IBM IGO Club Report(2011-023)東大囲碁部との親善試合結果報告
6月18日(土)に行なわれました東京大学囲碁部との親善試合の結果を報告します。
東京大学との親善試合は、今回で数えて13回目になります。
ここまでの対戦成績はチーム成績では、7勝5敗で2つ勝ち越し、
個人総合成績ではIBMの418勝417敗で1つ勝ち越しており、
実力伯仲の状態です。
10回目までは大和事業所でしたが、11回目より3年連続で箱崎事業所での
開催となりました。
東京大学側からは、リーグ戦のレギュラー選手や大学院生、新入部員など計9名が
参加し、IBMの選手10名と2クラスに分かれて4回戦方式で一日交流試合を行ないました。
IBM側選手は以下のとおりです。(敬称略)
IBM 選手
A Class
01.池上 均
02.加藤 武彦
03.松谷 治
04.岸原 達也
B Class
05.徳田 隆行
06.高本 正
07.古川 康雄
08.藤田 清
09.木谷晴彦
10.早野 淳二
一方、東大側は合計9名の方が参加され、Aクラスは4名ずつの総当たり戦、
Bクラスは、IBM6名、東大5名のやや変則的なリーグ戦での対戦となりました。
今年は東大側が常連の大学院の二人とレギュラー陣3名が出るなど手強く、
全体的にまさり、以下のとおりAクラス、Bクラスでも2桁の勝ち星をあげて
勝利しました。
Aクラス 5-11
Bクラス 9-11
総合成績 IBM 14勝 東大 22勝 東京大学の勝利
これで、通算 IBM側の7勝6敗となり、依然として勝ち越してはいるものの
個人総合成績は、432勝439敗となり、7つの負け越しとなりました。
成績優秀者
4戦全勝:
若園 怜 (東大)
稲員 慎一(東大)
IBM側は全勝者なし
対局では、局後に熱心な感想戦があり、負けた選手にも多いに勉強となりました。
対局後は場所を移して懇親会を開き、学生との交流を大いに深めました。
東大親善試合は学生と碁を打てる貴重な機会です。
来年以降も引き続き東大親善試合をよろしくお願い申し上げます。
◎ こぼれ話
□ 双方の選手集めの苦労
今回の親善戦、募集をかけたものの参加状況が悪く、ふだんの人数ほどは集まり
ませんでした。これでは話にならないので社内大会や例会で呼びかけてなんとか
参加表明が増えて合計で12名ほどの選手に。。それでもいつもより全然少ない
状況です。ところが、ふたをあけてみると東大側の選手がなんと8人しか集まら
ないとの情報が届きました。「えー?8人??」ふだんは16名とか(昨年は12名)
参加されるのですが、8名とは、ずいぶん少なくなったものです。
参加予定をしていたIBM選手の二人がその状況を聞いて、それならば、、
と欠席表明。IBM 10名対東大8名でIBM側はIBMどうしの対局を行う内戦方式を
採用して行う変則リーグ戦を作って対戦順序をプランして準備したところ、
2日前になって東大側より、急遽 2名追加という連絡があり、めでたく10名対10名
となりました。。
□ 突然の緊急募集
10名対10名のちょうど良い人数になったとおもったら、前日にIBM側の選手に
身内の方が入院されて都合の悪くなった方がいました。
しかし、これでは、IBM 9名、東大10名となってしまいます。
ゲストの東大側に一人手空きの選手ができることになるのはまずい。。
ということで、急遽、幹事二人が、手分けして電話をかけて代替の選手を
探すことにしましたが、「都合が悪い」、「電話がつながらない」、、そのうち
携帯電話機の電池がきれるなど、、うまくいかず、なかなか代わりの選手が
みつかりません。そこで、緊急募集メールを発信し、数名の方にメールをしました。
誰か一人くらい都合のつく方がいるのでは、と期待していたものの、
なかなか返事が来ずに緊迫の数時間でしたがやがて一人に参加表明していただき
なんとか10名が揃いました。
幹事は「ふぅ」と安堵の息をつき、また10名ずつの対戦となったので、
めでたし、めでたしとおもっていたら、翌日の親善戦では、朝、東大側から
「すいません、一人欠席です。9名になりました」「えー!!」
緊急募集までかけた苦労がなんだったのか、、むなしくなる一瞬でした。
□ 慌てず騒がす、、
箱崎事業所は仕様で対局中に一斉消灯する仕組みになっています。
無駄な点灯を解消する仕組みですが対局中はドキッとします。
今回も一斉消灯があり、部屋がまっくらに、、しかし、幹事がかけあし
で復旧を行いほどなく点灯、、パニックになる人も、
ずるをする人もいなくて(あたりまえ)無事に対局が再開されました。
□ あなたの人柄は?
BクラスのIBMのF選手、なにやら苦戦しているらしくて、対局名に
ずいぶんとべらべらしゃべっています。そして、勝負を決するとおもわれる?
コウが始まりました。「このコウに私が勝てるかどうかはあなたの人柄に
かかってるなぁ」とひとことつぶやき、これを耳にしたAクラスの東大の
選手が一斉に笑いだしました。
□ 張栩と同じ名前!
東大側の新人選手に上海出身の方がおられました。小学生のときに来日して
日本に滞在しているのだそうです。名前が「翔」というので珍しいと
おもってお聞きすると、実は、本当は、張栩さんの「栩」という名前だった
のが、日本では常用漢字としてなかったのでやむをえず「翔」にしたとの
説明でした。
□ 追求せず..
東大のNさんに「何年生ですか?」と聞いてみたところ「1年生です」との
返事でした。「え?昨年も来てませんでしたっけ?」「はい、昨年もいました」
「…」それ以上は、追求しませんでした。
□ 切り返し..
東大のKさんに「何年生ですか?」と聞いてみたところ「1年生です」との
返事でした。.「え?そんなバカな」Kさんは、この親善試合には何度も出場
しています。「修士の1年です」「なるほど、、そういうことか」
□ 来ない理由
今回は久しぶりに女性の参加者がおられませんでした。
「昨年、来られた女性のFさんはどうされたのですか?」
おそらく「忙しくて用事があって...」などという平凡な返事を予想していたら
「休学中です」「えー?」自由な時間を活用して海外をあちこち旅行されて
おられるそうです。若い人はいろいろできていいですね。。
□ はっぱをかけていた人の成績
親善戦は、終わるごとに対戦成績が読み上げられましたが、どうもIBM側の旗色が
悪い、、そこで、成績読み上げ係は成績の紹介後に
「IBM側の選手は奮起してください!」「がんばってください!」
「最後は気合をいれてくださいよー!」とばかり、IBM選手にはっぱを
かけていました.しかし、終わってみると、そのはっぱをかけていた人のみ全敗と
いう結果に終わりました。。はっぱをかける人にはっぱをかける人が必要だった
かもしれません..
□ 目算違い?
懇親会は近くの会場でおおいにもりあがりました。
店の人「それではこれより飲み放題とさせていただきます。
18名いらっしゃいますね。」「18名?あれれ?」幹事が首をひねっています。
「たしか17名のはずだけど、、」昨日、一人、欠席がでて、新たに懇親会に
参加する一人が参加して、東大側の一人が急遽欠席となったので17名に
なったはずです。なんで18名になったのでしょう?しばらく、数名が
おかしいなと、怪訝な表情をしていたら、欠席予定になっていたはずの
IBMの選手が一人、急遽参加していることに気がつきました。
一同あまりのことに大笑いしながら、その選手より参加料金を徴収しました。
□ もう親善はけっこう
東大側のY選手、親善貢献賞を受賞となりました。この親善貢献賞は
相手側のチームに多く、勝ち星をあげた方に、、いや単刀直入にいうと
全敗された方にさしあげています。懇親会の席でYさん、「今年は親善貢献
賞でしたが、昨年もそうでした」一同爆笑、「でも、もう親善はいいので
来年は頑張ります..」これには拍手がわきおこりました。
東京大学親善戦幹事 早野 淳二
IBM Japan IGO Club