武闘派碁会新運用体制のお知らせ


皆様、すでに発表されたように、武闘派碁会は今年度2025年より新体制となります。

幹事、吉野さん、副幹事、齋藤さん、緊急時幹事 林さん、の元幹事グループ(長井さん、谷野さん、鈴木さん、古川さん、岸原)にて運用していきます。

瀧さんご夫妻が大変な手間と情熱をかけて準備、運用対応されてきた武闘派碁会を少しでも同様のレベルの会にできるように支えていきたいとおもいます。皆様からもご支援のほどお願いいたします。

武闘派碁会については幹事一団で運用の見直しを行い、まとめた内容について年初の幹事会にて承認されました。

以下、新運用体制についてこれまでとの変更点、背景についてお知らせします。

1. 受付、大会運営の当番制へ移行
2. 受付時の抽選の変更
3. 対戦方式の変更
4. 対戦表の変更
5. 持ち時間の変更
6. 順位決定基準の変更
7. 賞金の規定変更

1. 受付、大会運営の当番制へ移行

武闘派の幹事役はかなり大変で負担がかかるため、幹事業務を分散しました。幹事は申し込み受付と参加者リストの確認、報告などの限定した役割のみ担います。現地の受付担当者と大会運営担当者を当番にてアサインしこちらの担当者に現地での作業を実施いただきます。真形杯の受付当番と同じ方式です。

初回1/12の会は受付 齋藤さん 大会 岸原で対応予定です。
作業内容を確認の上、手順を確立した上で次回以降お願いしていく予定です。

2. 受付時の抽選の変更

全参加者が抽選を行い、序列を決めます。(実力順ではなく抽選順です。)
対戦表には 名前や持ち点などは未記入で抽選後に記入する形となります。
なお、抽選関連について初回は長井さんに一任しておりますので長井さんと受付の齋藤さんのお二人の指示に従ってください。
支払う料金は現行と変わらず、宇宙棋院に席料(1300円、回数券もあり)、武闘派碁会は1000円です。

3. 対戦方式の変更

成績、序列の順に評価値が決まり、上から評価値順にその日に二度対戦しないことが条件で組み合わせます。
参加者が奇数の場合は 評価値が最下位の方が不戦勝となります。
例) 最初は全員0勝なので1番と2番、3番と4番が対戦となります。
二回戦は 1番と2番の勝者、3番と4番の勝者が対戦します。
一回戦の結果、全体で勝者が奇数だった場合、勝者中序列が一番下の勝者は 序列が一番上の敗者と対戦します。

背景: 以前は上位グループ、下位グループでの対戦を優先されていましたが大会幹事がどう組み合わせるのか迷う点と優勝争いの観点からは不公平が生じる点と、真形杯でよく対戦している人と武闘派でもいつも対戦してしまうケースが多く対戦相手の偏重発生が問題でした。そこでこの問題を解消するため、1リーグのIBM Open方式としました。

4. 対戦表の変更

武闘派碁会の対戦表はとても見やすくて素晴らしかったですが、4枚のA4用紙を印刷して、これを合成して作成されていたようです。
こちらは裏に並々ならぬご苦労があったようですが、これは我々でもManage可能なシンプルな形に変更させていただきます。

また、時間切れか中押し負けかを表記するシールを利用していましたが、こちらの利用を停止します。
勝ち目数、負け目数のそれぞれのトータル表記はやめてトータル勝ち目数全体を一度に計算)とします。

背景: 現行方式はかなりの手間がかかるため幹事の負担軽減を第一としました。
   新対戦表は長井氏が試作されて幹事会にて齋藤さんと岸原が視認を行い、利用承諾しているものです、現地でご確認ください。

5. 持ち時間の変更
 45分から40分へ変更します。

背景: 最近の武闘派碁会では最終局の二局程度を待つ待機時間が長く無駄な時間が多く発生しています。このため、終了時間が19:00近くになることもあります。この場合表彰式を待たずに多くの人が帰ってしまう残念な事態もありますし、遠方の人、明日仕事のある人は帰宅時間がかなり遅くなってしまい、場合によっては明日にさしつかえるといった悪影響があります。真形杯も40分ですから揃えました。

岸原記:
個人的には千葉から東京を超えて一時間以上かけて横浜までやってきて終わるのが19:00近くで飲み会に参加して、終わった後、またえんえんと長時間かけて帰宅したら録画したNHK杯囲碁を見ないといけないのでそれを見終わるともう夜中になり、その日何もできなくなります、、翌日、休みならいいですが仕事だともう無理があるとしかいいようがないです。

6. 順位決定基準の変更

順位決定は以下のとおりとします。
 下記の評価基準で決定する。
1) 勝ち越し数 (4勝1敗は3勝0敗と同じ)
2) 勝ち目数 (勝目数の多いほうが上位)
3) 直接対決結果 (勝者を上位とする)
4) 点数下位者 (点数の低いほうを上位とする)
5) 年功序列 (年配の人を優先)

変更点:
 基本的に現行とほぼ変わりなく従来どおりです。
 規定が明確でなかったので規定しました。
 4番目の評価に点数下位者を新たに加えました。
 これで順位決定がより明確になります、5までいくケースはほとんどないとおもいます。

7. 賞金の規定変更

以下のように規定します。
10-12人の場合は4位まで
13-15人の場合は5位まで
16人以上は6位まで ; 7位以降はなし。

例)18名参加の場合;
優勝5K、準優勝3K、3位2K、4位2K、5位1K、6位1K(合計14K,残4K)

変更点:最大で6位までとし、参加人数で入賞数を規定
  こちらも規定が明確でなかったので明確にしました。
   7位までというのはすこしやりすぎだとおもい、幹事負担(賞金準備、報告がひとつふえる等)を考慮し、カットしました。

いくつかは試行もあり、皆様から意見を伺って’より良い運用をめざしてまいります。

以上、新運用体制についてご理解とご協力のほどよろしくお願いします。

吉野さん、齋藤さん、あらためて幹事就任ありがとうございます。
新体制をよろしくお願いします。

また、瀧夫妻には本当に長い間の運営ありがとうございました。
厚く御礼申し上げます。

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