IBM囲碁部報19033:訃報:小津修二さん

囲碁部の皆様、

大変残念お知らせとなりますが、小津修二氏が亡くなられました。

連絡もすぐには届かず、今年の4月に亡くなっておられたそうです。

小津さんはIBMにおいても常務となられ囲碁部支援にも大きな功績を
残し、「小津杯」と小津さんのお名前の冠の社内大会が開催されて
いました。また、IBM囲碁部のみならず日本棋院からも
「大倉喜七郎賞」で表彰されており下記のページに
平成14年の覧にお名前があります。(退社後の会社名にて記載)

大倉喜七郎賞
https://www.nihonkiin.or.jp/profile/service/ookura.html

第33回表彰 	平成14年 	小津修二

この数年は年に一度か二度程度、新宿の月例会に参加されて
プロ棋士と対局した碁を並べられていました。また、他の方の
棋譜にも厳しく鋭い意見を述べられて、筋に明るい方だなと
感じ入っておりました。

今年も一度参加されていただけにとても残念なおもいです。

嘉瀬さんとほぼ同年ということもあり、新宿では嘉瀬さんとの
対局をとくに楽しまれておられていました、今頃、天国でお二人で
打っておられることでしょう。

囲碁部長 岸原達也

有志の方より小津さんによせられたメッセージをご紹介します。
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小津さんがIBM杯の創設に尽力されたのはみなさんご承知かと
おもいますが、ちょうどわたしの幹事の在任期間ともかさなっており
わたしも少々関与しました。酒井猛理事(当時)などとも折衝を重ねました
が最初の計画は壮大なもので世界各地からプロ、アマを招聘し日本で
オープン戦を実施するというものでした。

それが日本のプロ棋士のみの大会となり、小津さん退職後ほどなく
廃止になったなは残念でした。

小津杯創設はわたしがやりました。当時自転車振興会だか小型自動車
振興会だかの会長室を訪れ小津さんを説きカップのお金をせしめること
になりました(記憶があいまいでカップそのものをくれたのかも)
ところで小津さんのあだ名をご存知ですか?「魔法使い」です。
ご冥福を祈ります。

追伸:小津さんは東京通商産業局長を最後に通産省を退官IBMの
取締役になり、数年後常務に昇進。通産省出身なので大企業の
重役との顔が広くIBMがそういう面で期待をもっていたんだと
おもいます。

中山
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金子です。驚きました。

実は、仙台での営業時代に、通産省OBの小津さんに、
宮城県庁を2度ほど訪問いただいたことが有りました。
実直なお人柄で、お客様の受けも大変良かったです。

囲碁は残念ながら、教えていただいたことがありませんでしたが、
新宿の例会で、打碁を披露され、素晴らしい打ち筋に驚いてばかりでした。

ご冥福をお祈りいたします。

合掌  

金子 九拝
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小津さんはIBM囲碁部の発展に貢献されました。
小津さんが常務時代、当時日本IBMを日本社会により売り込むべく
野球部やアメフト部に力を入れていた椎名さんに、野球やアメフトは
それなりの陣容を整えるにはかなりの人員投資をしなければならないが、
囲碁なら一人強いのが入ってくれば、実業団日本一も可能だと言ったところ、
小津さんが強力に後押ししてくれ、金沢東栄さんの入社が実現。
その後IBMが何度か実業団トップの地位に就いたのはご承知の通りです。
ご冥福をお祈りします。

長野一隆
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今年3月には新宿例会に参加され打ち碁を発表されましたが
あまり具合は良くな さそうで心配していました。
長い間ありがとうございました。
心よりご冥福をお祈りします。

古川 康雄
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「小津さんの訃報に接し、謹んでお悔やみ申し上げます。
諸行無常とは言え残念至極です。IBM在任中はもとより退任なされた後
にも、継続してご指導頂き心から感謝しております。
心からご冥福をお祈りいたします。城戸善一」
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つい最近(今年?)に元気で新宿に来られたと思っていましたが
年月の経つのは早いものですね。
アイビエム在任中は囲碁において日本棋院との交流、社内大会(小津杯)
設立等にご尽力されたことを感謝致します。  吉田嶽彦

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天元で小津さんの棋譜を代わりに並べたのは昨年でしたでしょうか。
7ヶ月も前に他界されてたとは驚きました。
ご冥福をお祈り致します。

徳田

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小津さんのご逝去を悼み、謹んで哀悼の意を表します。

 思えば、小津さんは日本IBM(株)及びIBM囲碁部に対して革新の気を
もたらしてくれました。

 1980年代小津さんは通産省局長を辞して、日本IBMに専務取締役
として着任されました。

日本IBMとしてそれまで官庁からの天下りはなく、小津さんが初めての
天下り役人ということになります。

1970年代日本IBMは通産省により「独禁法違反」で訴えられ、当時
の椎名社長はその対策に苦慮し、最終的には営業担当専務を罰則的な降格
をさせるという人事を行ない、最終決着としました。
(私はこのことが日本IBMという外資系会社にあっても、対通産省との関連
においては天下りを受け入れると言う柔軟な対応が必要と椎名社長は決断
したと推断します)

 小津さんは秀才エリートでありながら、ゴルフはシングル、碁は六段と
いう正にオールマイティの人格円満な方でした。

私個人としては大学法学部の5年後輩として受け入れて頂き、時々
退社時間後に本社近くにある碁会所で碁を2子置きで打って貰いました。

その碁会所は一杯飲みながらもやってよい碁会所でしたので、周りでは
よくそうやって打っている人がいましたが、小津さんは
”飲むときちんとした碁が打てない”と決して飲みませんでした。

常に碁にたいする真摯な態度を保っていたと思います。

小津さんのご冥福を祈ります。

真形

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ご連絡、有難うございました。
小津さんは明るく囲碁の好きな方でしたね。
小津さんとは仕事でご一緒したことがありましたが、
いつも笑顔でお客様と接しておられたのが思い浮びます。
心から故人のご冥福をお祈り申し上げますとともに、
ご遺族の方々にお悔やみ申し上げます、
                           高口道宏
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小津修二氏 ご逝去の報に深く哀悼の意を表します。
平成14年度 喜七郎賞を授与された時、(平成15年3月24日)    
亡夫の知人 故後藤達太氏も授与されて 一緒に会場の片隅から
お祝いを述べさせて頂きました。

当時 女流二冠だった 小林泉美六段が 美しい花かごを手渡されていたのが
印象に残っています。

会社では 役員室に在籍時 親しく雑談をさせて頂きました。   合掌
山﨑信子

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囲碁部として小津さんへ追贈八段といたしたいとおもいます。

謹んでご冥福をお祈りいたします。

IBM Japan IGO Club