関東囲碁部報(2005-53)2005年度内閣総理大臣杯結果報告 Bクラスで優勝! Cクラスで準優勝! 内閣総理大臣杯は、11/6(日曜)に市ヶ谷の日本棋院にて 開催されました。速報でお伝えしましたように、Bクラスで みごと優勝、Cクラスで準優勝という成績をあげることができました。 昨年までは、社会人選手権というタイトルがかかったこの大会も 今回から広くアマチュア枠にまで参加層がひろがり、3月の大会と 同様、男性、女性、男の子、女の子など幅広い年齢層の選手が 参加され華やかな雰囲気の大会となりました。 囲碁部からは、無差別、A、B、Cと四クラスに10チーム30名の 選手をおくりこみましたが、入賞した2チーム以外は、予選落ち となり、いまひとつふるいませんでした。 以下、参加メンバーのレポートを中心に詳細報告をお届けします。 無差別クラス 池上 均 遠藤 隆雄 加藤 武彦 新星会 0-3 岩田教室 1-2 サイバーウッド 2-1 朝一番の対戦で、今回優勝した新宿囲碁センターの新星会と対戦し、 3連敗となりました。 主将が和田幸樹さん(金沢東栄さんと同世代のアマ強豪です)、副将は たぶん、中央大学の村上深さん、三将が滝沢千春さん (公式戦でプロに複数回勝利しているというこれまた 有名強豪です)では厳しかったようです。 気落ちしたのか、次に岩田教室にも敗戦となり望みをたたれました。 無差別クラスは、他にも鮫島さん、豊田さん、坂本さんなど有名な強豪が 多く出場し、ハイレベルの選手ばかりでした。 ◎ Kさんのレポート ------------------------------------------------------- 反省文のみ(簡単ですが)。 3連敗したら、某元部長から 『なにしに来たの。』 という厳しいお言葉をいただ きました。 『弁当を食べに来たんじゃないの。』という声もありました。 全部逆転負けで、返す言葉もありません。 この借り?は合宿で返すしかなさそうです(笑) ------------------------------------------------------- ↑合宿でなくて、来年がんばってくださいー。(苦笑) Aクラス Aチーム 長野 一隆 松谷 治 高本 正 第一製薬 2-1 ニチレキ 3-0 流石会 1-2 連勝となり、予選突破をおおいに期待されましたが、流石会との決戦で 敗退しました。 Aクラス Bチーム 吉田 嶽彦 大串 天光 岸原 達也 GO-NET 2-1 日立 3-0 軸仁会 1-2 連勝しましたが、三試合目で敗退となりました。 ◎Kさんのレポート ----------------------------------------------------------------- 最初にGO-NETと対戦しました。比較的年配の方です。三将の相手は、 武宮正樹九段に似た風貌のとても紳士的な外観のおじさんでしたが、 碁も手厚くうちまわされて完敗でした。あとで聞いたところGO-NETの 社長なんだそうです。どうりで、、貫禄負けでした。しかし、他の 大将、副将と勝利し、チームは勝利。まずまずのスタートです。 二戦目は宿敵、日立との対戦、強いメンバーでしたが、なんとか競り勝ち ました。チーム連勝となり、三戦目はやはり年配の方が中心の軸仁会が 相手でした。わたしの記憶がたしかなら、沖縄のチームです。大会のために わざわざ上京とは気合いがはいっています。 三将が早々に相手の大石をとり、碁を終わらせて圧勝。のこりの二人が 二人とも負けることはあるまい、と安心して他の碁を見にいきましたが、 戻ってきたら、副将は負け、大将は時間切れ負けとよもやの二敗!? 残念ながらこれで予選敗退となりました。 うーむ、のこって応援するべきでしたか、、 なお、Aクラスの2チームは6名の選手全員が2-1の成績となりました。 少し珍しい記録でしょうか。 ----------------------------------------------------------------- Bクラス Cチーム 前川 潤二 齊藤 一郎 及川 捷三 日本フェルト 1-2 日立 3-0 ズッコケ3人組 3-0 NECソフト 2-1 NEC 2-1 ◎Oさんのレポート 本日の大会では大変おせわになりました。 以下に思いつくまま感想を述べさせていただきます。 --------------------------------------- 初戦: 日本フェルト戦 初戦だけは勝ちたいと皆がんばったのですが、 大将、副将と討ち死に、何とかしなくてはと三将のOさん 頑張りました。非常に微妙な勝負でしたが、ダメをつめたアト、 敵が手入れをしました。 作ってみたらなんと半目勝。 全員討ち死にを免れましたが、Y野さんに報告したら、 「優勝予定のメンバーを組んだのに」と叱られました。 第二戦:日立製作所 枠抜けするには、全勝するしかない、と3人で結束。 敵は6チームで、無差別、A、Bにエントリーとのこと。 「余裕の布陣ですね!」「いやー格好をつけただけですよ」 と和気藹々ながら、こちらは密かに必勝を期しての戦い。 結果は無事3戦全勝! ヤッタネーよしもう一丁! ということでお昼になりました。 第三戦:ズッコケ3人組 今回も子供が参加しているね! あまりやりたくないね! と話をしていたら、なんと目の前にこどもが3人。 大将は5年男子。副将は6年女子。三将はなんと三年生! かの有名な緑星会の有志で、ただ一チームのみ参加とのこと。 2戦2勝で元気一杯の、礼儀正しい子供たちでした。 お母さんと引率の方らしい人がそばで観戦。 あんまり、みっともない負け方は出来ないと緊張しました。 結果はこちらの全勝! 筋は良いが、まだ少し甘い感じでした。 涙を浮かべていたので、少しかわいそうになりました。 第四戦:NECソフト 三将のOさん、優勢で大差の形勢。敵は最後の勝負で無理に囲いにきました。 それでも普通に寄せていれば、勝てたはずなのに、ここで悪い癖が出ました。 敵の中に入り込み、生きて50目勝をねらいに行きました。 なぜか震えて、最後には生死を賭ける戦いになりました。 最後の最後に敵が間違えて無事生還。で勝を収めました。 F田さん「どうしてあんなに難しく打つの?」 Y野さん「最後の敵のミスがなかったら死んでたね!あんな碁なら まだまだ修行がたりないね!」 と不評ぷんぷん。 でもとにかく勝ち、おかげで2−1で決勝進出。 優勝決定戦:NEC ここまできたらアトは気楽にと思い、不慣れながら中央志向の 大模様を作りました。敵はそれを消しに飛び込んできましたが、 それを旨くとがめられず、消されてしまいました。今度は敵が さらに圧勝を狙って、地をさらに削ろうとしたので、絵に描いたような ダメづまりを咎める手段を発見でき、敵はボロボロの投了と なりました。 終わってみれば5連勝、本当の勝は2つ位なのに、勝つときは こんなもんですね! そもそも、今回は出場予定ではなかったのに、幹事からの 参加依頼のメールをもらったので、出場しただけ! 家を出るとき、「3時頃に終わるから」と家内に断ってきたのに、 「図らずも決勝トーナメントに残れたからもう少し遅くなる」と再度の連絡。 いつもは、「今度は勝ちそうな予感がする・・」と家をでて 「ヤッパリだめだった」がもう何年も続いていたので・・・ まったく無欲であったのが今回の幸運に繋がりました。 記者の取材: 優勝したので、その感想を!と記者に聞かれてビックリしました。 週間碁の記者だそうです。「思いがけず優勝できてうれしいです」 と応えたら、「そんな月並みな感想では記事にならない」と 言われましたが、それ以上の感想なんてありませんよね! せいぜい「ラッキーでした」位。 でも、優勝チームの集合写真は 週間碁に載るそうですので、是非見てください。 2度と見る機会は無い人が写っているはずですから(笑い)! 以上、他の盤面を見る余裕もなく、自分の戦いに集中していたので、 感想も自戦のみ中心になってしまいましたが、ご容赦を! 及川捷三 ------------------------------------------------------------ 優勝おめでとうございます。予選でチーム敗戦があったにもかかわらず 枠抜けできたのは日頃の行いがよかったのでしょう! Cクラス Aチーム 滝 賢史 羽山 昭次 湊 信幸 窪庭道場支部 2-1 日本コムシス石友会 2-1 博報堂 3-0 東京消防庁 2-1 日本ユニシス福祉会 1-2 ◎Mさんのレポート ------------------------------------------------------------ C−1対戦記 チーム・メンバー:滝 大将、羽山副将、湊 三将 1回戦の対戦相手は窪庭道場と名乗る栃木県から来た小学4年生の3人組。当初はお 手並み拝見と余裕のよっちゃんで、少しばかり乱暴かなと思えるような手にも自重 して、あえて戦いは避けて、中盤まで進んだ。そろそろ実力はいかがなもの かなと薄めの一団を突っつきにいくと以外やうまく立ち回られ、これ以上やるとこ ちらの身が危うくなりそうで、不本意にも矛を収めざるを得なくなった。やるな、 お主。相手を甘く見たわけではないが、後半は相手の早打ちにも幻惑され、寄せの 手筋も見舞われ、為す術もなく不覚の致すところとなった。副将も厳しい戦いを強 いられていたが半目勝ちで辛くも首の皮一枚で踏みとどまることができた。小学生 、恐るべし。舐めたらあかん。 決勝戦まで残れたのは正にチーム・ワークの賜物であった。 Nobuyuki Minato, (湊 信幸) ------------------------------------------------------------ 既報のとおり、準優勝はみごとです。最初の朝の一番に子供チーム相手に 勝利したのが良かったようです。そのとき羽山さんは半目勝ちで、これで 波にのり4連勝されたみたいです。チームワークの準優勝です。 Bクラス Aチーム 徳田 隆行 大木 建志 立石 進一 NEC 1-2 日立システム2-1 神田中澤ビル2-1 ◎Tさんのレポート --------------------------------------------------------------------------- Bクラス Aチームの観戦記です。 メンバーは 主将:徳田さん、副将:大木さん、三将:立石です。 第一回戦:NEC 1勝2敗 筆者が早々と大石をとられて投了してしまった為にチームの足を引っ張てしま い、主将の徳田さんも時間切れの負けとなってしまいました。 大木さん(黒番)との様子をみるとコミを出すのが難しい状況(筆者のあてになら ない形勢判断では)だったので全敗するのかなと思っていたところ、新五段の 大木さんの寄せが素晴らしくあれよあれよという間に断然優勢の 局面になってしまいそのまま勝ちきってIBMの面目を保ってくれました。 感想戦で聞いていると筆者が難しい状況かなと思っていた時点でも大木さんは優勢 を感じていたらしく楽観していた様です。厳しい状況だと認識していたのは筆者の 棋力不足のせいだったのかもしれません。 大木さんの碁を感想戦で検討していたのですが、私を負かしたNECの人がこう寄せる べきであったといろいろ意見を言っていましたが、その人は前回の大会で大木さん が完敗を喫していたらしく「あの人に負けるのは仕方がないよ。」と大木さんに 慰められました。 第二回戦:日立システム 2勝1敗 一回戦で負けた徳田さんと筆者が面目躍如で何とか勝を収めチームとしても片目を 開けることができました。 午前中の部は決勝リーグ残留の夢はなくなっていましたがはチーム全員が1勝1敗 で和気藹々の昼食をとることができました。 第三回戦:神田中澤ビル 2勝1敗 大木さんと筆者が勝を収めチームとしても2勝1敗と勝ち越すことができました。 勝敗表を提出して早々と帰ろうとしたのですがNECの結果が出ていないので結果が出 るまで待てって下さい と係りの方に言われ、優勝候補のNECなので負け越すことはないのにと話し合いなが らも待っていましたが 案の定NECが勝を決めて決勝リーグ進出の一縷の望みはたたれてしまいました。 以上,宜しくお願い申し上げます。 --------------------------------------------------------------------------- Bクラス Bチーム 池野 晃 谷野 正義 久家 達夫 三山ダイヤーズ 1-2 NECソフト 0-3 日本ユニシス 1-2 このチーム、ひそかに実力派がそろっており、優勝の目もあるかとおもわれましたが、 、、結果は、、不完全燃焼に終わりました。 Cクラス Bチーム 古川 康雄 石田 造 恩田 賢一 キーウェアソリューションズ 3-0 東電管支部C 1-2 SCAS 3-0 ◎Oさんのレポート --------------------------------------------------------------------------- Cクラス Bチーム(古川、石田、恩田)の報告を致します。 第一戦(対キーウエアソリューション) 3人とも危なげなく勝って幸先のよいスタートをきりました。 私(恩田)は相手の石を取って中押し勝ち。 第二戦(対東電管支部) 相手チームは第一戦の時、隣のテーブルにいて、その内の一人(二将)が 「IBMは強いね。我々の天敵だよ」などと言っていました。 組み合わせが決まり、同じテーブルに着くと、「私達はいつもIBMさんに 負けてるんですよ。だから今日勝てば記念になります。IBMさんとしては 私達に勝っても何の記念にもならないでしょうけど。アハハハ」 対局が始まりました。私は黒番でした。白に地を稼がれ、コミを出せそうも 無い形勢でした。 序盤から狙っていた白の大石を取らないと負けだな、と思っていると、 白は強硬に攻めてきました。 そこで白がニ目の頭をハネてきた瞬間に切って戦いに持ち込みました。 一目負けるのも百目負けるのも同じ一敗だからと、強引に攻めて前から 狙っていた大石を仕留めて中押し勝ち。 局後の検討をかなり長くしたような気がしましたが、古川さんと石田さん の様子を見ると、古川さんは残念ながら負け。その時、隣の石田さんが 相手の大石を取り、勝ったと思いました。 ところが、石田さんの残り時間は1分位しかないのです。相手は投了する 様子は無く、石田さんを時間切れに追い込む作戦のようでした。 私は石田さんが時計を見ていないのではないかと、ハラハラしながら見て いると、何ということでしょう、石田さんはコウを始めてしまったのでした。 結果は時間切れ負け。チームも1-2で負け。残念でしたね。 これでチーム成績は1勝1敗。 第三戦(対SCAS) 私の白番。序盤で隅の黒石を取ってしまいました。 それで焦った黒は次々と悪手を打ってきたので、中央で二つの大石を 取って中押し勝ち。 ラッキーでした。 古川さんと石田さんも楽勝して、チームは3-0で勝ちました。 ところが2勝1敗では枠抜け出来ないのでした。 他のIBMチームも昨年より厳しかったようですね。 「勝負は時の運」ということもあり、又来年頑張りましょう。 --------------------------------------------------------------------------- 三試合で7勝しているのは好成績です。予選落ちは残念でした。 Cクラス Cチーム 藤田 清 水田 幸夫 嘉瀬 敏 OKY会 1-2 長谷工コーポレーション 3-0 東京消防庁 1-2 ◎Kさんのレポート ----------------------------------------------------------------- 先ずはおめでとうございます。Cクラスも優勝かと思っていまし たが、残念でした。 3将ノルマの「Cクラス・C組」についてのコメントお送りしま す。 ***** 第1戦の相手はOKY会、耳にしたことのない企業名だと思い 尋ねたら参加者:大宮/柏川/柳沢の頭文字とのこと、残念なが ら1−2の負け。3将戦は中盤凄い捻りあいで16目の大石を1手 差で取りきり中押し勝ち。しかし、主将戦は持碁でコミガ出せず 、2将戦は1.5目足りずの惜敗でした。 第2戦相手は長谷工コーポレーション。3タテの完勝でした。 とはいうものの、形勢判断の下手な3将は優勢なのに相手の大模 様に深入りして、食うか食われるかの混戦を自ら招いてしまいま した。何とか凌いで目2つで生きたときは、相手の大模様は零地 になっていました。 第3戦の相手は東京消防庁。チョンボ癖のある3将は立ち上がり 早々大きく育てた石を中手にされ、アッという間の敗退。2将は 確実に勝ったものの、主将が破れ、The End になりました。 ----------------------------------------------------------------- このチームは局後の感想戦がさかんで、研究熱心でした。来年に期待しましょう。 Cクラス Dチーム 服部 昭 高橋 尚志 原 侑男 チームウチダ 2-1 日本ユニシス福祉会 1-2 オリジン電気 3-0 二戦目で星ひとつの差でユニシスに敗れました。最終戦には力を発揮しましたが、 二戦目の負けが痛く予選突破ならず、、惜しかったです。 ◎総評 社会人のみの大会だった昨年までとはうってかわって 大きく雰囲気の変わった大会になりました。とくに無差別クラスは 有名強豪が多く登場し、大会のレベルもかなり高いものになったと おもいます。選手の皆さんはとくに子供との対戦も増えて、ペースを なかなかつかめなかった方もあったようです。 優勝、準優勝の2チームはおめでとうございました。 強豪チームの多い中、チームワークよく健闘してくれたとおもいます。 枠抜けはわずか2チームでしたが、来年はもう少し、突破できるチーム を増やすよう精進したいとおもいます。一週間後には合宿ですので 参加予定者の方は、早速修練をお願いします。 成績優秀者 及川 捷三 5戦全勝 高橋 尚志 3戦全勝 恩田 賢一 3戦全勝 齊藤 一郎 4勝1敗 羽山 昭次 4勝1敗 IBM関東囲碁部