IBM囲碁部報17010:2017年度第13回オールアマ囲碁団体戦結果報告
3月19日に開催されたオールアマ囲碁大会の結果報告を行います
4チームが、無差別1、Aクラス2、Bクラス1にわかれて出場しました。
AクラスのIBM Great Blueチームが成績3勝1敗の好成績でした。
他の2チームは2勝2敗、1勝3敗の成績でした。
日本棋院市ヶ谷本院は朝から大賑わいで、2階の会場だけでは足りず
無差別クラスは6階、A,Bが2階、Cクラスは3階と3箇所に
分かれての開催でした。
対戦は無差別クラスはオール互先、A,Bクラスはランク別のハンディ戦で
4回戦を行い、その内容で順位を争う方式です。
以下、各クラスの代表者の方の対戦記をお伝えします。
[無差別級:IBM Bigblue]
無差別級対戦報告記を送ります。
この日のオールアマ大会参加者は盛況で2Fだけではたりず、3Fも6Fも使用、
無差別の会場は6Fでした。朝、出場選手を見渡すと、若い人がほとんどでした。
幹事名、主将名のはいったパンフレットをみると大関稔さん、木下暢暁さん、
平野翔大さん、土棟喜行さん、田中康収さん、田辺聰さんなどビッグネームがずらり、
プロ級の実力者相手ばかり、ほんとにかなりのハイレベルで、とんでもないところに
来てしまった、、と、朝から場違い感が漂う中、席につきました。
メンバー 池上、大串、岸原、松谷、吉田
右上スミ小目突破グレガラン 3-2
初戦、相手は学生時代の囲碁仲間で別々の大学どうしでチームをくんでみたかった
とのこと、ずいぶんユニークなチーム名ですがチームメンバーの方も「意味がよく
わからない」とのこと。
この難敵相手に池上さん、松谷さん、吉田さんがみごとに勝利。無差別レベルで
貴重なチーム勝利をあげました。
池上さんは互いに地の多い碁で並べてみるとすこし差がありみごと快勝
松谷さんは相手の大きな石を攻め合いでとってしまい完勝
吉田さんは双方の時間が2分以内となる時計のたたきあいのヨセの中、大石を
とってしまい勝利でした。
私の相手は立教大学囲碁部の現役生、読みがしっかりしていて正確でした。
隅にもぐりこんだ石をこちらの読みぬけもありとられてしまって中押し負け
でした。大串さんもコウをうちぬいて優勢になったように見えましたが最後は
負けとなりました。
トーストの極み 0-5
こちらも若い相手、どういうチームか聞いたところ、全員、元院生とのこと
でした。院生のBクラスまでいった面々だそうです、これまた強い。
チーム名の由来も聞きましたが「よくわかりません」もうなんでも良いのでしょうね.
私自身の対戦は院生相手にそれなりに善戦したようにおもいますが終盤、隅に手を
つけていったところ、やや苦しいコウになってしまい、そこで形勢をし損じました。
他の方もほとんど完敗のようでした。
洪道場A 0-5
大将は山田真生さん、アマ全国大会の東京代表になったりしている方です。
この方以外は全員小学生です。私の相手は小学校6年生の三浦さん、
昨年の全国小学生名人です。対戦は中盤で相手に読み抜けがあり、大石どうしの
攻め合いで、攻め合いに勝てば必勝、攻め合いが負けても周囲が厚いのでまだ
勝負という場面、ここで早打ちの相手の小学生が12分程度の長考にはいり、ずいぶんと
苦しんでいます、どうやら攻め合いに勝てないようで悩んでいるようでした。
しかし、苦し紛れに打った手?に私が間違え!?攻め合いに負けてしまいました。
この後は頑張ったものの、黒の私が盤面8目負けという結果でした。
感想戦で私の間違いを指摘されて、相当なところまで読んでいることがわかり
驚きました。ともかく読みの量が違います、、他の子供も圧倒的に強く完敗でした。
副将は完敗の対局後に相手の小学生にプロになるんですか?と聞いたら、
間髪をいれずに「ハイ」と答えました。
チンパンじい 1-4
この相手も学生時代の囲碁仲間チームで最初のチームとは顔なじみのようでした。
大学卒業後2,3年とたっておらず20代半ばの方ばかりとお見受けしました。
私の相手は隙がほとんどなく強かったです。足りないとみて終盤に勝負のうちこみ
にいきましたが、きわどかったものの、正確に読みぬかれとられて完敗。
大串さんはきわどく半目残して勝利、松谷さんは負け碁だったようですが、
時間切れで勝利となりました。
無差別級、、相当強い相手との対戦がいずれも勉強になった大会でした。
三将 岸原記
[Aクラス:IBM Deepblue]
オールアマ囲碁団体戦 IBMディープブルー チーム 対戦記
第2チーム IBMディープブルーの陣容は
徳田(5P)、鈴木武(5P)、高本(5P),山内(5P)、岸原宏(4P)
大会1週間前中原さんが都合が悪くなり、交代選手が直前まで
見つからず、窮余の策として岸原さんの尊父に出場していただいた。
鈴木武さんも仕事が一段落して久しぶりの対外戦出場であった。
1回戦 対 MUBK 三菱UFJ信託銀行の囲碁部
大将から6P,5P,4P,4P,4Pという編成
私の相手は4Pなので、向先 白番コミなし
30台の若手
2連星からスピードを重視した得意に陣形で自信をもって
中盤から終盤を迎え、ヨセ勝負となった。ヨセで追い込み
を図り抜き去ったと思い、形成判断すると、なんと黒の方が
数目多い。相手は意外と粘り強く6目負けとなった。
4将の山内氏が相手の大石を屠って勝ったが、チーム
はその1勝のみで1-4で敗退した。
2回戦 対 啓石会A 老人チーム世田谷豪徳寺の碁仲間
大将からすべて5P、大将が握り、4将まで白黒交互に
私は黒番
星と小目、中国流含みが私の黒番得意布石
打ち慣れた布石で局面をリード、厚みでも実利も
勝り、相手の意思が極端に薄くなり追い落としから
ウッテ返しで大石を屠り20分での快勝
チームも4-1で勝利
3回戦 対 学生囲碁連盟
チーム名は強豪らしいが、訊いてみると、学生囲碁連盟の
スタッフとのこと、副将が可愛い女性だが、私の相手は
メタボの若者 6P、5P,4P,3P,1Pという編成
向先、白番コミなし
序盤早々、相手の右上隅の死活を誤り、死んでしまった。
あとは打っただけ。相手は自分に嫌気がさしたのか、
投了してしまった。快勝 チームも5-0で大勝利
4回戦 対 日立ソリューション
6P,5P,4P,4P,4Pというサラリーマン チーム
私の相手はまたも向先、白番コミなし
この碁もあ黒厚いはずの中央が白のほうがいばってしまい、
厚みと実利で白が圧倒、どう考えても手遅れの黒は打ち続けたが、
ついに時間切れとなってしまった。白時間切れ勝ち
5将の岸原氏が勝利したが、チームは2-3の負けとなった。
チーム2勝2敗、私個人は3勝1敗で対局を楽しんだ大会であった。
以上 高本
[Aクラス:IBM Greatblue]
チーム:IBMグレートブルー
メンバー:及川(4P)、谷野(4P)、真形(4P)、古川(4P)、鈴木(準)、
(4P)
1回戦:対「ねこのかお」(大田区千鳥町にある碁会所とのこと。)
主将・副将:負け
3将〜5将:勝ち 3勝−2敗でチームは勝ち上がり。
2回戦:対「味坊の集い」(どこかの飲み屋の名前だそう)
主将〜5将:オール勝ち 5勝ー0敗でチームは2勝目、
3回戦:対「めじろうファンクラブ」(明治大学の現役・OBの混成チームとのこ
と)
主将X、副将〇、3将〇、4将X、5将〇 でチームは3勝2敗で一応3連
勝。
4回戦:対「NEC 1」 最後に本命に当たる。
主将〜3将:負け、 4将:勝ち 5将:負け でチームは1勝4敗で、
結局 チーム通算では3勝1敗で終わる。(入賞はなし)
全体の戦い具合を見る余裕は全然なかったので、私の対戦の感想を述べます。
相手は全員(4人とも)が5段であった。私は4段なので黒番でコミなし。
対局としてはやりやすく、先番自分のペースでやれて、1〜3局までは中押しで勝
てた。
4局目のNEC 1はさすがに強く、星の一間に3か所打つ今はやりの打ち方で来
て、その対応も勉強していないので、普通にやって行ったが結局、並べて見たら
10数目の負け。
相手は少しのゆるみもなく、終始押された感じで完敗であった。
以上 真形
[Bクラス:IBM Smartblue]
観戦記
IBMスマートブルー(Bクラス)
メンバー : 藤田(3P)、兵藤(3P)、赤川(3P)、長井(2P)、金子
(1P)
結果2勝2敗
○一回戦 乱石会 3勝2敗
武闘派のイメージの対戦相手のチーム名でしたが席についたメンバーは囲碁アミー
ゴの知った顔でした。相手の四将と五将は夫婦で、四将の男性は私が過去に2度対戦
して、いずれも私が最後にミスをして負けた相手でしたが、長井さんはきっちり勝ち
切りました。兵藤さんは早々と勝ち感想戦をしていました。金子さんは、ヨセでアタ
リに気が付かず負けたそうです。相手の女性は「すみません」といって石を取り上げ
たそうです。
余談ですが、この四将氏は医師で、フォン・シーボルトの7代目の子孫です。シー
ボルトは日本にいたとき楠本瀧との間にイネという女子が生まれました。楠本イネは
2歳の時に父であるシーボルトが国外追放になりましたがシーボルトの弟子から医学
を学び日本人女性として初の西洋医学を学んだ産科医とされています。吉村昭の小説
「ふぉん・しいほるとの娘」を昔読んだことがあります。
○二回戦 早稲田女子部 1勝4敗
なんと、藤田聖羅さんのチーム。全員早稲田カラーのエンジ色の洋服で美人でした。
一将は元院生、私の相手も洪道場で勉強したという。四将の聖羅さんが4Pでしたが五
将だけが4級。本来であればAクラスにエントリーされたと思います。予想どおりの結
果でした。
○三回戦 啓石会B 1勝4敗
我々のチームが昨年Bクラスで優勝した時の相手。今回は負けました。私は中央の
攻め合いでカケをうっかりして種石を捕られました。長井さんが後半までダントツで
有利でしたが、相手がダメ元で右上スミの三々に打ち込んだ手がセキになり、いつも
冷静な長井さんが乱れました。
○四回戦 JR東海1 3勝2敗
ようやく職場の名前の付いたチームとの対戦。二将のみ若く他はこちらと同世代と
思われます。 私の相手はあまり強くなくあちこちの石を捕り楽勝でした。若い二将
氏は兵藤さんとの感想戦だけ見ましたが相当強いとの印象を受けました。
報告 赤川
以上
◎大会成績
大会成績まとめ
無差別級 IBM Big Blue
右上スミ小目突破グレガラン 3-2
トーストの極み 0-5
洪道場A 0-5
チンパンじい 2-3
Aクラス IBM Deep Blue
チームMUTB 1-4
啓石会 4-1
学生囲碁連盟 5-0
日立ソリューション金属 2-3
Aクラス IBM Great Blue
ねこのかお 3-2
味坊の集い 5-0
めいじろうファンクラブ 3-2
NEC 1-4
Bクラス IBM Smart Blue
乱石会 3-2
早稲田女子 1-4
啓石会 1-4
JR東海 3-2
◎成績優秀者
Aクラス 三将 高本正 3勝1敗
Aクラス 三将 真形久視 3勝1敗
Aクラス 四将 山内裕介 3勝1敗
Aクラス 四将 古川康雄 3勝1敗
Aクラス 五将 鈴木準 3勝1敗
Bクラス 五将 金子裕彰 3勝1敗
以上
IBM Japan IGO Club