関東囲碁部報(2008-052)第19回日韓IBM囲碁交流報告記

みなさんへ

11月14日(金)から4日間に亘って行われました、
第19回日韓IBM囲碁交流について報告します。

今回は2回目の京都開催で、総勢31名の参加があり、韓国から初めて4家族
(奥様4人、子供6人)が参加され、その内の一家族(MinHo Kimさん)はプサン
からでした。子供を含めた参加はこの囲碁交流の長い歴史の中で初めてのこと
で、記念すべき年になりました。
日本側の参加者は16名(関東から12名、関西4名)で、特別に木村敏子さん
(木村博さんの奥様)にも観光に参加していただきました。

宿泊場所(ホテル ステーション京都)はex IBMerの浅田 義之さんの経営で、
京都駅から徒歩3分の烏丸通りと七条通りの角にある感じの良いホテルです。
http://www.kid97.co.jp/st-kyoto/index2.html

<第一日目>
14日夕方、ホテルで韓国からのメンバー15名を迎え、歓迎の夕食会を行い
ました。
韓国のメンバーは当初予定していた人数に一人少ないので事情を聞いた所、
日程を間違えて来られなかったようです。
最初からびっくりさせられましたが、幹事のBS Parkさんを初め、懐かしい顔を
拝見して安堵しました。

<第二日目>
翌15日は3グループに分かれて奈良見物です。
1.東大寺、春日大社、若草山
2.東大寺、法隆寺
3.東大寺、薬師寺、唐招提寺
奈良ではあらかじめ木谷さんがボランティアガイドをお願いしてあったので、
午前中は東大寺を2グループに分かれて見学をしました。

「春日大社、若草山コース」(記:高本)
10時半ころ鹿の遊ぶ奈良公園に着いた。韓国のお子さん達はおおはしゃぎ
であった。東大寺では大仏殿から二月堂を廻り若草山の麓までゆっくり、
ガイドさんのていねいな説明を聞きながら回った。
大仏殿の柱のトンネルではJongik Leeさんの1歳半のお子さんがトンネルを
抜ける、可愛い姿があった。
若草山の麓近くの茶屋でうどんやそばの昼食をとり、午後は春日大社を廻る。
春日大社は七五三の参拝客で賑わっている。その中を紅に染まる社殿、鬱蒼
たる森、石灯篭などゆっくり見て周り、韓国からの参加者、特にご夫人方は印象
深かった事だろう。全員無事夕方6時ころには京都駅まで戻ってきた。

「法隆寺コース」
単身参加のJinHo Leeが加わったので英語ガイドをお願いしました。
悠久の歴史の中で、当時の朝鮮(高句麗、新羅、百済)との関わりを分かり易く
説明してもらい、帰りには、薬師寺グループと一緒になり、夕食に美味しい焼肉
をいただいて京都に戻りました。

「薬師寺、唐招提寺コース」(記:牛島)
 バスを待っているとき、ボランティアの上田さんの説明で唐招提寺から薬師寺
を順次参観するとのことであったが、法隆寺にも行きたいという我々の意見が
一致して唐招提寺をパスすることにした。
 薬師寺では平山画伯が描いた壁画が特別公開されており、思わぬ拾い物を
した気分であった。
壁画には我々囲碁部の人たちも行ったことのある西安の鐘楼−経典を収め
ている−に始まり、トルファンの高昌古城、カシュガル、タクマラカン砂漠等、
三蔵法師がインドから経典を運んだ道を辿る雄大な西域の風景が見事に描か
れていた。
この壁画は2000年12月31日に納品されたものだが、依頼主の高田好胤管主
が1998年に観ることが叶わず亡くなったとのこと、画伯は、生前に観ていただ
こうと提案して’完成前に観るのはもったいない’と断られたそうである。
そこで、いつまでもこの画を見守っていただこうと、画の中に前管主の像を描き
こんだとのことであった。薬師如来を中心に右に日光菩薩、左に月光菩薩がある
のを拝観し、心改まる思いであった。

<第三日目>
16日(日)ホテルステーション京都西館において第19回日韓IBM囲碁交流大会が
開催されました。

「囲碁大会」(記:古川)
大会結果
  Aクラス  (10名)
   優勝   Bumsoo Park   五段    4勝1敗
   準優勝 Jinho Jang    八段   4勝1敗
   3位   JongIk Lee    五段    4勝1敗
優勝候補のJangさんとLeeさんが4連勝と全勝の勢いでしたが最終戦日本側吉田
さんと浅田さんに破れ4勝1敗となり最終戦に勝利したParkさんと同率と
なりましたが点数計算でParkさんの逆転優勝となりました。
日本側選手も健闘しましたが入賞はなりませんでした。

  Bクラス  (11名)
   優勝    古川康雄    五段     5勝0敗
   準優勝 大久保進一    初段     4勝1敗
   3位     石川 豊   4.5段    4勝1敗
古川さんが5連勝で優勝。2位、3位も大久保さん、石川さんが4勝1敗で入賞し
日本選手が大健闘しました。LeeさんKimさんは序盤3連勝、2連勝と好調でした
が終盤連敗して惜しくも入賞はなりませんでした。

「京都見物」
韓国からの家族の皆さんは、木村敏子さん、韓国留学生の林 知英(イム キヨン)
さんと一緒に京都御所、清水寺、八坂神社等を見物。帰りには四条河原町で
ショッピングを楽しみました。

「宴会」
対局も大詰めを迎えた頃、京都見物を楽しんだ家族が戻ってきた。
大会終了後は食べきれないほどの料理と浅田さんから振舞われた京都の銘酒
を頂きながらの表彰式と高本さんの名司会による、恒例の全員スピーチで大い
に盛り上がりました。韓国からのご家族もきっと満足されたことでしょう。

[第四日目]
17日(月)の最終日には京都の紅葉とゴルフを楽しみました。

「高尾、金閣寺コース」(記:高本)
Jangさん, Kimさん, Leeさんの三家族は紅葉が見頃を迎えた高雄へ。
リーダーの木谷さん依頼の英語を話せるボランテイアガイドを迎えて、ホテルを9時
過ぎに出発。京都駅から総勢18名高雄行きJRバスに乗る。
 高雄神護寺に近いバス停は既に紅葉狩りの客で混雑している。高雄三山の一つ
である神護寺への石段の続く参道は紅葉真っ盛りである。境内も紅葉に溢れており
最高の京都の紅葉を満喫した。 
 昼食も紅葉を見ながら休憩を兼ねて最高の茶屋であった。神護寺にはかわらけ
投げを楽しむところがあり、子供達もかわらけ投げを楽しんだ。
昼食後は高雄から御室の仁和寺の五重の塔を見て、石庭で有名な龍安寺、更に
金閣寺を廻った。いずれも池ある庭園は紅葉の見頃であり、石庭も金閣も紅葉に
彩られ美しい日本美を堪能した。

「鞍馬寺コース」
健脚向けに設定したコースで、鞍馬山を駆け足(?)で回った後、帰りには
東福寺(拝観料が高いので素通り)、三十三間堂を巡って来ました。

「ゴルフ」(記:木村)
韓国勢3名(朴夫妻、李)と木村さんが、滋賀の瀬田ゴルフコースで日韓戦
を戦い、アマチュアの世界でも、囲碁とゴルフの韓国の強さを認識しました。

[第五日目]
チェックアウト後、空港行きのリムジンバスの停留所で来年の再会を約束して
お別れしました。

最後になりましたが今回も宿泊や宴会等で格別なご配慮を頂いた浅田さんに
感謝申し上げます。
また、木村敏子さんには私達が碁を打っている間、韓国のご家族の観光案内
をお願いしました。唐突なお願いにもかかわらず快く引き受けていただき有難
うございました。
又又、一番大事な会計を買って出ていただいた、木谷さん谷野さんに御礼申し
上げます。

記:兵藤 進

一部の写真を以下に掲載しております。

http://ibmkigo.dtdns.net/IGTP/kr08p.html 

IBM関東囲碁部