IBM囲碁部報14018: 2014年度IBMオープン囲碁大会結果報告
IBMオープン戦は、5月24日(土)箱崎事業所15階会議室にて、43名の参加者で
開催されました。

ふだんの真形杯には見られない顔ぶれも複数名参加し、盛況でした。

大会結果は次のとおりです。

 Aクラス  (14名参加)

優勝    真形 久視     6段   4勝1敗
準優勝  吉田 嶽彦   7.5段   4勝1敗
3位     徳田 隆行   7.5段   4勝1敗
4位     中原 義彦   6.5段   3勝2敗



 Bクラス  (14名参加)

優勝    藤田 清       5段   5勝0敗
準優勝  尾崎 敬信     4段   4勝1敗
3位     中山 孝雄     5段   4勝1敗
4位     石田 造     3.5段   3勝2敗



 Cクラス  (16名参加)

優勝    嘉瀬 敏     3.5段   5勝0敗
準優勝  尼野 義朗    初段   4勝1敗
3位     木村 毅       3段   3勝2敗
4位     小田島 一雄 3.5段  3勝2敗
5位     簗   一正   3.5段  3勝2敗



Aクラス優勝の真形さんには、IBM杯カップ(小津杯から続いています)が
手渡されました。ペナントに名前が書き込まれ1年間預かりになります。



既定の勝点に達した尾崎さんと石田さんが、4.5段、4段へそれぞれ昇段されました。

◎ 大会こぼれ話

□ 見学参加
今回、「大会には参加できあいが見学させてほしい」という要望があり、
2名の方が、来場されました。お二人とも、かつて、箱崎の昼休みで
よく打っておられたそうで、多数のかつての碁仇?と談笑し、午前中の碁を
一局のみ見学されました。

□ 女性の参加
今回、女性が3名参加し、また、午後には藤田聖羅さん(先日の関東大学
リーグで全勝)も見学に来られました。会場に4人も女性がそろい、
最近にない華やかな大会となりました。

□ 久しぶりの参加
1年半ぶり、2年ぶりといった久しぶりの参加者が何人かおられ、朝にひとこと
挨拶をいただきました。何年も会ってない方に再会するのはうれしいものです。
元気な声を聞いて喜ぶ方が多数おられました。

□ 参加できない理由
ふだんの真形杯には、よく参加されているKさんが、今回は参加できないとの
ことで欠席連絡をいただきました。その内容がずいぶんと詳しい内容で
自宅のPC環境をWindows95からWindows8.1に変更したそうで、そのセットアップ
が続いて疲れているから、といった理由でした。
あまり聞いたことのないレベルの飛躍的なPC環境の変化です。

□ 優勝カップ返還
通例では、昨年の優勝者が大会幹事に優勝カップを返還しますが、今年は
昨年の優勝者が今年の大会幹事でした。自分から自分へ返還?はできない
ので代行者へ返還いただき、無事に大会にカップが戻りました。

□ 長い昼食
そろそろ午後の対局が始まろうという段階で、女性のIさんより幹事に相談が
ありました。「午後の対局は何時からですか?」「あ、そろそろ始まりますよ」
「すいません、まだ弁当を半分しか食べておらず、遅くなりそうなのですが..」
なんでも、女性3人がそろって、かなり話に夢中になって弁当を食べる暇が
なかったそうで(笑)前代未聞の相談内容に「いいです、気になさらずゆっくり
食べてください」と笑いながら返しました。

□ 未練の残る帰還
Cクラスの松尾さんは参加表明時のメールで「所用で3時までしか参加できない」
とのことでした。午前中2試合、午後1試合まででしたがこれを全勝、
16名中、3戦全勝は二人しかおらず、トップにたっていただけに残念なご帰還と
なりました。

□ 緊急特訓
名門のW大学の囲碁部でめきめきと力をつけている藤田聖羅さん、大学囲碁部では
それこそ「プロなみに化け物のように強い」選手に指導をうけているそうです。
この大会でも見学をされましたが、対局の合間の時間に某女性選手の方に早速、
指導碁をされていました。

□ 好調の漢字、不調の漢字
MさんやFさんが、成績表をみて数名の方が分析をされていました。お二人の説に
よると、名前に「田」がつく人が成績が良い。「川」はダメだ、、、そうです。
しかし、ある人が「田」のつく方で成績の悪い方を発見し指摘すると、それは名前が
2音節だからだめ。3音節であれば良い。と妙な理屈?で説明していました。

□ しめだされた!?
CクラスのKさん、OB入館用のお客様用バッジ、これで自由に入れると勘違いされ
ました。外にでて戻ってくる時に、バッジが機能しなくてはいれなくてピンチ!
幹事へ緊急電話をいれてなんとか再入場をはたしました。

□ 記憶がない!?
BクラスのMさんが、つかつかとやってきて、「私がお客様バッジを返却したのか
どうか記憶がないのですが、、」との妙な質問。バッジの番号はすべて控えている
ため、Mさんの番号を調べて、まだ戻ってないことがわかり、「そうか、私は
まだ返してなかったかのか」と納得していました。

□ 空のホルダー
CクラスのIさんが、つかつかとやってきて、お客様バッジのはいっているはずの
ホルダーの中身がないものを提示して、「すみません、この状態なんですが、」
え??どういうことですか?どうやら、どっかで落としたらしいです。その
後、本人が自分の歩き回ったところを探して無事にみつかりなんとか解決しました。

□ ハイレベルの戦い
AクラスのYさんとSさんの6段どうしのハイレベルの戦いです。Sさんのほうが
形勢の良い状況で終盤にはいり、最後の最後、Sさんのダメがつまった段階で
Yさんがきりこみの絶妙の手筋をはなって、決着しました。
6段どうしの対戦はほんとにハイレベル?です。

□ からまわった気合
Cクラス最終戦、4戦全勝のKさんはこの一局を勝てば、間違いなく優勝が決まります。
女性のIさんとの対戦になり、序盤から慎重に布石を進め、いつもよりも相当の気合
が感じられました。優勝がかかっているので、この一局にかけるおもいは、かなり
強かったことでしょう。しかし、この重要な対局、なんと途中でとりやめに
なりました。大会幹事のYさんが対戦指示を間違えており、Kさんの相手はIさんでなく
Uさんだったのです...

□ 最終決戦での制覇
Aクラスの最終戦は、真形さん(3勝1敗)と徳田さん(4戦全勝)の対戦、
このお二人は、この歴代の大会で3度ずつ優勝されているそうです。
この文字通りの最終決戦に勝利した真形さんがみごと4度目の栄冠に
輝きました。



□ 充実の優勝
Bクラス優勝の藤田さんは、最近、絶好調で合宿や大会では勝ちまくって
います。自身によると、「碁の内容はよくはないが、なぜか最後には
勝っている、形勢が悪いのも時間でひろって勝ったりしている」
そうですが、それも含めて実力のうちでしょう。

□ 最高齢優勝
Cクラスは、嘉瀬さんがみごとに5戦全勝で優勝をはたされました。
朝の大会前は、最近ネット上の囲碁でよく負けたと弱気な発言でしたが、
大会が始まってみるとあれよ、あれよという間の全勝でした。
これで、囲碁部の最高齢優勝の記録更新を達成しました。

□ 賞がまったくない!?
大会幹事と部長が「表彰式をはじめまーす」と場内に声をかけてその後
凍りつきました。賞がない!!もしや、誰かに持ち逃げされたか?
大慌ての大会本部でしたが、これをすべて当日会計を担当されたSさんが
持っていることがすぐに判明し、一件落着となりました。

□ 優勝喜びすぎ!?
某優勝者、3位の方が3位になったのに表彰されてないことに気がつきました。
おかしいとおもい、すぐそばにいた、3位の方に「もらった?」と声をかけました。
しかし、3位氏はすぐに「もらいましたよ」と返答、ちゃんと名前も呼ばれて
賞もうけとり表彰されていたのです。目の前の方の表彰も気がつかないほど、
優勝の喜びが大きかったのでしょう。

□ 抽選になってない!?
表彰式の最後に抽選で指導碁券が配布されました。
抽選は大会幹事が朝に利用した抽選表を使用して行いました。
すでに書いてある人の名前を選択して、番号を選択したところ、その番号は
その人になった(あたりまえ)ので、「抽選としての機能をはたしてない」
ことに気がつき、あわてて、氏名の書いてないブランクの抽選表でやりなおし
となりました。

□ 不安だった!?
若い女性のKさんに大会参加の感想を求めると、「本日はお二人も女性の方が
参加されて安心しました」とのコメント。ということは、今まではすごく
不安だったのかもしれませんね...

以上

IBMオープン戦幹事 山口宗一

IBM Japan IGO Club