IBM IGO Club Report(2011-018)2011年度春季合宿結果報告

  4月22日(金曜)から24日(日曜)までの3日間、館山の保養所において、
  恒例の春季囲碁合宿が開催されました。 講師の光永淳造プロ棋士を含む
  総勢35名の参加者をえて、大変に盛況でした。
 
 ◎合宿リーグ戦
   恒例の合宿リーグ戦は、以下のようなルールで行なわれました。
   ○A、B、C、Dの4クラスに分かれての総あたりリーグ戦
   ○光永先生は11段ですべてのリーグ戦に参加していただき、参加者全員と対局。
   ○45分切れ負け真形ルールによる手合い決定
   ○AとBは2局,CとDは1局の公式交流戦をいれて全対局者が10局になるように設定
   ○勝率で順位を評価し、同率の場合、スイス式での順位決定
   ○AとBは3位まで、CとDは4位まで表彰

  結果

 Aクラス  (9名参加)
   優勝 光永 淳造      11段  8勝0敗
 準優勝 加藤 武彦     8.5段  7勝3敗
   3段 吉田 嶽彦     7.5段  6勝4敗
   次点 徳田 隆行       7段  6勝4敗
   次点 岸原 達也       8段  6勝4敗

  Bクラス  (9名参加)
   優勝 浅田 純孝     5.5段  7勝3敗
 準優勝 鈴木 準       4.5段  7勝3敗
   3位 光永 淳造      11段  5勝3敗

 Cクラス  (10名参加)
   優勝 光永 淳造      11段  7勝2敗
 準優勝 藤田 清       4.5段  6勝4敗 
   3位 湊 信行      4.5段  6勝4敗 
   4位 和田興太郎    3.5段  5勝5敗
   次点 石田 造      3.5段  5勝5敗 
   次点 太田 宏一     3.5段  5勝5敗

 Dクラス  (10名参加)
   優勝 服部 昭      3.5段  8勝2敗
 準優勝 光永 淳造      11段  7勝2敗  
 3位   嘉瀬 敏      3.5段  6勝4敗
 4位  竹澤 俊廣       3段  6勝4敗
 次点   勝又  藤右    3.5段  6勝4敗

 リーグ戦状況

 Aクラス
 今回は8.5段3名、8段1名、7.5段1名 、7段2名と先生をいれて
 かなりレベルの高い合宿リーグ戦となりました。
 最初の交流戦でAクラスとBクラスのメンバーが対戦し、
 これはA6勝 B1勝と、Aの圧勝となりました。
 序盤、加藤さんが4連勝、吉田さんが3連勝、注目の初参加の大串さんは3-1の
 スタートでした。この時点で光永先生は2-0、序盤はAクラスとの対局の
 少なかった先生ですが、中盤から終盤にかけて先生は静かに勝ち星を続けて
 いきます。他の成績上位者も少しずつ星を落として、結局、先生がAクラスで一度も
 負けることなく8戦全勝となり優勝を飾りました。  

 Bクラス 
 このクラスは、5段、5.5段、6段が参加メンバーです。4.5段がいないBクラスは
 史上初のことです。リーグ戦序盤、合宿幹事の鈴木さんが3-1で好スタート、
 あとは対局進行が緩い状況で混戦模様となりました。このクラスはAクラスとの2局
 の交流戦があり、この総合成績がBクラス側からみて5勝11敗と散々なため、
 比較的、成績ののびない人が多かったようです。そんな中、初日に所用で遅れて
 参加してきた浅田さんが次第に追いつき、結局、3敗で終了、鈴木さんと並び
 ましたが、勝点の差で浅田さんの優勝となりました。 
 光永先生も3敗でまとめましたが勝率で届かず、3位となりました。

 Cクラス
 このクラスは、3.5段、4段、4.5段が参加メンバーです。
 最初にCクラスとDクラスの公式交流戦を実施、Cクラス4勝Dクラス5勝の結果に
 終わりました。その後、リーグ戦、序盤は、太田さんが4-1、湊さん、藤田さん
 の4.5段勢が3-1で追う展開しかし、その後、クラス全体で星のつぶしあいが続き、
 大混線となりました。
 対戦表を見るとほとんどの人が星を落としていてぱっと見た目には誰が
 上位なのかわからないほどでした。
 結局、光永先生は3敗をキープしたままゴールイン、3敗でこの混戦リーグを
 制しました。優勝となりました。2位、3位は、藤田さん、湊さんが、6勝4敗
 で続き、5勝5敗で3名が並び、勝点の差で和田さんが4位に入賞となりました。

 Dクラス
 このクラスは1級から3.5段までが参加メンバーです。
 対局進行が早く、序盤は、勝又さんが5連勝、嘉瀬さん、服部さんが3-1と
 好スタートをきりました。このクラスの上位をしめる3.5段陣が好調です。
 勝又さんが独走するかにおもわれましたが、一日目の夜に高口さんが
 土をつけました.それからは、やや星のつぶしあいもあり、混戦模様でしたが、
 終始落ち着いた打ちぶりが光った服部さんが8勝2敗という好成績で優勝を
 飾りました。2敗でまとめた先生が準優勝、3位、4位に嘉瀬さん、竹澤さんが
 はいりました。勝又さんは後半崩れ、同星ながら勝点の差で入賞なり
 ませんでした。
  
 ◎ クラス交流戦

  以下のようなルールでの交流対局です。
   ○参加、不参加は個人の意思にまかせられ自由。
   ○基本的には公式戦終了後に実施、ただし、空き時間を活用して実施も可。
   ○別のクラスの人と自由に相手を選択して対局。
   ○持ち時間等は対局者間で相談して設定
   ○勝ち越し数、勝利数の順序で評価し、上位の5人を表彰。
   ○全部の別クラスの最低一人と対局が入賞条件。
   ○最多対局数はうちわけ以上が条件で別途表彰。

  1位  藤田 清  4.5段   7-2
  2位  恩田 賢一   4段   7-3
  3位  及川 捷三 6.5段   6-2
  4位  谷野 正義   6段  4-0
  5位  岸原 達也   8段  4-0
  
  恒例の交流戦はクラスの垣根を越えて活発に交流し、チャートがところせましと
 うまるほどでした。
 最終的には藤田さんが7勝2敗という好成績で交流戦を制覇しました。
 恩田さん、及川さん、谷野さん、岸原さんがそれに続きました。
 
 ◎ 解説会
  今回も、2日目の朝の時間帯に、光永淳造先生が、合宿期間中に打たれた指導碁
 をならべて解説会を行いました。
 部屋前方のスクリーンにプロジェクターでPCの囲碁ソフト(KGSで利用されている
 CGOBAN)での解説です。
 今回は、13路盤のヨセの問題が事前に宿題として参加者に出題されており、
 加藤武彦さんの回答がみごとに正解で一同から喝采をあびました。先生からは、
 正解でなければどうなるかなど詳しい手の解説がありましたが、ヨセの奥深さ
 にあらためて驚くことになりました。その後は、合宿で、吉田さん、谷野さんが
 光永先生と対局された碁を並べて、光永先生が局面、局面で何を考えていたか、
 実際にはうたれたなかったが裏にはどういう手があったのか、などを披露されました。
 一同はプロの読みの深さに驚くと同時に、隅の石がコウならば、そこはとりあえず
 ほおっておくなど石の生き死にに関する考え方の広さにうならされました。
 ほぼ全員が一度に鑑賞できるので参加者には大好評で大変勉強になる解説会でした。

 ◎ ハイキング
  中日には、ハイキングが予定され、開会式の時に那古観音や那古川崎のコースが
 詳しく解説されていましたが、当日はあいにくの雨となりましたので、やむなく
 中止となりました。
  
 ◎ テニス
 テニスは、初日から合宿に早く到着した方でおなじみの腕自慢のみなさんが参加
 されました。4人の方試合を続け少しハードなスケジュールながら、休憩を適宜
 はさんで楽しむところとなりました。2日目は雨天のため、ハイキング同様、
 とりやめとなったのは少し残念でした。

 ◎ 合宿こぼれ話

 □ 合宿開催危機!?
 合宿準備は複数の幹事間の数多くのメール交換の上に行われます。
 参加者もようやくそろって、受付幹事が「それでは保養所に正式申し込みします」
 他の幹事「お願いします」ところが、ここでアクシデント発生です。
 受付幹事「あれれ?全館予約済みで保養所の申し込みシステム上のインプットが
 できませんがどなたか予約はされましたか?」
 囲碁部幹事「え?私は知りませんが?幹事のSさんいかがですか?」 
 実はSさんは二回目の合宿幹事ですが
 前回は、4年前になり、当時は囲碁部の幹事が年間スケジュール決定後に
 さっさと保養所の年間予約を行っていたのです。
 今回も保養所の年間予約は合宿の幹事ではなく囲碁部のほうでされていると
 勘違いしている可能性があります。
 囲碁部の幹事が複数の幹事に緊張がはしりました。。Sさんからは返事が10時間
 近くにわたってありませんでした。。よもや、責任感を感じて落ち込んでいるの
 では??

 しかし、それも何もすべて杞憂でした。帰宅したSさんはすぐに「ご安心ください」
 と返信、、年初にちゃんと保養所の年間予約をやっていて、しかも幹事にも
 メールで連絡済みだったのです。一同、ほっと胸をなでおろしました。

 □ ケンタッキーフライドチキンがない!
 今回の合宿での車の待ち合わせは最後まで調整が続きました。
 F号は、開催前日に集合場所を藤沢から戸塚に変更、同乗予定者の都合を
 考えて調整した結果ですが前日とはすごいタイミングです。
 少しあせったのが、A号です。予定では新百合を出発後、たまプラーザで二人が
 待ち合わせすることになっていましたが、運転手は初めてのことなので
 待ち合わせ場所が把握できていません、たまプラーザに詳しいK瀬さんも
 今回は別の車になっています。たまプラーザ在住のHさんがそれでは
 ケンタッキーフライドチキンのところで、、とメールで指示をしていました。
 ところが、前日にチェックしてみたところ
「あ、、ケンタッキーフライドチキンがなくなってる!」あわてて前日の
 メールで待ち合わせ場所の目印がなくなったことを報告
 しかし、そこはさすが運転手のAさんです。Google Street Viewの写真を素早く
 Scanして送信、「大丈夫です、ここですよね」とメールをしてことなきを
 得ました。  

 □ 初の宿題
 学校では宿題がでるのは普通のことですが、今回は光永先生から宿題
 として13路盤のヨセの問題が宿題として出題されました。
 正しく打てば黒が一目勝ちになりますが、どのようなヨセ手順でしょうか?
 しかし、これは難しい問題で「プロでもすぐには解けないかも」
 と紹介がありました。大勢の人が断念する中、根気よくといたのが加藤さん
 でした。そして、変化図やコウも読み切り、見事正解...会場で拍手喝采を
 あびました。

 □ 怪しい車?
 K号を駅で待ち合わせていた4人、やや遠くに白い車が止まっているのを発見して
 「あぁ、白い車といってたから、あれかな?」とおもって様子を見ていましたが、
 なかなか近づいてきません、、「おかしいなぁ、なんで来てくれないのだろう?」
 と不審におもっているとやがて本物のK号が到着、さきほどのは、別の車の
 ようでしたが、おもわぬ肩透かしをくらいました。

 □ 昼食のこだわり
 昼食は定番となったコースに行く車が多いですが、こだわりもあるようです。
 Yさんは「ばんや」 Sさんは「そうしろう」 他の車3台は、最近、流行の
「ばんごや」での食事となりました。
 また、新規開拓をする車もあったようですが、それぞれの車に個性がありますね。

 □ 韓国へいってきます..
 合宿の後は、先生は、韓国のLG杯予選へ出場する予定で、保養所から成田へ
 直行となりました。その話をしていると、少し驚いた人が「へー韓国に?」
「何人くらいでるの?」「たくさんでるよ」「そこで韓国や中国の人と対局するの?
「そうですよ」「すごいね、そんなところに行くなんて、、」 どうも先生では
 なくその話をしている本人が行くのと勘違いしていたようです。
「違うよ、行くのは先生だよ」「なんだおかしいとおもった..(笑)」

 □23年ぶりの同室
 KさんとTさんは、社内全国囲碁将棋大会の京都大会で京都パークホテルで同室
 だったのですが、今回は、それ以来、、23年ぶりの同室となりました。

 □ 移住の条件
 今回の参加者の中にマレーシアへのロングステイを考えているという方が
 いました。気候が良い、自然の環境が良い、物価が安い、日本人も多く
 生活には困らない、など好条件がそろっています。「でも、囲碁ができなく
 なるんじゃないの?」と聞くと、「現地に日本人囲碁クラブがあるんだよ」
 との返事、一番大事なポイントはちゃんとおさえてありましたね。

 □ 本は読む時代
 今回の参加者の中に本を読むのではなく、録音されたものを聞いているという
 方がいました。字を読まないので疲れない、寝転がっても聞ける、旧かなづかい
 の文章でも聞くとわかる、などのメリットがあるようです。碁の本も一度
 聞いてみるのもいいかもしれませんね。。

 □ 津波対策
 東日本大震災の余震は続いており、合宿前日にも地震がありました。
 なんといっても保養所は海の近くです。津波が来たときの避難経路を
 確立しておく必要があります。駐車場を降りた面々ははなれの入り口に
 裏山へ続く道を発見、「津波が来たときはここから逃げればいいんだね」
 と安心しました。ただ、保養所はそもそも坂を上がったわりと高い位置に
 あります。ここまで津波が来たら、それこそ大惨事だなぁと海を眺めながら
 つぶやきました。

 □ 何がひどい?
「おうびがひどい、おうびがひどい」と、王尾さんを批判する声があがりました。
 「え?なんで王尾さんがひどいの?彼はさきほど対戦表のチャートを貼る
 のを手伝ったりと献身的にサポートしてくれたというのに、、」しかし、
 よく、よく聞いてみると、「おうびがひどい」ではなく「おび(帯)がひどい」
 と言っているようでした。テニス組がテニスをやろうとした時にネットをピンと
 貼る帯が切れていて閉口して文句を言っていたのでした...

 □この人たちすごい..
 数名の人がパソコンを一生懸命に見ています。見ると幽玄の間にはいって
 十段戦第四局の張栩と井山の対局の中継を見ていたのでした。
 後で、井山が勝利したことがわかりました。その手順を見てびっくり、
 いかにも危なそうな石がぴったり生きるのですが数十手前からそれを読みきって
 いたふしがあります。「この人たちすごい!」と感嘆の声があがりました。。

 □ あの人たちはすごい?
 テニスのプレーを少し眺めていたMさん、自身はテニスをやりませんが、
 「あの人たち、いつもやってるけど、テニスの腕はすごいの?」とにやにやしながら
 質問していました。

 □ わかりやすい説明文書
 最近の開会式はプロジェクターで投影して見ています。
 今回も準備された開会式の進行表や注意事項など説明文書を投影して説明
 していましたが、この説明文書の字がけっこう大きい。
 「だんだん字を大きくしております。」に場内爆笑ですが老眼をいたわる
 さすがの気遣いです。
 それに朝食や夕食、ハイキング、テニスのスケジュールなどについては
 なんと、イラストいり!でした。これはわかりやすいです。
 幹事の用意周到な準備が光りました。

 □ 韓国遠征費
 開会式の後、先生の挨拶がありました。
 「私はこの後、韓国の世界戦予選に行く予定です。交通費などなにかと
 いりようなので、、ちょっと頑張ろうかな、、と」これには一同苦笑いながら
 爆笑でした。

 □ 創立記念日とともに..
 今回、合宿初参加のOさん、初参加として挨拶されましたが、ちょっと変わった
 エピソードを紹介されました。「入社したときに創立記念日が休みになりました。
 そして、私は今年の4月で退職しますが、創立記念日は単なる休暇奨励日で
 休みではなくなりました。。その創立記念日は実は私の誕生日なんです」
 創立記念日とずいぶんと不思議な縁のある方のようです。

 □ 推薦したのに、、
 大会幹事のKさんより、A,Bクラスは3位までC,Dクラスは4位までしたがって
 先生にはC,Dクラスだけ頑張っていただき、暗にA,Bクラスはあまり頑張ら
 ないように伝えましたが、以心伝心とはいかず、Aクラスで一番頑張って完全優勝
 されました。。

 □ 二度も着火
 夕食時、火をつけてお肉を焼いて食べますが、まごまごしているうちに
 火が消えてしまった方がいます。生のお肉が皿にはいったままです。
「あれれ、消えちゃった.」燃料の固形材をとりかえて再度、着火していただ
 くというお粗末に、まわりからは失笑がとんできました。

 □ 好調な幹事
 幹事をやると成績が良くなるという迷信がありますが、どうも本当のようです。
 今回の合宿の幹事、会計幹事はとくに序盤から成績好調でした。
 幹事に立候補する方をお待ちしています。

 □ 似たようなもの
 ギターで被災地をまわってボランティアで演奏をやった方がいました。
 その方は、今回はテニスのためラケットを持ってきていました。
 夕食の席で「テニスのガットをギターがわりにして演奏はできないの?」
 とのむちゃくちゃな質問に苦笑いとなりました。

 □ それだと15分
 今回の対局の持ち時間は45分でした。Hさんが対局前に丁寧に針を45分のところに
 あわせます。いざ、対局開始、、しかし、対戦相手が時計を見て
「あれ?それじゃ、15分しかないんじゃ??」針は15のところにあわせる必要が
 あります。Hさん、大丈夫かなぁ?とみていたら、あわてずさわがず修正、、
 落ち着いていてうちまわし、この後、このクラスで優勝したのですから
 わからないものです。

 □ 碁の真理
 AクラスとBクラスの一回戦の交流戦、次々にAクラスが勝利し、最終的に
 7-1と明暗がわかれました。この結果にDクラスの某選手、
「やっぱり碁ってのは強いほうが勝つんだねぇ、、」とぽつり。
 結局、Aクラスは一番強い光永先生が優勝しました。

 □ 雨音が聞こえないほどの..
 2日目の朝、「昨日は、すごい雨でしたねぇ。」「え?そうだったんですか?」
「ええ、夜中ですがすごい雨音でしたよ」の声に某選手、
「うちの部屋はいびきがもっとひどくて雨音は聞こえませんでした..」

 □ ヨセの勉強
 朝食の席で先生に質問がとびました。ヨセで、1/3というのはどういうことですか?
 それに先生が丁寧に回答、「このような理屈で、1/3というのがでてきます」
「ほうほう、なるほど、、」この質問をしていたのは、1目、2目程度はまったく
 関係なさそうな(失礼!?)低段の方でした。

 □ 5人もいない..
 2日目の朝食時、テーブルに準備された朝食が残っているかどうかで
 全員が来たかどうかがすぐにわかります。いつもはさっさとうまるテーブルが
 なかなかうまりません、8:15の段階で、5人も手つかずの朝食がありました。
 そこで、幹事で手分けして部屋を捜索、、深夜まで碁をうっていたTさん、
 いつも朝が弱そうなHさん、いつも早起きのMさんなどを起こしてまわりました。。

 □ 解説会
 恒例の解説会は2日目の午前中に実施、13路盤のヨセの問題の回答の解説と
 部員の指導碁の対局を2局並べました。ヨセの微妙な問題はとても参考になりました。
 また先生自身の対局棋譜では、隅で大きく生きた石を生きた瞬間に「この石は
 死ぬかもしれない」と予感したなど、プロの技と同時にその不思議な感覚にも
 酔いしれました。

 □ 寝てました..
 今回、初日に遅く到着した人がいましたが、その人ではない別の人で、
 おもいっきり対局進行の遅い人がいました。「あれ?Tさん、どういうことなの?」
 とといだすと、「寝てました」との返事。初日、そうそうに眠って対局がすすんで
 ないそうです。他の選手から「Tさんはいつも遅いんだよな」とのコメントが、、
 前科のあるお方のようです。
 
 □ 雨でギブアップ
 2日目の朝、天気はおもわしくないものの、ハイキングにまるっきり無理な
 天候ではありません、あ、これくらいならなんとかなるかな?どうする?
 と話をしていると、ザァーーーっとどしゃぶりの雨が降ってきて、
 即ギブアップとなりました。

 □ 夕食が食べられない
 今回の合宿幹事のSさんはどこまでもきめこまやかで、前方の掲示板には
 部屋割や合宿の日程が記述されていました。この合宿の日程をよく眺めて
 いた最長老のKさん、「今回は2日目は夕食が食べられないんだね」と
 ぽつり、見ると初日の夕食スケジュールはありますが、2日目のそれはありません。
 弘法も筆の誤り、、でしょうか。

 □ 棋書が多い?
 某Kさん、「おかげで囲碁の本を多く持ってて読むのには困らなくてねぇ、、」と
 のコメント、、どういうことかというと、成績のふるわない方に送られる
 努力賞の棋書を毎回もらっているようでした。これ以上、本を増やさないように
 努力してください(笑)

 □ なんだお酒か..
 某選手、「久保田はうまい、久保田はうまい、、」とやけにほめています。
 「そんなに囲碁のうまい人がいるの?でも、そんな名前の人参加してたっけ?」
 と疑問におもっていると、お酒の「久保田」とのことでした

 □ 進行の早い理由
 今回、全員が対局数は同じ数10局ですが、圧倒的に進行が早かったのはDクラスです。
 なんと16:00すぎに全対局が終了しました。他のクラスは21:00近くまでかかったのとは
 対照的です。この件についてDクラスの選手のコメント「決断が早いんだよ」
 それに対して他のクラスの選手のコメント「何も考えてないんだよ」

 □ 試合前の警告
 フリーの交流戦については、時間設定は対局者にまかされています。
 公式戦同様、45分にするもよし、30分にするもよし、時間設定なしにするも
 よしです。Iさんとフリーで対局しようとした某選手「時計は使わず
 時間はなしにしようか?」との提案にIさん、「いいの?僕は無限に考えるよ」
との言葉にやはり時計を使っての対局となりました。

 □ 投了前に終了宣言
 光永先生の指導碁の終盤、ある高段者の対局にぐるりと応援団が囲みました。
 熱烈な応援を背に奮闘し、戦っていたOさん、しかし先生は強く、盤上の
 激闘で矢折れ刀つき、最後には応援団に「もう退散していただいてけっこうです」
 と応援終了のメッセージをみずから宣言、周囲の笑いの中、投了されました。

 □ どっちが黒?
 Aさんと先生の碁は大激戦でした。この大激戦は終局し、地を並べて作って
 いましたが、観戦していたSさん、「えっとAさんが黒だっけ?」との質問、、
 あたりまえでしょ!

 □ プロの碁ではない
 さきほどの十段戦の碁に感動した高段のMさん、今度はYさんが並べている碁を
 見学していました。再び感動したいようです。しかし、その碁を見ていた
 Mさんはさかんに首をひねりはじめました。そしてとうとう
「これ、プロの碁じゃないでしょ」と声をかけると、Yさん(3.5段氏)が
「ええ、今、私がネットで対局してるんですよ」との声に「やっぱり」と
その場の数名が苦笑いとなりました。’

 □教えてください?
 8段氏が1級氏に声をかけました。「うちましょうか?」それをそばで
 聞いていたYさん、「うちましょうか?ではなくて、教えてください、でしょ?」
 これに苦笑いしていた8段氏、、近くでは6段氏が、初段氏に
「たまには教えてくださいよ」と声をかけていました。
 
 □お互いに3位
 Cクラス、Dクラスは交流戦があったため、同星の場合は交流戦の相手の対戦成績
 で順位が決まります。それでCクラスとDクラスのMさんとKさん、お互い、
「相手の成績のおかげで3位になった」と喜んでいました。珍しい記録です。

 □さえる三味線 
 だめだ、ダメだ、もうダメだ、と三味線のさえる選手がおり、これで相手が
 惑わされたのか、フリーの交流戦第一位の座を射止めました。
 Fさんは実際の棋力は1.5段程度であとの3段は三味線でできてますよ」
と外野から実力の構成に関して解説がはいりました。

 □ 優勝宣言の結果?
 某クラスの某さんは、実はひそかに堂々と優勝宣言をしていたのです。
 これはすごい...さらにその同じクラスの別の某さんはこれに反発、
「私がいるでしょ!」と痛烈に返しました。これは合宿の大会がずいぶん
 楽しみになったとこっそり注目していたら、成績は二人とも負け越しでした。

 □二度あることは三度
 某Kさんと某Kさん、一日目で風呂に一緒になりました。二日目も風呂で一緒
 になりました。珍しいこともあるねぇ、と話をしていたら、3日目の朝も
 風呂で一緒になりそうに、、しかし、その時間帯、風呂にはいっている人が
 多かったので別の風呂に移動したため、三度目の遭遇は実現しませんでした。

 □朝から歌声
 早朝16:00すぎ、カラオケルームから歌声が聞こえてきます。「まさか!」と
 おもいかけつけてみると、OさんとTさんが歌っていたのです。なんでも
 歌の題名のあいうえお順で歌っていて、今、「に」まで北そうです。
「あいうえお、かきくけこ、さしすせそ、たちつてと、なに、」まで歌った
 ということになります。結局、この二人は徹夜、朝には囲碁まで打って
 合宿を楽しみました。でも、無理はしないようしてくださいね(笑)

 □ろくよんの車
 某Tさんの車の選手に珍記録が生まれました。なんと4人全員が6-4の成績だった
 のです。これは珍しいです。帰りにWさんが乗り込みましたが、Wさんは6-4
 ではなかったものの入賞しており、ずいぶんと成績の良い車でした。

 □ダブル優勝の車
 ろくよんの車ほど成績の良い車はないと噂されていましが、上には上がいました。
 某Aさんの車は、合宿の優勝者二人、Aさん、Hさんが乗りました。
 来年はこの車に同乗希望殺到するかもしれませんね。

 □数十年に一度の開花
 食堂から保養所の庭の奥にある「龍舌蘭」が見えました。Oさんが解説を初め
 ました。あの花はですね、何十年かに一度、ポーンと高ーく花が開くんですよ。
 うちの近くで花開いてテレビ局が取材に来たほどです。それを聞いていた
 人が、「Oさんも何十年かに一度大勝して優勝するかもしれませんね」と
 返しました。

 □順位の変更
 Cクラスの成績表に異変が起こっていました。最後まで成績が出ていて、
 あきらかに勝点の低い人が4位と記録されています。「これ、おかしいですよね?」
「ええ、おかしいですね、誰がつけたんでしょ?」「いちおう、記録つけた人に
 どういう意図でつけたのか確認しますか?」しかし、間違いは間違いです。
「間違って4位につかれらえたIさんが見たらぬか喜びでがっかりするよ、もう
 修正しておいたほうがいいんじゃないの?」「そうですね、そうしましょう」
 すると、実は、Iさんは会場の隅のほうにおられて聞いていたのです。「何?
 なんだって?」「あ、この成績は間違いでIさんは入賞ならず、何ももらえません」
 ととどめの一撃に、Iさん、笑いながらもがっくりでした。

 □何もしていない二人
 ある部屋で、OさんがはいってきてKさんにお礼をいいました。
 「ふとんを片付けてくれてありがとうございます。」Kさん「いえ、私も何も
 やってないんですよ。片付けもしてないけど、最初に敷いてもないですし、、、」
 Oさん「私も、敷いてもないし、片付けてもいない、」これには二人で
 苦笑いでした。他に献身的にふとんのかたづけをやってくれた人がおられた
 ようです。

 □もう少し負けたのに、、
 最後の表彰時に某選手「1勝につき1000円を義捐金として送るつもりでした」と
 の表明に拍手喝采、、そして、「それを聞いていたら、もうすこし負けたん
 だけど、」の声までとびました。

 □運が良かった?
 最後の先生の講評では、自身の成績にもふられて、数目差で勝利した碁が
 多かったそうで、「運が良かった」という言葉を頷きながら3度も繰り
 かえされました。先生の一流のご謙遜の言葉でしょうか..
 
 □閉会式での訓話
 いつも、30分近く囲碁の話をするMさん、今回はネタがつきて終了、
 とのことでしたが、今回の震災にちなんで地震の話をされました。
 原発に反対している大学は?東海地震はどうなる?関東大震災の震源地は?
 などと、「大地動乱の時代」石橋克彦著という良書の紹介もされました。

 □あれがアメリカ?
 3日目の朝、昨日の雨とはうってかわり、天気が良く晴れわたり、
 遠くまで見渡せます。海の光景を見たある選手、「あれがアメリカかな?」
 冗談で言っているのでしょうが、距離も違うし、方向も違うし、でたらめな
 コメントにまわりも苦笑いでした。

 □大変な忘れもの
 皆さん、それではさようなら、お別れの時、車でめいめいが出発しますが、
 駐車場の中、一台、ドアをあけたまま動いていた車がありました。
「おぃおぃおぃ!あぶなーい!」と声をかけてなんとか気がついてもらいました。
 最後まで気をぬかないようにご注意ください。

 □ほんとの独演会の提案
 おみやげを買うために館山駅に到着すると、さきほどまで、保養所で地震の話を
 熱心に語っていたMさんが、その場にいました。
 バスで東京まで帰る予定のようですが、「まいったよー」と嘆いています。
 「以前は30分毎にバスがあったのに、間引きされて今度のバスは11:00なんだよ。」
 それを聞いた面々、「あらら」「それは時間つぶすの大変ですねぇ、、」
「じゃぁ、今度は一人でしゃべっていてはどうでしょうか?」
 に苦笑いとなりました。

 □トランクに謎の荷物
 5人の乗った帰りのK号は、年金や税法の話などでもりあがり、あっというまに
 到着しました。駅のロータリーで丁寧に挨拶をしてお別れとなりました。。
 で、帰ろうとして、トランクの中に 謎の荷物を発見しました。
 あわてて同乗者の4人に「これ、私のじゃないんですけど??」と問うと
 Hさん「あ、、おれのだ」おみやげだけ持って荷物をトランクに置いていた
 うっかりでした。。 

 以上

IBM Japan IGO Club