To:	関東囲碁部 各位
cc:	 
From:	Kenshi Ohki/Japan/IBM @ IBMJP
Subject:	関東囲碁部報(97-029)


関東囲碁部報(97-029)

IBM関東囲碁部では『前期』の余勢を駆って『後期』も近年まれに見る強力な布陣で臨みました。昨年まではAクラス以外はほとんど予選リ−グの枠抜けすら難しかったのですが,今年はどうした訳かAクラスのいい影響が伝搬したものとしか思われない画期的な活躍が続いています。今回も相当に期待したのも無理なからんことでしょう。戦果は期待に違わず,立派な成績を収めました。また,今回は非常に面白いトピックスもあり是非ご一読頂きたいと思います。

7月6日(日)は素晴らしい青空のもと,日本棋院の2階も満席になる位の盛況でした。
我がIBMチ−ムは2階の受付あたりで集合し,中村信夫さんの『囲碁』(誠文堂)8月号の掲載を称えながら本番開始を待ちました。池上均さんはといえば,1人静かに着席し打碁を並べていたところなんと,NECの今村文明(前アマ世界チャンピオン)氏が親しげに池上さんに話かけているではありませんか。池上さんも有名になったものだと感心しておりましたが後で同郷の先輩後輩の関係だとか・・納得。

それでは皆さんお待たせ致しました。以下に大会結果報告をお届けいたします。

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 後期オール法人大会結果報告 
  
  さる七月六日(日曜)にオール法人大会(後期)が開催されました。
  前期オール法人大会のAクラス(最強クラス)優勝のわが日本IBMは、
  ディフェンディング・チャンピオンとして、果敢に戦いましたが
  連覇はならなかったようです。しかし、BクラスおよびCクラスで入賞を
  果たし、とくにCクラスは前回の優勝に続いて今回も準優勝と
  充実した成績となりました。
 
  Aクラス
  大将:中村信夫 氏 
  副将:池上均   氏 
  参将:徳山 豪 氏
  四将:深尾 淳  氏
  五将:長野一隆 氏
  
  NEC          1−4
  第一勧業銀行    4−1
  三井生命        2−3
  三菱電機        2−3
  東京都庁        2−3
  
  6チームによるリーグ戦となりました。
  最近、碁の雑誌や新聞をにぎわせている中村さんが大将で、、また、
  久々出場の長野さんもあいかわらず、力のあるところを見せて、
  盤上や観戦者を大いに沸かせたようです。置碁(相手に置かせる)だった
 らもっと活躍できたのに・・・。
 徳山さんの着手のなんと早いこと、他の人に時間を分けて上げたい位の
 早打ちも相手のペ−スを撹乱する高等戦術でした。
  しかし、いきなり対戦したのが、今村文明、坂本修作を擁するNECで、
  出鼻をくじかれたのが痛かったか、最後まで本調子がでないまま
  終わってしまったようです。ただ、スコアも内容も紙一重であったた
  め次回には期待できるでしょう。
  なお、このクラスの優勝は三井生命でした。
   
 Bクラス 
  
  大将:  加藤武彦氏
  副将: 関口哲夫氏
  参将: 吉田嶽彦氏
  四将: 松谷 治氏
  五将: 高本 正氏

  人形町囲碁クラブ 3−2 
  日立             4−1 
  三菱電機         2−3
  東京都庁         1−4
  NEC           2−3

  先日のスーパー小津杯で活躍した加藤さんという新戦力が加わり、
  わたしの知るかぎりでは、ここ数年で最強のメンバーで是非とも優勝が
  のぞまれたのですが、最初にいきなり対戦したのが、人形町囲碁クラブ
  という碁席の面々で、なんと5人中4人が女性という異色のチーム
  (ちなみに副将はアマのチャンピオンにも輝いたこともある山下千文さんです。)
  でした。(年齢は推定で全員20代,姿も異様でタンクトップ(皆さん分かります
 か?)に3人がチャパツといういでたち,1人は入れ墨(プリント版)までして
 いるハデハデの碁打ち達でした) 苦戦しつつも、この戦いに勝利したのですが、
  このときに当部の選手を骨抜きにされたようです、高本さんなんか「負けてくれ
 ればもう1枚脱いだのに・・なんていわれてタジタジでした。この後、微妙な星
 の差で決勝進出こそ予選をきわどく抜けましたが、(同じ2勝1敗で2チームが
 並び、勝ち数も9勝ずつだったが、大将の対戦でワク抜けが決定しました。)
  決勝トーナメントでは2戦とも敗れての4位は選手には不満だったかもしれません.
  なお、人形町囲碁クラブの女性は名刺をさかんに対戦相手の選手およびまわりを
  ぐるりと囲んだ観戦者に配って店の宣伝もさりげなく行って抜け目のないところを
  みせていました。(当部の中にも逆に自分の名刺を渡した選手がいるとも聞いて
 います。)

 Cクラス 

  大将:  橋口朗彦
  副将: 徳田隆行
  参将: 池野 晃
  四将: 岸原達也
  五将: 石川 豊

  三機工業          5−0
  講談社            4−1
  日立              5−0
  日本ユニシス      3−2
  東京都庁          2−3
  
  このCクラスも前回優勝しており、今回のメンバーには
  通常はBクラスにでている選手がCクラスにこぞって出場し、こんな
  レベルでは負けることなど考えられないとのたまった選手もいるようで、
  その言葉どおり、予選は3戦全勝、(個人成績14勝1敗)というすばらしい
  スコアで圧倒的な差をみせつけて、ほぼ優勝を手中にしたような気分になって、
  いました。しかし、油断大敵とはよくいいますが、まさにその油断がでたのか、
  準決勝は2敗。決勝は、3敗してしまい連覇をのがしてしまいすました。
  今回は弘法も筆の誤り、さるも木から落ちるということわざがぴったりで、
  次回は是非とも石橋をたたいて渡るでいってほしいものです。

  それはさておき、決勝で信じられないようなできごとがおこりました。
  なんと相手の選手が「待った」をしたのです。相手の選手、ヨセを打っていて
  石を置いて手を離して時計を押して10秒くらいの時間がたっていましたが、
  実は自陣にトントンの筋があるのを放置しての手でした。
  当部の選手がその手に怪訝そうな表情をみせていたら、相手も気がつき
  「あ、こりゃだめだ」と石を取ってトントンを防ぐ手をうったの
  です。これはあきらかに「待った」です。で、「それはまずいのではないですか」
  と当の本人にクレームをしたところ「自分は打ったが、まだ相手は打っていないので
  修正は可能だ」という論外の主張をしてきました。結局、当日の審判 宋光複八段に
  とりなしてもらい、待ったを修正してもらうことで、事なきをえましたが、
  練習碁や楽番の碁ならともかくこのような公式戦で堂々と「待った 」を行うとは
  驚きました。
  当部の選手には、「待った」はしないように気をつけていただきたいとおもいます。
  
  Dクラス  

  大将: 中山孝雄
  副将: 羽山昭次
  参将: 湊 信幸
  四将: 大木 建志
  五将: 森 一基
    (服部さんは欠場) 

  日立                3−2
  不戦勝             (3−2)
  千代田グラビア印刷  3−2

  前回の優勝メンバーの中山さん、小津杯準優勝の羽山さんなど
  強豪をそろえたのですが、惜しくも枠抜けをはたすことができず、
  不完全燃焼に終わったDクラスでした。
  というのも、チームとしては、不戦勝1を含む全勝なのに、
  勝ち数の差で負けてしまったからです。
  それにしても、5チーム上1チームが予選を抜けるので、対戦を
  くみにくい事情はわかるにしても、最初から対戦順序、相手が決まって
  いたという今回の運営はどうかとおもいました.
   1. 勝ったチームどうしを対戦させる
   2. 負けたチームを次に不戦勝にする
 という方式にすれば全勝が2チームもでることはなかったでしょう。
 機会があれば問い合わせてみることにします。 
  
 成績優秀者
  
   Cクラス四将 岸原氏 5戦全勝
   Dクラス参将 湊  氏 2戦3勝 (不戦勝:1)
   Dクラス四将 大木氏 2戦3勝 (不戦勝:1)
   Dクラス五将 森  氏 2戦3勝 (不戦勝:1)
   Cクラス副将 徳田氏 4勝1敗
   Cクラス参将 池野氏 4勝1敗
   
  幹事および会計は、今年の法人大会は二人あわせて14戦全勝とまあまあの
  成績をおさめることができました。皆様のご支援に感謝したいとおもいます。
  次回の社会人大会は冬の社会人選手権となるでしょう。
  暑い夏まっさかりの現在では、かなり先の話のようにもおもわれますが、
  それまでに十分な研鑚をつまれていっそうの成果を期待したいものです。
  
  
以上 

☆Tatsuya Kishihara☆ Systems,SW Center, IBM Japan
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Subject:	後期オール法人大会雑記


関東囲碁部報(97-029続報)

オ−ル法人大会報告に対する意見,問合せが凄いものですから,公式囲碁部報に出すべきかどうか迷ったもののお届けすることにしました。(外は暑いし,夏休み前だし,いいでしょう?)

>「待った!」をして、結局「待った」はだめ、というのはわかりましたがその結果はどうなりましたか、まさか「まった」をした方が勝ったということはないでしょうね。
実はTOさんだったのですが、もちろん勝ちました。なんか本来は待ったをしてしまったらその瞬間待ったをしたほうが負けらしいのですが、我々もいくらなんでもそこまでしなくても、、と情け容赦ない態度はとれなかったというところです。

>この問題は審判長がでるまでもなく、「まった」をした相手に「時間は何分何秒、どうやって戻しますか?」と、問いかければ相手は返事に窮するはずです。
いや、まったくそのとおりなんですが、そんなことを聞き入れようともしないような態度だったので、(年配のぼけた感じの方でした。)審判にといかけたのは、判断をこうためでなく強制的に待ったをやめさせるために呼んだのが内情です。

さてさて、
KI氏の友人、某W氏が人形町に通っているそうです。(何が目的やら、、(^^;)
で、話をしていて名前がわかったのですが以下の面々です。、
大将:貴代田高明(この人だけ男性、脱サラして碁会所経営をしているそうです。実力はさすがに
                そうとうなものでKAさんがまかされていました。、IKさんもこの人を知って
           いました。)
副将:山下千文  (有名な人ですね。SEさんとはかなりいい勝負だったようです。最後は時間が
                切れて山下さんの勝ち。////優しい美人顔から想像も出来ない位,SEさんの時        間切れを見越してハッシハッシと叩き付けるように打ち進めていました。)
三将:沢井みゆき(私の記憶では、確か長野の人で囲碁一家だったはずです。大矢プロに4子で勝っ        た碁が雑誌にのっていたとおもいます。前にも囲碁大会でみかけました。
                某W氏は先で打っているそうです。この女性に勝ったYOさんは最初副将で
        エントリ−されていたが,山下千文の方と打ってみたかったなあと残念がるこ
        としきりでした。)
四将:榊原穂波  (この人が一番にぎやかでしたねえ。いれずみしていた(2か所)のはこの人。
                MAさんはこの人と対戦、試合が終わって相手がまわりの人に名刺を配って                 宣伝をしていたときにすかさず、自分も名刺を相手に渡したチャッカリ者です。五将:尾越?     (KOさんは、結局、この人に勝ちました。その後の結果はというと・・・・・。
                なんでも内容は5戦全勝だったのに、結果は1勝4敗だったとか、、、榊原穂波氏        に局後,負けてくれたら一枚脱いだのにいい!といわれ激しく動揺したのかもし        れません!? 

次は野次馬連中とは違い,直接対戦した当事者でもあるMatsuyaさんの詳報をお届け致します。
 今度の大会では、ちょっとした珍事があった。
 我々Bクラス一同は、スーパー小津杯で堂々三位になった
加藤さんを主将に、関口、吉田、松谷、本といった古豪
が勢ぞろいして試合開始を待ちわびるのに、相手チームの
「人形町囲碁倶楽部」は一向に姿を見せない。
 これは不戦勝かと思っていると、審判長の挨拶が終わろう
かという時にどやどやと入って来て我々の前に腰掛けるの
を見ると、なんとうら若い女性ではないか。チーム5人の
うち主将を除く4名が女性とは、全国規模の囲碁大会では
希有なことである。しかも六本木のディスコから抜け出た
ような華やかさで、とても碁を打つといった風情ではない。
仲間の一人が、「山下千文さんがいる。」と言ったので、
初めてこれが対戦チームかと納得した次第である。
 私の相手はと言えば、タンクトップの肩や腕に TATTOO
シールをプリントしたイケイケ・ギャルのいでたちで、よく
見ると爪のマニキュアにもマークを入れている。石を置く白
い指先に心を奪われていると、いきなり強手を打たれて目か
覚めた。なんと自分の弱石を放置して、わが黒石に襲いかか
って来たのだ。正に大連での中国棋士を彷彿させる打ち振り
だったが、さすがに無理だったようで形勢を損じ、とうとう
大石が死んで投了となった。
 ふと盤上から目を離すと、我々の回りに人だかりがして、
この対戦が注目の的になっていた。吉田さん、本さんも
勝って感想戦も一段落した時に、件の TATTOO 嬢が、
「勝たせてくれれば一枚脱いであげようと思ったのに」と負
け惜しみを言った。「一枚ぐらいだったら、私だって」と他
の二人も声を合わせるのに、傍で見ていたOOさんが、
「いやいや、もうそのままの姿で十分ですよ」となだめた。
「人形町囲碁倶楽部ってどこにあるの」とKOさんが聞くと、
待ち構えていたようにチラシを出してきて手渡した。

 営団日比谷線・都営浅草線 人形町駅より徒歩1分

 若い5名の女性高段者が、無料で、お相手します。

と印刷してあり、席料2千円と割高なのも妙に説得力がある。
近くの箱崎に会社があることを告げると、「わあ、じゃあ遊
びに来て下さい。」と嬌声を発して名刺を配り始めた。
 裏を返すと、半面に倶楽部の地図が刷ってあり、そのわき
に「ほなみは 月・木(〜PM5:30) 水・土(〜PM11:00)に
お待ちしています。」と緑の丸文字で書き足している。
 「これは一度寄ってみないといけないな。」と誰ともなく
つぶやくと、「是非来てね」「お待ちしてます」と口々に唱
え、賑やかなことこの上ない。
 「Bチームはこれだけで今日来た価値がありますね。」と
言われる中で、唯一対戦相手が男性だったKAさんはぶ然と
していた(但し、彼はその後骨抜きにならず,連勝してチーム
の枠抜けに貢献した)。
 男ばかりの会場にあって、我々の居る一隅だけが異様に盛
りあがっていたが、やがて次の対戦相手も決まり、席替えと
なった。別れ際に、「意地悪なお兄さんにいじめられてしま
った。」と言い残して彼女たちは席を立っていった。

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     (Fax:03-3664-4943  E-mail: ooki@jp.ibm.com      Notes ID:ooki(短縮)
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