IBM囲碁部報13011: 2013年度オールアマ囲碁大会結果報告
3月10日(日)にオールアマ囲碁団体戦が開催され、IBMからは、
Aクラスに1チーム、Bクラスに1チームの合計、2チーム10名が出場しました。
結果、Aクラス出場のIBM一刀流チームがチーム3勝2敗の成績で4位に入賞しました。
オールアマ囲碁大会開催要領
1.日時:3月10日(日)
2.場所:日本棋院市ヶ谷本院 2F
3.対局: 申請段位によるハンディ戦
出場クラス・チーム名・選手再掲 (敬称略)
Aクラス
IBM一刀流
岸原 達也 6段
吉田 嶽彦 5段
高本 正 5段
徳田 隆行 5段
五味 幹常 4段
Bクラス
IBM示現流
松谷 治 5段
及川 捷三 4段
真形 久視 4段
簗 一正 初段
小澤 一介 3級
以下、チーム代表者の報告記とともに結果報告を行います。
Aクラスのコメント (本人の実戦記)
対 ユニシス
対局前に私の相手は岸原さんより強いと聞きましたが互先で黒が当たり厚いところに
入ってきうまく絡み優勢になりましたが勝負手を連発され
安全に勝とうと緩んでしまい地合いで黒星となりました。
対 さくらエンジニアリング
相手は序盤から長考し強手でもあるかと思ったがこちらのペースで進行。
無理をしてきたが大石を取り中押し勝。
対 めち(外郭団体のグループらしい)
白番でもくはずし定石で外回り定石となるが中央のきった石を動きだし地を減らしに
来た。
包囲し厚くなり大優勢となった。勢いあまり入ってきた石を殺しにいったが読み違い
があり逆にとられ50数目の地を与えた。
しかし非常に厚いのと相手が弱気になり十数目の勝となった。
対 チームぴろしき(各学生囲碁部仲間)
黒番で厚く必勝の形成でありながら戦いを妥協し地合いで勝とうと方針変更が敗因と
なった。
相手の弱い石がはっきり生きるとこちらの石が劫にされる見落とし
4戦し3勝1敗のチームが4つでしたが総勝数の多い2チームで3,4位決定の5回
戦を行うこととなりました。
1,2位は4戦全勝で決戦し1位 サンドバック、2位 NEC
対 窪庭道場A
小中学生のグループで中学生の女子とあたりました。
黒番で序盤少し損をしたようだが中盤で大地が見込まれそうで盛り返した。
白は厚いので高目3間開きに打ち込んできて黒は地を与えたが厚くなり優勢かとお
もった。ここからの戦いでうまくいかず投げとなった。
チームでは岸原さんが5−0、高本さんが4−1は見事で
初戦は負けましたが4位入賞できました。
吉田 記
朝から快晴で暖かく、やや風がつよいけれど、散歩には絶好な日和。
会場に到着すると、こんな日に選手がビッシリ、よくもまあ、
ご苦労さんと言いたい感じ。
私はIBMの示現流チーム。松谷、及川、真形、簗、小澤の5名。
松谷主将の元、一刀両断で敵を粉砕する意気込みのメンバーで勝利を!
の心掛けでスタート。以下は自戦記中心です。
第一戦:東京東信用金庫
立ち上がりから、攻め過ぎぬようにジックリと心掛け、どうやら優勢と背筋を
伸ばしたら、簗さんが周りをニコニコきょろきょろ余裕の風情。
〇の合図。相手の時間切れとか・・
少し気持ちに余裕ができ丁寧に打っていたら、相手が投了。
終わってみれば、チームは 5-0でまずは好スタート。
第二戦:光石会 光組
これも、向う先で初めから優勢で少し余裕がでる。
両隣をのぞいてみると、主将の相手は相当強そうで苦戦中。
真形さんも好調そうで、優勢。 ヨシこれは負けられぬと気を引き締めて慎重に打つ。
最後、相手が劣勢とみて仕掛けてきたが、無理をとがめて25目の大勝に終わる。
チームは3-2で2連勝! 弁当を食べながら、そろそろ強敵に当たるから頑張ろうと
一同気合いを入れる。
第三戦:日立ソリューションズ
向うお大将は若く如何にも強そう。「今日は池上さんはみえないんですか?」
などとおっしゃる。
「対戦したことがあるんですか?」「ハイでも、負かされました」とのこと。
つまりは池上さん級ということだ・・ 松谷主将頑張れと思ったが結果は残念。
私はの相手は体重100kg位は有りそうな若者。自信たっぷりの手つきでサウスポーの
早打ち。
私の黒番であったが、気迫に圧倒される。このときも何時にない落ち着きがでて、
地を稼ぐ。
中盤のヨセで相手が初級のミスで10目位得をする。
終盤で足らぬと見て無理を打ってきたので、それもトガめて、結局は21目勝ちの大勝。
で3連勝となった。が、結果を見ると1-4でチームは負け。
第四戦:しがない会
ヘンテコなチーム名ではあるが、3-0で勝ちあがっており、強そう。
大将から四将まで3段で出てくるのはオカシイとは感じたが、
やはりこの手合いでは無いと終わってからの全員の感想。
まだ1負けなんだから、この戦に勝てば、入賞の可能性は残るからと、全員必勝を誓う。
自分も声に勝てば全勝!と張り切り戦いに臨む。
相手は地に甘いが厚みを意識した打ち方。
当方、稼ぎすぎて、もう大丈夫と勝ちを決めようと中央の大石に手を入れたのがアダ。
すかさず急所の一着で中央に100目の大地を作らせてしまった。
その前に30目位の隅を丸取りしたので、ろくに数えなかったのがアダ。
肝心なところは、殺すなら殺せとばかり侵略しておかないとダメですね!
床の中で、そのチャンスの場面がチラチラ。あそこでこう打てばと思っても後の祭り。
皆さんも、「勝った!と思った時が最大の危機だ」を忘れないように(笑い)
チーム結果は0-5であえなく敗退。
皆さんの顔は、私一人の全勝でなくて良かったとホッとしたように見えました(笑い)
↑チームメンバーは及川さんの全勝を願っていましたよ。(大会幹事記)
終わったらまだ4時で、Aチームは順位戦に残ったのですが、
我々はなんとなくガックリきて反省会もせずに帰宅しました。 ゴメンナサイ.
及川捷三 記
成績まとめ
Aクラス
IBM一刀流
岸原 達也 6段
吉田 嶽彦 5段
高本 正 5段
徳田 隆行 5段
五味 幹常 5段
ユニシス × 2-3
さくらエンジニアリング ○ 5-0
めち ○ 5-0
チームぴろしき ○ 3-2
窪庭道場支部A × 1-4
Bクラス
IBM示現流
松谷 治 5段
及川 捷三 4段
真形 久視 4段
簗 一正 初段
小澤 一介 3級
東京東信用金庫 ○ 5-0
光石会 光組 ○ 3-2
日立ソリューションズ × 1-4
しがない会 × 0-5
成績優秀者
Aクラス 岸原達也 5戦全勝
Aクラス 高本正 4勝1敗
Bクラス 及川捷三 3勝1敗
大会こぼれ話
◎奇跡?
Aクラス出場は18チーム、Bクラスは24チームが出場していました。
AクラスとBクラスは対局の席はきれいに区分されていて、Aクラスと
Bクラスの境界線は一ヶ所しかありません。ところが、この境界線をはさんで
AクラスとBクラスにIBMの二チームが背中合わせとなりました。
単純計算だと432分の1の奇跡です!
大会委員が配慮したのかもしれませんね。
◎どっかで見た顔
大会の一回戦、Aクラスの席に座ろうとしたら、どっかで見た顔の
方々です。ユニシスの大庭さん、津田さん、佐藤さん、矢沢さん、下村さん、
という面々でした。2年連続親善戦で対戦していますので
知った者どうしで和気あいあいの対局となりました。
◎久々の対局
Bクラスのチームで出場の小澤さん、かつては大和大会の常連で活躍していた
強豪です。長い長いブランクがあるため、ランクを大きく下げての出場と
なりました。初戦にみごとに勝利しましたが、久々の勝利はさぞかし美味
だったことでしょう。
◎なぞなぞ
対戦チームの名前の由来がよくわかりません。
「めち」ってどういう意味でしょうか?聞いてみると、「ローマ字にすれば
わかりますよ」との回答。え、METI?さっぱりわかりませんが、
明治ですか?いえいえ、Ministry of Economy...そこでわかりました。
「あ、経済産業省!」「そうです」ちょっとした謎解きでした。
官庁なので堂々とした名前で出場するのは憚られるのかもしれません..
◎有名選手?
今回はエース池上さんが出場されませんでしたが、AクラスでもBクラスでも
「池上さんは出場されてないのですか?」と質問されました。
さくらエンジニアリングの大将の方、(宮島さんとおっしゃる方です)は
川崎在住で神奈川県予選で池上さんと対戦されたことがあるのだそうです。
それはそうと池上さんはすっかり有名選手のようですが次回は出場して
いただきたいものです。
◎ユニークチーム名
今大会も、ユニークなチーム名が多かったですが少し列挙してみましょう。
大乱闘大野ブラザーズDX
天野おじさんファンクラブ・モンゴル支部
765PRO
サンドバッグ
ロビン
ハイパーミニモーター
ナンクルナイス沖縄
スケ☆ムーコ
一先ず
YIS + γ
全米がワリウチした
これがほんとにチーム名かとおもうくらいユニークな名前もありますね。
◎対局中の表彰式
今回は全チームが4回戦を行い、そこで順位の微妙なチームどうしは
順位決定戦を行うというなんとも不思議な大会ルール、このルールで
全チーム中4チームが順位決定戦の5回戦を対局することになり
ました。なんと、これにIBM一刀流チームが参加、しかたなく?対局
にのぞみましたが、その横で表彰式がたんたんと進行していました。
◎負けて良かった..!?
最終戦の五将氏、相手はかわいらしい女の子ですが手強く、真剣な表情
です。息きもつまる熱戦を終えてつくってみるとなんと五将氏の半目負け。
残念、一方、半目勝ちの相手の女の子は笑顔、、
この笑顔を見られたのですから五将氏は負けて良かったかもしれません。
◎反省会の欠席を反省
Aクラスは、対局5局を終えて三々五々、帰宅となりました。
いつもは祝賀会ないしは反省会で軽くやってから帰るのですがこの日は違いました。
「今日は私は帰りますので、、」「私も帰りますよ」
「WBCのオランダ戦がありますからね、観戦に帰ります」
しかし、帰る途中で気にかかりました。よもや、、先に対局を終えたBクラスの
選手たちがいつものうちあげのところで我々がやってくるのを今か今かと
待っていたでは?悪いことをしたな、と軽い自責の念にかられながらの
帰宅となりました。するとあとで判明したのですがBクラスの方は対局が
終わったあとさっさと帰ってました。
◎富士通栄冠
無差別級に出場したDream Fujitsuは、先日のジャンボ大会でも5-6の惜しいスコア
で佐倉支部についで準優勝でしたが、この大会でみごと優勝しました。
IBM Japan IGO Club