IBM IGO Club Report(2012-042)2012年度秋季合宿結果報告
  10月26日(金曜)から28日(日曜)までの3日間、館山の保養所において、
  恒例の春季囲碁合宿が開催されました。 講師の光永淳造プロ棋士を含む
  総勢 35名の参加者をえて、大変に盛況でした。
  また、北海道から上京された波松邦次氏が10年ぶりに参加されました。
 
 ◎合宿リーグ戦
   恒例の合宿リーグ戦は、以下のようなルールで行なわれました。
   ○A、B、C、Dの4クラスに分かれての総あたりリーグ戦
   ○光永先生は11段ですべてのリーグ戦に参加していただき、参加者全員と対局。
   ○45分切れ負け真形ルールによる手合い決定
   ○AとC、BとDで交流戦
   ○勝率で順位を評価し、同率の場合、スイス式での順位決定

  結果

 Aクラス  (9名参加)
   優勝 光永 淳造     11段  7勝1敗
 準優勝 加藤 武彦      9段  8勝2敗 
   3位 岸原 達也      8段  8勝2敗

  Bクラス  (10名参加)
   優勝 光永 淳造    11段   8勝1敗 
 準優勝 真形 久視     6段   7勝3敗 
   3位 藤田 清       5段   7勝3敗

 Cクラス  (9名参加)
   優勝 恩田 賢一     4段  8勝2敗  
 準優勝 木谷  晴彦   4.5段  6勝4敗 
   3位 油谷 茂      5段  6勝4敗 

 Dクラス  (10名参加)
   優勝 光永 淳造     11段  7勝2敗  
 準優勝 勝又 藤右    3.5段  7勝3敗 
   3位 野尻 信弘      2段  7勝3敗 
   次点 原  郁男      3段  7勝3敗 

 リーグ戦状況

 Aクラス
 Aクラスは6.5段から9段までの9名が参加しました。
 公式交流戦2局(Aクラスの1,2番目の人がCクラスと1,2番目の人と3,4番目の人が
 3,4番目のと2局ずつ対戦)を採用しました。この公式交流戦の対戦成績は
 Aクラスの12勝4敗とかたよりました。
 このクラスは初日に4人に星が集中し、4人の合計がなんと18勝0敗という
 状況で、必然、優勝争いもこの4人にしぼられました。後半からこの4人の星の
 つぶしあいになり、最終的に1敗でぬけだした先生が優勝となりました。
 前回、Aクラス優勝の加藤さんが2位、前回3位の岸原さんがまた3位となりました。
 
 Bクラス 
 このクラスは、5段から6.5段までの10名が参加となりました。
 公式交流戦1局(BとDの同列順位が対戦)はBクラスの6勝3敗となりました。
 比較的、混戦もようの中、最近、真形杯や武闘派碁会で優勝を飾るなど好調な
 真形さんが今回も成績よく、優勝争いは最後までもつれ、先生との最終局決戦と
 なりました。真形さんが着実に地をとり優位にすすめていたものの、
 中盤から、攻め合いもようの難しい戦いになって、先生が勝利し、優勝を決め
 ました。毎回成績の良い藤田さんもコンスタントに勝利をあげて星をまとめ
 真形さんと藤田さんが合星ながら勝点の差で2位3位をわけあいました。

 Cクラス 
 このクラスは、3.5段から、5段までの9名が参加です。
 他のクラスでは圧倒的に強い先生に金星をあげる人が続出し、珍しく先生
 以外のメンバーの優勝争いになりました。また、公式交流戦でAクラスに
 4勝12敗と大きく負け越したので星を落とす人が多かったようです。
 ややダンゴレース気味ながら、序盤から好調をキープしていた恩田さんが
 2敗でゲーム差2をつけて抜けだし優勝となりました。 
 木谷さん、関西から参加の油谷さんが6勝4敗で2位、3位にはいりました。

 Dクラス
 1級から3.5段までの幅広い棋力が参加メンバーです。とくにゲスト参加の
 野尻さん、宮本さんが未知数のため、予想のつかないリーグ戦でした。
 序盤から大混戦模様でしたが、先生はほとんどが8子、9子といった対局を
 乗り切り、2敗でまとめ優勝されました。他には7-3の成績の3敗者が3名でて
 勝点の差で勝又さん、野尻さん、が2位、3位となりました。
 原さんは同星ながら勝点の差で次点に終わりました。7-3はCクラスであれば
 準優勝レベルの好成績なのですがやや不運でした。
 
 全体をまとめると、光永先生がA,B,Dで優勝、恩田さんがCで優勝です。
 先生の3クラス優勝は2005年春に続いて二度目のことです。また春に
 勝点3をとっていますので、今回でちょうど12点となりました。
 次回より11.5段で打っていただくことになります。
 囲碁部員にはよりいっそう精進して対戦いただきたいとおもいます。
   
 ◎ クラス交流戦

 以下のようなルールでの交流対局です。
   ○参加、不参加は個人の意思にまかせられ自由。
   ○基本的には公式戦終了後に実施、ただし、空き時間を活用して実施も可。
   ○別のクラスの人と自由に相手を選択して対局。
   ○持ち時間等は対局者間で相談して設定
   ○勝ち越し数、勝利数の順序で評価し、上位の5人を表彰。
  ○同成績の場合は下位者を上位とする。

  1位  松谷  治      8段   6-0
  2位  浅田  純孝  5.5段   5-0
  3位  吉田 嶽彦  7.5段   4-0
  4位  勝又  藤右  3.5段  3-1
  5位  油谷 茂      5段  2-0
 次点 及川 捷三   6.5段  2-0
 次点 羽山 昭次     5段  2-0

  恒例の交流戦はクラスの垣根を越えて活発に交流しました。
  連勝者が何人かおられましたが、松谷さんが、6連勝で全体の1位、
  2位以下は、浅田さん、吉田さん、勝又さん、油谷さんと続きました。
  勝又さん、油谷さんは公式戦とともにダブル入賞で充実されておられるようです。
  次点の方には副賞が与えられました。
 
 ◎ 解説会
  今回も、2日目の朝の時間帯に、光永淳造先生が、合宿期間中に打たれた指導碁
 をならべて解説会を行いました。

 部屋前方のスクリーンにプロジェクターでPCの囲碁ソフト(KGSで利用されている
 CGOBAN)での解説です。

 今回は、徳田さん、油谷さん、高本さん、のそれぞれの碁を並べました。

 序盤に白が黒の大石をとったのが理由で白が必敗になったなど碁の奥深い
 ところがよくわかる講義内容でした。 

  随所の急所の解説、変化図の解説で質問にも即回答いただき、大変ためになる
 講義で勉強になりました。

 ◎ ハイキング
  中日に、野鳥の森を散策しました。

 車5台に分乗し、22名が参加し、野鳥や森の景観、展望台からの眺めを
 楽しみました。平砂浦の海岸はいつ見てもきれいです。

  足の早いグループと遅いグループでペースが分かれることもあって途中で
 5つくらいのグループにわかれてしまうハプニングもありましたが、
 落伍者もなく無事に合流し、天候にめぐまれて、とても快適なハイキングが
  できました。

  ハイキング終了後はちょうど森の麓にある安房神社を参拝しました。
  
 ◎ テニス

 今回のテニス参加者は5名でした。普段やっている方ばかりです。
 ハイレベルのダブルスでのプレーを楽しみました。

 ◎ 合宿こぼれ話

 □ パニックパニック
 合宿準備作業は、配車、部屋割の作成、予算編成、配信リストの作成、クラスわけ
 合宿ガイドの作成など多岐にわたり、準備期間中は半パニック状態になります。
 ところが、この超絶多忙準備中にメールがとんできてました。
「自分の発信したメールにウィルスがあって感染している疑いがあるとメールで
 指摘されたので、うちまで来て解決してもらえないか?」といった主旨の
 内容で、かなりあせっている様子でした。それには、「そちらもパニックのよう
 ですがこちらもパニックなのでサポートは無理」といった主旨の内容で返信しました。

 □ がくこみ?
 合宿ガイドは仮完成後、合宿幹事にチェックをしてもらっています。
 丁寧にチェックするよう依頼したところ、今回の合宿幹事は逆コミと記述するべき
 ところが学コミとなっていた誤字を発見し、指摘しました。
 これは、何年にもわたってこの誤字で誰も気がつかずに通っていたようです。
 今回の幹事Kさんのお手柄でした。

 □ これで準備万端...ではなかった。
 やるべきことはすべてやった、「皆さん、おかげで合宿の準備が滞りなく完了
 しました、本当にありがとうございました。館山の合宿でお会いしましょう」
 合宿幹事Kさんから準備完了宣言がでました。しかし、いくつもお願いしていた
 ことの確認がとれてませんでした。6点くらいの確認事項を伝えて、合宿前日
 にあわてて準備することとなりました。
 
 □ まぼろしの館山IC 
 合宿ガイドは完成後、合宿メンバーにお知らせしています。
 すると、参加者の一人、K谷さんからおすすめ昼食の「ばんごや」のもよりが
 館山ICとなってますけどそんなインターありませんが?との指摘がありました。
 実際には館山ICではなく富浦ICだったのです。すぐに失礼しました、、と
 修正がはいったのは合宿当日の朝でした。混乱した人がでたかもしれません。。

 □ ものすごいルート
 千葉方面で出発した車、途中でスーパーの駐車場の中を通って行きました。
 すごい!こーんなところを通るんだ、すごい、すごい、、と絶賛していた
 同乗者がいましたが、車はその駐車場に止まりました。あれ?
 「いえ、ここで買い物があるのですよ。。」なーんだ、でした。
 
 □ 落としたコイン
 昼食は、「ばんごや」で食べた方が多かったようです。
 地元の新鮮な魚を使った海鮮丼がおすすめです。会計はテーブル単位でというので
 お金をまとめていると、コインが一枚、ちゃりーんと床に落ちてしまいました。
 それを必死に探しています。(そんなに必死にならなくても)10円くらいなら
 いいんじゃないの?と伝えたところ、「いや、500円なんだよ」との返事。
 なるほど、それなら必死になりますね(笑)
 
 □ 開会前の頭の体操
 開会前、Yさんが iPadをもってきていてディスプレイで詰碁の問題が次々と
 出題されました。まわりの回答者は画面上を手でさわり、正解、不正解が
 たちどころに表示されます。今の時代、こんな新兵器があるんですね。
 ちょっとしたトレーニング、頭の体操になります。

 □ 先生の傾向
 先生の恒例の挨拶、自分の通算成績を見ていると春は良いが秋は悪いとの冷静に
 自身の分析をされていました。これはチャンスかとおもった合宿参加者に
「だから今回は頑張ります♪」とのきついメッセージがありました。

 □ 説明省略
 開会式の途中で各コーディネータに簡単に説明をしてもらっています。
 それではテニスの説明をお願いします。するとテニスコーディネーター
「ないです」「え?」「テニスはただやるだけですから」「そうですか」
 説明は3秒では終わりました。

 □ 小さな対戦表
 今回の合宿、いつもに比べて小さな対戦表になりました。
 これの利点は前方のボードに全員の名前が見れることです。
 今まではクラスによっては後ろのガラス窓の別場所に貼ってました。
 欠点は名前の大きさが小さいことです。目の悪い方は前に来て近寄って見て
 ください。と大会前にガイドがありました。

 □ 壮大な夢がまた遠く、、
 大会幹事より光永先生との対戦成績が発表されました。
 今までの通算で我々から見て310勝596敗、「私には夢があって通算成績で
 先生に勝ち越すことです。でも年間10勝ち越したとしても29年かかる計算になり
 ます。」との紹介で囲碁部員に奮起を促したつもりでしたが、今回も
 先生には大敗..借金がまた増えました。
 
 □ だまされないで
 3年ぶりに久しぶりの参加の Hさんが紹介されました。「ひとことどうぞ」
 との呼びかけに Hさんは病気になったことを弱々しく発言していました。
 しかし、Hさんは最近、真形杯で勝ちまくっており勝点もあげて昇段候補です。
 「弱々しい言葉にだまされないでくださいね」とスペシャルアドバイスが
 ありました。

 □ 大会ルール急遽変更
 今回の対局ACは9局、BDは10局の予定でそのように合宿ガイドに記述されて
 いました。しかし、開会式の大会ルール説明時に湊さんから
 「A,Cは交流戦を2局にして10局にそろうのはいかがでしょう?」
 と提案があり、大会幹事が「素晴らしい提案で即採用」として臨機応変に
 対応しました。さらに「昔は、気がついてそのようにしていたのに今回は
 気がつかなかった」とその場で反省していました。

 □ 援軍が来ない、、
 大会前のアナウンス、現在、先生に4連勝している方が3名います。
 これに一同、おぉーっと期待の声、「それは、和田さん、聖羅ちゃん、
 立石さん、実は今回3名とも来ていません。」これに一同がっかりでした。
 
 □ 援軍がたよりない、、
 最初に先生と対戦することになったF田さん、過去3人しかいない先生へ二桁勝利
 しているうちの一人です。今回はイの一番の対戦となりましたが、負けてしまい
 ました。敗因の一つに初戦に一緒に打った3名があまりに簡単にあっさり負けすぎて
 あまりにたよりな援軍だった、とのコメントでした。

 □ 最長老が負けた
 うちの囲碁部の最長老のKさんが誰にも負けないものがあります。
 それは年齢です。今まで何度も合宿には来ているのですが、
 一度も年齢の高さで負けたことはないのです。たいしたものです。
 いえ、だからこそ最長老なのですが、、
 ところが今回のゲストのうちのお一人は昭和2年生まれ85歳だそうです!
 こ、、これは、、、うちの最長老が年齢で負けてしまいました。。
 世の中は広い、上には上がいるのですね。

 □合宿のはしご
 関西から来られたYさん、先週も関西の囲碁合宿だったそうです。
 さしずめ合宿のはしごです。関西では茨木市で20名ほどの参加でもりあがった
 ようです。

 □ 貫禄がある?
 A田さんは一見すると、すごく真面目な紳士にみえますが意外な一面も
 あります。今回、他の部員の腹をぽんとたたいて「貫禄がありますねぇ!」
 と高らかに声をあげました。え?とふりむくと「碁の貫禄ですよ、」 
 とのごまかしに「腹をたたいておいて碁の貫禄もなにもないでしょう」と
 周囲も含めて苦笑いでした

 □ 投了は丁寧に..
 まいったなぁ、というMさんのぼやきに、相手のFさん、「あ、投了ですか?」
 との喜びながらの確認に、「違うよ、違うよ、ほんとにまいった時は、
 まいりました、と 丁寧にいうよ」と返しました。

 □仲間にはいれない !?
 久しぶりに北海道からこられたNさんにお酒は飲みますか?と聞くと
 「飲んでますよー」との返事。これは良いことです。うちの囲碁部は
 お酒に関してはオールラウンドで、ビール組、ワイン組、日本酒組、
 しょうちゅう組と揃っているのでどんなお酒を飲む方でもすぐにフォローできます。
 ところが「何を飲んでるんですか?」と聞くと「ウイスキー」との回答でした。
 ウイスキー派はいないのでそこで会話が止まりました。

 □予想外に目がいい人
 夕食時に保養所の方がコップを持参したときに誤って落として割れるハプニング
 早速、コップの破片が床にちらばって危険な状態です。保養所の方が片付けにはい
 りましたが、ここで活躍したのがY田さんです。透明で見づらい破片をめざとく
 みつけて 「そこ」「そこにも」「そちらにも」と次々と指摘しました。

 □ 食事中のデータ分析?
 朝食時も夕食時もiPadを持参で机の上にたてて参照しながら食事をとっている方が
 いました。そういえばオリンピックバレーボール女子の監督がiPadを持っていたの
 が話題になりました。もしかしたら、この方も同じように「この人は死活が弱い」
 「この人は布石があまい」「この人にハメ手を使うと勝つ確率90%」などと対戦相手
 のデータ分析をしていたのかもしれません。

 □水入りを利用して、、
 Aクラスの某対戦、夕食前の次点で形勢が傾いていました。Oさんのほうがどうも
 良さそうです。そのOさん、食事でお酒をどんどん飲んで酔っぱらっているよう
 なので、頃合いをみて勝負手をはなってみることにしました。気がつかれたら負け、
 気がつかなかったら勝ちです。酔っぱらっているOさん、気がつきませんでした。

 □調子が悪い?
 AクラスとBクラスの方が話をしながら成績表にまるをつけていました。
 お互いに「調子はどうですか?」と聞きました。「調子悪いですねぇ」
 「私も調子悪いです」この二人は4連勝のスタートでした。

 □ 客引き?
 今回はカラオケルームの場所が変更になり、食堂の近くの部屋になりました。
 Oさんが、さかんにカラオケの客引き?をやって呼び込み、その効果があって
 けっこうな人が集まりました。

 □カラオケでもしゃみせん?
 しゃみせん9段と評判の高いFさん、カラオケにやってきて、「一曲どうですか?」
 との呼びかけに「こーんなに歌のうまい人たちの前ではとても歌えませんよー」
 との答えでした。

 □おおざっぱ?
 Bクラスのライバル対決 Y野さんとS木さんの対戦が終わり、いよいよつくる段階に
 なりました。外野の観戦のSさん、「黒が大差でいいよね、、」「え、ほんと?」
 やがて作っているうちに 観戦のSさん、「いや白だよ、白が大差でいいんだよ」
 と訂正して言い直しました。「ほんと?」つくってみると、ぴったり同数、0.5段差
 なので、半目勝負でした。おおざっぱな目算でした。

 □囲碁に良い環境
 関西から来られたYさん、今回は前日に東京都内の奥さんの住んでいる家へ行って
 そこからやってきたそうです。「単身赴任なんですよ」「え?そうだったんだ?
 Yさんは元々、関東の人で単身赴任で関西に行ってたんですか?」まったく認識
 していなかったので驚いて聞いたところ「奥さんが単身赴任」とのことでした。
 単身赴任で、市ヶ谷在住だそうです。囲碁をやるにはとても良い環境です。

 □ 勝ったのは僅かに半目
 初日は先生が圧勝、12勝1敗と圧倒しました。勝ったのは一人だけ、しかも
 半目だけとのことでした。勝ったのは半目で負けたのはトータルすると
 どのくらいになるのだろう?とぞっとしました。

 □ あの頃は強かった
 ある囲碁部員の方が鋸山に美術館を作ったという話が話題になりました。
 もう、かなり前のことですが囲碁合宿で鋸山に登ったことがあります。
 「あの時はY野さんが合宿に参加し始めた頃で囲碁も勝ちまくって
 すごく強かったですよ」というと、「あの頃は強かったって、じゃぁ、
 今はどうなの?」の問いかけに答えに窮しました。

 □ テニスの指導者あらわる?
 テニスコートにまるで知らない人が立って佇んでいます。「え?この人、誰?
 もしかしたら、テニスを指導する特別コーチの方?」とばかり近づいてみると
 よく知っているAさんでした。帽子をかぶっていると別人に見えるようです。
 
 □ 新鮮でない?ハイキング
 ふだんテニスにばかり参加しているOさん、今回はハイキングへの参加表明
 しました。久しぶりの参加でおもしろいところへ行ければと期待していた
 のに、以前に何度か行ったことのある「野鳥の森」でした」

 □ お茶に走る
 駐車場から、「あ、おれ、お茶を忘れた」と走り出した人がいました。
 え?お茶は野鳥の森でも売ってますよ、ここで買う必要はないよと
 声をかけたところ、まわりから、「一緒にお茶も配ってるんだよ」との回答に、
 声をかけた人もあわてて走りだしました。
 今回、保養所はおにぎりセットとお茶を一緒に準備されていたのでした。

 □ 高度な観察力
 先生がハイキングスタートポイントで「このお茶、増量サイズ600mlなんですね」
 と気がつきました。まわりの人は誰も気がついてませんでした。
 手が見えるだけでなくお茶のサイズまで、やはり気がつく力がまるで違うようです。

 □ 何度も聞かないで...
 野鳥の森、施設をぬけていよいよスタートです。、、と、そこで煙がたちこめて
 います。火事か? いえ、箱が4つくらいあってそこから煙がでています。
 燻製なんだそうです。やっている人たちは20名くらいで女性もいて燻製のやり
 かたの研修をやってるんだそうです。「何の燻製ですか?」「いろいろ
 はいってるんですよー」とにこやかに答えてくれました。
 このあと、後続の囲碁部員がやってきました。「これ、何の燻製ですか?」
「いろいろですよ。」さらに後続の囲碁部員がやってきて「何の燻製ですか?」
 と聞いたところ、別の囲碁部員がたまりかねて「いろいろだって」と代わって
 回答してました。

 □ こんなところに富士山?
 ここにも富士山があるんだねぇ? Hさんが野鳥の森のマップを見て感心していました。
 え?そんな山の名前じゃないでしょ、と皆がマップをのぞきこんで、いちはやく
 先生が「いや、これは富士山が遠くに見えるっていうことですよ」と指摘しました。
 
 □ 病院への緊急電話
 野鳥の森で登っている時にYさん、携帯電話で病院に電話していました。
「今日の診察予約のことですが。。。」「え??今日?」どうやら病院への
 キャンセル連絡のようでした。まさか、こんなところで、、野鳥の森で病院の予約を
 キャンセルした方は初めてかもしれません。

 □ 見えますかー?
 富士山が見えるといわれる展望台ですが曇り模様のためよく見えません
 準備のいい人がいて双眼鏡を持参してきていました。「これで確認してみましょう」
 すると、横からYさんが見えますかー?と双眼鏡のレンズの前を手でふさぎながら
 声をかけました。

 □ 即答
 展望台からは、島のような船のような大きな物体があります。
 誰かが「あれは島かな?」すると、「あれは船だよ」と即答したのは
 前回のハイキングで島か船かの話をさんざんやっていたMさんでした。
 
 □ バラバラ事件
 今回の野鳥の森は5台の車で22名の参加となりました。
 Nさんは足が悪いのでスタート地点付近でぶらぶらしている、とのことでした。
 途中の展望台までの坂はけっこうきつく、このあともさらに上がり続けるルート
 なので高齢のMさんが、「私はここまでとします」と宣言し、そこから戻り
 第二グループのNさんと合流しました。

 第一グループは第二展望台でしばらく景色を眺めたあと、歩いていましたが、
 分岐点で比較的足の速いグループがまっすぐ上に行ってしまったことが判明
 しました。第一グループは、足の弱い方もいたので、そこから左に行き緩い
 コースでピクニック広場をめざすことにしました。上に行ってしまった
 第三グループの中で唯一後方で残っていた先生ともう一名の二名が第四グループ
 として第三グループを追っかけ、ピクニック広場に集合することを伝えること
 になりました。

 しかし、この第四グループ、どこまで行っても第三グループに
 追いつけません、そして分岐点が2箇所もあり、最初は上を、次に右を選択し
 ました。すると、しばらくすると前方から「おーい」と声がします。
「良かった第三グループだ、、」違いました。S木さんとO尾さんの二人でした。
「あれ?あなたちは?」「私たちはピクニック広場から来ました」
「なるほど、ピクニック広場に全員到着したんですね?」「いえ、ピクニック広場
 にはK本さんお一人だけがいます」「はあ?」第一グループはもっと
 いたので、この3名はさらに別の第五グループということになります。

 第一グループと第三グループはいったいどこにいったのやら、、?
 不安がよぎりましたがしかたがないのでピクニック広場をめざし歩いて行きました。
 森の中の快適な道を歩き、ようやくピクニック広場に到着、そこにはテーブルが
 いくつも置いてあります。ここにK本さんだけでなく第一グループも到着していました。
 ようやく、第一グループと第四グループと第五グループが集合できました。

 第三グループはなかなかみつかりませんが、全体の人数の半分以上が
 存在する計算になります。野鳥の森には「天神山」という高い山があり、階段を
 ずっと登っていくきつい山なのですが、そこに行ったに違いないという結論に
 なりました。しばらく待つよりなさそうです。やがて第三グループがやって
 きました。ところが第三グループの想定人数分に足りません、、え?全員いない?
 もしかして、別行動の第六グループがあるのでしょうか?
 もう、ほんとにバラバラです。

 しかし、3分くらいしてから第三グループの残党がやってきました。
 この場にいるはずの人数を先生が目算をして、正確に一致し、一件落着となりました。
 「天神山」に行ったのですね?と声をかけたところ、「Oさんがしきりにそこに
 行こうとしていたが必死でなだめて止めさせた」とのことでした。

 山を降りて、第二グループとも無事に合流でき、全員が揃いました。
 ともかく行方不明者、落後者がでなくて良かったです。

 □ フライング
 ピクニック広場に到着した面々、しかし、まだ正午前なので「昼食には早すぎる」
 かな?と話をしていました。ところが、もうK又さんがさっさと食べ始めていました。
 ありゃりゃ??これには面々も苦笑しながら、「じゃぁ昼食にしますか」

 □ 遠足ではありません
 ピクニック広場で座っていると小学生か幼稚園くらいの小さい子供の大集団が
 やってきました。近くを通ってきたので声をかけました。「遠足ですかー?」
「違いまーす」「へー、遠足じゃなかったら、なんですかー?」ここで小さい
 子供たちが顔をみあわせて「なんだっけ?」と悩み始めました。そして
 いっせいに7,8名が引率の先生らしき人のところに、「ねぇ、これ遠足じゃなくて
 なにー??」と大声をはりあげながら走りだしました。この様子に一同 
 「元気だねぇ」と苦笑でした。

 □ 外車みたいな名前
 ハイキングで歩いていたS木さん、「最近は山歩きなんて全然しないんですよ」
 とのコメント、これに「あれ?たしか、フォルクスワーゲンにはいってませんで
 したっけ?」「いや、ワンダーフォーゲルです。」と笑いながら
 回答しました。似ているので間違うのはしかたないかもしれませんね。
 そのワンダーフォーゲル、かなりお年の方ばかりのメンバーなので最近あまり
 活動してないんだそうです。

 □ 毎日一万歩
 S田さんがハイキングをみごとにゴール、ハイキングにはいつも来られますが
 歩くペースが遅くて、途中で休んだりされていた方です。今回は長期入院もあって
 心配されましたが無事に回復されたようです。なんでも毎日朝と昼に公園に散歩
 して一万歩も歩いているんだそうです。
 
 □ 手順前後
 ハイキングコースの終盤で神社に到着した面々、早速、お賽銭をいれて丁寧に
 お参りしました。ところが、今、お参りしたのは分社であることが発覚しました。
 なんだあっちが本家だったんだ、、なんだ、お賽銭いれちゃったよと苦笑しながら
 もう一度お参りしました。この神社で合宿の必勝祈願をしている人が多数あり
 「全員が祈願したら誰に勝たせたら良いか神様も迷うのでは?」との質問に
「お賽銭の多い人に勝たせるよ」

 □ 数字のパズル
 野鳥の森の施設内にちょっと手強い積み木がありました。
 それは、9つのマスがあり、1から9までの数字が自由にセットできるようになって
 います。そして、上の3桁と中の3桁をたして下の3桁をひくとマイナスになるように
 してください。という指示がありました。これには9段氏と8段氏が二人がかりで
 試行錯誤の上、なんとか正解を得ました。

 □ 勝浦のお酒
 夕食時にはいろいろなお酒を注文する方がいますが、今回は地元に経緯を表して
 勝浦の腰古井というお酒を飲みました。口あたりも良いお酒でした。
 「こしごい」と呼ぶのだそうです。

 □ 奇跡の復活
 食事中に急にくずれ落ちた方がいました。皆が慌てて、助け起こしてまた
 椅子に座らせたところ、しばらくして、またまた意識を失ってうなだれ
 ました。大事件です。食堂の中では騒然となり、保養所の人もかけつけて
 救急車を呼びましたが、わりとすぐに目をさまして、なんとか落ち着きを
 取り戻しました。やがてやってきた救急車に乗って病院で診ていただいたところ、
 異常はなく 軽い貧血ではないかとの診断で一同安心しました。
 この後、病院から帰ってきて会場で大きな拍手をもらい、その後、安静に
 することもなく2局、対局されたのですから、たいしたものです。

 □ 親切な氷の表記
 ロビーの隅のコーナーに「氷」のボックスがあります。横に大きく「永」
 という文字が書いてあります。なるほど、保養所の気配りでしょうか、
 親切でわかりやすいですね。
 ん?あれ??「永」は「氷」とは違うのですが?? 誰も気がつかなかった
 この誤字に気がついたのは最長老のKさんでした。

  □ 生存確認観察
 ロビーの椅子に座って爆睡している人がいました。
 保養所の方がきをきかせて布団をかけていました。
 しかし、ぴくりとも動かないので死んだかとおもうほどでした..
 「大丈夫かな?」しばらく様子を見ているとぴくっと少し動いたので
 「あーなんとか生きているね」と生存確認することがきました。

 □ 対戦相手は熟睡中..
 合宿終盤にきて、まだ少し対局の残っている方がいます。
 BクラスのYさんが、Kさんを探していましたが見当たりません。
 Yさん、「部屋を見てきます」とその方のいる部屋に行ったところ
「いびきをかいて寝ておられました」との報告に急遽幹事が部屋まで呼びにいき
 熟睡しているところを起こしにいきました。「Kさーん、あと2局残ってますよー」
 Kさん、意図せず眠ってしまっていたようでした。目覚めるなり、「あぁーまずい」
 と声を発して、それでも頑張って、その後、残り2局を頑張ってこなしました。

  □ 10年越しの初勝利
 北海道からこられたNさん、過去、光永先生との過去7度の対戦はすべて負け。
 しかし、10年ぶりに登場し、今回、光永先生についに初勝利をあげました。
 この快挙に観戦していた周囲のメンバーから拍手がとんできました。
 
 □ 微妙な対局開始
 Aクラスの対局、えっと1.5段差、2子ですね。そうですね。対戦の確認後
 対局が始まりました。で、黒は右上隅星に打って、すましています。
 困ったのは白です。私は何をどうすればいいのか? 5秒、10秒、、、
 微妙な空気がながれます。黒が気がつき、あ、そうか2子か、、と左下隅にも
 苦笑いしながらうって、ようやく無事に対局が始まりました。

 □ 余計な結果報告
 公式戦が終わったはずのOさん、成績表に結果をつけていません。
 結果はどうでした?と聞くと、対局中のOさんは、「あ、大差でぼくの楽勝でした」
 と答えました。「いや、勝ったか負けたかだけいってくれればいいんだけど」と
 おもわず苦笑いでした。

 □ 副賞のほうが良い?
 今回は同星ながら勝点の差で入賞できず、何をもらえなかった方に
 副賞として指導碁券が配られました。もらった一人は、「こっちの副賞の
 ほうがよほど良い」との感想でした..
 
 □ 快適なドライブ?
 閉会式時に今回、倒れた囲碁部員の方からの挨拶がありました。
 あらためて倒れた状況を話して、病院での検査の状況などを報告されました。
 救急車は横になって、信号ストップもなく車でどんどんいけるので、
 「とても気持ち良かった」とのコメントでした。また、万が一のことを考え、
 保険証は持参したほうが良いとのことでした。

 □ 気になるふだんのすごし方
 今回、ゲスト参加した宮本さん、閉会式の時、合宿は非常に楽しかったと
 多いに絶賛のコメントでした。また、段位は普通はガウス分布で中ほどの
 段位の人が多くなる傾向があるのに、この囲碁部では上位者も実に多いと
 感心していました。そして、「囲碁をやっていてほんとに良かった。囲碁を
 やってない一般の人はふだんいったい何をやって過ごしているのか、いつも
 気になっています。」とのコメントには会場も大笑いでした。

 □ 将来の夢をすぐに?
 閉会式でNさん、今年1月は20メートルぐらいしか歩けなかったが今では
 350メートルぐらい家の近くのコンビニまで買い物もできるようになったと
 順調に回復していることを報告しました。また、「私には自分がお世話になった
 会社の面々といつの日かチームをくんで日本棋院主催のアマチュア囲碁大会団体戦
 に出場するという夢があるのです」と熱く語りました。すると空気を読んでない
 方から「来月、11月4日に日本棋院の大会があるよ、、」とのコメントに
 「いや、これは、将来の夢だよ、、」との回答でした。

 □ お世話になりました。
 館山保養所の管理人の北村さん、12年間、館山保養所の面倒をみてこられた
 そうですが、病気療養のため今回で最後になるとのことでした。
 閉会式の最後にご挨拶をしていただきました。北村さんには囲碁部の
 合宿でいろいと気を遣ってくれて大変お世話になりました。

 □ ゲンの良い車
 帰りの千葉方面のK号、公式戦全員勝ち越し、優勝、準優勝、3位の入賞者が
 一人ずつ 5人中4人が先生に勝利と多いに「ゲンの良い車だった」と
 車内でもりあがりました。

以上

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