関東囲碁部報(2008-018)オールアマ囲碁団体戦結果報告![]()
3月9日(日曜)にオールアマ囲碁大会が開催されました。 大会には、幅広い層のアマチュアが参加しオールアマの名に ふさわしい大会となりました。とくに今回は2Fの大会場だけでは 入りきれず1Fの会場まで利用しての大会となり大変に盛況でした。 関東囲碁部では、既報のとおり合計5チーム25名が出場、 結果2チームが枠抜けを達成し、Aクラスで準優勝 Cクラスで4位入賞 となりました。ここに詳細の結果報告を行います。 Aクラス −1 関口 哲夫 吉田 嶽彦 高本 正 山口 宗一 池野 晃 予選落ち 武蔵野支部 2-3 洪道場チャレンジ 1-4 東京都囲連 2-3 メンバーの顔ぶれをみればわかるとおり、歴戦の雄をそろえた充実のチームで さぞかし華々しい活躍をされるかとおもいましたが結果は意外や意外.. チーム3連敗となりました。初戦、二戦目と子供軍団が相手だったので かってが違ったかもしれません。とくに初戦は三将がなんと半目負けだった そうです。残念無念..
オールアマ団体戦 自戦記 A1クラス 三将 高本 正 平成20年3月9日 ようやく春の兆しが伺われる朝、市谷日本棋院には 老若男女が大勢押しかけ、2階の対局場は満席だった。 我がIBMチームは金沢さん、中村さん、池上さん、遠藤さんといった強豪が都合つ かず、無差別クラスには不参加となったが、A・B・Cのクラスに5チームを編成し、 A2チームの準優勝、Cクラスで4位と健闘した。 私はA1チームの三将として記録係りを務めたので自分の碁を中心に報告したい。 A1チームの戦績は実に3連敗と近来稀に見る惨敗であった。 選手 主将 関口 哲夫 6段 副将 吉田 嶽彦 5段 三将 高本 正 4段 4将 山口 宗一 4段 5将 池野 晃 3段 1回戦 武蔵野支部 2勝3敗 2回戦 洪道場チーム 1勝4敗 3回戦 東京都高囲碁連盟 2勝3敗 1回戦 相手は武蔵野支部 主将に妙齢の美人、副将からは中学1年から小学4年の子供達、対局に先立ち 主将の方に武蔵野はどちらですか?と尋ねると「吉祥寺です」という答えがすぐに 返ってきた。 子供達は主将を先生と呼んでいる。先生は何と言う方ですかと 私の相手となる子に尋ねるともじもじしてはっきり答えない。 直ぐさま先生に「はっきり言いなさい」と叱られる始末。 先生が言い訳をされる。 あの子は中国人でまだ日本語が充分できないのです。 女先生は碁だけでなく礼儀や躾を大切にされている方だと分った。 他の子が先生の名は「馬場さん」だという。 もしかしたら強豪女性アマで有名な馬 場智弓さんではと思ったら案の状そのとおりだった。 私の相手は中国人の子で中学1年生、碁を覚えて4年という、5段で出場している。 40年以上やっている私が黒を持っての常先である。黒を持った場合の私の布石作戦は 低い中国流に決めている。 中国系中学1年生は的確に対応し、優勢を築くのに苦労し たが、相手の1等地を劫絡みでニ分し明らかにリードした。地も多く厚みも勝り、必勝 の形勢で終盤を迎えた。最後の決め所と思って最強の手を打ったつもりが勘違いが あり、数子を獲られてしまい、盤面持碁となり、惜しい星を落としてしまった。 吉田副将と山口四将が勝利し、関口大将は馬場智弓さんに敗れ、池野五将も 小学生に敗れ、私の持碁が致命傷となり、チームも2-3で敗退してしまった。 2回戦 相手は洪道場 2回戦も子供主体のチーム、現在のアマ名人である洪マルグセムという方が韓国から 日本に来て洪囲碁道場を開き自分の果たせなかったプロ棋士の養成に努められていると 聞いている。 主将は女子高生、吉田副将の相手は小学校3年生の可愛らしい女の子、私の相手は中 学1年生の賢そうな男の子である。 2回戦も私の常先で臨んだ。 序盤早々右 上隅と右辺の白を分断し、辺に厚みを築かせたが、隅が取れれば充分とふんだ判断 に誤りがあり、隅を活かしてしまった。それ以後が賢い中学1年生は旨い、 私に付け入るスキを与えない。私も相手の薄みを衝いて必死に追いすがって細かい 碁にしたのだが、盤面5目負け。 一度リードを奪っての打ちまわしは見事で棋歴50年の私もただ舌をまくばかりで あった。 関口大将は女子高生に貫禄勝ち、他は全員が敗退し、チームとして1-4の惨敗とな った。副将の小学3年の女の子は藤沢秀行九段のお孫さんだと分った。恐らく女流プロ を目指すのであろう。週に5日間洪道場に通い研鑚を積んでいるとのことだった。 3回戦 相手は東京高校囲碁連盟 東京都の高校教職員の囲碁幹事団で年配は我々と同じ。 三将の相手は6段でエントリーしており、私の2子局の手合い。相手は何かスキがで きないかと辛抱して対応してくる。しかし、中盤まで2子局のリードを保って 盤面20目は開いていた。上辺に黒の薄いところの対応もきちっと読んでいたのに、 手がすべったように数子を獲られてしまい、細かい碁となった。 しかし、黒はまだリードしていると確信し、終局を迎えた。最後のダメを詰め あっているとき、私の10目ばかりの石を手早くとりあげる。あれ、何ですか? とつぶやいたが、当たりになっているのをお接ぎにならないのでとりましたという。 長い棋歴の中でこんな文章にも書けないような負け方をしてしまった。 チームも2-3で最悪全敗の記録を作ってしまった。 申し訳ない次第であります。 以上 文責 高本 Aクラス −2 岸原 達也 松谷 治 高妻 大基 徳田 隆行 中原 義彦 Aクラス準優勝 碁響亭 3-2 大和証券グループ 3-2 特訓コース 5-0 東京都庁 4-1 洪道場チャレンジ 2-3 ご覧のとおり、チームワークよく予選を勝ち抜き、みごと準優勝をはたしました。 決勝も大変に惜しい内容でした。以下、選手の観戦記をご紹介します。 Aクラス#2チームに3将で参戦し、おかげさまで準優勝することができました。 ■予選リーグ 初戦:碁響亭チーム チームがうまくかみ合い3−2で勝利しました。 対局中に、チラチラと両隣(松谷さん徳田さん)の対局をのぞいていたのですが、 それがマズかったのかお二人とも負けてしまいました。 申し訳なく思い、次からは、対局中に左右をのぞかないことに決めました。 2戦目:大和証券さん 3名が六段、2名が初段というハンデ戦ながらのメンバー構成です。 こういう構成も良いですね(次回のIBMチームもいかがでしょう)。 私は、二子局ということもありなんとか押し切ったのですが、その終局直前、 松谷さんの対戦相手が突然奇声をあげました。 後から聞いたところ、松谷さん敗勢だったようですが、半コウ争い中に相手が 間違えて逆転勝利したとのこと。そのときの奇声だったようです。 結果的に、この奇声のおかげでチームも3−2で逆転勝利となりました。 3戦目:特訓チーム 主将が小学生風コドモ、他の4名はご年配風という風変わりなメンバー構成です。 聞いてみると日本棋院で指導を受けているメンバーとのことでしたが、 チームは5−0で圧勝しました。 主将戦だけ、コドモ相手とあって対局が3倍速くらいで進行していましたが、 岸原さん問題なくしりぞけたようです。 なお、対局後に談笑していたところ相手5将の女性の方がみかんを持参しており、 一個わけてもらうことができました。 ■決勝トーナメント 4戦目:都庁さん 都庁さんとは、大会のたびに対戦している気がします。 結構強い印象があるのですが、幸いに5−0で勝利しました。 5戦目:洪道場 対戦相手がコドモと知れ渡り、チームにはなんとなく記念対局っぽい気分が漂います。 ところが結果は2−3、コドモに気後れすることなくもう一歩のところまで コドモチームを追い詰めたのですが、あと一歩及びませんでした。 私の対局はなんとジゴ(黒の私が負け)、まったくもって残念無念です。 無念すぎて飲み会も欠席してしまいました、すいません。 ■余談 (その1) 前回のジャンボ大会に引き続き、私は今日も密かに 「相手の小目に必ず二間高ガカリ」作戦を実行しました。ご存知ない方が ほとんどでしょうが、どんな作戦かは説明不要と思います。 対戦相手の皆さん必ずどこかで小目を打つようでして、作戦実行率はほぼ100%です。 なお、作戦目的は、相手を一瞬たじろがせるためです。 何局か続けていると、この作戦にはそれなりのメリットがあることがわかりました。 空き隅を放置して二間高カカる人はかなり稀なので、カカられた相手の態度と 受け方で、なんとなく相手の実力を察することができます。 相手の力を早く見切れれば、のちのちに備えてその対局は省エネモードで戦えます。 ただし、デメリットもあります。 相手が自分より強い打ち手だと、カカッた後しばらくすると、決まって自分が不利な 状況に陥っています。 そのときになって相手の実力を察しても、もはや挽回は困難です。 ただ、強い相手だと普通に打ってもきっと負けるので、大したデメリットでは ありません。 みなさんも良かったら一度お試しください。 (その2) 会場に、知り合いが2名ほどいました。 1名は大学の後輩。聞くと、「たまたま」棋院に遊びに来ていたようです。 強くなるには、"用もなく棋院に遊びに来る"くらいでないといけないのかもしれません。 もう1名は大学時代に知り合った先輩なのですが 決勝戦であたった"洪道場"でコドモさんを指導しているため、会場に来ているとの ことでした。 私の腹についているバッジをうっかり見られてしまい、なんで四段なのと 詰問されましたが対局ではきっちりジゴでしたので、実力どおりと納得して もらえたのではと思います。 Bクラス −1 谷野 正義 真形 久視 瀧 賢史 湊 信幸 藤田 清 予選落ち TRDI囲碁部 3-2 NECソフト 2-3 堀チーム 5-0 棋力が比較的近いバランスのとれたチームですが 2戦目のNECソフト戦の2-3負けが痛かったようです。 以下、チームの内乱!??に発展しそうになったというハプニングが ありましたので、ご紹介します。 ☆ タイトルー“剛よく柔を制す!!・・・サッカーのような蹴りも、 時には大事な碁の大会で、大変な効果を挙げたという話です“ Bチーム1の一回戦でのことでした。我がチームは防衛省チーム (TRDI囲碁愛好会)との対戦です。 両チームの力が拮抗して、私以外の4人が既に終わって2−2。 さァ、私の打ってる一局が、チームの盛衰を決める大事な対局となりました。 初戦を2−3で負け越すと2回戦以降、枠抜けする望みは、ほとんどなくなります。 中盤まで、優勢に進めていましたが、緩い手を2度ほど打ってしまい、 気がつけば、終盤戦も終わりに近く、必敗の碁になってました。 相手も私も、もう残り時間はほとんどありません。 私は、ただもう必死になって、局面打開のため 懸命に石を打ちおろしてます。 と、隣に座ってる副将のM形さんが、突然、私の右足を蹴ってくるのです。 “?”私は打つ方に夢中ですから、“何すんの、M形さん!” といぶかしげに思いながらも、深く考える余裕がありません。 M形さんの足蹴りは、ますます激しくなり、痛みさえ感じるようになりました。 “何だ、何だ?”と反発しながらも、その蹴りの意味がわかりませんでした (足蹴りは、“水面下”で行われてますので、勿論、相手側にはわかりません)。 やがて、すべてが判明しました。M形さんの蹴りは、相手の時間が切れて いるのを気付かせる、苦肉の策だったのです!口頭で言うと、助言になり、 ルール違反となります。これは、大変貴重な“蹴り”でした。私が、相手に “時間が切れてますネ”と言ってすぐに、私の時計の針も、ガクンと 落ちてしまったのです(相手の針は、落ちてから、1分以上過ぎていたそうです)。 相手のチームの主将から、私の時計の針も落ちたと言われましたが、幸い、 揉め事にならずに済みました(もし、両者時間切れで判定扱いとなれば、 形成の悪い私の負けでした)。 こうして、我がチームは、緒戦をなんとか突破し、2回戦以降に夢を託せたのです! ♪♪ みなさん、“柔、よく剛を制す“といいますが、その反対もあるんですネ! (M形さん、ありがとうございます!) ---------------------------------------------------------------------- Bクラス −2 五味 幹常 小松 雄一郎 久家 達夫 立石 進一 新名 宏志 予選落ち 日本コムシス 5-0 日本ユニシス 5-0 日立システム 2-3 メンバーをよく知る方は、このメンバーが上から下までスキがないことに 気がつかれたことでしょう。評判通の強さで、1回戦、2回戦を パーフェクトで制しました。しかし3回戦、相手は強豪の日立システム とくに大将、副将はジャンボ大会の常連強豪チーム日立の上位の選手でした。 このチームにも相当肉薄しましたが惜しくも2-3で敗れてしまいました。 Cクラス 石田 造 嘉瀬 敏 簗 一正 王尾 富雄 藤田 聖羅 Cクラス4位 茜会支部 3-2 東芝プラントシステム 4-1 西川産業 3-2 NEC 1-4 長谷工コーポレーション2-3 ご覧のとおり、ベテランと超新鋭で構成されたチームでしたが、 Cクラスでチームワークよく見事予選突破し、4位入賞となりました。 以下、選手の観戦記です。 観戦紀 第1戦の対戦相手は茜会支部Bでした。先ず3将のYが白で勝ち好スタートで始まりました。 Cクラスは幽玄ブロックで参加チームは 茜会支部B 東芝プラントシステム 日本フエルト2 西川産業 株式会社ジェピコA の6チームでした。 第1戦は3勝2敗の辛勝でした。 第2戦は東芝で4勝1敗で枠抜けまであと1勝になりお昼の休憩となりました。 昼食後の第3戦はやはり2勝の西川産業です。これも3勝2敗で枠抜けを達成いたしました。 Cグループの枠抜けは NEC 横河電機 長谷工コーポレーション でした。まず準決勝はNECとの対戦となりました。 さすが強豪NECでした。5将の藤田さんのお嬢の1勝のみの1勝4敗の惨敗でした。 3位決定戦も2勝3敗の昔敗でした。相手は長谷工でした。以上観戦記でした。 大会総括 今回は5チーム中、2チームが予選を突破しました。 とてもレベルの高い大会ですのでそれなりの満足の結果でした。 とくにAクラスのチームは決勝で非常に惜しかったので次回に期待 したいとおもいます。 この大会では子供と対戦することが多かったですが、読みの早さと 正確さには舌を巻きました。子供はどんどん強くなっていきますので 我々はとてもかないそうにないですが多少は抵抗できるよう がんばって研鑚に勉めたいとおもいます。 成績優秀者 三戦全勝 Bクラス三将 瀧 賢史 三戦全勝 Bクラス五将 藤田 清 三戦全勝 Bクラス四将 立石 進一 三戦全勝 Bクラス五将 新名 宏志 四勝一敗 Aクラス副将 松谷 治 四勝一敗 Aクラス三将 高妻 大基 四勝一敗 Aクラス五将 中原 義彦 大会こぼれ話 ◎まずい対戦!? 朝一番のAクラスの対戦でまずいことが発生しました。 ジャンボ大会で相手をズタズタになで切って全勝し、優勝の原動力と なったS口さんの対戦相手がなんと柔和そうな表情の女性の方だった のです。S口さんは手加減するということを知りません。 いきなり、女性をぼろぼろにやっつけて「私、もう碁はやらない(涙)」 などと泣かれようなら貴重な女性の囲碁愛好家を一人減らすことに なります。「まずい、まずい、、」と誰もがおもう中、対局終わって 結果をS口さんに聞いてみると「負けた」との返事。 びっくりしてよく聞いてみるとなんとその女性は「馬場智弓」さん だったそうです。 大変、有名な強豪女流アマでそれなら納得ですが、世の中広いですね。 ◎勝負には勝ったが.. 碁響亭の主将はかなり強い方で中盤から着実に局面をリードしていましたが IBMチームの主将も粘って逆転し最後はきれいにしとめました。 対局終了後、碁響亭がどういうチームなのか聞いてみたところ、 「中国のアオ先生の教室仲間です。」との話。アオ先生といえば美人女流棋士 として大変有名です。勝負に勝ったのになんとなく負けた気分になりました。 ◎女流名人の逸材と対戦! 昨年の内閣総理大臣杯の時に引続き「藤沢里菜」さんが大会に参加されて いました。かなり有名な方ですがまだご存知ない人はこの機会に覚えて おかれると良いとおもいます。まだ小学校3年生ですが女流プロになることは ほぼ間違いなしといって良いですし、女流プロどころか女流名人になる確率 もかなり高いと言ってよい逸材の方です。二戦目にこの天才少女とYさんが 対戦しましたが対戦前にまったく相手を知らなかったようなので、 「そんなことではモグリと呼ばれますよ」と牽制球が飛んできました。 Yさん、序盤は比較的順調だったようですが中盤から力をだされて、 みごとに討ち取られました。 ◎先輩の貫禄? 実は、Mさんは昨年、母校(小学校)が全国優勝したさいに 囲碁仲間に以下のようなメールをしていました。 >昨日(7月30日)、日本棋院で開かれた「文部科学大臣杯小学校囲碁団体戦」の >全国大会で、東京都代表の新宿区立市谷小学校が優勝しました。 >なにを隠そう、市谷小学校は私の出身校なのです。 >在校当時は、囲碁部なんかありませんでしたが。 >大会の様子は日本棋院のホームページで閲覧できます。 >優勝した市谷小学校は日本棋院の西北、直線距離で約1.5kmの所にあります。 >チームの主将・副将は藤沢秀行の孫(兄妹)のようです。去年までは中野東小学 >校にいたはずですが、今年、市谷小学校に転入してきたそうです。 しかし、この時、自慢していたこの副将の「藤沢里菜」さんと1年も経過しない うちに自身が対戦することになるとは、さすがに想像だにしなかったのでは ないでしょうか。晴れの決勝戦でその対戦が実現しました。 対局前に「私はあなたの小学校の先輩だよ」と相手に伝えてはどうですか?と 聞いたところ、「おじちゃん、先輩なのにこんなに弱いの?」といわれるのを 案じたのか躊躇され「いや対局していただけるだけで幸せですよ」との返事。 結局、それを伝えないまま対局が始まりましたが、碁の内容はMさんが先輩の 貫禄を見せて中押し勝ちとなりました。 「こんなことならやはり先輩だと伝えておけば良かった?」 続いてMさんの感想をどうぞ。 ----------------------------------------------------------------------------- レポートのように、藤沢里菜さんとの対局に、運良く勝利することが出来まし た。 中押し勝ちですが、内容はぎりぎりの勝負でした。次回対戦する(機会があれ ば)ときは確実に負かされるでしょうから、これが先輩の意地をみせる最初で最 後のチャンスだったと思います。棋譜をとっていますので、4月5日(土)の新宿 例会でお披露目いたします。興味のある方は覗いてみてください。 これで、小生の耀かしい棋暦(笑)に1ページを加えました。以下に紹介いたし ますので、冷やかし半分(全部?)にご覧下さい。 小生棋暦 1970年代 勝 松谷 − 定先 マイケル・レドモンド 当時中学生 1980年代 勝 松谷 − 二子 小林泉 当時小学一二年 生 2008年3月 勝 松谷 先番6目半コミ出し − 藤沢里菜 将来女流名人? 長い間碁を打っていると、こういう楽しみもあります。 ◎大将奮戦 Cクラスの大将Iさん、実力も十分、貫禄も十分で大将にうってつけです。 対局結果を聞いてまわる係はCクラスが1Fの別会場なので階段を降りて ちょっと歩いて部屋にはいってチームを探して、と少し大変です。 第一戦、大将以外は対戦が終了しています。すでに3勝をあげてチームの 勝利が確認されたので安心です。残った大将の碁を見ていると、なんで 相手が投了しないのか不思議なくらいの圧勝模様。 すっかり安心してその場を去って後で対局結果を聞いてみたところ、 「ちょっとした好きにIさんの小さな石がとられてそれで相手の大石が 復活して大逆転負け」とのこと。 第三戦、やはり大将のIさんのみ対局が終わっていません。他の人は終わって いてチーム勝利がきまり予選突破が確定していました。 残ったIさんの対局もうち回しが冴えているようでどうみても勝ち模様です。 すっかり安心してその場を去って後で対局結果を聞いてみたところ、 「たしかに碁は優勢だったが時間が切れて負け」とのこと。 どうやら「安心してその場を離れる」というのはダメなようです。 ◎熱心な碁の分析 AクラスのIさん、自分のチームの対戦の局面を熱心に写真にとっていました。 そして「あの女の子はすごい!二つも死にそうな石があってどっちか 死にそうだし下手したら両方とも死にそうだとおもって見ていたところ その両方ともしのいでしまった」そうです。それ以外にチームメート の対局の写真をたくさんとっていて鋭い分析を続けてしました。 それにしても他人の碁はずいぶんと詳しいのですがども自分の碁の分析が まったくなかったのはどういうわけでしょうか?? ◎ほっと一息 AクラスのYさん、3回戦の対局相手を見ると同じくらいの年代の方です。 そこですっかり安堵して伝えました。 「1回戦の相手が小学生、2回戦の相手が中学生でしたから、3回戦は 高校生かとおもいましたよ。。」たしかに子供の相手は疲れます。 対戦相手の方もこれには苦笑いでした。 ◎ファミリーチーム登場! Bクラスで登場の某Hチームはなんともアットホームな雰囲気がありますが それもそのはず、実は家族で出場されているそうです。おじいさん、 息子さん、お孫さんと揃えて5名で出場されています。一番下の子は 幼稚園か小学校低学年くらいにみえるとってもちっちゃな子です。 この子に3子置かせて勝利したFさんは対局後に、「ぼく、将来、是非プロに なってよね。そうすりゃ、おじちゃん、プロの子に3子置かせて勝ったと 自慢できるからねぇ」と、とさかんに声をかけていました。 以下は別の選手からのファミリーチーム相手の対戦時の投稿です。 小生の3戦目の相手は6歳、幼稚園(か保育園)の年長さんでした。小生が公式戦で 対戦した最年少記録です。 下にまだ二人いて、5人兄弟なんだそうです。「みんな碁を打つの?」と聞いたら 、「ううん、一番下だけ打たない」と言っていました。聞くとその子は2歳だそう で、そりゃそうですよね、2歳で碁を打ってXX級ですなんて言われたらこちらの立 場が無くなります。因みに、下から二番目は4歳で 20何級だか。 「堀」さんという家族ですが、皆さん普段の段級位で出てきたのかも知れません。 私も年長さんに 3子置かせて勝ちましたが、早く終わってしまったのでその後少し 問題を出してやったら、隅の板6目がダメ無しだと上に付けて死、ダメが一つ空い ていると下に置いてコウ、ダメが二つ空いていると活き、隅の板8目は上に付ける と先手ゼキ、下に置くと後手ゼキ、一線までふさがっている一号枡は放っておいて も活き(セキ)など全部即座に正解が出てきました。死活に関する限り、真形段位 の中段クラスより詳しそうです。 ----------------------------------------------------------------------------- なんと、この堀チームのお父さん、本をいっぱい書いているすごい方みたいですよ。 以下のBlogをみつけました! ----------------------------------------------------------------------------- http://v.japan.cnet.com/blog/story/0,2000071498,000287c-0000022531o,00.htm ◎もはや関係ない? 最終戦が終わって、4位になった某チームのメンバー、さっさとコートを はおって会場を出ようとしています。「あれれ?帰るんですか?」 「ええ、もうぼくたち関係ないからね。」 4位の人も表彰式に出るのでは?とおもって大会役員に確認してみると 「いえ、表彰は3位までで4位の方は関係ありません」との返事。 他の大会では4位まで表彰するケースが多いのですが 考えてみれば準決勝、3位決定戦と2度も敗れたら嫌になって帰りたい 人がほとんどなのでこれは好手かもしれません。 ◎子供に酒!? この大会のスポンサーは酒造会社とあって参加賞や賞品などはすべて 酒系のドリンクばかりです。酒好きにはたまらないですがお酒を飲めない 子供もたくさん参加しているので、まったくうれしくない賞品という ことになります。少しかわいそうにおもっていると「なおお子様には お酒に変えてお子様用の賞品を用意してございますのでお帰りの さいに交換をしてください。」とのアナウンス。これは好判断です。 でも一人くらい、「いやぼくはお酒がいい!」とかいって酒を持って かえる豪傑もいたかもしれませんね。。 ◎勝因はクジ運 大会後のうちあげには、準優勝のチームが、その日の勝因を冷静に分析 していました。もうひとつのチームとはほぼ互角、いやあるいはもうひとつの チームのほうがやや上かもしれません。それでも準優勝の成績をあげる ことができたのはなぜか?全員の意見が一致したその勝因は 「クジ運が良かったから。」でした。予選、準決勝と非常にめぐりあわせ がよくただただ運が良かったようです。今後、大会に備えて碁の実力を みがくのもいいですがツキをためるような練習もする必要がありそうです。 ◎優勝したのは.. オールアマ囲碁大会、無差別で優勝したのはホストクラブ仲翔という チームでした。このチーム、チーム名どおりメンバーはどっかの ホストクラブから抜け出してきたかのようにスタイリッシュでかっこいい 人たちでした。かっこよくて碁も強いのだからすごいですね。 それにしても本当にホストクラブにいるのでしょうか? いたら驚きますが...興味津々です。(笑) ◎お願い 大会終了後、審判の宮崎先生よりお願いがありました。 「あのぅ、すみませんが、みなさん、あまり段位を下げないでふだん の段位で出てきてください」「……」 大会にはほぼ全員が段を下げて出場しているようでしたが、ふだんの 段位で出場している人も多く、手合違い対局が発生してしまうようです。 これは基準がはっきりしていないことによる弊害ですがそれにしても 極端に下げて出場されておられたチームもあったようです。 今後の課題ですね。 ◎なんの検討? 大会の翌日、Yさんが昼休みに碁盤を広げて早速、検討をしています。 昨日の大会の碁のようです。早速、昨日の碁を反省しているわけです。 素晴らしい!!、やはりこうでなくては!!とおもってその碁の対戦相手を 聞いてみると、なんと大会の後ではなく大会の後の同じチームのTさんと 打った練習対局なんだそうです。。なーんだ。 IBM関東囲碁部