関東囲碁部高段者合宿結果報告

 関東囲碁部高段者合宿は下記のとおり行なわれました。
 白熱した真剣な対局もさることながら、とくに局後の熱のこもった感想戦
 や、適宜実施された打ち碁の検討会等により、充実した合宿となりました。
 一週間後の法人大会に多くのメンバーが出場しますので、
 さっそく、その成果があらわれることとおもいます。
 以下、簡単に結果をまとめてご報告致します。
 
◎ 日時: 1996年 3月8日(金)-> 3月10日(日)

◎ 場所: 仙石ロッジ

◎ 参加者 9名

玉木  久夫 8段格
池上  均  8段格
吉田  嶽彦 7段格
松谷  治   6.5段格
橋口  朗彦 6.5段格
徳田  隆行 6段格
岸原  達也 6段格
波松    邦次  5.5段格
浅田  純孝  5段格
 
◎ 強化リーグ戦

本社同好会規定にもとずくハンディ戦
対局時計使用による持ち時間45分での対局。(法人大会対策)

優勝  :池上8    段格 (8戦全勝)
準優勝:玉木8    段格 (7勝1敗)
3位  :橋口6.5段格 (5勝3敗)

 ◇二人の県代表経験者が、圧倒的に強く、他を制した。

 ◎ 3チーム勝ち抜き対抗戦

Aチーム優勝:(波松、橋口、池上組)

ルール:日中韓3国勝ち抜き対抗戦の形式
       オール互先 一時間対局。 
 ◇ 波松さんの2人抜き。吉田さんの3人抜きが光る。

 ◎ ドライブ
  中日には、波松氏の先導のもと、周囲の山々をドライブ、少々天気の
  悪いのが残念だったが、見晴しのよいところですばらしいながめを
  堪能し、すっかりリフレッシュされた。

 ◎ 打ち碁検討会、研究会、
  二日目の朝は、池上-玉木戦を中心に全員による検討会を実施し、
  多くの変化が検討され多くの意見がかわされた。
  最終日朝の勝ち抜き戦決戦はすぐそばで他メンバーによる局中の検討も
  行なわれ、さながらタイトル戦のようでした。

 以上、

  関東囲碁部会計 岸原

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ここから先は読みたい人のみお読み下さい。
注)関東囲碁部公式レポートとは何の関係もありません。
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◎大会裏話

◇布石で少考
池上8段は、朝食の席についたがなかなか箸に手をつけない。
食卓を一望して、しばしの少考の後、ようやくゆっくり手をつける様子は
碁も食事も布石を大事にせよ。とのまわりのメンバーへの無言のアドバイス
だったのかもしれない。

◇機敏なたちまわり
中日は、3台の車に別れ、芦の湖周辺の山々のドライブを行ったのだが、
その先導をつとめたのが波松氏。しかし、その車の機敏なことは、表現の
しようがないくらい。くねくねした山道でもスピードをゆるめることなく、
後続車からは、あっという間に見えなくなる始末。
立ち寄ったところか出発するときは、後ろの車の準備ができていようが、
いまいがおかまいなし。あまりの早さに驚いていたメンバーだったが、
この後、早いのは車の運転だけではなく碁を打つのも、食事をするのも早い
という事実に驚きをいっそう深くした。

◇大雪
一月の幹事合宿の時と同様、大雪が振ってきた。
多くの人が車できていたため、全然ふりやまない様子を見て、これは、帰れなく
なってしまうのでは、という不安でいっぱいになり、 一同 暗い表情に。
しかし帰るときには、道路もきれいになっており雪の影響はなく車にて無事に
帰宅することができました。
日頃の行いがよほど、よいのでしょう。

◇大物
朝食は、7時半に呼びだしがかかり、集合することになっているが、
朝が苦手なものが多いなかにあって、池上8段は傑出していた。
「朝ごはんですよ。」と何度呼んでも返事はなく、体を揺らして、
なんとか起きてもらった。ただし、起きても「んんーーー」と声を発してすぐ
には起きてはこない。この様子にメンバーの中では「やはり、大物は違うなあ。」
という 意見と「単なる朝ねぼう」だよ、という意見のまっふたつに別れた。
朝食が終り、部屋にもどりふとんを片づけだす面々に
池上さん、「これから、もう少し寝るっていう発想はないんですか?」
という質問には、まわりの者も完全にあきれていた。


◇聞き違い
中日の昼食は、桃源台のとある食堂にはいって、めいめい
好きなものをオーダーした。オーダーを控える店の人に皆のオーダーが確実に
つたわっているかどうか心配した岸原6段が、「きゅうあります?」と聞いた。
松谷6.5段、すかさず「きゅうって何?」 岸原「いや、 オーダーが9つあるの
かって確認してるんですよ。しかし、まわりのものも勘違いしたらしく
「もろきゅうかなんかかとおもいましたよ。」さて、最終日一緒に帰った
吉田、松谷、浅田、徳田、岸原の5人は、海老名サービス・エリアで
昼食をともにしたが、食事が終わった後、今度は松谷さんが、私に
「用事ありますか?」と聞いてくる。 
用事は別にないけど、早く帰りたいと思っていたので返答に困っていると、
浅田さんがさっと目の前から、つまようじをとって松谷さんに渡した。
日本語は難しいという話でした。

◇読み違え
玉木8段。その読みは正確無比で、ほとんど読み違えることもなく
他のメンバーを圧倒していた。しかし、その玉木さんが一度だけ
読み違えをしたことがある。中日の昼食時、オーダーが終わって、
さて、何が一番早くくるか、という某氏のといかけに対し、
めいめい「そばだ。」「ラーメンだ。」と話していたところ
さとすように玉木8段、「カレーにまちがいないでしょう。」
だって、カレーはごはんにカレーをかけるだけだから,と石田芳夫プロなみ
の明快な解説にみなは納得せざるをえなかった。ところが、最初に
きたのは、そば、次にラーメン、結局、時間がかかるとおもわれていた
カツドンも来て、カレーは最後だった。これには、玉木さん「おかしいなあ。」

◇一石二鳥
勝ち抜き戦で、対戦した松谷さんと吉田さん、この勝ち抜き戦は、持ち時間
一時間かつ、互先なのでくしくも現在進行中の棋聖戦と一致した。そこで、
二人の合意で、棋聖戦と勝ち抜き戦をかねてやろう、ということになった。
これは、考えてみるとすごいことでプロのタイトル戦でいえば、同じ組みあわせ
棋聖戦第5局と 碁聖戦第2局をかねてやろう、というようなものである。
この一粒で二度おいしい、価値の高い勝負を制したのは、吉田さんだった。 

◇ぐるぐるまわし
中日のドライブで山の中を運転しいた岸原氏は、おもわず「目がまわりそう」
と声を発した。無線でそれを聞いていた波松氏、「このへんはぐるぐるまわし
というんだよ。おいおとしにならないように(崖から落ちないように)気をつけ
て下さい。」 と的確なアドバイスを行った。岸原号車内では爆笑がわき
あがった。

◇意表
 松谷さんが、幹事に来週の法人大会の選手の名前を聞いていた
「えっと、Aクラスには池上さんと徳山さんと、、、」と話す
 幹事の声にうんうんとうなずいいた 松谷さんだったが、
 最後に自分の名前がでてきたときには、完全に意表をつかれた
 様子だった。「ええええっ。エントリーした覚えはないですよ.」

◇フリカワリ?
 帰りの途中の渋滞にはまった松谷号と岸原号は、どうせなら通信しながら行
 こうということで渋滞で停止中に浅田さんが車の通信器を前の車にもって
 いった。ところが,どうも様子がおかしい。助手席には女性が乗っていたの
 だ。「いつのまに、吉田さんが,女性にフリカワッタのだろう?」
 しばらくしてようやく前のさらに前の車が松谷さん
 の車であることが発覚。(いつのまにかワリコミをくっていた)
 浅田さんはともかく、話しかけられた前の車もさぞ面くらったことでしょう。

◇うすみ
 夕食、朝食と食事中にいろいろな会話がかわされたが、どうも浅田さんの
 様子がおかしい。元気がないのだ。二日目も対局が終わるとそうそうに
 床につき,ふだんとは違う様子。おかしい、とおもって分析してみて
 ようやくわかった。今回、あまり他人の悪口をいったり、馬鹿にしたりする
 人がいない。浅田さんは酒の席では人の悪口を聞いていないと、落ち着かない
 体になってしまっていたのです。 さぞかし、居心地が悪かったことでしょう。
 かくいう、私もそうですが、、、(^_^;

 次回は是非、精鋭の選手のご来場をお待ちしています。
   
 裏話終り。