今度の日曜日(9/15)は、第185回武闘派碁会の激闘を楽しむ日です!(^^♪

武闘派碁会登録、参加、および「写し」宛先のみなさんへ、

”程度の差こそあれ、私たちはみな、他人の痛みに気づかぬふりをして生きているのかもしれない。
公開中の「関心領域」を観て、急に怖くなった。
アウシュビッツ収容所の所長だったルドルフ・ヘスの一家を描いたホロコースト
映画だが、ユダヤ人虐殺のシーンは一切ない。

第2次世界大戦中、ナチス軍は収容所一帯を「関心領域」と呼んだ。
プールや花壇を備えたヘスの邸宅は、域内どころか収容所とは壁を隔てた隣にあった。
向こう側の煙突から黒煙が上がるのが見え、悲鳴や銃声が聞こえる。

それでも一家は何事も起きていないかのように暮らす。
囚人のものだった毛皮のコートを着て、ポケットに入っていた口紅までつける妻。
金歯を集めて喜ぶ子どもたち。
その無自覚さに「この人たちは怪物だ」と思いそうになる。

だが、ユダヤ系英国人のジョナサン・グレイザー監督は「普通の人間として描きたかった」と語っている。
彼らは異常だからできた。私たちは普通なので、あれほどの惨事はもう二度と起きない。
そう考えるのは間違いだと。

ヘスは敗戦後に捕まり、絞首刑となった。手記に所長時代の心境を書き残している。
「ガス室や、火葬に立ち会っていると、しきりに妻や子供たちのことが思い出されてくるのだが、それが、眼前の光景にどうしても結びつかないのだ」

壁の向こうに関心を持たない。叫びを聞き流す。何も考えない。
どれも日常的にやっていそうだ。
だが壁はいつでも崩壊する。
警告された気がする。 ”

< 2024年5月29日付けー朝日「天声人語」より転載 > ”

「気候がおかしいと言いますが、自然を自然のまま受け入れる感覚を失っていることの方が、まずいんではないでしょうか」・・・・・辰巳琢郎
俳優は、生物学者・中村桂子との対談「人は自然の中にある」(「明日の友」
夏号)の中で、人間が自分の思いとは違う自然の変化を危機のように語るのはまるで「既得権の主張」みたいだと言う。
これに中村は、生きものはつねに「穏やかではない環境」の中にあって、ときに絶滅もしてきたと返す。
気になるのはその変化の急激さだと。

< 2024年8月10日付けー朝日「折々のことば・・・・・鷲田清一 3171 より転載 >

(いつもながら、はたまた本題から外れた長い回り道をしてしまい大変申し訳ありません。)

さて、今度の日曜日(第185回武闘派碁会・9/15)が近づいてまいりました。

現在までに参加申し出をされている方々を、確認の意味もこめてここに明記させて戴きます。

年間参加申し込みの、鈴木さん、真形さん、石田さん、金子さん、五味さん、高本さん、山内さん、簗さん、林さん、斎藤さん、木谷さんの合計11名の方々に、更に今までにご参加申し込みを戴いた古川さん、城戸さん、中山さん,徳田さんの15名の方々、プラス瀧の16名です。

大地震の予告?・のような地震が続き、大型台風の襲来もあり、また世界各地の戦乱は拡大しそう等など、今年は何時になっても色々な心配事が重なって、なかなか心が落ち着きませんが、「武闘派碁会」は今年後半も一所懸命にガンバリますので、変わらぬ皆様方からの、”熱い”ご支援、ご声援のほど、どうぞよろしくお願いいたします。

なお参加申し込みの締め切りは、前日の14日(土)の16時です。
                                      
         
追伸;横浜宇宙棋院と参加入場時の手続きなどを、念のため下記に再掲しますが、当日の突然の不参加や遅延などは、会場の宇宙棋院の受付にご連絡いただけますよう、よろしくお願いいたします。
(なお幹事からのお願いですが、碁会当日は出来るだけ「マスク」を着用くださるよう、ご協力のほど、どうぞよろしくお願いいたします)

                   = 記 =

☆ 開催日: (9月は)9月15日(第3日曜日)、12時10分開始
       (なお、開始時刻の10分前には入場してください)

☆ 開催場所:宇宙棋院 〒220-0004 横浜市西区北幸1-1-8 エキニア横浜8F
              TEL/Fax:045-323-1515

☆ 参加費: 2,300円

☆ 支払方法:お手数ですが、2回に分けてお支払い願います。
       ①まず入場時棋院の受付の人に、1,300円お支払い願います。
        その際に、必ず受付の方に、”武闘派碁会に参加する者です”と お伝えください。
           
       ②次に、少し中に進むと特定してあるIBM武闘派碁会エリア受付で、幹事に1,000円お支払いください。

☆ 確保したIBM武闘派碁会エリア(予定): 8~10席(16名~20名分) 

☆ 対局数/持ち時間:今まで通りの4局対局で、持ち時間は一人45分です。

☆ 入 賞:参加人数により、1位~5位、または6位、または7位まで表彰。
         

☆ コロナ対策: IBM武闘派碁会エリアは、席を一つ置きに使えるように配慮してもらいました。
(ただ、年に数回、他の囲碁大会と重なった時は、いつもよりはかなり狭まった場所で狭い場所で、我慢をお願いされることもありますが、どうぞご了承のほどお願い致します)

その他、アルコール消毒液の設置や換気等も、適切に行われています。          

☆ その他(食事): 早めに見えて軽食されたい方は、受付左手の休憩コーナーをご利用ください。

                                      
 瀧 賢史