IBM IGO Club Report(2012-030) 第4回全日本社会人囲碁団体戦 7月予選会結果報告
いずみ囲碁ジャパン主催「第4回社会人囲碁団体戦」7/22 予選の結果報告です。
A クラスでは、池上均さん・松谷治さん・高本正さんの「IBM風神」が3勝1敗で
見事に準優勝しました。
この結果、「IBM風神」は来年3月に行われます決勝大会に出場することになりました。
主将の池上さんは全勝で4勝賞も獲得しました。
C クラス出場の古川康雄さん・兵藤進さん・藤田清の「IBM雷神」は2勝2敗で惜しく
も入賞なりませんでした。
「IBM雷神」は2連勝でスタートしましたが、3戦・4戦に優勝・準優勝したチームと
当たってしまい、組み合わせ運が悪かったようです。再チャレンジを期待します。
IBM風神 3勝1敗
対める碁会(松) 2-1
対友高会 3-0
対光石会光組 1-2
対我武者羅 3-0
IBM雷神 2勝2敗
対神戸製鋼 3-0
対東京東信用金庫B 2-1
対NEC-B 0-3
対NECソフト 0-3
以下、チーム代表の方による詳細報告です。
社会人囲碁団体戦は今年から各クラスともオール互先となった。
クラスも名称が変わって、(旧)無差別→(新)Aクラス、高段→Bクラス、有段→
Cクラス、級位者→Dクラスとなった。
Aクラス出場は8チーム。例年より少ないのは同日にアマ世界選手権戦日本代表選出
の東京地区予選があるためと思われる。
私のところにも日本棋院から案内状が届いたが、あまり勝ち目のない大会に出るよ
り、社会人大会の方が高額賞金獲得のチャンスがあるとソロバンを弾いたものである
(藤田さんゴメンナサイ)。
ともあれ、強豪が少ない分だけ戦い易いのではと期待が膨らんだ。
1回戦 対「める碁会-松」 ○2−1
対局開始前に「める碁」の話題で盛り上がった。
「める碁」は郵便碁の郵便の代わりにeメールでやりとりするということだが、碁盤
の画面表示が送受信されるので、臨場感がある上に打ち間違えがないという点を強調
された。またeメールなので、1日に何回か往復するこもでき、平均で1局3ヶ月ほどで
打ち終わるとのことである。年会費は2千円で、現在330人程の会員がいるそうであ
る。Net碁のように時間を拘束されないのがいいと思う。
我々も勧誘を受けたが、なかなか興味を覚える企画ではある。
試合の方は、私の黒番で対局したが、先に実利を稼いで逃げ切りの体勢になった。
足りずと思って踏み込んできた白を攻めて最後は大石を取って勝利した。早めに終局
したので、主将戦を見ると余裕の形勢だったので、Cクラスの観戦に出かけた。
2回戦 対「友高会」 ○3−0
「友高会」とは高成謙というアマ棋士が指導する団体で毎月第2日曜日にいずみ碁
で碁会を開いているそうである。
私の相手はシガティーさんというアメリカ人。P.Andersonを知っていますかと聞いた
ところ、知りません30年近く日本にいるのでとのこと。
試合の方は、私の黒番で李昌鍋の新手・新定石を試した結果、白が不満という別れを
得てまずポイント。その後相手は厚く打って追い上げてきたが、手どころで厳しさを
欠き、最後は大石を取って勝利した。主将・三将も勝って出足2連勝と好調のスター
トを切った。
3回戦 対「光石会」 ●1−2
アマの団体だそうで正体不明。
試合の方は、私の白番でほぼ互角に進行したが、中盤で活きている石が錯覚で劫にな
り形勢を損じた。その後勝負手を連発したが最後は大石を取られて投了となった。三
将も無念の敗退。主将は堅実に打って勝を得、一矢むくいた。
4回戦 対「我武者羅」 ○3−0
開始前にハプニングがあった。我々の相手は「小樽の人」。皆さん小樽のご出身です
かと聞いたところ、同じ大学だそうで、オラクルの佐野力さんも一緒でしたよとのこ
と。東京に来てからも何回か会われたそうです。打ち解けた雰囲気で対局できるかと
思っていたところに、主催者が組合せを間違えましたとのことで、対戦相手が「我武
者羅」に変更。北新宿にある碁会所のメンバーだそうです。
試合の方は、私は黒番で各所に地を作り余裕の勝利で終局したところ、相手は自分の
方がいいと思っていたとのことで、またビックリ。
主将・三将も勝ってチームは3−1で全対局を終えた。
Aクラスは「光石会」が4−0で優勝。3−1はIBMだけで風神チームは堂々の準優
勝。3位にはスイス方式で2−2の「我武者羅」が入った。
主将の池上さんは4戦全勝。頼りになるエースです。
大会終了後は選手全員と、日本棋院八重洲囲碁センターに来ていた聖羅さんも加え
て、7人で祝勝・反省会を行った。
以上 松谷
[IBM雷神対戦記](副将:兵藤記)
チームメンバー:大将:古川、副将:兵藤、三将:藤田
(一回戦) 対「神戸製鋼」(結果:○○○)
同年輩の3人が相手。問題なく3勝。
(二回戦) 対「東京東信用金庫B」(結果:×○○)
相手は「東京東信用金庫B」のユニフォームを着用しての対戦。
ただ、相手の副将は私服なので確認したところ、ユニフォームを忘れたとのこと。
対局を始めて、数手打ったところで、副将氏曰く「ところで、実際は何段ですか?」
私「会社では五段で打っています。」
副将氏「じゃ、勝てないや、負けた!」(早々と敗北宣言)
我三将氏「兵藤さん、三段で出ているんですから言ってはだめですよ。」
私「いいんです。私は町内では八段ですし、ヨーロッパでは二段でも勝てません。
段位は所によって変わるんです。ですからあまり意味はないのです。」
終局後、副将氏曰く「穏やかに打っていただいてありがとう。ゴリゴリやられるかと
思いました。20目くらい負けていますが、囲碁はこんなふうに打てばいいの
ですね。」
私(心の中で、、)「勝固欣然、敗亦可喜」(囲碁はいいなと改めておもいました。)
(三回戦) 対「NEC−B」(結果:×××)
(四回戦) 対「NECソフト」(結果:×××」
3、4回戦をまとめると、「段位はいろいろある」に尽きる。
(総評)
主将と三将は毎局時間をいっぱいに使って奮戦するも、相手が強ければ勝てないという
宇宙の真理を証明。副将(私)は毎局15分か20分で終局、省エネ対局ながら
こちらも相手が弱ければ勝てるし、強ければ負けるという古今東西の真理を証明
したに過ぎない。
以上
兵藤 進
社会人大会幹事 藤田 清
IBM Japan IGO Club