IBM囲碁部報15006: 2015年度ジャンボ囲碁大会結果報告
IBM囲碁部報15006: 2015年度ジャンボ囲碁大会結果報告
IBM、両グループで上位の好成績
2月1日(日曜)に2015年度ジャンボ囲碁大会が開催されました。
ジャンボ大会は雪組(法人や官公庁) 月組(同好会、碁会所)の2種類が
あり、IBMは、雪組に15年連続の出場になります。
大会審判長は、前田良二七段でした。
当日は合計15チームが二つのグループに別れ、スイス式トーナメントにより4回戦にて
グループ順位を争い、各グループの1位、2位どうしが優勝決定戦、3位決定戦を
争う方式です。
IBMチームは、今年も昨年同様、2チーム 22名が出場しました。
チーム1:IBM A
池上 均
加藤 武彦
大串 天光
長野 一隆
瀧 周太郎
岸原 達也
松谷 治
吉田 嶽彦
竹村 直
徳田 隆行
五味 幹常
チーム2:IBM B
高本 正
山内 裕介
及川 捷三
山口 宗一
中原 義彦
真形 久視
谷野 正義
古川 康雄
鈴木 準
兵藤 進
小松 雄一郎
結果、二チームとも成績優秀ながら、わずかに届かず、枠抜けは果たせませんでした。
以下、各チーム代表の方がまとめられたレポート、および大会幹事の報告記を送ります。
IBM A
1回戦:彩の国中央支部
少し変わったチーム名「彩の国中央支部」とは南浦和の支部で昨年の4月に創設
されたばかりのフレッシュな支部なんだそうです。
若いチームなので連絡不行き届きなのか、11名のうち、8将の相手がいきなり来ない、、
一人、不戦勝となりました。
私の対戦相手は高倉健さんのような精悍な表情の紳士、強そうです。対局開始そうそう
9手目で少考しされました。しかし、そこは有名な定石であり、変化の余地なく1秒で
うつべきところです。
この時点でもしかしたら、この方はあまり強くないのでは??とおもったところ、
そのとおりでした。20目近くの相手の石を二つとって、あっさり中押し勝ちと
なりました。他の方々も順調に勝利し、一人敗戦しただけの10-1の勝利
快調なスタートです。
2回戦:浦和支部
浦和支部は、京葉線「新浦安駅」のダイエーの6Fにある支部だそうです。
開始そうそう15分くらいでしたでしょうか、右のほうでしきりに声がします。
見ると、五味さんがすでに感想戦をやってました。あとで聞いてみると
序盤早々、相手の大石がごっそりとれて快勝したのだそうです。
私の対戦相手はマスクをしているが、雰囲気は人の良いおじさん風で兵藤さん
のような方でした。
碁は白番の私が四隅をとって中央になぐりこんで、うまくさばいて快勝もよう
でした。その後もうまくうち回し、これは白が盤面でも10目くらいは勝っている
のではとおもって、寄せも緩くうって最後に並べたところ、なんと盤面では
相手の黒が2目くらい勝ってました。碁に勝ったとはいえ、これは少しショック、
相手の厚みは相当なものなのだなと実感。
チームは手強く、次々と勝ち名乗り、、、終わってみるとやはり10-1の快勝でした。
3回戦:Global Fujitsu
富士通さんは今回3チームがエントリーしていました。Dream Fujitsuが一番強く
あとは、そんなにたいしたことはない。これが以前までの大会での傾向でしたので
このGlobal Fujitsuチームはノーマークでした、、ところがよくよく見るとこの
チームが一番強いチームでした。騙された。。。
いきなり、最強富士通さんとの決戦です。なんといっても層が厚い、
村上さん、谷口さん、吉崎さんなど、上位からずらりと有名な方がならびます。
私の対戦相手は若い方でしたが、局後に聞いたところ、あの名門、立命館囲碁大学
の全盛期の選手だったそうです。これは強い!!私が黒でしたが布石からリードされて、
中盤でもうまくうたれ最終的に盤面でも白がよく、完敗でした。一瞬だけ隙が
あったのですが私が気がつかず、そこをついていれば可能性はあったのですが...
主将戦は池上さんと村上深氏の一戦、村上さんが時間を使いすぎて
時間切れ負け、まだ中盤くらいだったので拍子ぬけでした。形勢はとみると
私の目には黒の池上さんがリードしているようにみえました。
竹村さんはこの大会にはよく出場していますがいつも安定した力を発揮します。
今回もみごとに勝利しました。この大会では東大囲碁部や高校囲碁部の同じ出身
の友人と懇親されて楽しんでおられました。
この他に徳田さんが女性相手に快勝、松谷さんも接戦の碁を制するなど奮戦しま
したがとくに上位陣が総くずれで4-7の負けとなりました。
4回戦:NEC
最後の一戦は、過去に何度も対戦しているNECとの一戦です。勝ったほうが
枠抜けし、3位決定戦に進むことになります。何度も対戦しているので知った顔が
何人もいます。
私の対戦相手は町田在住の宮内さん、実は大学の先輩で、何局か
打ったことがあります。序盤は私がうちやすい形勢、ところが中盤で不用意な
かかりから、石が重くなりサバキに苦労したため、勝負手を連発、ところが
これにも読み抜けがあり、かなり苦戦することになりました。終わってみると
残念ながら数目の負けとなりました。中盤の重くなった石がくやまれます。
主将の池上さんはみごとに勝利し、全勝を達成しました。副将の加藤さんは細かい
形勢ながらもみごと勝利、三将の大串さんは乱戦もようを制して勝利、
五将の瀧(周太郎)さんは四国勤務から関東に戻り、これが復帰戦となりましたが
やはり勝利しました。安定しています。松谷さんもみごとに快勝して四戦全勝達成です。
吉田さんは、優勢もようの碁をうっかりに近い内容で20目を損して、終わってみると
5目負け、この他も次々と負けて、終わってみると勝ち星ひとつたらず5-6の惜敗
となりました...IBMジャンボ大会はここに終焉となりました。
チーム全体としては、チーム2勝2敗 個人29勝15敗で、グループ内では3位の成績
となります。個人の個々の成績をみると負け越した方はいませんでした。
IBM B
主将:高本 以下、山内、及川、山口、中原、真形、谷野、古川、鈴木(準)、兵
藤、小松
1回戦:相手 三年会(特許庁の役人で、近所にある三年坂にちなんで名付けたとの
こと。特許庁の名前では相手が吃驚するだろうと思ってこの名を選んだ。)
チーム成績;4勝7敗
私の成績 ;白番中押し勝ち
兵藤さんが対局開始後30分で、もうぶらぶらして我々の碁を見たりしてい
るので、対局終了後聞いてみたら、お互い大変早打ちで相手が20数分、
自分が10分程使ったら、碁が終わって兵藤さん白番で並べて見たら、
盤面10数目の勝ちだったとのこと。
2回戦:相手 東部支部(どこかの碁会所かと思って聞いてみたら、何と日本棋院埼
玉県の支部だそうである)
チーム成績;5勝6敗
私の成績 ;白番半目負け
(相手黒番で3連星の布石。隅、辺への消しはうまく行ったが、逆に中原に地を
作られ、私は隅、辺に地を持ち、ヨセ勝負。
結局盤面黒の7目で、半目負け。打ち終わって後、反省すると
一つヨセを失敗した所があった。正確によせていれば1〜2目勝てた筈。
後でわかったチーム成績が5−6なので、私の半目負けがチーム敗けに
つながったと思うと大変悔しい)
3回戦:不戦勝につき、全員勝ち星の11−0。
チーム成績11−0はやり過ぎではないかせめて7−4とかでいいのではな
いかと周りに話したりしたが、考えてみるとチームの中で個人成績をつけると
なると、7−4にしたりしたら、誰に勝ち星を上げ、誰に負け星をあげるかと
大問題になる。全員に平等にあげるしかないこと
なので、11−0で納得する他ないことがやっと分かった。日本棋院もしっ
かりしてる。
4回戦:相手 FUJITSU JAPAN
チーム成績:8勝3敗
私の成績 ;白番中押し勝ち
IBM Bチームとしては、結局2勝2敗である。
参加9チーム中、1,2位が第5回戦に進出、3位以下は4回戦で終了。
我々は2勝2敗でこの中でチームメンバーでの勝ち星28でみると、
形では4位となる。
個人成績では以下の通り。
4勝;古川、兵藤
3勝;真形、鈴木
2勝;残りのメンバー で、結局負け越しが一人もいなかったのは、
今迄のジャンボ大会で出色であろう。
以上 報告 真形
IBM A
彩の国中央支部 10-1
浦安支部 10-1
Global Fujitsu 4-7
NEC 5-6
IBM B
三年会 4-7
東武支部 5-6
[不戦勝] 11-0
Fujitsu Japan 8-3
成績優秀者
4戦全勝 池上 均
4戦全勝 松谷 治
4戦全勝 古川 康雄
4戦全勝 兵藤 進
3勝1敗 加藤 武彦
3勝1敗 瀧 周太郎
3勝1敗 竹村 直
3勝1敗 真形久視
3勝1敗 鈴木 準
歴代の成績
2001年度 : 3位
2002年度 : 3位
2003年度 : 入賞なし
2004年度 : 3位
2005年度 : 準優勝
2006年度 : 優勝
2007年度 : 入賞なし
2008年度 : 優勝
2009年度 : 優勝
2010年度 : 準優勝
2011年度 : 4位
2012年度 : 4位
2013年度 : 3位
2014年度 : 5位
2015年度 : 入賞なし
今回はチームとしては入賞ははたせず、残念な成績でしたが、
個人としては負け越しが一人もいないという近来聞いたことのないような
充実した内容でした。
両チームとも少し精進すればさらにあと一歩、良い成績を残せたとおもいます。
来年挑戦したいとおもいます。
大会こぼれ話
◎炎上で断念
数少ない現役囲碁部員のSさん、出場予定でしたが、大きなプロジェクトが
炎上!?とのことで、残念ながら参加断念となりました。
休暇も仕事では大変ですが、うまく乗り切ってほしいものです。
◎会費がやってきた。
今回は9時半集合でほとんどの方は、来ましたが一部の方は遅れました。
大会参加費を集めていたKさんは、Oさんが登場した時に
「ようやく会費がやってきた」と安心し、「選手よりも会費が重要なんだ!?」
とその場にいた仲間の笑いを誘いました。
◎会費が足りない?
Gさんがチームの会費を集めてみたところ、どうしても足りません、、
おかしい、目算違いか? 自分は払った?との問いに、払ったよ、間違いないはず
とつぶやき、青くなっていました。しばらくして、一人から徴収していなかったの
が判明、それがわかって、「あぁ、良かった」と安堵となりました。
◎イジメないでね。
審判長の前田良二七段、大会の開会式の挨拶は非常にシンプルでした。
「チーム戦になりますが、負けたチームメートを非難したり、いじめたり
しないようお願いします。」場内爆笑でした。
◎局後のアドバイス
一回戦、大差も大差、圧倒的勝利したKさんの対戦相手のところに局後に相手チーム
の幹事の方がかけよって「時計!時計!対局時計おさなきゃだめだよ〜」と
相手選手にアドバイスをしていましたが、その対戦相手は「え?あ、、いや、
この碁は時計がどうとかいうレベルの碁じゃないんだよ..」と落ち着いて答えて
いました。Kさんは心の中で、「そうだ!そのとおりだ!」と同意しました。
◎どちらが弱いか!?
最終戦、IBM Bチームは富士通ジャパンさんと対戦、有名企業同士の対戦となりました。
「富士通といってもうちのチームは弱いんですよ」相手選手からの声かけに
「うちも弱いんですよ」と応酬、、対戦してみたところ、相手のほうがより
弱かったようです。
◎入賞じゃない!?
IBM Aチームはグループ内では、3位、それくらいの成績はあたりまですが
IBM Bチームもグループ内では、4位の快挙!?でした。それを知った選手
ということは入賞じゃない。なにか、もらえないの?との問いに
全体の4位じゃないよ、グループ内の4位だよ、それはずうずうしいよと
非難されて苦笑いとなりました。
◎お待たせしません
IBMでは2チームが出場しますが、よくあるパターンは、そのうちの一つの
チームが先に反省会にでかけ、もう一方のチームは決勝対局を戦って
あとで反省会にかけつけるというものです、、ところが今回はともに
そろって、枠抜けできず、「今回はお待たせしません」と声がかかりました。
◎家族が待っている
IBM Aチーム、最後の一戦、まだ対局している方が2名いましたが、
チームの敗戦は決定、これで枠抜けできないことが決定的となりました。
その事実を知った某選手、「実は今日は私の誕生会で家族が家で待ってるんだ
けど、このタイミングで失礼してもいいでしょうか?」との問いかけに
どうぞ、どうぞ、、となりました。
◎二勝の反省会
恒例の反省会は、昨年は、素材屋に行ったのですがまったく店員がやってこない
ことがあったので今年は別のところに、そこも店員が少ないのですがそれでも
ちゃんとやってくるので、断然サービスレベルは良かったです。
今回はIBMチームはどちらも二勝、そこで日本酒を二升飲んで反省会としました。
IBM Japan IGO Club