第191回武闘派碁会の結果報告、次回第192回(令和7年4月13日<第2日曜日>)開催のご案内

武闘派碁会参加の皆さまへ

第191回武闘派碁会は3月9日(日)、横浜宇宙棋院で21名もの方々に参加していただき盛大に開催されました。
お忙しいところ参加して下さり感謝申し上げます。
今後もどうぞ宜しくお願い致します。 

熱戦の結果を以下に報告します。

☆ 優勝 真形久視さん 4ー0 勝ち目数 91.5目   対局終了後の持ち点 259点

☆ 2位 城戸善一さん 3-1 勝ち目数 61目     対局終了後の持ち点 198点

☆ 3位 瀧賢史さん  3-1 勝ち目数 60目     対局終了後の持ち点 259点

☆ 4位 山内裕介さん 3-1 勝ち目数 58.5目   対局終了後の持ち点 292点

☆ 5位 古川康雄さん 3-1 勝ち目数 41.5目   対局終了後の持ち点 271点

☆ 6位 鈴木準さん  3-1 勝ち目数 31.5目   対局終了後の持ち点 252点


第191回武闘派碁会 優勝 真形さんからの自戦記です。

何年か前、瀧さんが幹事の頃、私が「武闘派大会」で優勝していつもの通り瀧さんにわが対局の「自戦反省記」を書いて色々やり取りしました。
この時、瀧さんは大会成績発表の時には、1・2位の人にはこの「自戦記を 書くこと」を思いつかれたように記憶します。 実は私はその後1度も1・2位に入賞したことがなく、「自戦記」を書く機会は なかったのです。
が、今回久しぶりに優勝して、2度目の「自戦記」を書く羽目になった次第です。 この所高齢化現象で私は細かいことは記憶できていませんので、以下雑談風「わが自戦記」です。

第1戦:長井さん(私の黒番)
以前(3~4年前?)には私が白を持っていた(この数年私は256点前後をキープしています)と思うのに、今回は私の黒番白から逆コミ2目でした。  長井さんのこの所の急速な棋力向上には感嘆しています。   
対局内容は、いつも通り長井さんの小目の白石に黒の桂馬かかり、それに対して 白の1間ハサミ、黒の白への桂馬掛け、白の出切り、という定石の進行になり、
この戦いが隅から辺へと進展し、更に中央部までの広がりになりました。 この間、長井さんに部分的な錯覚が1回あり、更に進んでもう1回凡ミスが あり、この2度目の間違いで大石が取られる形になり長井さんが投了しました。
対局時間は半分以上残したので我々はその後、皆さんの対局を眺めまわして 過ごしました。

第2戦:鈴木(準)さん(私の白番)  
僭越ながら、私の勝率の方がよいので、相性のいい方と認識し、いつも  喜んで対戦しているのですが、実は前回(2月9日)の武闘派で当たり、負けているのです。
ということで今回はリターンマッチでした。 対局は序盤から白有利の体制で終局まで向かい、大差で私の勝が見えていました。ですが、鈴木さんは投げることをせず、最後までヨセをして、数えました。 
結果は鈴木さんの58目半の負け。私「ほぼ2局分の負けじゃないの。早く投げとけば順位戦でいいかもよ」と冷やかし ました。
その後、鈴木さんは最終成績3勝1敗となっていて、正に勝目数の計算で、28目半の差が響いて、4位か5位になっていましたね。

第3戦:古川さん(私の黒番) 
左上隅、白の小目に対して黒の1間かかり、白の2間高ばさみ、黒の大桂馬での という定石展開になり、結局、黒が隅を確保して白が周辺を厚くなるカタチになりました。
白にへばりついている周辺の黒が攻められる形になって全局に展開されていきましたがその内攻めている筈の白の方が苦しくなり、逆に白が取られる形になりました。 
大ヨセから細かいヨセまで打ち続けましたが、古川さんの時間切れとなりました。

第4戦:城戸さん(城戸さんの5子置き)  
囲碁部最長老同志の対局です。城戸さん(89歳)、私も(89歳)、合わせて178歳の 対局です。ここまで3勝無傷で決勝戦を最長老同志で迎えることができたのは今回が 「最初で最後」の記録となることでしょう。  
対局内容は、大体いつも通りで、右下隅の星の黒石に白の桂馬かかり、黒の付けに白のはね、黒の伸び、白の星下方向へののび、黒の抑えというもっとも典型的な桂馬がかり定石から始まりました。
そして次は左上隅の白からの桂馬かかり、黒のつけのび、白は目先を変えて伸びでなく星の黒につける定石にしました。
ということで次々に星にかかっては定石を繰り返すという形が多かったですが、そのうちに白としては何とか攻めれる体勢を見せつつ地も稼ぎながらやっていって行って、
最後にヨセを終えて計算してみたら、何と白の1目半の勝となりました。 正に強運としか言えませんでした。

以上、駄文を重ねました。お読み頂けたら幸いです。

真形 


第191回武闘派碁会 準優勝 城戸さんからの自戦記です。

今回の準優勝は、私にとって、年に一回あるか無いかの幸運な出来事でした。

1回戦は赤川さんとの3石置き碁;楽勝と思って打ち進めていましたが、相手はAI革命の寵児、結果は2目半まで押されてしまいました。流石です。

2回戦は中山さんとの4石置き碁;いつも中村道場で痛い目に遭っていますが、今回は長考なされ、運よく時間切れで勝たせていただきました。

3回戦は山内さんとの7石置き碁;追い落としに遭わないように注意して対戦しました。歯医者に行く、歯が立たないとのコメントをいただきました。(笑い)

4回戦は真形さんとの5石置き碁;眞形杯では3回連続で大敗していますが、今回は一目負けで済みました。瞬時に読めるように、励みます。以上


さて次回の第192回武闘派碁会は、4月13日(第2日曜日) 12時から開催の予定です。
(参加申し込みの締め切りは、3日前の 10日(木)です。)

横浜宇宙棋院と参加入場時の手続きなどを、念のため下記に再掲しましが、「当日の突然の不参加や遅延などは、会場の宇宙棋院の受付にご連絡いただけますよう、よろしくお願いいたします。
もし連絡が難しい時は、私に電話でのご連絡をお願いします。

(吉野携帯電話:090-2478-0890)

年間参加者は欠席の場合のみ、その旨お知らせください。

皆さまの参加をお待ちしております。

追記:6月は例外的に6月1日(第1日曜日)の開催になります。

            = 記 =

開催日: 令和7年4月13日(日曜) 12時集合
開催場所:宇宙棋院
住所:  〒220-0004 横浜市西区北幸1-1-8 エキニア横浜8F Tel/Fax:045-323-1515

参加費: 2,300円
支払方法:#1 宇宙棋院窓口で受付に1,300円 
       (武闘派碁会参加と告げる)  
     #2 武闘派碁会受付に1,000円支払い
       (釣り銭のないようお願いいたします!)

申し込み先:武闘派碁会幹事 吉野、副幹事 齋藤 メール返信にて
宛先:<yoshinoyoshi8@gmail.com>, <y.saito015@gmail.com>
締切:2025年4月10日 (木曜) (大会3日前)

大会:スイス方式リーグ戦4局対局、持ち時間一人40分
   武闘派碁会運用規定はこちら https://ibm-igo.com/archives/2524
入賞:参加人数により、1位~6位まで表彰

その他(食事):早めに見えて食事されたい方は、受付左手の休憩コーナーをご利用ください。

また、幹事からのお願いですが、碁会当日は出来るだけ「マスク」を着用くださるよう、ご協力のほどよろしくお願いいたします。

以上、幹事 吉野代旨男
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