関東囲碁部報(99-027)6/22/99 館山合宿 報告記 99年度春季合宿結果報告 さる6月18日から20日までの3日間、春季の囲碁合宿が38名の 参加者をえて、盛大に開催されました。今回は光永淳造プロ (日本棋院専門棋士二段)を招いて、指導碁を兼ねて大会に特別参加 していただき、中身の濃い充実した合宿となりました。 ◎合宿リーグ戦 恒例の合宿リーグ戦は、以下のようにいつものルールで行なわれました。 ○A、B、Cの3クラスに分かれての総あたりリーグ戦 ○45分切れ負け ○真形ルールによる手合い決定 ○スイス式での順位決定 また、光永先生には、3つのクラスに9.5段格として、エントリーして いただき、合宿参加者すべての人と対局、指導されました。 9.5段格ですから、例えば5段の人とは5子、2段の人とは8子といった 手合いになります。 結果 Aクラス (13名参加) 優勝 橋口朗彦 6段 10勝2敗 準優勝 岸原達也 5.5段 10勝2敗 3位 加藤武彦 7段 8勝4敗 4位 松谷 治 6.5段 7勝5敗 短評:橋口さんが10戦全勝と走りました。過去、合宿でAクラスでの全勝優勝 は、過去の記録にありません。(無敗優勝は高本さんが昨年達成、ジゴが 1回あり) 初の全勝優勝か?とおもわれましたが、ラスト2局で7段の 2人が上位者の意地をみせて、これを阻止しました。 光永先生は、6勝6敗とみごとに勝敗を調整されました。 Bクラス (13名参加) 優勝 中原義彦 4.5段 11勝1敗 準優勝 田島元三郎 4.5段 7勝5敗 3位 岡 俊一 4.5段 6.5勝5敗 4位 大木 建志 4.5段 6勝6敗 短評:中原さんの圧倒的勝利でした。11連勝と走り、2位に大差をつけて、 あっというまに優勝を決められました。最後に全勝をかけた一戦に敗れ ましたが、「このクラスでは、私の相手はいない。」といわんばかりの 星のとり方でした。表彰式では、幹事の方が、なぜかこの全勝阻止を はばんだ人をむしろおおいに讃えていたようです。(笑) 2位以下は 大混戦でした。なんと、光永先生はここでも6勝6敗(勝ち点の関係で入賞 はならず)まったくお見事というしかありません。 Cクラス (14名参加) 優勝 光永淳造 9.5段 9勝4敗 準優勝 水田幸夫 3段 9勝4敗 3位 四十物壮一郎 2段 8勝5敗 4位 高島 進 1級 8勝5敗 短評:先生もいれて、14名参加の激戦区、AクラスやBクラスのように 突出して勝ち星をあげる人がおらず、大混戦となりました. 結果は、光永先生がこのクラスを制しました。このクラスの方達は、 先生に7子、8子、9子と豊富に石を置かさせていただいているはずなの ですが、、、、、 (^^; 過去、合宿での全勝経験のある水田さんも同じ星 で準優勝、安定感のあるところを示しました。 ◎ 早碁選手権 優勝 服部昭 3.5段 準優勝 池野晃 5.5段 参考:早打ちNo.1=羽山5段 短評:服部さんが早碁にも強いところをしめしました。 羽山さんの対局スピードは驚異的でした。一日目の夜中に、「今から9局目、 できれば、今日中に全部終わらせようかとおもって、、」とにこやかに 話していましたが、ハイスピードの前代未聞の対局消化でした。 ◎ 光永先生の指導 光永先生には、37名すべての方と対局していただき、対局終了後は簡単な 講評もいただきました。また、すべての対局が終了した後も、残って、打ち碁 の検討につきあっていただいたり、質問に答えていただいたりしました。 非常に熱心に指導されていて、部員にもとても好評だったことをお伝えして おきます。紹介していただいた徳山さんにこの場をかりて御礼申し上げます。 ◎ 中日のハイキング あいにくの小雨の降る天気となりましたが、中日に、16名の方々が 恒例となったハイキングにでかけました。今回は、天候の関係もあり、 近場の館山城へと足を運び、八遺臣の墓や、館山城内を見学して 天守閣にて館山市を一望したり、南総里見八犬伝ゆかりの陳列品など の文化にひたりました。 ◎ エピソード ★スピード昇段 光永先生は、99年4月にプロ初段になられたばかりのほやほやの専門棋士です。 ところが、99年6月16日(水曜)のつい先日に二段昇段を決められました。 開会式のときの、このなんとも超高速の昇段の発表に場内拍手喝采でした。 ★FAQが必要? 光永先生は、碁の指導も丁寧で親切でしたが、日常の会話も同様です。 とくに昇段されたことに関連して、大手合いの昇段制度などを中心に した質問が多く、その他、プロでの生活や上達方法などをいろいろな人が 聞いており、そのたびに先生は丁寧に応答し、返事をされていました。 しかし、よくよく聞いていると、大勢の人が別々の時間帯に同じような 趣旨の質問を先生にあびせていたようです。この様子を見た幹事、 「うーむ、 FAQを作っておくべきだったかなあ。」 とポツリ。 FAQ=Frequently Asked Question (よくある質問をまとめておいて、初心者 の方には質問する前に、まずそちらを読んでもらうように配慮したもの) ★T大暴落? 光永先生は、某T大学のご出身です。ところが、我が囲碁部にもT大出身の 方が大勢いらっしゃることが判明しました。中日のハイキングで皆で 一同に集まり昼食をとっていたときのことです。「あの人も、この人も、」 と次から次に名前がでてくるのは良かったのですが、そのおかげで 「昔、T大に対していだいていた素晴らしいイメージがこわれていく、、」 と嘆く人もおられたようです。 ★プロの目算 先生と高口さんの碁が、終了したときに、作る前に先生が「ジゴですかね?」と おっしゃられました。まわりの観戦者は、「いや、白が数目いい」「黒が ちょっと厚い」など様々な意見がとびかいました。作ってみると、 やっぱりジゴ!! 流石というか、当然といえば当然なのですが、それにしても まわりの人間もけっこう いいかげんなものということがよく分かりました。 ★少数点2ケタ 今回のCクラスでの光永先生の戦績は、9勝4敗でした。しかし、実際に勝ったのは 7回だけです。???これだけで、ピンとくる方は鋭い。ジゴが2回ほどあったの です。ジゴは0.5勝0.5敗計算ですから、あわせて9勝4敗になります。 水田さんも同じ9勝4敗なので勝ち点争いになりますが、こういった場合、 ジゴの点数はどうなるのでしょう?協議の結果、ジゴの相手の勝ち点を半分に することに、、、結果、ジゴの相手は4.5勝とか7.5勝だったため、表に 2.25 や 3.75という少数点第2ケタの数字が登場しました。 ★下手な字!? Part1 今回の対戦チャート表を作成した某氏は字が下手なのですが、そのおかげで 水田さんの水の字が木にみえます。しかも、木田さんという方も参加して おられますので、ますます混乱。表彰式のときに完全に勘違いした幹事が、 準優勝木田さん!と発表しましたが、間違いを指摘され、おもわぬ醜態 となりました。水田さんはすでに退出しており不在でした。そこで、 木田さんが、「では、かわりに私がもらってあげましょう!」と機転を きかしました。 ★下手な字!? Part2 Cクラスは、8勝5敗の方が複数のため、勝ち点計算になりました。すると 木村さんが高島さんを 0.5ポイント抑えて4位となりました。最小差での入賞に 皆、きわどい勝負だったんだ、と驚きました。表の木村さんの欄に大きく 「4位」という文字が書きこまれました。その後、「本当に間違いないだろう なあ」と念のために確かめることになりました。すると、高島さんの欄で7と して計算していた文字をよくみると9にもみえます。「あれ?これ、9じゃない?」 確かめてみると、たしかにそれは、9でした。計算したときは、マジックが薄くて 7に見えたようです。高島さんの奇跡の大逆転4位入賞にはこういう経緯が あったのです。(ん?単なる幹事の不手際?)修正は4位の文字を高島さんの ところに矢印でポイントするという怠慢修正だったため、表彰式のときは、 またまた読み間違えるハプニングも、、、、 ★遠征むなしく、、、 真形杯(旧本社同好会)での通産勝ち点が9点に達しており、昇段にリーチ のかかっていた金子さん、転勤先の金沢から、遠路はるばるかけつけましたが、 今回は力及ばず、、でした。しかし、「次の7月の真形杯にも再度遠征、 参戦する、」と力強い決意表明です。この後の好運を祈りたいものです。 ★立場逆転は近い? 長い間、大和の囲碁同好会幹事として活躍しておられた藤田さんは お子さんの「せいらちゃん」とともに、初参加でした。お子さんには、 英才教育をされている様子で、3才で、すでにポン抜きを覚えたという から脅威です。今回は、「お父さんは碁を打っているから、そのへんで 遊んでて」と言っていた藤田さんですが、数年後は、「私は碁を 打っているから、お父さんはそのへんで遊んでて、、」と立場が 逆転するんじゃないか、とのたまっている方がいました。 ★最強のすけっと 近く、オール法人大会が開催されることが告げられると 「では、先生にもでてもらおう!」とアドバイスがありました。 ここで場内爆笑でしたが、このあとの追加のひとこと、 「Cクラスで。」これには、さらに輪をかけて爆笑でした。 ●○●○●***** Enjoy your Business, Enjoy your Life! *******● ○●○● Kenshi Ohki (Tel:03-3808-9970) ●○ ●○● Sales Operations Communications Sector IBM Japan ●○● ○● (Fax:03-3664-4908 E-mail: ooki@jp.ibm.com ) ●○●○ ●****************** 大木建志 ***************●○●○●