターより「13戦全敗は無条件で、降段させます!」
 との宣言がありました。これには、参加者もびびったようです。とにかく、
 1勝でもいいから、あげようと、必死になり、最初に連敗が続いた方は、すごく気に
 されていたようで、白星がでたときは、ほっとしていたようです。
 
 ●かわった棋風?
  ある車のなかで、某H山さんの話になり、彼は、マージャンをしょっちゅう
  打っているという話になりました。すると、それを聞いた某選手、
 「そうか、あの人の碁はかわってるとおもったが、マージャンのような碁を
  うっているね。マージャンの棋風だったのかあ。」と妙に納得していました。

 ●牽制球もきかず?
 「カラオケのやりすぎで対局消化ができなかった場合は、不戦敗等の措置をとります」
 開会式の大会説明時に、大会コーディネーターより、カラオケ愛好者への牽制球が
 とびました。 この牽制球、まったくの無駄骨だったようです。
 某4.5段氏、たった一局、公式戦を打っただけで、あとは、ずっとカラオケに没頭。
 驚くべきことに、朝の4:30まで歌い続けたそうです。これには、おそれいった!?
 
 ●悠々自適?
 食卓の前に座ったI藤さんに、「最近は、どうすごされているのですか?悠々自適
 ですか?」と聞くと、「ええ、そうです」「碁はうってますか?」「はい」
「碁会所ですか?」「いいえ」「え、インターネット囲碁ですか?」「はい」
「どこの囲碁サイトですか?」「KGSです」「えー!??? アカウントは、」
「えっと、xxxxx」「あー、、そ、そうだったのか。。」
 KGSには、うちの囲碁部専用の部屋ikicksがありますが、そこに最近正体不明の
 ユーザーが一人いたのですが、このとき、正体が判明しました。
 最近は、こっそり、KGSを始める人も多いようです。I藤さん、「秘密にしておこう
 かとおもったんだけどね、、」と苦笑されておられました。

 ●初段に降段
 初日の夕食時、Mさんが降段したい、というので、深刻な話かとおもって聞いて
 みると、初段に降段したい、、とのこと。実は、Mさんは現在 7段、
 初段になんかなったら、勝ちまくって、それは、おもしろいでしょうけど、
 まず許されないでしょうねぇ。(苦笑)

 ●ごまかし?
 幹事のTさんの指導碁、感想戦のときに、「このへんは、多少、ごまかされ
 ぎみでしたね」と指摘。すかさず、「先生、ごまかさないでくださいよー!」と
 悲鳴をあげ、まわりは爆笑でした。横のやじ馬からは、「碁はごまかしのゲーム、
 ごまかされるほうがわるいんだよ」との高説までとびだしました。

 ●酒がつよい!?
 某選手、対局相手に、酒をどんどんついで、「まあまあ、ノンでくだい」と
 すすめて、よっぱらい作成を敢行。「相手に酔っ払わせて手を乱れさせる作戦」
 ところが、対局相手のそのY野さん、「ぼくはよっぱらうと強くなるよー。」と
 宣言。その宣言どおり、酒がまわって、手もさえて、その碁は完勝。

 5/24追記:昼休みに、この囲碁部報を読んだ複数の囲碁仲間から、Y野さんへ「酒を
 飲ンだらつよくなるんだってぇ!すごいねー」と冷やかしの言葉があびせられ
 ました。匿名にしているので、わからないはずなのですが、わかる人にはわかるの
 でしょうか、、

 ●サーカスの曲芸
 いつも、参加している紅一点のSさん、(小学校3年生)今回は、中日には、一輪車
  に乗って傘をさして、器用にのりこなしていました。その姿、実は、お父さんも
 みたことがないそうですが、「そんなことができるなら、芸をやって、家計の
 タシにするかな。。」との返事。

 ●口もなめらか
 Aクラスの強豪 Y口さんは、ジンクスがあり、一日目は成績が良いのに、
 二日目は全然だめ、今回も予定どおり一日目は快調、しかし、いつもと違うのは
 今回は二日目も好調だったことです。I条さんとの対局は、
 「うわあ、強力(ごうりき)だねぇ。まいった、まいった」と牽制。
 I条さんは、「そんなー!わたしは、かよわいのに、、」と返答していましたが、
 口の戦いでは、Y口さんが、リードしていたようです。

 ●布石の構想
 ハイキングは、ちかくの沖の島へ。やや手前に車をとめて、沖の島まで
 歩き、沖の島のたて看板をながめて、ここをこうやって、こう進もう、と、
 布石の構想をたてました。そして、最初の目的地はこの休憩所だ、と宣言し
 やおら出発しました。ところが、その休憩所まで、10分くらいはかかるかと
 おもったらなんと30秒ほどで、到着。拍子ぬけ、、「休憩には早すぎるなー」
 とためいきがもれました。

 ●神だのみ
 ハイキング途中、神社がでてきたので、さっそく、選手がお願いをはじめました。
 「のこり全勝できますように、、、」しかし、参加者が全員お願いしたら、
  お願いがバッティングするのでは?との鋭い指摘に、「残留組(保養所にのこって
 いる連中やテニスをやっている連中)に勝てばいいんだよ、との返事でした。

 ●大局観がわるい
 沖の島で、海岸に到着した一行、対岸の風景をみて、K本さん
 「あれ、三浦半島かな?」とつぶやきました。まわりからは、「あれが三浦半島の
  わけないじゃん。」
 とすかさず反論、距離もあんなに近いわけないし、地形も違うし、まったく違う、
 との解説でしたが、K本さん、「そうかなあ、どうしても、三浦半島にみえるけ
 どね、、」とのコメント、K本さんは高段者、
 碁の大局観はよくても地形の大局観には、やや難があるようです。

 ●ねらいは?
 某I田さんは、海岸で急に口笛をふきはじめました。実は、飼い犬がいたので、
 それをよびよせていたようです。犬もしっぽを振って近付こうとしており、
 成功のようにみえましたが、結局、犬はきませんでしたが、この口笛、実は、
 飼い主の女性が目的だったそうです。いわゆる「もたれ攻め」でしょうか。

 ●ワープ
 多くの人が普通の道を歩いているのに、あえて難関定石に挑戦、岩場や海岸づたい
 の厳しい道を選択した人がいました。O木さん、Mさん、K村さんらの3名です。
 そのややこしい道を選択して、みごとクリア、別ルートで合流しました。
 きっと、碁も難しい戦いを好む棋風なのでしょう。

 ●囲碁人生史上最悪!?
 某H田さんは先生とは、8子も置いて対局。「このわたしが8子もおくなんて、、」
 と、それだけで、驚きだったそうです。当然、碁は、勝ちにいきました。
 しかし、プロの力は恐ろしいものです。
 普通に打っていて、普通に負けたようにみえましたが、、
 本人談「最初に失敗したのが、ひびいて、そこで、多少、あきらめれば良いものを
 損に損を重ねた、、」とのことでした。
 とにかく、近年のご自身の囲碁人生史上なかったことで、「大ショック」との
 ことで、勉強しなおすことを誓っておられました。

 ●高級指向
 ハイキングで I田さん、いきは、ボルボ、帰りはアルファロメオと、それぞれ
 別の高級車に同乗し、快適だったようです。

 ●みおとし
 某H山さん4.5段の指導対局。ふだんと違い、じっくり考えるH山さん、
 先生もあてがはずれて調子が狂ったのでしょうか。最後は、
 なんと、どこにうったかを勘違いされて、H山さんのややインチキ勝利と
 なりました。
 今回は、石をうってから、その石を指で押えて、それから、考える!??
 と考え方も工夫??していたようです。(外野の声:↑ほとんど反則だよ!)

 ●親善大使
 某H山さんは、ふだんの対局は速い、速い、、あっというまに公式戦を消化し、
 交流戦は、なんと17局を対局。合宿期間中に記録されているだけでも30局を消化
 しました。(他にも番外戦あり)これは新記録でしょう。かんじんの碁の内容は、
 どんなものでしょうね?

 ●プロ級の腕前
 ハイキング組が帰りついたとき、ちょうどテニスをやっていたので、さっそく、
 ハイキング組の10名ちかくが、テニス組の選手のテニスの腕前の検分、、という
 ことになりました。しかし、テニス組の選手は予想外にうまい。
 「おおお、サーブがはいる!」「あのボールを返した!」「鋭いきりかえし!」
 「すごいスピードボール!」と感嘆の声ばかり、、、
 そして、最後にでた声は、「この人たち、碁に比べると、テニスはプロ級だね。」
 でした。

 ●感謝
 BクラスのN山-K松戦には、数名のギャラリーができました。そして、K松さんが
 「わたし負けましたよ」との発言。
 この瞬間、M4段氏の優勝が最終戦を待たずして決定したのです。Mさん喜びの声。
 しかし、勝利したN山さんも「対局に勝利して他人にこんなに、喜ばれたのは
 初めてだよ、、」 と感激している様子でした。

 ●疑問手
 Aクラス最終局 K藤-O木戦は、感想戦がにぎやかでした。しかし、O木さんが
 中盤ではなった一着が問題の一手だったようです。いえ、問題の一手というより
 問題外の一手、、相手の強いところにへばりついて、一手と一子を献上するような
 手にまわりから非難轟々、、「そこでなくて、ここにうてばよかったんじゃない?」
 との声に、「いや、そこじゃなければどこだっていいよ、、」との厳しい声も。

 ●勉強家
 先生を中心に定石研究をやっていたら、某M選手が、ゼイノイの本にはここは
 こう1間バサミにうてと書いてあるんですよ、とその手を披露。。20分程度
 あとに、別のFさんがきて、あ、これ、ゼイノイの本にかいてある。1間ばさみ
 するんですよ。とコメント。この様子をみた先生は、「皆さんよく知ってますね。
 研究熱心ですねー」 と感心していました。
 
 ●理論より実戦
 スイス式では、勝率が同一の場合は、勝った相手の勝ち数を合計して、
 その数が多いほうが順位が上となります。しかし、総あたりのリーグ戦の場合は、
 負けた相手の勝ち数を計算し、総合計が少ないほうを上位とする簡易順位算出
 方法が使われています。全員の対局相手の対局勝利数は同一ですから、このほうが
 計算が早く、賢いやりかたです。ところが、
 「負けの数をカウントするのは納得がいかない、」、とクレームがつき、
 大会委員は、「同じことなのに、、、」と、しぶしぶ勝ち星の合計計算を
 やりなおしたようです。

 ●やる気がしない!?
 「先生は、すごい。4.5段陣には、6子も置いて、やるんだから、、、我々なんか、
  下手に6子もおかれたら、やる気がしませんよ、、」と、いうと、先生からは、
「いや、わたしもやる気がしませんよお。」との返答に大爆笑となりました。
 対局開始時点では、6子も置かれて、頭がまっしろになり、とりあえず、適当
 にぱらぱらうっているのだそうです。

 ●みだしなみ
 食事どき、酒をついでまわるT中さんの姿、しかし、そのかっこうが問題でした。
 ゆかたがはだけています。「胸毛も素晴らしいねぇ、、」との声に、「いやいや」
 と照れ笑いしながら、隠していましたが、
 「単にだらしないだけだよ、、」との声が横からとんでいました。

 ●躍進!
 Y野さんは、みごと入賞。前回合宿の勝ち数の4倍半の勝利数という大躍進ぶり
 でした。それは、そうと、フリップチャート上で、それぞれのクラスでの一番
 悪い成績の方の努力賞の方を大きくめだつように星印をつけていました。
 どうも、前回のご自身の成績が作用しているようです。

 ●喫煙にきびしい?
 今回は、全館禁煙となり、新たに喫煙所が設置され、たばこを吸いながら
 対局というのは、まったくできなくなりました。そのせいか、たばこ組の
 成績はあまりよくなかったようです。合宿で好成績をおさめるには、
 まず禁煙が必要かもしれませんねぇ。

 ●カラオケ
 隣の和室は、カラオケをやる場所、なので、歌を歌う場所ですが、今回は
 メイン会場の対局場でもうたをうたっている人がいたようです。
 しかし、声が低く、だれなのか特定できませんでした。「だれなんだろう?
 ここはカラオケ会場ではないんだけどなあ、、」との苦情が。。

 ●岡目八目
  O崎さんとH山さんの対局は名勝負。多くのギャラリーが見守る中、
  壮絶なコウ争いとなりました。ところが、コウザイをうっているうちに、
  そのかんじんの大きなコウとは別のところのコウをぬいて、双方気がつかず
  対局が進行。まわりは皆、気がついて笑いながら観戦していたようです。
  ところで、この名物対局、O崎さんとH山さん、その日のKGSでも対局。
  あれほど、合宿で対局しておいて、夜もインターネットで対局。。。
  ご苦労さまです。
 
 ●戦略の勝利!?
  Mさん、交流戦で一位となりましたが、表彰式のときに
 「公式戦は早々にみきりをつけて、交流戦にかけたのです。戦略の勝利です。」
  と自身をほめたたえるコメント。

 ●いいわけ?
 表彰式のときに、一番成績の悪い方に努力賞が授与されました。これからは、
 努力して、すこしでも勉強してもらおう、という、意図です。合宿会計の
 とりはからいで、努力賞の封筒には、More Study!の文字がおどっていました。
 Bクラスの最下位の選手は、賞をうけとったあと、敗因を「カラオケのやりすぎ」
 「先生に最初に勝って、力がぬけてしまった」
 と分析していました。
  
 ●先生のコメント
 「今回は段位があがったので、かなり苦しく、うちわけくらいが目標でしたが、
  予想外に勝ってしまいました。今回は勝ち点5をとりましたが、次回また5点とって
  昇段となると非常にまずい、皆さん頑張ってください」とのコメント。
  次回からは、選手がもっとがんばらないといけないようです。

 ●フェリー対局
 Y崎さんとY野さんのフェリー対局。大勢がみているなか、中盤で大石が死に、
  あっというまに投了。
 しかし、このおかげで、感想戦ができて、横でみていた先生からのワンポイント
 指導がうけられました。早い終局がとんだ功を奏しました。
 
 ●次はいつ?
 楽しかった合宿もあっというまに終了となりました。H3.5段は、
 「えっと次はいつだろう?秋だっけ?待てないねぇ。」と早くも次の合宿を
 心待ちにしています。終ったばかりなのに、、

 ●T幹事の後日談
 9点で”てんぱって”いた私は、家を出る時、女房と
 一つの約束をしてました。それは、合宿中は、酒を一滴も
 飲まないで、碁の勝負に徹すること、もし約束を破ったら、
 一万円の罰金を払うことでした。往路の車が昼食を食べる
 店を探すのに戸惑って、やっと見つけたのが、回転寿司屋だったのが、
 間違いだったのでしょうか、それとも同乗者のO崎さんが、
 私と同じくらい酒が好きで、お互い朝から飲んでいるという話しを
 来る途中でしてきたのが、運のつきだったのでしょうか、運転されてた
 Mさんに気を使いながら、ついに(早くも?)そこで瓶ビールの
 栓を抜いてしまったのです。さァ、もう“火が点いて”しまいました。
 合宿についてからの”ざま”は、みなさまご存知のとおりの、
 恥ずかしい状態です。碁の方も、最初のお二方だけは”心やさしい?”
 方々で、早々と2連勝させてもらい、”うんッ?これはもしかして?”
 と期待したのも束の間、後は散々な結果に終わりました
(世の中、そんなに甘くありません)。
(えっ、女房にばれなかったかって?それは、ご想像におまかせますが、彼女
は、私の留守中に、時々私のメールを”盗み見”する癖があるので、「合宿報告
記」のTが私だとばれないことを祈るばかりです?・・・・・)

 ● 研究熱心
 先生をまじえて、検討会や、いろんな局面の集中研究が熱心に行なわれ、
 非常に効果的な合宿になったとおもいます。検討は、夜中の2:30までおよび、
 先生にもつきあっていただきました。
 暖かい指導をいただいた
 光永先生にはこの場をかりて、御礼申し上げます。

 以上

IBM関東囲碁部