関東囲碁部報(2005-17)オールアマ囲碁大会結果報告 3月13日(日曜)にオールアマ囲碁大会が開催されました。 大会には、合計94チームが参加し、ふだんの企業、法人以外にも 一般のアマを加えて、かなり雰囲気の違った大会となり、大盛況でした。 関東囲碁部では、既報のとおり合計7チームが出場しましたが、 Dクラスで、みごとに23チーム中、3位入賞となりました。 他のチームは残念ながら、予選突破ならず、でした。 各チームの大会の詳細成績、対局の様子などをチームレポートと ともにおおくりします。 Aクラス 20チームが参加 池上 均 6段 加藤 武彦 5段 岸原 達也 4段 高本 正 4段 松谷 治 4段 風鈴会 2-3 軸仁会 3-2 ケンクラブ 2-3 昨日(3月13日)行われたオールアマ囲碁大会のAクラスのレポートをお送りし ます。 まず会場に入って驚いたのは、子供たちの多いことでした。それも、Cクラ ス、BクラスばかりでなくAクラスにもキッズ・グループがいるのです。昨年ま での法人団体戦でおじさんチームとばかり対戦してきた我々には様変わりで、 「やっぱり世の中は変わってきているなあ」との感を深くしました。 Aチームの1回戦の相手は「風鈴会」です。1将から4将までは普通のおじさんで したが、5将の松谷氏の対戦相手はずいぶん若い、後で聞いたところ中学2年だ そうです。対局後にハプニングがありました。白を持って序盤から有利に打ち回 して勝利した松谷氏が、「ここに打てては白が楽ではないの・・・」など得々と して検討を進めていると、ジャージ風な服装のアンちゃんが傍に立って、「ここ はこう打つところです。」とか、「それでも、こう打っていれば黒もなかなかで す。」とか言うのです。私は多少むっとして、「でも、ここに掛かっては負ける 気がしません」などと反発したのですが、実はその人はプロ棋士の鈴木伊佐男さ んだったのです。冷や汗ものでした。「風鈴会」というのは鈴木の鈴をとって名 づけたそうです。しかし「風鈴」という爽やかで可憐な印象には違和感のある風 体でした。 隣の高本戦には盤上のドラマがありました。対局中に対戦相手が「わー、なん ということをしたんだ!」と叫んで頭を抱え込んだのです。実は20目近い大石 の息の根を止める絶好のチャンスが生じていたのです。しかし、高本氏は厚く 打って貧乏渡りを強要し、満足の様子でした。これで勝てれば大局観の確かさを 賞揚されるところでしたが、残念ながらそれでは地合いが及ばなかったのです。 対局後、くだんのアンちゃん(失礼、鈴木七段)が来て、「下から当てれば、死 んでいましたね。」と言われ愕然としたのです。チームも2−3で一歩及びませ んでした。 2回戦の相手は「輔仁会」です。「おじん会」かなと思ったほど年季のはいっ たおじさんたちです。「これはカモイな」と思っていたところ、相手の段位を聞 いてまたビックリ。なんと6段で申告しているのです。岸原氏、高本氏、松谷氏 の3名は、4段で申告していたので2子での対局となりました。しかし「好事魔 多し」のたとえのようになんとK氏がよもやの敗戦を喫してしまいました。敗戦 の弁は「あまりに楽なのでナメテしまった」とのこと、まだまだ精神面での修行 がたりません。幸いチームは3−2で勝ち、ことなきを得ました。「輔仁会」は 沖縄の医療法人だそうです。昨晩一泊して今日帰るそうです。「わざわざこの大 会だけのためにこられたのですか?」と聞くと、そうだとの返事です。段位も通 常の段位で申請してこられたのでしょう。調整を行った我々はチョッピリ申し訳 ない気がしました。やはり、大会はクラス別のノーハンデ戦にすべきではないで しょうか。 昼休みに日本棋院法人課の田村さんが会場に現れ、大木前幹事長が我々のメン バーに紹介してくれました。とても感じのよい女性です。とくにK氏がにこやか に談笑していたのが印象的でした。K氏も、碁とPC以外に女性にも興味を持っ てくれるといいのですが。 3回戦の相手は「ケンクラブ」です。囲碁大会でなじみのあるケンコーポレー ションのチームだそうです。ここでは5将が紅一点の女学生です。なかなか可愛 い娘なので、対戦相手の松谷氏は「若い人が碁に親しむように、ここは花を持た せてあげてもいいかな。」とも思いましたが、チームは現在1勝1敗で、まだ枠 抜けのチャンスがあります。心を鬼にすることに決めました。対局後話しをする と、高校生だそうです。 「学校で囲碁部に入っているの?」と聞いたところ、「いいえ、父に習いまし た。隣にいるのが父です。」とのことでした。ところで、男中心の囲碁大会で松 谷氏ばかりが女性に縁があるのはどうしてでしょう(関東囲碁部ホームページ− 囲碁部メンバーのページの「松谷」のコーナー参照)、きっと前世での善行のお かげと得心しています。 残念ながらチームは2−3で敗れ、予選枠抜けは夢と終わりました。 しかし、3戦を通して実力は紙一重で、メンバーさえ揃えば十分入賞のチャン スはあると思われます。来年の捲土重来を期そうではありませんか。 文責 松谷 Bクラス 24チーム参加 B1 前川 潤二 4段 及川 捷三 3段 齊藤 一郎 3段 真形 久視 3段 立石 進一 2段 消防庁 4-1 横河電機 1-4 東電管支部 2-3 二試合目の横河電機が鬼門だったようです。次回がんばってください。 B2 佐藤 勝久 3段 池野 晃 3段 徳田 隆行 3段 谷野 正義 2段 久家 達夫 2段 日立 2-3 かまくら学園 3-2 ユニシス 1-4 自戦記?とさせていただきます。 一回戦、二回戦は各自がそれぞれ一勝一敗で、ある意味ではバランスのとれた戦い ぶりでした。 一回戦の日立チームは我々の段位と全く同じで負けはしたもののほぼ互角の戦い。 二回戦のかまくら学園は、囲碁サロンらしいのですが、中学生、小学生中心のチー ムで私の相手は小学4年生。ポンポン打ってこられちょっとやりにくい面が ありましたが、場慣れしていて面構えもよく、何年か後には小学生名人を 狙うのでは、狙って欲しいと思わされたものでした。 いつも大会と違って小中学生と碁を打つのも新鮮さ感じた一日でした。 久家 達夫 Cクラス 28チーム参加 C1 滝 賢史 2段 新名 宏志 2段 小松 雄一郎 2段 高橋 尚志 初段 塩尻 正典 初段 風鈴会 2-3 かまくら学園 4-1 囲碁サロン悠久 4-1 常勝軍団IBMでも、こういうこともあるんですネ・・・・・・。 5将塩尻さんに代わり、私がレポートさせて もらいます(でしゃばりでスイマセン!)。 我がチームを総括しますと、緒戦が2−3、2戦目が4−1、 最終戦が4−1とそれなりの成績だったと思います。 残念なのは、緒戦の2−3です。この敗北は、すべて 主将である私の負けが足を引っ張ることになったのです。 私の”言い訳”は、酒びたりの毎日と、運動ゼロによる スタミナ不足による、集中力欠如に尽きます。 緒戦、私の相手は、20代前半、天童まゆみ(?)にそっくりな 顔かたち、バストは女優小池何某に負けない”豊かさ”、しかも うすい上衣からはみ出ているので、目のやり場に困るぐらいです。 後でわかったのですが、鈴木伊佐男七段の囲碁教室のメンバーが ”風鈴会”というチームを作り、本人はAクラスを希望してたのに はみでて、やむおえず”C”クラスに弟と一緒に参加したとのことです。 (でも、後で高橋さんから、私の相手は彼女の旦那でしたと言われ、 何てことない、”家族総出演”でした?) 子供の頃に碁をやっていたというだけあって、瞬間的にヨム力は、 プロ並みだと思いました。 そうとは知らず、3子置いた私は、出だしは絶好調、相手の大石を 攻め抜いて、”この女性、もう投げるかも?”なんて、楽観視してたのです が、中盤から相手の反発力がもの凄く、大石を90%獲れていたつもりが、逆に 獲られてしまい、そういう大事な攻め合いでのヨミの力の差が2回も出て、 ついに投げてしまいました。彼女は、2回戦では、40目近くの相手の石を獲 り、3回戦も勝って、”涼しい”顔をしてました・・・・・・。 2回戦は、小中学生チームの「かまくら学園」で、私の相手の中1 3段は ボソボソボソボソ言いながら打つので、どうにも集中力が持てず、悪い癖の 相手の大石を獲りに行って、逆に獲られてまたも投げました。 3回戦の相手”囲碁サロン悠久”は、新宿西口小田急ハルク近くの碁会所だ そうで、「天元」と至近距離みたいです。このチームの主将は6段でしたの で、4子も置きました。最後の最後で、指運よく勝たせてもらいました。 全勝の小松さん、高橋さん、勝ち越しの塩尻さんと、皆さん頑張ってくれたの に、主将の私が不甲斐なく、枠抜け出来なかったことを、深くお詫び申し上げま す。 たきけんじ C2 大木 建志 2段 湊 信幸 2段 藤田 清 初段 石田 造 初段 田中 啓一 初段 NEC 1-4 鷺の宮囲碁趣味の会支部 5-0 博報堂 4-1 Cクラス 5将で参加させていただき、貴重な経験を積む ことができましたことをまず、関東囲碁部に感謝します。 大会当日の早朝、対外団体戦初参加の木村さんと戸塚で 待ち合わせ、いざ出陣! 木村さんとは真形杯のおり、 たいていご一緒させてもらう。そして戸塚から東京まで の約40分、マグネット碁盤での対局は定石となってい る。当日もいつものように碁盤の入った袋を抱えてわた しが現れるのを今か今かと待っていた様子。 今大会が初参加の木村さんのことを思って木村さんの白 番での一戦となった。 最後までは打てなかったものの 十分楽しみ、さらには脳の碁回路が少しは繋がった。 前置きが長くなってしまいました。 さて、予選リーグCクラスは30チームが4つのブロックに 分かれて激戦が繰り広げられた。各ブロックから1チー ムのみが枠抜けで決勝トーナメントへと進む。わたしの 参加した第3ブロックは8チームが名を連ねた激戦区。 一回戦 : いきなり強豪NECとはくじ運が悪かった(^^; 初段どおし、にぎって黒番。序盤で一本取っで優勢に打 ち進めた。ところが優勢を意識してかあまくなってしま ったようで、終盤計算したら盤面いい勝負か少し悪い。 慌てたがもう後の祭り、逆転出来るようなところは無く つくって盤面ジゴの大敗。チームも大木主将だけが勝っ ただけの1−4、緒戦であえなく予選落ち。 しょげているとチーム副将の湊さんがわたしに声をかけ てくれた。”まだまだ分からないよ! 2-1で勝ち点勝負 になることだってあるから” と。 この励ましの声で 元気をもらい大いに勇気付けられた。やっぱりチームで の大会はこういった声の掛け合いが大切ですね。真形杯 だったら緒戦で負けると一人でガッカリしているしか無 い。まあ、自分で自分を励ますことは出来るが..... 気を取りなおしての二回戦 : 鷺宮囲碁趣味の会支部(さぎのみや) 席を捜し当てて5将の対戦相手はと見ると、そこには麗し き? 女性が待ち構えていた。嬉しくてさっそく、どの くらいですかと声をかけて返ってきた答えに唖然。 ”4級です、よろしくお願いしま〜す”と。思わず級位 でもいいんですかと確認してしまった。5人の合計が10 段以下ですから。ーーああそうですかと目が点!!! まさか、ここで4子局を打とうなどとは夢にも思わず急 に不安感に包まれてしまった。ところがこの女性が話好 きで友好的(悪く言えばいやに馴れ馴れしい)なおかげ で緊張はすぐにほぐれた。 対局開始して10数手を打ったあたりで実力が分かった。 わたしたちとは逆に2・3級上げて参加しているようだ。 生きてる所に手を入れてくれるので、その度に10目の差 が開いていく勘定。早ウチで20分くらいですんなり終局。 つくって30目くらいの勝ち。するとすぐにもう一局教え てください。また同じくらいの差。そしてわたしの吐い た次ぎの言葉に自分で驚いた。 ”死活を勉強するとすぐに強くなりますよ。手を入れな くて生きているのが分かると大きい所に先行できるので すから” ...何を偉そうに! (後に自分が同じことを指摘されるなどとは露知らず) チームも5-0で完勝。他の局はまさかこんな.... さあ、最後の三回戦 : 博報堂 法人大会ではお馴染み またまた、2級です。というわたしと同年代の男性との 2子局、最終戦。2回戦で級位者と打っていたおかげで 平常心で打つことが出来た。そろそろ中盤にさいかかろ うかという時に大石を切りますよとノゾイた。しばし考 え込んでいるのでおかしいなーとみていると継がずに、 よそにいってしまった。かまわず切り込んで、ジエンド! このあと5、60手を打って投了された。これもずいぶん 早い終局でした。 チームも4-1と勝利し最終成績は2-1でしたが、NECが 3-0のため枠抜けならず。NECは決勝トーナメントで 4位に終わった。IBMから参加の他の2チームも予選 落ちの結果を考えると、段を落とし足りなかったか... ただ、わたしたちのチームはリーグ戦2位で敢闘賞(副 賞に扇子)をいただくことができました。これは一重に 大木主将のおかげ。3チームが2-1でしたが(勝ち点も 2チームが同点)同率の場合は、主将の勝ったチームが 上位にいくのでしょうから。 おまけ 唯一枠抜けしたDクラスのチームが決勝トーナメントを 戦っている間、仲間と打とうと相手を探した。いました、 いました、格好の対戦相手が...誰あろう..まだ、 一度も対戦したことのない強豪。誰でも一度は対戦して みたいと思っているでしょうが私とて同じ。県代表にも なったことのある池上さんです。一度、花碁会に来られ たことがありましたが、その時には打ってもらえません でした。もちろん勝ち進んでいれば対局できたはずです。 県代表に5子局で挑戦!! 途中、参った、参ったと何 度か嘆かれていたので、いい気になって攻め続けていた。 2.30手のところで池上さん曰く ”力碁ですねー” =(なんて相手知らずの碁打ちだろう)の思惑にも知ら ん顔で大石を取りにいった。2.3手、手抜きされていたの でこれはイタダキとほくそえんだ。がすんなりセキにさ れて、はい♪ それま〜で〜よ〜♪ それでもよい記念になりました。アマ強豪と対局出来た のですから。池上さんにも強烈な印象を残すことが出来 たでしょうし...(^^、、、、、 御相伴 唯一3位入賞を果たしたDクラスの祝勝パーティに会場 案内役でお供した。(みなは先に行ってるので表彰式が 終わったらメンバーを案内してと頼まれてのお役) 自身は入賞出来なかったものの今大会に誘った木村さん、 神野さんが堂々の成績を残しての入賞だったので、わた しにとっても嬉しく旨い肴とビールを堪能させていただ きました。 最後まで読破していただきまして、ありがとうございした。 C3 羽山 昭次 2段 古川 康雄 2段 森 一基 初段 水田 幸夫 初段 恩田 賢一 初段 日立システム 3-2 東京都庁 1-4 宇宙棋院キッズ 1-4 以下はC−3チームのリポーターを仰せつかった者からの 報告です。 第1戦の相手は日立システムで、H山さん、Mさん、Oが勝って 勝手3勝2敗。いつも好成績のIBMチームにしては苦戦で、 これは前途多難かな、という不吉な予感がしました。 第2戦の相手は都庁。Oは幸運にも相手の大石を取って早々と中押し勝ち。 検討を終わって隣のM田さんの碁を見ていると、早打ちのH山さんが立ち上がって 他の人の碁を見ているので、てっきり勝ったのかと思いました。ところが、 結果はH山さん、F川さん、Mさん、M田さんの4人は揃って討ち死にで1勝4敗。 これで枠抜けの希望がなくなり、意気消沈。 昼食後、気を取り直したつもりで対戦した相手は、なんと子供軍団(宇宙キッズ)。 子供は強い、という先入観があったかどうか、1勝4敗と惨敗に終わりました。 主将のH山さんが勝って全敗を免れました。 それにしても子供は怖い。 Dクラス 23チーム参加 牛島 五郎 1級 嘉瀬 敏 2級 原 侑男 3級 木村 毅 4級 神野 聡 5級 かまくら学園カ組 5-0 国学院久我山中 4-1 かまくら学園シ組 5-0 日本フェルト 0-5 JR東海囲碁部 4-1 わーーーい、これが日本棋院か! 誰か知ってる人いないかなあ、、武宮、大竹、、、俺の好きな小川誠子さんは? この歳になって「おっかけミーハ」的な気分。だから大会レポートなんて記録する余 裕はありませんでした。 Dクラス(級位クラス)は過去の経験者は大将の牛島さんだけ。 副将の嘉瀬さん、それに原さん、木村さん、私:神野が初参加。 予選は孫のような小学生や中学生相手で余裕の突破。 ところが、その余裕が逆にスキをうんだのか準決勝は全負、残念。 三位決定戦は、気をひきしめてガッチリと勝利。 とにかく日本棋院で碁ができただけで、大満足の一日でした。 次回は絶対優勝するぞ!! (簡単ですみません、祝杯で飲んだ今夜のビールはすごくうまかったです) 成績優秀者 三戦全勝 Aクラス五将 松谷 治 三戦全勝 Bクラス五将 立石 進一 三戦全勝 Cクラス三将 小松 雄一郎 三戦全勝 Cクラス四将 高橋 尚志 三戦全勝 Cクラス大将 大木 建志 四勝一敗 Dクラス三将 原 侑男 四勝一敗 Dクラス四将 木村 毅 四勝一敗 Dクラス五将 神野 聡 大会こぼれ話 ◎大会本部も混乱 大会開始の朝、審判長の挨拶が終わると、さっそく対局開始となります。 司会の方が、「それでは主将の方、にぎってください」と高らかに宣言した ところ、場内がざわつきはじめました。そして、大会本部から、人がとんで きて、「違うよー、違うよー」と司会に進言していました。司会も気がついた 様子で、「あ、皆さん失礼しました。この大会、ハンディ戦でした。。」 ということで、開始宣言のやりなおしとなりました。 ◎ガセネタ? 今大会は、ハンディ戦のルールでしたが、大会数日前に、 Aクラスだけはハンディ戦でなくオール互先になったという情報が とびこんできました。ところが試合が始まると、 相手チームは「いや、ハンディ戦ですよ」といわれ「え?」となりました。 大会本部に確認をしたところ、やっぱりハンディ戦だったことが判明、 急遽、お互いの段位の確認とハンディ設定になりましたが、 この混乱で、Aクラスの面々に悪影響があったでしょうか。成績はいま ひとつだったようです。 ◎最大派閥 今回のオールアマ大会は、企業、法人のみならず、一般の囲碁愛好家が参加し、 ふだんとはまったく違った様相の大会になりました。 ひときわ、雰囲気が違ったのが、Dクラスです。全体の参加人数が多かったので、 Dクラスだけ1Fの別会場となったのですが、会場にいってみると、子どもが大量に いるので、なんか小学校のような雰囲気で、その中にぽつり、ぽつりと 年配の人がいるという大変に妙な図式です。 聞いてみると、4つのリーグに対して、「かまくら学園」という子どものチーム が3チームずつ、つまり、合計12チームも参加していました。さらに、B、Cクラス にも1チームずつ参加し、今回の大会に合計14チーム参加しているとのことです。 14チーム70名、文句なく今回の最大派閥です。Dクラスの「かまくら学園」は そのチームを区別するために、ア組、イ組、ウ組、エ組、オ組、カ組、と ずっと続いていて、シ組まであるのですから驚きです。 Dクラスで、この子どもと対戦したIBMチームは、ハンディの関係で、9子置かせての 対局になったそうで、K瀬さんに「子どもとの対戦は大変ですね」 と声をかけると、「子どもじゃないよ。孫だよ。。」と苦笑いでした。 Dクラスチームの面々は口をそろえて、「碁の普及を考えて、子どもの将来のために 碁の未来のためにも、負けようかとおもったんだけどね、、、ついつい、、」 結局かまくら学園相手には血も涙もない全員勝利でした。 ◎アマ強豪参戦 朝一番、Aクラスの対戦相手はやってくるなり、大将を見て「なんだ池上さんかあ」 と声をあげました。風鈴会の大将はアマ強豪の吉田周一さんだったのです。 今週の週刊碁にも、ジャンボ大会の準優勝チームを率いていた人として記述がある くらいです。強豪どうしは、すでに知り合いになっているケースが多いようですが 実は3将のK原氏もこの吉田さんには昔碁会所で3子置いてよく教えていただいていた 仲だったのです。おもわず、久しぶりの対面に挨拶をするところとなりました。 他には窪庭道場支部というチームで、窪庭さんが来ていました。窪庭さんは 富士通チームの大将として何度もIBMとは対戦し、おおいに苦しめられたことが ありますが、最近は富士通自体が大会に参加しなくなり、めったに会うことも なくなっていたのです。こうした強豪の参戦でレベルの高い大会となりました。 ◎どうした強豪チーム? 先日のジャンボ大会で7連覇をはたした超強豪チーム、日立がこの大会にも 参加していました。なんせ、超強豪チームですから、相当強いはずですが、 なんと、Aクラスにエントリーしていませんで、Bクラスに出場していました。 「皆さんは、あのジャンボ大会で優勝した日立チームですよね?」と聞いて みると、「ええ、でも、、、ジャンボ大会には我々はださせてもらえないんですよ」 と話してくれました。よく話を聞いてみると、ジャンボ大会に出場できる選手 よりも1ランク下の選手の方のチームなんだそうです。 ちなみにジャンボ大会に出場した選手は今回一人も出場しなかったんだそうで。。。 強豪チームにもいろいろ苦労があるんですねぇ。 ◎ユニークなチーム名 今回は、ほんとにユニークなチームが多くチーム名もさまざまです。 「新宿戦隊碁レンジャー」ヒーローが好きなチームでしょうか。 さらに「宇宙棋院キッズ」といういかにも子どもらしい名前や、 「小学生5人組」というこれ以上はないというわかりやすいチーム名 までありました。他には、「若葉」とか「グッドナイト」とか 「ワイワイS」とか、、、 そう考えると、我々の日本IBM関東囲碁部は最初から、名前 負けしていたかもしれません。 ◎わかりやすい 2回戦目で各チームの成績を聞いてまわったところ、あるチームの人が 「さっきとまったく逆でね、、最初に負けた人が勝って、勝った人が負けましたよ。 わかりやすいでしょ。」とニコニコして解説してくれますが、 こちらとしては、最初に負けた人は勝って、勝ってた人も勝ってほしかったの ですが、なんとも調和のとれたチームでした。 ◎なんで長考? DクラスK瀬さん、午前中3連勝で意気揚々と2Fの会場へ。 で、まだ対局中だったMさんの対局を見ていると長考にふけっています。 形勢は、良いようです。目算しているのでしょうか。それにしても、長考の 理由がよくわかりません。なんせ、Mさんの6子がアタリの状態なのですから、 (とりあえず、ついでからの話なんじゃないの?)K瀬さん、気になって しかたがないのですが、Mさん、しっかり考えこんでいます。 で、やおら、うった手は半目ほどの手でした。対局相手は当然、6子を とります。Mさん、「えー!あたりだったの?」と驚き、そのまま、その損害 が響いて負けとなりました。K瀬さん、「なんで、あんなとこで考えてるのか 気になって気になってしかたがなかったよ」という言葉にMさん、ただただ 苦笑い、、他人の碁はよく見えるようですねー。 ◎心臓に悪い 今回、枠抜けしたのは、唯一Dクラスだけでした。ということで、 決勝トーナメントの2局は、Dクラスのみが試合があり、時々、 IBM応援団がそれを見守る展開となりました。3位決定戦での 注目の一戦は、対局の見やすい端っこの大将戦および五将戦です。 大将戦は、U島さんが相手の大石を3つ葬りさったようです。みごとに決めて 相手が投了かとみたら、よーく見ると隅が大変アジがわるく、そこを つかれると、コウになり、そこがもし手になると、相手の大石3つが 生き返り逆にU島さんの大石が3つ死んでしまうという状況でした。 出入りをざっと計算したら約160目くらいあります。おぃおぃ、、 はらはらどきどきの観戦でしたが、両者気がつかず?なんとかUさんの快勝 となりました。 ◎強すぎるのも考えもの Dクラスの3位決定戦、もうひとつの注目の一戦、五将戦は、 J野5級と相手の1級氏の対戦です。J野氏は級位者だったのですが、 花碁会でめきめきと上達し、いまや、社内では、有段の実力です。 この情報がY部長に届いていなかったか、5級でのエントリーとなり ました。この碁は、K本師匠、花碁のTさん、事務長K、部長のYさんが 観戦していましたが、中盤くらいから、J野氏の手がさえわたり、 あっというまに優勢に、、で、その優勢な状態からも 最強の手が続き、しかも、すごく決断が早く、的確な応手ばかり、 結局、大差になり、相手を投了においこみました。 あまりの鮮やかすぎる完勝です。 K本師匠も「どこでまちがえるやろか?とおもって見ていたのに、 全然、間違えなかったねぇ!」とびっくり。 しかし、こんな強い5級がいたのではたまりません。 対戦相手も、「これじゃあ、4子の手合じゃないですよー」と泣きそうな顔で 嘆いていました。こちらは悪いことしたなーと申し訳ない気持ちで いっぱいになりました。J野さん、次回は是非、初段で出場ください。 ◎修行がたらん! 社内大会で最近絶好調のT田さん、花碁優勝、合宿優勝、小津杯優勝、 大和大会優勝とほとんど総なめ状態の彼が今大会はいまいちでした。 そこで、反省したT田さんは、「修行がたらん!」と叫びながら本を3冊 買ったそうです。世界の新定石のPart1から3まで、、 反省する人はきっと強くなりますよね。 ◎大変なことになる!? 大会前、心配症のF田さんが深刻な悩みをかかえたメールを発信してきました。 御存じのとおり、チームのレポートを各チームの五将の方にお願いしたの ですが、「うちのチームのレポーターはあの人だよ!こりゃ、まずい! ながーくなるよー。変えたほうがいいかなあ?」そう、あの人は 大変な長文を書くので、関東囲碁部報がながーーくなって大変なことに なるのです。しかし、結局、レポートはあの人がやることになり、 予想どおりに長ーーーい報告記を提出してきました。しかも 大会後の自分の特別指導対局のことまで書いてありますよ。 載せないわけにはいかないし、困ったものです。(笑) それにしても、大会感想を2、3行程度でいいからといっていたのに、 T氏に限らず、皆さんほんとに、充実レポートを書いてくれました。 (しかも、余計なことまで長々と書いてくれてほんとに ありがたい!??限りです。) ◎ドロボー!? 大会で予選突破ならず、あまった時間で練習碁をうっていたK本さんとM川さん、 K本さんには、チームメイトから、参加賞のチューハイが配られ、それが 脇においてありました。しばらくすると、見知らぬおじさんがやってきて、 「あ、参加賞を忘れてました。すいません、これわたしのなんです。」と チューハイをとって、会釈をしながら、もっていかれました。そのおじさんは どこかに参加賞を忘れていたのかもしれませんが、K本さんの脇に置いて あったチューハイは、間違いなくK本さんのものなので、そのおじさんの ものであるはずはありません。しかし、K本泰然流は、堂々としたもので、 あわてずさわがず、「あ、そうですか」と答え、そのおじさんが去った後に 「あれ、ほんとはわたしのなんだけどねぇ、、」と苦笑いとなりました。 この事件に、対局相手のM川さんが、機転をきかして別の参加賞のチューハイ をK本さんに渡してことなきを得ました。M川さん大会ではふるわかなった ものの大会後にみごとな好手をはなちました! ◎小宴 大会終了後、「さあ、うちあげにいきましょう!」と高らかに声をあげましたが、 「うちあげじゃないよ、反省会だよ」(爆笑)と取り消されました。 とはいえ、その反省会に11名が参加し、とくにDクラスの選手は4名が参加して 大会での快挙をふりかえって、大変ににぎわいました。 ◎無理やり、、 反省会の席では、Dクラスの中心選手に税理士の方がいて、税理士の生き様を おおいに語ってくれました。天国も地獄もあるようで、興味津々の話でした。 ところで、その税理士さん、なんと20年間、同じ段位だそうで、そこには 「それは税法上、問題があるのでは?」と余計なつっこみがはいりました。。 ◎応援御礼 大会には木谷さんが応援に来ていただきました。この場を借りて御礼申し上げます。 大会詳細成績、ならびに写真集(田中啓一氏により提供されました)は後日掲載 いたします。 IBM関東囲碁部