関東囲碁部報(2008-051)秋季館山合宿結果報告

秋の合宿は11月28日-30日にわたり館山にて行われました。
33名が参加し、以下のとおり3クラスにわかれて恒例のリーグ戦を
行いました。
結果は速報でお伝えしましたが以下、詳細レポートをお送りします。

◎大会レポート

 Aクラス  (12名参加)
   優勝 真形久視  5.5段    8勝3敗
 準優勝 光永淳造  10.5段  8勝3敗
   3位 加藤武彦  8段      7勝4敗
   4位 松谷治   7.5段    7勝4敗

Aクラス
皆の予想を覆す(失礼)真形さんの優勝がハイライトでした。
加藤8段、松谷7.5段、真形5段、光永先生の争いが終盤まで続き
最後は加藤さん、松谷さんが脱落して真形さん、光永先生が8勝3敗
で並び点数計算で真形さんの優勝および昇段が決定しました。
   
  Bクラス  (12名参加)
   優勝 藤田 清     4段   10勝1敗
 準優勝 立石進一    4.5段  8勝3敗
   3位 吉野代旨男  4段    7勝4敗
   4位 平林章      5段    6勝5敗
   次点 浅田純孝    5段    6勝5敗

Bクラス
復調著しい藤田4段が序盤から独走して8-1で優勝。
自己申請で4.5段から4段に降段していたのを最近の復調ぶりを考慮して
4.5段に戻っていただくこととなりました。
3位、4位争いは大混戦で最終戦に瀧さんに勝利した吉野さんが7-4で
3位入賞しましたが負けた瀧さんは入賞を逃し同時に昇段も逃してしまいしました。
瀧さん序盤は調子がよかったのに2日目から体調を崩してしまったのが
残念でした。最近Bクラスでは光永先生が優勝を続けていたのですが
皆の奮闘の結果今回は優勝から3位までIBMで勝ち取ることができました。
   
   Cクラス  (11名参加)
   優勝 遠藤昌宏    3段    10勝0敗
 準優勝 和田興太郎  3.5段   8勝2敗
   3位 太田宏一    3.5段   6勝4敗
   4位 赤川均      3段     6勝4敗
   次点 石田造      3.5段   6勝4敗

Cクラス
最近負けない遠藤さんが独走10-0で優勝。
同クラスの嘉瀬さんがそんな人が同クラスにいると勝てないので困ると
いうことで協議の結果最近の成績も考慮して3段から2段階昇段して4段となりました。
和田さんも8-2と好調でしたが優勝が10-0のため惜しくも準優勝に終わりました。

 交流戦
  1位  松谷治   7.5段   4-0
  1位  古川康雄 5段     4-0
  3位  鈴木準   4段     4-1
  最多 恩田賢一 4段    (8局)

合宿大会幹事/レポート 古川康雄

◎「合宿ハイキングレポート」 

今回のコースは囲碁部切っての登山愛好者和田さんがリーダで、
新日本百名山千葉県代表「烏場山」が選ばれました。

2005年春季合宿でも地元柴田さんが案内してくれましたが、
その時は黒滝から金毘羅山を往復するコース花婿コースでしたので、
今回は第一・第二展望台から経文石を往復の花嫁街道となりました。

非常に好評で参加希望者が15名になりましたが、配車できる車が鈴木さんと
和田さんの2台しかなく、合宿幹事の吉野さんに無理をお願いして参加して
もらい、やっと3台となりました。

このようなことになったのは、常連の谷野さん、岸原さんが参加できなかった
ことによると、何時も助けてもらっていたことを思い知らされました。
3台になっても、後から参加希望した加藤(武彦)さんを乗せることが
できず、申し訳ないことに参加を断念してもらいました。

とにもかくにも9時予定が9時半近くなって出発したときは、雲ひとつ無い
快晴で、誰の精進による恵みか近頃稀な素晴らしい天気でした。
途中コンビでペットボトルを調達して、外房和田浦駅から入り、予定の駐車場
を探し当てたのは10時過ぎでした。
歩き出して直ぐ、黒滝への花婿コースと別れ、花嫁街道の小奇麗な手洗いのある
休憩地点からは登りの山道に入りました。マテバシイなど広葉樹の繁みの下を、
木洩れ日を浴びながら登ると意外と涼しく、暑さからの疲れの心配はなかった。

第一展望台で一休みしている時に会った若いカップルが、始めて出会った人で
あったが、花嫁街道のイメージには程遠い出会いで、彼らも我々を同じ思いで
見ていたことであろう。

第一展望台は繁みが多く展望の広がりは少ないが、ここから10分ぐらい先の
第二展望台は、太平洋も望める広い展望が楽しめた。
ここで山と海の両方の自然に囲まれて昼食をとることを決めてから、未だ歩き
足りないグループは経文石を往復してくることにした。

先頭を行く者が気を利かしたか、わざわざ小高い脇道に入り運動不足を補おう
とした。正道に戻るのに滑り落ちてしまう者もでてしまった。
本当のところは道ならぬところを迷い込んだだけのことであった。
帰りに二三人の有志が倒木を集めて、同じ様な余分の運動をしないようにして
くれた。

経文石では大きな木の根が岩を抱き込んでいて、この岩のどこかに経文が彫り
こまれているかと苦労して捜したが結局見つからなかった。宗教心が足りない
と駄目なのか。

第二展望台で待っていたグループと合流して、おにぎり弁当でランチ。
食べ物の話で漬物の食べられない日本人がいることを発見した。
下りは鼻歌を歌うような気分であったが、リーダの和田さんは急ぎ足で下り、
われわれを花嫁街道入口の休憩地点に待たして、駐車場まで車を取りに行って
くれた。その内に少し空が陰ってきたなと思えたとき、パラパラとの音で、
目の前のビニールハウスの屋根にかなり大粒の雨が降っているのに気が付いた。
休んでいる我々のところには雨は降っていなかった。

目の前に丁度雨の境界があったようだった。空を見上げると一塊の黒い雲が
我々を見下ろしていた。時間が少し掛かり過ぎだなと思えて迎えに歩き
出したら、和田さんの車に出押え、他の2台も続いていた。

再び同じ車に分乗して帰途に就くと、気持ちは直ぐに次の対戦に移ったか、
携帯で連絡を取りながら対戦相手を物色していた。
保養所近くになってから、いきなり雷の大きな響に驚かされ、直後に雷雨の
シャーワーの中に入った。保養所に着いても車から出ることができなかった。
しばらく待ってから保養所に駆け込んだのは、2時近かったろうか。
対局場に戻ると、テニスその他で残っていた人たちは、対局に熱中していて
われわれの帰りには気付いてもいないようだった。

それにしても素晴らしいハイキングであったが、少しでもタイミングがずれて
いたらどんなことになっていたのであろうか。

この報告者に少しは気疲れがあったか、ハイキング後の対局は3連敗であった。

以上

石田 造 

◎テニスレポート

いつもは希望者が多いのですが、今回は合宿不参加のテニス愛好者が多かった
ため、5名で楽しむことになりました。

昨夜の雨も上がり、快晴の絶好のテニス日和となり、9時前から、準備万端で、
早朝対局中のOさんの打ちかけをいまや遅しと待ち構えるほどでした。

さて、コートに出ようとしたところ、Mさんが「靴を忘れた」と青い顔! 
何を忘れても、シューズだけは忘れぬことがテニスプレーヤの鉄則!
シチョウ知らずに囲碁を打つようなもの!

普通の靴でソッとしようかなどとまごまごしていたところ、
もしやいつも用意万端なFさんならもう一足車につんでいるかも・・
と聞けば、見事読みが当たり、フ゜レーが出来ることに!

はじめはミスが多く色々言い訳が多い中、だんだん調子が出てきて
いつのまにか皆強気のセリフ!(実力以上の)

なにしろ5ゲームで一回の割りにしか休めないとあって、
3時間ミッシリやったら、皆ヘトヘトながら大満足でした。

シャワーのアト、見物海岸まで出てのビールとおにぎりの
おいしかったこと・・ 

ずーと部屋に閉じこもって(?)いた皆さん!
次回はテニスもやってみたらいかがでしょう!

及川捷三 記
  
◎合宿こぼれ話

4名の方におよせいただきました。

□歌も碁も..
カラオケで盛り上がっていたN山さんですが2日目終盤対局状況が心配に
なり対戦表を見ると皆より早く全対戦を完了していたのには安心したり
感心したりしました。

□タイミング絶妙
・天候に恵まれ花嫁街道ハイキングを楽しみましたが帰路土砂ぶりに合い館山ビー
チハウスに到着した時分が一番ひどくしばらく車の中で待機していたほどです。
ハイキングをもう少し続けていたら大変でした。
今回は囲碁大会ということで早めに切り上げた
W田ハイキングリーダーの好判断でした。

□長老を祝福
K瀬さんが大会2日目で79歳の誕生日でした。
しかしハイキングでもあっちに上ったりこっちに下ったりと忙しくとてもそんな
歳には思えません。
囲碁でも最近になっても昇段されたりと進歩を続けています。
我々の目標にもなりますのでいつまでも元気に碁を続けていって
もらいたいものです。

□なかなか終わらないリーグ戦
今回はリーグ戦の総対局数が11局(Cグループは10局)であったので、
私自身にとっては適当と感じたが、それでも2日目の夜は、3時頃まで打って
やっと終了できた。それまでの多くの次の対局者との入り組みが不運にも
上手く噛みあわなっかたせいだと思った。

□ Aクラス優勝者コメント
> 真形さん、合宿の優勝おめでとうございました。
>
> くわえて、6段への昇段おめでとうございます。
> 真形さんは小津杯、武闘派碁会所の初回など、要所、要所で
> 優勝されるので感心していましたが、合宿だけは大変不思議なことに
> 優勝の縁がなかったとおもいます。
> (1991年からの記録上では優勝の記録がありません。)
> これは、関東囲碁部の7不思議でしたがついに克服されましたね。
> おみごとでした。

仰る通り、確かに館山での戦績は優勝はおろか、入賞も余り記憶にありません。
今回は持ち点が8点あり、これが少なくとも来年の3月まで続くので、
{昇段しない為には}後5回くらいのんびり打たなければならないのかなと
思いつつ参加していました。
と思って無心に打っていたら最初から調子よく連勝して勢いがついてしまいました。

□ Bクラス優勝者コメント
「優勝、ならびに昇段、おめでとうございました」 ==> 有難うございます。優勝
者スピーチでも申し上げたのですが、コインを11回投げたらたまたま10回表が出て
1回裏が出たようなもので偶然の結果に過ぎません。また、表彰式時に特例昇段と
なってしまいました。私としては4段のままが良かったのですが、昇段したから
には今度は降段しないで済むようにしっかり勉強して4.5段に相応しい実力を
付けたいと思います。 
帰りの船で、合宿中唯一負けた相手のS木さんと対局しました。大会では互先で
私が黒番でしたが、船中では、4.5段に昇段したのでS木さんの定先と言うことに
なりました。特例昇段なので本当に4.5段の実力があるかどうかのテストだと言わ
れ、大勢の人が注目する中での対局となりました。成り立て 4.5段で実力の至らな
いところは口も使って補い、幸い何とか勝利して4.5段が認められました。観客の
皆さんには大いに楽しんでもらえたと思います

□ 閉会式の妙
閉会式の開始前になん何人かの電車組の人からバス時間の関係で早めに発ちたい
と言われ、開始早々まず館山駅までの車便乗の手配を行い、それが効をそうして
最後まで全員参加出来た。
表彰式を更に盛り上げたいとの私の意図から、優勝者の感想の順番をA組の
優勝者の真形さんを最後にして貰うようにした。その予見は見事に当たり、
内容が今回参加出来なかった岸原さん、谷野さんとの過去の小津杯、
真形杯での戦績、その経緯の一部を中心に興味深く話されそのお陰でみなさん
爆笑の渦で盛りあがった。

秋季合宿幹事   吉野代旨男

IBM関東囲碁部