IBM IGO Club Report(2010-034)第2回全日本社会人囲碁団体戦10月予選結果報告
第2回全日本社会人囲碁団体戦の第4回の予選大会が10月3日(日)
東京八重洲のいずみ囲碁サロンにて開催されました。
IBM囲碁部からは3チーム9名(3名一組の団体戦)
の皆さんに参加いただきました。
高段クラスのIBMレントチーム
(大将 松谷 治、 副将 瀧周太郎、3将 徳田隆行 3-1)
は見事全勝優勝し、12月の決勝大会進出を決めました。おめでとうございます。
個人では、瀧周太郎さんが、見事全勝賞を獲得なさいました。
有段クラスは3-1の好成績でしたが惜しくも入賞を逸しました。
級位クラスはこれまでの対外試合では初出場はでしたが特筆に値します。
成績も3-1の好成績でしたが惜しくも入賞を逸しました。、
参加いただいた皆さん有難うございました。
今回の感想記を数名の方におねがいしましたので、お楽しみください。
感想記をお寄せくださいました皆さん有難うございました。
大会幹事 及川捷三
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◎大会成績
高段クラス
優勝 IBMレント
準優勝 あきさんかくA
3位 いずみB
有段クラス
優勝 三菱電機あざみ野
準優勝 富士通泰然自若悠悠
3位 三菱電機ジャパン
級位クラス
優勝 アミーゴ(あきさんかくB)
準優勝 キャノンIT-C
3位 ホットケーキ
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◎IBM成績
高段クラス
IBMレント 3-1で優勝
大将 松谷 治 3-1
副将 瀧周太郎 4-0 全勝賞獲得
3将 徳田隆行 3-1
1回戦 3-0 ○ 親水会
2回戦 2-1 ○ あきさんかくA
3回戦 3-0 ○ いずみB
4回戦 2-1 ○ いずみA
一回戦 親水会
相手はかなり年配の方々のチーム。
私の相手は3段とのことで2子おかせての対局。 20−30手打ち進めるうちに
相手の棋力がわかり楽勝。
主将の相手が5分ほどおくれてやってきたが、相手の主将の棋力が7段と聞いてこ
ちらの主将のMさんはびっくりしてあわててしまったようで、自分が6段でエント
リーしているのを忘れて「じゃあ互戦ですね。」と言ってにぎりをしはじめた。
脇の副将と私が、「Mさん、6段だから先番ですよ。」とあわてて声をかけてMさん
の先で対局が始まった。
Mさんは高段クラスで6段でエントリーして、まさか自分が黒石を持たされとは思っ
てもみなかったんでしょうね。
結果はこちらの三連勝。 おそらく全員楽勝だったと思われます。(たぶん相手
チームはちまたの碁会所の段位で出てきてたのでしょう。)
二回戦 あきさんかく
全員20代ぐらいと思われる若者のチーム。 相手も緒戦は全勝、見るからに強そ
うで、たぶん本日の事実上の決勝と思い気を引き締める。
筆者の相手は2段とのことで3子おかせての対局。 相手は序盤から積極的に厳し
い手を連発してきて、若者らしく非常に元気がよい。
これは負けてもしょうがないと腹をくくり、本手でじっくりと少しずつ差を縮める
ように打ち進める。
終盤に入った頃では10-15目ぐらいの差であったが、とられてもともとなので相
手の地中に突入して味をつけ、結局外から相手の地を削ることに成功し5目位の差
までつめる。
そのうちに主将戦、副将戦がおわり、一勝一敗でこれが決勝と外野からの声
が。(主将が討ち取られたらしい。)
「そんなこと言われても(もうヨセしかないし)なるようにしかならないです
よ。」といいつつ最善のヨセの手順を一生懸命考える。
おおヨセのところで相手の緩着が数手あり、そこでようやく抜き去った模様。
作った結果はこちらの4目勝ち。 無心での辛抱が最後に実った。
三回戦 いずみB
高段クラスは今回全部で8チームしかエントリーしてないので、これが決勝戦。
今度の相手は4段なので、手合いは向こう先。
それほど強そうな相手に見えなかったので序盤で相手をつぶしに行こうとして失
敗。(悪い癖がでてしまった。)
封鎖網をつきぬかれて脱出され、かなりのダメージをうける。
反省して戦線を展開し、少しづつ各所でポイントをあげるように打ち方をかえ
て、形勢を徐々に持ち直し、最後にはなんとか10目勝ちとなった。
チームも全員勝ちで、高段クラスは8チームのスイス方式なのでこれにて優勝決
定。
四回戦 いずみA
相手は副将がいずみ囲碁のオーナーの内久根さんのチーム。
筆者の相手は年配の女性で同じ5段とのことで、握りによりこちらが黒番となっ
た。(相手の方は握りで白番になり結構がっくりした様子。)
今日はずっと白番ばかりで辛抱してきて初めての黒番なので、積極的に仕掛けてス
トレスを発散する。
ちょっと無理気味の仕掛けながら相手が徐々に後退して、中盤ではかなり優勢。
そこから地の勝負にするか、とりかけに行って碁を決めるか悩んだ末、一番厳しい
手を選ぶ。
自分の地に相手の大石を追い込み本格的にとりかけの大作戦を敢行。
9割5分ぐらいまでほとんどしとめたと思われるところまで行ったが、相手はなか
なか投げない。
そのうちに相手もこちらも残り3分ぐらいになり、かなりあわてる。
最後は時間に追われて何も考えられなくなり簡単な筋を見落とし、また手拍子で
とっている石を逆の方向からあててしまい大逆転、時間もほとんどなくなり無念の
投了をつげる。
乱暴なことをやりすぎたので天罰が下ったのでしょう。
尚、後からKさんに聞いたところ、相手は女流アマチュア界で結構有名な方だったと
のことであった。
うちの囲碁部も粘り強い人は多いが、この女性にはそれ以上の粘り、脅威の精神力
を感じた。
有段クラス IBMアレグレット 3-1で等外
大将 及川捷三 3-1
副将 真形久視 3-1
3将 瀧 賢史 2-2
1回戦 1-2 × 日野自動車E
2回戦 2-1 ○ いずみC
3回戦 3-0 ○ 竹内ハガネ第一
4回戦 2-1 ○ AKテニス碁会
有段クラス参加の我が「IBMアングレット」
チームの目的は、勿論、今回の予選に優勝して
12月の決勝大会であの「谷野チーム」と「古川チーム」に
堂々と挑戦し、彼らに圧勝して“ギャフン”と言わせる
ことにある。(その目標達成には、3将の私自身が力不足の
上に、大事な闘いでの勝負弱さが大いに気になるところで
あったが・・・)
1回戦の相手は、「日野自動車E」。スイス方式では、緒戦に
勝つか負けるかで、天と地の差が生じる。慎重に対局に
臨んだのだが・・・。私の相手は初段氏、2子置かせる
ことになる。この方、とても運動神経のいい方で、右手でも
左手でも碁盤に石を置き、かつ、時計も勿論両刀使いである。
やや戸惑いながらも、“武闘派”的打ち方を封印し、ひたすら
地道に大場を打ちながら、相手が変な手や、ヌルイ手を打つのを
待つ。しかし、そんな手は全く打たない(打っていても“弱い”
私にはわからない。咎められない)。こちらは段々あせってきたが
それでも大きな勝負手を打つところが見つからず、そのまま
ズルズルとヨセに入ってしまい、終わってみれば、8目負け。
(何も出来ずに、完敗の碁の屈辱感を味わってしまった・・・)
隣の真形さんは、もっと口惜しい碁だった。2目半の先手ヨセを
見落としてしまい、“半目”負け。(昨夜は、多分熟睡できなかった
のでは?・・・・)
主将の及川さんは勝ってたので残念がってたが、我がチームの
命運はこれで決ったしまった。
2回戦からは、後はもう“淡々”と打つしかなかった。憂さ晴らしでは
なかったが、2回戦の「いずみC」と3回戦の「竹内ハガネ第1」の
3将との碁は、相手のほとんどの大石を殺して投げさせた。隣の真形
さんも私より早く終わっていたので、多分同じような“大殺掠”を
重ねて、ウップンを晴らしていたに相違ない。
最終戦、「AKテニス碁会」の3将は、とても強い人だった(20手ぐらい
打ち進めたらすぐにそれがわかった。たまたま観戦していた岸原さんも
それを認めていた)。その人に“負けました”と言ったら、“やった!
これで全勝だ!“と叫んだ。その横顔が憎かった(?)。(実力は7段
ぐらいなのに、落とし過ぎだと、腹の中でこちらはうめいたが・・・)
終わってみれば、チームは3−1のまあまあの成績だったが、チームの
3人の誰の気持ちも満足感とはほど遠かった。飲み会に参加して、一時的には
気分を持ち直したが、酔いも覚めてくる帰路の電車の中では疲れがドッと出て、
明日からまた碁の勉強をスムーズに再開出来るかどうか不安になっていった・・。
<終わり>
たきけんじ
級位クラス IBMビバーチェ 3-1で等外
大将 嘉瀬 敏 3-1
副将 田中 毅 3-1
3将 石井 史子 2-2
1回戦 0-3 × キャノンIT-C
2回戦 3-0 ○ 浜遊会B
3回戦 2-1 ○ 妙義山
4回戦 3-0 ○ サンババ
田中個人の感想としては、
「このような大きな大会で、しかも対外戦は初めてなので、初戦は少々おとなし
く(ご承知のように
通常は加藤正夫ばりの取り碁なのですが)寄せ勝負になり惜敗でした。込みが
あれば半目勝ちだった
のに残念でした。」
メンバーとしての感想は、
「初戦の相手が強かった。(キャノンCは準優勝)嘉瀬さん、石井さん、皆さん
頑張ったのですが、もう
少しの所で残念。石井さんの碁はほとんど、勝ちの碁だったのですが、終盤で
相手の劫にしてやられて
しまい、本当に残念でした。第二戦以降は全員、エンジンがかかり、楽勝、結
果は3勝1敗でした。
スイス方式では初戦が大事なことを痛感した次第です。」
See You !
IBM Japan IGO Club