関東囲碁部報(2007-027)東大囲碁部との親善試合結果報告

IBM 新興勢力の前に大敗!

5月19日(土)大和事業所で行なわれました第9回 IBM-東大囲碁親善試合
の結果を御報告します。

東京大学からは19名もの参加者があり、とくに高校時代にならした
強豪1年生部員が多く参加されました。

17名で予定していたIBMも急遽、数名の選手を追加召集の上、対戦しましたが、
結果は、Aクラスが9勝7敗で勝ち越したものの他のクラスで大きく負け越し、
全体で26勝63敗と大敗でした。こんなに負けたのは初めてのことです。

これで第1回以来の総合対戦成績も 4勝5敗と負け越しになりました。

IBM側は、全体で勝ち越し者僅かに3名、1勝以下12名と予想以上の惨憺たる
結果でしたが、大会後の懇親会も含め、若者と交流を深めるという
本来の目的は充分に達成された一日でした。

クラス毎の結果は以下のとおりです(敬称略)。

A クラス: 
出場者:
中村 信夫
池上 均
玉木 久夫
遠藤 隆雄
結果:9勝7敗


B クラス:
出場者:
加藤 武彦
大串 天光
吉田 嶽彦
松谷 治
岸原 達也
結果:4勝21敗

C クラス:
出場者:
高妻 大基
徳田 隆行
竹村 直
谷野 正義
瀧  賢史
結果:7勝17敗


D クラス:
出場者:
古川 康雄
藤田 清
秋本 芳昭
服部 昭
石田 造
結果:6勝18敗

合計:26勝63敗

勝ち越し者:
池上 均  (Aクラス 4戦全勝)
竹村 直  (Cクラス 3勝2敗)
古川 康雄 (Dクラス 3勝2敗)

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【お布施をいただきます】
今回は、19名対19名といままでにない人数でしたが、大変なのは大会運営です。
なにしろ、対局用の机、囲碁盤、碁石、対局時計を全部、人数分そろえなけれ
ばならないのですから。。
会場内の収納棚を探しまくって、なんとか碁盤や時計はそろいましたが、
碁石のうち、白石がどうしてもそろいません。なぜか、黒石が2個あるのに
最後の19個目の白石がないのです。
しかたがないので、Kさんが機転をきかして、既存の石から少しずつ白石を
集めることに。これがなんだか、お布施をいただきにまわっている姿に
みえて笑いをさそいました。。

【意外な対面】
朝一番、IBM側の選手をみて、指差して、えー!と声をあげていた新人東大生
がいました。いつも、碁会所で見る顔の知り合いがいたからです。
「碁会所の主のようなおじさんだとおもっていた。。まさか、会社で働いて
いる人とはおもわなかった。よもや、IBMとは。。」
これには、指をさされたIBM囲碁部で若手で通している当選手も苦笑いです。

【不吉な予感】 
毎年、対戦表フォームをY野さんに作ってもらっています。今年も4枚きちっと作っ
て棚に置いてくれていました。ところが、当日朝幹事が来て壁に張り出してみると
、印刷状態が非常に悪く紙全体がかなり黒ずんでいます。しかも4枚とも。これを
見た幹事は何か悪いことが起こるのではと不吉な予感にかられました。案の定、結
果は上記のとおりでした。やはり対戦表が予告していたのでしょうか・・・・・。

【火事のよう】
毎年のことですが、IBM が勝つと青で選手名を、東大が勝つと赤で選手名を対戦表
に書き込みます。どちらが勝っているか色で一目瞭然にするためです。今年は、書
き込まれる名書き込まれる名が赤ばっかりでなかなか青がはいりません。それを見
た某選手、「まるで火事のようだ。」さらに別の某選手「血の海にもみえるね..」

【若手に譲る】
今年の東大側は、例年Aクラス上位の宮平さん、畑山さんといったところがBクラス
です。宮平さん曰く、今年は若手にAクラスを譲った、だそうです。これではこち
らの B クラスがたまりません。東大側は、宮平さん・畑山さんが抜けても Aクラ
ス 7勝9敗(東大側から見て)で、層の厚さを感じさせます。

【東大の回し者】
昨年まで過去3回東大側選手として出場した T 村さんは今年IBMに入社し、今回は
IBM C クラスで出場しました。IBM 側に勝ち星をもたらすことが期待されましたが
、初戦は半目負けでした。それを見た IBM 側選手より「東大の回し者か?」との
声が挙がりました。いえいえ、その後 T村さんは勝ち星を重ね、3勝2敗とIBM側で
数少ない勝ち越し者となりました。

【2年生は出場禁止】
今年の東大側1年生は粒ぞろいで、今回は5人も参加していましたが、
いずれも高校囲碁選手権で活躍した高いレベルの選手でした。
懇親会では IBM側から「来年は2年生出場停止にしよう」との提案が出ました。
これに対して東大側は、「じゃあ、1年生は全員留年させよう!」と即答(笑)、
敵もさるものです。いずれにしろ、東大の幹事は2年生がする慣わしで
2年生を外す訳にはいかず、この棋戦では IBM はこれから先数年苦難の年が
続きそうです。

【ラ・サール強し】
鹿児島の名門ラ・サール高校出身のお二人Kさん、Gさんは、
実は昨年、全国高校選手権にに出場のため上京のおり、新宿の天元で
IBM囲碁部の選手がスパーリング対局の相手となって対戦したことがあり、
それが縁で今年の新宿の例会にも一度挨拶にこられました。
この新人のお二人はKさんがBクラスで5戦全勝、GさんがCクラスで5戦全勝
と圧倒的な強さでした。昨年のスパーリングは「スパーリングではなく
サンドバッグだったのでは?」と指摘する方も。。

【同郷人】
懇親会の自己紹介では、学生側には出身高校を語ってもらいました。高校後輩がい
たりするとさらに会場が盛り上がるからです。
しかし、このリクエストを最初に聞いた学生二人、「えー!絶対いませんよ。
我々の高校は全然、かすりもしないとおもいますよ。
というより知っている人もいるかどうか。。。」といっていたのです
がKさんのS高校には、IBM側Kさんから、「知ってるよぉ!うちの実家から歩いて
30分でいけるよ。」とつっこみがはいり、Iさんの高校には、IBM側のEさんから
「え、そこ、同じ和歌山県でうちの近所だよ!」とつっこみがはいったりと、
すっかり郷土の話題で盛り上がっていました。狭いものですね。

【手は読めるけど。】
IBMの某選手、高校やら大学の学科の後輩やらがいることがわかって、上機嫌
でしたが、うちあげの席で「東大のAさんは、きちんと先輩に敬意を表して、
配慮して碁も負けてくれたけど、Hさんは、学科の後輩なのになーんにも
配慮してくれないんですよねぇー、」と発言して、場内爆笑。
横からは、「Hさんは手は読めるけど空気が読めないんだよねー」
とつっこみが。。

出場者の皆様、お疲れ様でした。また来年も宜しくお願いします。
出場されずに「やはり自分が参加しなければ駄目か」と思われた皆さん、
来年は是非ご参加下さい。

東大囲碁部親善試合幹事 藤田 清

IBM関東囲碁部