関東囲碁部報(2006-13)オールアマ囲碁大会結果報告 3月12日(日曜)にオールアマ囲碁大会が開催されました。 オールアマ囲碁大会は1チーム5名で無差別、A、B、Cの4クラスに 分かれて開催されます。日本IBM関東囲碁部では、Aクラス1チーム、 Bクラス2チーム、Cクラス1チームの合計4チームがエントリーしました。 大会は、大盛況で、無差別は10チーム、Aクラスは、17チーム、 Bクラスは32チーム、Cクラスは16チームの出場でした。 速報でお伝えしましたようにBクラスのB1チームが、みごとに32チーム中 準優勝となりました。 他のチームは残念ながら、予選突破ならず、でした。 以下、各チームのレポート担当者を中心に大会詳細報告をお知らせします。 Aクラス 主将 松谷 治 五段 副将 岸原 達也 五段 三将 高本 正 四段 四将 及川 捷三 三段 五将 斉藤 一郎 三段 ◎Sさんのレポート 1回戦: 対さつき会 対戦相手の段位合計は24段、当方20段であったが、申告段位ほどの実力差はな かったという印象であった。5局全てが数え碁となり、星数は3勝2敗。 大将戦ではM5段が攻め合いをうっかりし出入り20目ほどの損をされたが、「ボ チボチやって行くしかない」と開き直り、終局時点で数えてみればガッチリ12目 も勝っていた。さつき会の大将は6段の申告であったが、実力はM5段の方が上を 行っていたか。 副将のK5段も、「目外しで行こうと思っていたところを逆に相手から仕掛けられ てペースを崩し、必敗の形勢と思っていたが、劫でねばって逆転」。 3将のK4段は、手厚い棋風通りで打ち進められ、「ずっと良いと思っていたのに 、終局間際に数え直してみるとわずかに足りなくなっていた」ということで惜しく も逆転負け。 4将のO3段は、いつもの攻め倒す棋風通りに、先ず隅で相手の石を取り、次に中 央の大石をしとめ、相手が投げるのを待つだけの形勢であったが、対戦相手も5段 の面目に掛けて一矢報いなければと思ったか、中央の大石を腹中に納めている筈の 黒を分断し、攻め合いに打って出た。ここでO3段が兵を引き上げていれば攻め合 いも大差であったはずであるが、100目の大差をつけてくれんとばかりに手抜き を繰り返してギリギリのところで攻め合いに手を戻す筈であった。 やんぬるかな、O3段がこれで攻め合い1手勝ちと手を戻したときに、相手の好手 に出会い、中央の大石を取っている筈の黒石が逆に召し上げられてしまった! こ うなるとO3段陣営は総崩れ、オセロゲームのように盤上の石がみるみる白く変わ って行くのであった。O3段、痛恨の一局。 5将のS3段。5組の中で唯一対戦相手が2段とこちらよりも低い組み合わせであ った。途中波乱らしいこともなくガッチリ15目勝ちを納めて、本人本日唯一の勝 ち星を上げることに成功した。 IBM・Aチーム3勝2敗。 2回戦: 対さいたま新都心支部 ”さいたま”は”茜会”との1回戦を隣で打っており、大将戦が双方時間切れ、し かも出入り20目は超える寄せ劫が残った状態で周囲の岡目ではいずれの形勢が良 いか判断できない、という激闘を繰り広げていた。結局、高野6段(プロ)の形勢 判断により”さいたま”の大将が勝利を収めたが、その打ちぶりから”さいたま” 、”茜会”の両大将はいずれも相当な打ち手であると察せられた。 この大将戦を観ていたIBMのM5段も「勝てる気がしない」というようなボヤキ を漏らしていたが、すぐに当たる訳でもなかろうと思っていたところ、2回戦が” さいたま”であると分かり、IBMのAチームに緊張の色が走ったのであった。 それを知ってか知らないでか、平均年齢高校1年という”さいたま”のメンバーは 、「アイ・ビー・エムかぁ」と余裕の発言。これを聞いたS3段、5将ながら、こ こで痛い目に遭わせないと天狗にしてはこの子達の将来のためにならない、と密か に必勝を期したのであったが。。。。 1時間後、IBMは大将、副将、4将、5将と討ち取られ、唯一の勝ち星が3将の K4段。手厚い棋風のK4段に対して、相手の3将も寄せに自信ありとじっくりし た細かい碁になったが、兜の緒を締め直したK4段に届くはずもなく終わってみれ ば手厚い2目差。「じっくりした碁で負けるということは相手が強かったというこ とだよ」と強い”さいたま”の大将に言わしめたのが、社会人から高校生への唯一 の愛の鞭であった。 5将の私は、下辺の相手の模様を荒らして楽生き、さらに上辺の模様も食い破りこ れはやったか(教えてやったか)と思っていたところ、中央に思いも寄らぬ地が付 き、結果は10目負け。下辺を荒らしたところまでは良かったと思うのだけど、ど こでおかしくしましたかねと尋ねるS3段に、あそこで中が厚くなり白の負けない 碁形になったと、と大局観のなさを指摘される始末。 4将のO3段は、「序盤に大斜で間違えた」と云われるのでM5段と並べ直してい るところを拝見したが、小目の一間高り定石で俗に村正と呼ぶ定石のことであった 。これは大斜定石とは云わないのではないかと思っていたら、対局相手にも最初に 定石を間違えるとどうしょうもありませんね、と云われてしまったとのこと。 大将のM5段は、6段と5段の手合いで勝てる相手ではなかった、普通に打ってい るのにプレッシャーを感じる。接触戦の度に相手がよくなっている。このままでは と相手の模様に突入したがまとめて取られ碁にさせて貰えなかった完敗宣言。 副将のK5段も、序盤は快調と思っていたが、中盤から勝負・勝負とこられて支え きれなくなった、と高校1年生の勢いに押し切られた格好。 ことごとくが高校生に討ち取られる中、相手に実力を認めさせたK4段の1勝が光 った2回戦であった。 IBM・Aチーム1勝4敗。 3回戦: 茜会支部 ”さいたま”に負けたことで予選突破が難しくなったIBM・Aチームであるが、 IBM・Aチームの面目を掛けて負け越しは許されないと背水の陣で望んだ3回戦 の対戦相手は茜会支部。また高校生だ! 結論から云えば3勝2敗。 K5段、K4段、O3段が勝ちを納められ、M5段と私S3段がまたも高校生に屈 したのであった。 M5段は、結局1回戦を観ていたときの「勝てる気がしない」という大将としての 人を見る目の確かなところ示された訳であるが、5将S3段は今度の対戦相手が” さいたま”の時に比べて優しそうな顔をしているのを見て組易し、と思っていたら キッチリ10目負かされ、囲碁だけでなく人間としても未熟であることを露呈して しまった。 最終局で片目の開いたO3段は「終始厚かった」と余裕の19目差。 副将K5段も「ずっと押していたのを中盤にミスしたために差がつまったが何とか 乗り切った」と言葉とは裏腹に余裕の表情。 3将K4段は、序盤から相手の打ちすぎをとがめてチャンスらしいチャンスを与え ることもなく完封。 こうしてIBM・Aチームは予選突破こそ成らなかったものの2勝1敗で対戦を終 え、敢闘賞を受賞したのでありました。 ◎事務長コメント 対戦相手は若くて強い選手ばかりで、楽しかったですし、とても勉強になりました。 A 予選突破ならず さつき会 3-2 さいたま新都心支部 1-4 茜会支部 3-2 ----------------------------------------------------------------------------- Bクラス IBM-1 主将 大木 建志 二段 副将 石川 豊 二段 三将 久家 達夫 二段 四将 湊 信幸 二段 五将 水田 幸夫 初段 ◎Mさんのレポート 講評 1.非常にくじ運が良かった。本命のIBM2ティームが早々に横川電機と当たって散っていったのに我々は最後の決勝戦で当たったので5回戦まで戦えた。 2.湊氏が大奮闘。見事4勝1敗とティームの機関車となってくれた。 3.非常にラッキーだったのは2勝の人も1勝の人も3勝獲得の一員としてティームに貢献してくれた。大変効率の良い勝ち方であった。準優勝と言いながら総合成績は12勝13敗である。 4.初戦2人も遅刻した。K氏は早朝起きて囲碁大会のことを念頭に置きながら快適にコンピュータに向かって仕事を始めた。はっと気がつくと9:30。急いでタクシーを飛ばし10分の遅刻。それにも拘らず初戦を飾った。 MZ氏は10時15分集合10時30分開始と錯覚。時間に余裕を持たせようと少し早めに自宅を出た。会場に着くと既に始まっている。我がティームは何処にいるのか。IBM2はすぐ分かったのだが、、、やっと分かって座ると相手が段位を表す名札を見せろという。そんなものは何処にあるのか???やっと名札を貰ってきて時計をセットしていいですか、と相手に聞いてまた怒られた。20分の遅刻で頭の中は超混乱状態。その取り乱しを取り戻せないまま敗退。 O氏は2人も来ないので今日はこれまでと、覚悟を決めていた。 MN氏は両隣が空席なので、許されるものなら3面打ちをやろうかと考えていた。 5.1戦目は早々に2勝2敗の同率。最後にK氏の大捕り物が始まって見事仕留め3勝して勝ち上がった。O氏は終わった後相手と検討し棋譜をつけていた。強くなる人は違う。 6.2戦目の相手は「永ちゃんの結婚を祝う会」実は学習院大学の囲碁部現役およびOBとのこと。若いはつらつとした連中だった。永ちゃんは6月に結婚するという。その人にMN氏は土をつけ祝福?した。I氏はヨセで1線を跳ねたつもりなのに手が滑って1路奥深く行ってしまい餌食になってしまった。これを聞いた口やかましい連中が時計を押さなければ相手は打てない筈だから打ち直しが出来るはずだという人、いや一旦盤上に石を置いたら動かしてはいけないと言う人、、、結局ご本人は時計を押してしまったらしい。それで調べ直してO氏が4目の損、とご宣託。I氏は2.5目負け。 7.3戦目緑友会はチッソのOB会とのこと。O氏が勝ってニコニコしているので「主将が勝つとは殊勝なり」、と冷やかす輩がいたがO氏「4子碁だから勝って当然、小松先生と4子で打っているのに素人に4子で負けたら小松先生に申し訳ない」と至って謙虚。2戦3戦ともK氏、MN氏は圧勝。MZ氏は生きている石を死んでしまって散々。MN氏は見ていてこれは頂きと思って一寸余所見をしていたら死んでいるのでびっくり。 これで枠抜け。全員まさかの進出である。3戦とも3勝2敗とはなんとラッキーなことか。 8.準決勝の相手はTRID囲碁研究会。Technology Research Institute Developmentという日本語を英語に翻訳したような研究所らしい。今回もMN氏は早々に相手を下し4連勝。MZ氏は命からがら逃げ回り、最後に仕掛けた逆転劇にうまうまと相手が気づかず両アタリで3目頂いてオワ。それを見ていたF氏曰く。「小さい方から先にアタリをかけるんですよ」。相手の地の中で3目頂いたということは、こっちはプラス6目。向こうはマイナス5目。都合11目の出入り。結果は14目の勝ちなのでもし正当な受けが出来ていればコミが出ないと言うことが分かり、相手の悔しがりようは大変なもの。 O氏はコウを仕掛け振り代わりで圧勝と思いきや1モク得をしようとキカシてから繋ぐつもりだったのが相手は聞いてくれず大石を分断されて大逆転。「碁は1モク勝てばいいのですよ!」 9.決勝戦は格の違いを見せ付けられた。強豪IBM2ティームが初戦に負けているので強いのは分かっていたが歯がたたなかった。 10.表彰式は気持ちのいいものだった。無差別の1位、2位、Aクラスの1位など若者のティームで今までの碁はジジババというイメージを一新した。中には小学生3人と中学生1人大学生またはそのくらいの若手一人というティームもあり、日本の囲碁界もこれから期待出来そうであった。Aクラスの優勝は埼玉県の高校の囲碁部ということである。 11.主将の池野さんが体調不良で急遽大木さんが「首相」、ピンチヒッターの石川さんが副将ということになった。石川さんも「それなりの貢献ができた」と満足していたが、石川さんの2勝は全部ティームの勝ち星になっている。また、二人も遅刻してきて全く運良く優勝戦まで進出できたものだ。池野さん早く良くなって下さい。 12.横川電機に歯が立たなかったせいか、疲れすぎたせいか終わった後誰も祝杯を挙げようと言い出す人はいなかった。それ程疲労困憊していた? ◎ Iさんのコメント 飛び込み感想記 久方ぶりの、入賞の喜びを一夜明けても味わっています。と言っても個人は 2勝3敗と負け越したので、それほど喜んでもいられないかもしません。 いつも、岸原さんをはじめみなさんの、感想記、ユーモアと情景が目に浮かぶ 表現と文才に脱帽しながら読ませてもらっています。以下は私の感想です。 拙い文ですがお読みください。 記 9日の夜9時過ぎでしたか、既にベッドに入りテレビを見ていました。電話です。 「12日のオールアマ囲碁団体戦に欠員が出たので出れますか」という岸原さん の要請でした。「お役にたてるならいいです」と即答。このごろは打っていても勝 ち方を忘れていますので、諸々の大会に申し込んでいません。人数合わせなら と付け焼刃で碁石を握って、梶原九段の対局をならべましたが、何時の間にか こっくりしている状態でした。 一年ぶりの大会。久しぶりに会う人がいます。気持ちも高ぶり試合開始。ところ が我がチーム、2人遅刻。どうなるかとおもっていましたら2人がかけつけました。 一回戦は3勝2敗。勢いに乗って二、三回戦も3勝2敗。枠抜けができました。 準決勝も3勝2敗。ここまでは、ポイントゲッターの三将、四将の活躍を残り3人 が効率よく勝ち、チームの勝利となっていました。久家さん、湊さんの活躍と結果 としてチームワークの良さだったと思います。誰が決めたか、くじ運にも恵まれた ことも否定できません。 仕事に夢中になりタクシーで駆けつけたKさん、時間を間違えた遅刻したMさん、 見合いのところを継がないで大石が頓死したOさん、白番で4連勝したMさん、そ して寄せになり、一線はねるところを一路中に入りその三目強の損で負けた私と 話題に事欠きませんでした。 決勝の相手はY電機。B2の敵討ちと勇んではみたが、あえなく全敗。なんと終 わってみれば、12勝13敗と負け越したチームが、32チームの中で準優勝。神 のいたずらか、本来は中程度の成績でも不思議無い内容だったかもしれません。 今回のチームのように運よく入賞できるのであれば、私にも参加資格がありそう です。そのような条件で欠員の際には、喜んで参加したいと思っています。 石川 豊 ◎事務長コメント このチームは発表時のメンバーの一人が都合で辞退されたため、急遽、 石川さんに出場をお願いし、快く了承いただきました。本当に助かりました。 ありがとうございました。大会当日、朝の遅刻(しかも2名も)には、 少しはらはらしましたが、チームワークのよい効率的な勝利を重ねて、 みごと準優勝、おめでとうございました。 B1 準優勝! 東京プラントシステム 3-2 永ちゃんの結婚を祝う会 3-2 緑友会 3-2 TRDI囲碁愛好G 3-2 横河電機 0-5 ----------------------------------------------------------------------------- Bクラス IBM-2 主将 徳田 隆行 二段 副将 谷野 正義 二段 三将 瀧 賢史 二段 四将 古川 康雄 二段 五将 藤田 清 二段 ◎Fさんのレポート 1回戦相手: 横河電機 相手は5段、3段、3段、2段、初段。こちらは5.5段や5段までが2段申請なので、「悪 いね、初戦は戴だね」と思いつつ対局を開始しました。ところが、筆者は初段相手に 10目近い差で負けてしまいました。「いやぁー不覚だった。しかし他のメンバーは 勝ってくれるだろう」と思いつつ他の結果を待つと、何と勝ったのは4将だけであと は全員が負け。いきなり枠抜けが絶望的になり、一同悄然です。 2回戦相手: 学生勝負師の集い 相手は5段、5段、3段、4段、初段。初戦を完敗してがっかりしているところに、今度 は学生が相手。しかも、名前からして如何にも強そうです。そうしたところに、筆者 は序盤早々グルグル回しにあって2戦目も敗戦を覚悟しました。ところが、その後ど うしたことか相手の石がどんどん取れていってしまい大逆転の中押し勝ちを収めまし た。滝さんの碁を見ると、これもかなり苦しそうに見えた(滝さん本人にとっては全 然苦しくなかったかも知れませんが)のが大コウ争いが始まり相手がコウ材を無効と 勘違いし勝負が決着しました。他の3人も全員勝利。2勝分を1回戦に回したいとは誰 もが思ったことでしょう。 3回戦相手: 東京メトロ 相手は4段、4段、4段、3段、3段。メトロ(目取ろ)とは恐ろしい名前の相手に当 たったものです。そして、筆者はまたしても必敗の碁にしてしまいました。ところ が、最後の最後に相手がダメ詰まり頓死をし、これまた大逆転の勝利がころがりこん できました。他の4人も全員勝利。 結局3回戦戦って11勝4敗で好成績だったのですが、優勝の横河電機と初戦に当たった のが不運でした。来年は雪辱です。 藤田 ◎事務長コメント 大会の開幕前は優勝候補と噂されていたチームで、いきなりの 敗退は意外でしたが、相手が強かったんでしょうね。この成績なら、 他のグループに入っていれば予選突破できていたでしょうからなんとも、不運でした。 B2 予選突破ならず 横河電機 1-4 学生勝負師の会 5-0 東京メトロ 5-0 ---------------------------------------------------------------------------- Cクラス 主将 石田 造 初段 副将 高橋 尚志 初段 三将 牛島 五郎 1級 四将 嘉瀬 敏 1級 五将 勝又 藤右 2級 ◎Kさんのレポート Cクラスの戦績を報告します。 第1戦:対戦相手は「東京都庁」で1勝4敗。副将のみが勝ちました。相手は戦い慣れしていました。 第2戦:対戦相手は「次郎」で4勝1敗。主将以外は全員勝ちました。「次郎」は塾に通っている高校生とその塾の教師(主将、5段、漢文講師)のチームでした。生徒達はまだ碁歴は短いよう(1年未満)なので、比較的楽に打つことができました。ただ、5段の主将は手強い相手のようでした。 第3戦:対戦相手は「茜会支部」で2勝3敗。三将と四将が勝ちました。相手は主将以外は小学生みたいでした。報告者の相手は小学三年生の男子(5級)で、おそろしく打つ手がはやいのに圧倒されてしまい、結果は小生の2目の負けとなってしまいました。 大会全体の感想: 数百人が集まった日本棋院の二階はむっとする位の熱気にあふれ、特に子供達が元気であるのに強い印象を受けました。いろいろと体験してみようと、初めて国内対外試合に参加しました。初対面の相手との勝負は、通い慣れた真形杯よりも、やはり緊張しました。次の機会までにはもう少し実力を付けたいと思い、岸原さんの意見をも参考にして、定石の本を買って帰りました。 (報告者 勝又藤右) ◎事務長コメント 相手チームはユニークなチームばかりで女子高生がいたり 女の子がいたり、やや年配の御婦人がいたり、、とバラエティに富んだ対戦で 対戦相手を見るたびに驚き、またハンディ戦なので、その置き石の数にも 驚きましたが、かなり健闘されたとおもいます。 C1 予選突破ならず 東京都庁 1-4 次郎 4-1 茜会支部C 2-3 ---------------------------------------------------------------------------- 成績優秀者 Bクラス4将 古川康雄氏 3戦全勝 Bクラス4将 湊 信幸氏 4勝1敗 大会こぼれ話 ◎遅刻しない選手 朝、順調に選手が集まっていきましたが、あるチームだけ、2名がなかなか 来られません、、おかしいな?と首をかしげつつ、待っていましたが、 開会式も始まり、審判長の挨拶も終わって、いよいよ試合開始、、 が、まだ選手がきていない!? 両脇に選手のいない四将氏は、「まいったなぁ」と困惑していましたが、 しばらくしてからようやくかけつけたそうです。 ところが、かんじんの決勝戦、今度は、朝とは別の二人がなかなか、登場 しない。決勝戦の試合が始まっても、しばらく、あらわれず、棋院の中を 探しに探しましたがどこにもいません。。あれれ、どこにいったんだ?? とおろおろしていると、しばーらくして、ようやく二人があらわれました。 このチームの最優秀成績者は、唯一遅刻をしてない四将氏で4勝1敗でした。 やはり遅刻をしないほうが碁にもいいようです。 ◎夢も希望もない Bクラスは一番人気だったようで、32チームがエントリーになりました。 8チームずつの4つのリーグ戦にわかれて、3試合の予選を行います。 しかし、ということは、予選突破はチーム全勝の1チームだけになります。 某チームは、この初戦にいきなり敗戦、、「もう夢も希望もないよ」と あとは消化試合しかない状況で朝一番のショックでした。 ◎早く強くなりすぎ Aクラス、序盤で優位をきずきながら、相手の気合いと勝負手で逆転負けを くらったKさん、相手が若いので聞いてみました。「今、高校生ですか?」 「はいそうです」「何年生?」「もうすぐ2年です。」げ、、ということは いま、高校1年かよ、、「碁をおぼえて何年ですか?」「4年です」 「えー!」どうも、若い人はすぐ強くなりすぎですね。スピード違反です(笑) ◎上手は強い!? Cクラスの某チーム、大将が先生で、副将以下はその生徒さん、 で、棋力は大将が5段、4将と5将は7級、、、すさまじくアンバランスな チームですが、IBM側は4子置いた大将が負けて、6子置かせた4将と 5子置かせた5将が快勝となりました。どうも、上手が強いようです。 それはそうと、4将の相手はうら若き女子高生でした。「どんな碁でした?」 と聞くと、4将氏、「こことこことここの石をぜーんぶ殺しました。」 「……」女子高生にはなるべく、やさしくしましょう。(笑) ◎赤ちゃん同伴 若いおかあさんなのでしょうか、生まれて間もないかんじの赤ん坊を胸に だいて対局されていました。しかし、そこまでしてまで碁をうたなければ ならないのでしょうか、、ちょっとびっくりです。 ◎どっかで見た顔 ん?この人、どっかで見た顔だなーとおもって対局後で聞いたら、 東京大学の選手でした。「一度、親善試合に来ていただきましたよね?」 と聞くと、「いえ、二度ほどお邪魔させていただきました。。」との 返事でした。 ◎本格的でない碁? Aクラスの某選手、対戦する相手が、ことごとく本格的な打ち手で、 自然と形勢が悪くなり、無理をすると、すぐにとがめられて完敗。 「本格的な打ち手と打つと、自分が本格的でない」ということが よくわかりますよ、、と苦笑いでした。 ◎ガセネタ? 3試合が終わり、予選落ちが決まって、もう帰るしかないはずの某チーム、 しかし、Kさんが帰ろうとするメンバーにストップをかけました。 「ちょっと待って、今、係の人が立札を置いていったよ。」もしかしたら まだ対戦やるんじゃないの??これで、メンバーはずっと待ち状態。 しかし、待てどくらせど、対戦が始まる気配も様子もない。 どうやら、単に係の人がきまぐれで立札をおいていっただけだったようです。 なんとも、人騒がせな係の人でした。 ◎複雑?? Cクラスは、Iさんも、Kさんも日本棋院の書籍を物色して強くなるために 本を購入してました。それを見ていた某選手、「うーん、強くなってもらって は困るなー」強くなってほしいのですが、自分が対戦するときに 強くなってもらうのも困るので複雑な心境のようでした。 IBM関東囲碁部