IBM囲碁部報25026: 2025年度IBMオープン囲碁大会結果報告
IBMオープン戦は、10月18日(土) 日本棋院 3階 Cホールにて、
24名の参加者を集めて開催されました。
大会結果は次のとおりです。
Aクラス (12名参加)
優勝 池上 均 10段 4勝0敗
準優勝 大井 剛 7段 3勝1敗
3位 硎野 和希 10段 3勝1敗
Aクラスは池上さんが最初に硎野さんとの互先対局をきわどく1目半残しで
勝利、大井さんとの3子逆コミ対局をきわどく半目で勝利し、その後も
連勝でみごと優勝となりました。池上さんは意外にも初優勝となりました。
大井さんは藤田聖羅さんの知り合いで実家が大磯にあり、それが縁で
参加された方ですが安定して勝利し二位にはいりました。硎野さんは
早稲田大学囲碁部で活躍された強い方で実力を発揮し、3位にはいりました。
Bクラス (12名参加)
優勝 鈴木 準 6 段 4勝0敗
準優勝 大木 建志 6 段 3勝1敗
3位 吉野 代旨男 5.5 段 3勝1敗
次点 真形 久視 6.5 段 3勝1敗
Bクラスは昨年は長老の二人の決戦(城戸さんと真形さん)となりましたが、
今年は若手?が奮起しました。最近、社内外で囲碁の成績好調の鈴木さんが
3連勝、大木さんも合宿で優勝したばかりで二人の決勝となりましたが、
鈴木さんが勝利して優勝を飾りました、大木さんが準優勝、大木さんは
昇段したばかりですが好調を続けています。連勝していた吉野さんが3位、
昇段したばかりの真形氏も3勝1敗の好成績ですが勝点の差で入賞ならず
となりました。
大会こぼれ話
■人数変わりすぎ?
今回の参加者は27名、参加者リストも作って準備万端、、とおもっていたら
比較的直前のタイミングでキャンセル、キャンセル、当日の朝もキャンセル
で3名も欠席、しかし、これで24名、AクラスもBクラスも12名となり、対戦
組み合わせ上はかなり楽の最高の人数になりました!キャンセルされた方
ありがとうございました。
■はずれまくりの人
今回は真形杯ではなくIBM Openなので初期の序列は抽選で決まります。
27名だったので14番までの抽選を用意していましたがが、急遽3人こなく
なったので12番まででよくなりました、つまり、13番と14番にあたった人は
はずれ、、つまりもう一度ひいてもらうことになります。会場に比較的
早くきてこの抽選をひいた古川さん、なんと二連続で「はずれ」となりました。
三度目の正直でようやく番号が決まりました。
■電光石火の会計
今回は幹事以外に会計を及川氏に依頼しました。参加者からの参加費集金
と賞の準備と日本棋院へ部屋代支払い、とくに最後のは17:00までに
払わないと日本棋院の係の人がやってきて怒られます。及川さんが無事に
こなせるか注目が集まりましたが、なんと開会式前にすべて完了、集金も
賞の準備も棋院への支払いも終わらせた上に会計明細まで記載した封筒で
返金まで終わりました。あまりの速さに驚きました。
■県代表が3人も!?
今回の大会はハイレベルの参加者が集まり、県代表経験者が3名も
集まりました。その話をすると、2人はわかるけどもう一人は誰?といって
その昔、高校時代に高校選手権の地方の県代表になったことのある方を
指差すと驚かれていました。
■大磯の柔道家!?
大井さんはDIS囲碁サロンの常連で藤田聖羅さんをお知り合いなのだそうです。
実家が大磯にあり、藤田さんから大磯に五味さんがいるからたずねてみてはと
提案があり、実際にたずねていったところ、ちょうどお亡くなりになった時で
五味さんの家で線香をあげてこられたそうです。実家から五味さんの家までは
ダッシュで走れば18秒くらいの近い距離だそうです。
体格がよくて柔道をされる方で、今回はうちあげにも参加いただきました。
■挨拶で牽制!?
硎野さんは早稲田大学囲碁部の強者として知られ、IBM囲碁部
の大会にも過去にも何度か参加されていますが、今回は久しぶりの
登場となり、挨拶をしていただきました。その強さは十分に知っている
囲碁部員の前、「皆さん、お手柔らかに、、」との挨拶に皆、爆笑となりました。
■まさかの同僚!?
今日、会うのは二度目というKさんとOさん、よくよく話をしてみると
職場の同僚であることが判明、驚くと同時に急に両者が親密になりました。
■抽選の妙!?
今回は硎野さんが10段、池上さんも10段で最強の二人ですが、組み合わせは
抽選になっていますのでなかなか当たらないかもしれません、、が、厳正な
抽選の結果、なんと、一回戦は二人が対戦となりました。強運か運が悪いの
かわかりませんが、頂上決戦は一目半、池上さんが勝利となりました。
局後、池上さんは「金星をあげたよ」と相手の強さを認めているようでした。
■あの人はだれ!?
ある方が、池上さんと互先で打っている人を見て、驚きました。
あんな強い人がいるなんて、、、あの人はいったい誰なんだ?と
幹事に聞いてきました。「藤田聖羅さんのご主人で早稲田大学囲碁部出身
ですよ」と説明して、そうか、そうか、と大きくうなずいて納得されていました。
■勝敗逆転!?
二回戦の三子逆コミの対局、白が盤面、6目勝っていました。
あぁ、、逆こみの6目半がでなかった、半目負けだ、大会運営の人にも
勝敗をつげて、勝敗表に書き込ん次の対戦まで書き込んでいたら、
実は、逆コミは5目半ということが判明、急転直下で勝敗逆転、
白の勝利となりました。対戦表も全書き直しとなりました。
■修正テープのサイズ
対戦表に書くマジックも赤、青、黒と日本ずつ、セロハンテープもあり、修正テープも
あり文具の準備は完璧とおもったらそうではありませんでした、修正テープの
サイズが小さい!?? 一箇所修正するのに3枚くらいはらないといけないです。
まぁ、でも、今日はそんなに修正は発生しないだろう、、そうおもったら修正、
修正、修正の嵐、小さなサイズの修正テープを何十回と貼るはめになりました。
■大会中に野球情報!?
今回の大会はちょうどドジャース第四戦で大谷選手が投手で好投し、10奪三振
3本もホームランを打った試合があった日でした、大会の間に野球情報がとび
かい、数名の方が歓喜の声をあげました。
■合宿に引き続き….
某Oさん、どう考えても勝って碁を最後の最後で間違えて負けにしてしまった
そうです、、実はこのOさん、合宿でも同様のことが3度あったそうです。
最後の最後まで油断は禁物です。
■昇段ならず!?
今回は昇段チャンスの方が4名もいました、、しかし、Yさんは欠席、Nさんも欠席、
Aさんは急遽、キャンセル、残ったOさんは優勝が条件でしたが、終盤の乱れ
で敗戦し、昇段ならずとなりました。
■意外な初優勝!?
IBM Openは2001年に中村信夫さんが優勝して以来、様々な方が
優勝していますが、池上さんは意外にも初優勝となりました。
■律儀な優勝者!?
今回のBクラス優勝者、優勝祝賀会で祝ってさしあげたいところですが
用事があり、祝賀会には参加できないとのこと、ところが、祝賀会の会場は
予約したとのこと律儀な優勝者でした。
今回の対局も半目勝負などのスリリングな戦いが多く、熱戦が多くて
充実の大会となりました。
次回も多数のご参加をお待ちしています。
IBM Open囲碁大会歴代優勝者 (旧スーパー小津杯)
2001 中村 信夫 1
2002 遠藤 隆雄 1
2003 遠藤 隆雄 2
2004 徳田 隆行 1
2005 真形 久視 1
2006 徳田 隆行 2
2007 岸原 達也 1
2008 真形 久視 2
2009 徳田 隆行 3
2010 松谷 治 1
2011 賀陽 敏彦 1
2012 真形 久視 3
2013 山口 宗一 1
2014 真形 久視 4
2015 及川 捷三 1
2016 及川 捷三 2
2017 藤田 清 1
2018 松谷 治 2
2019 山内 裕介 1
2020 山内 裕介 2
2022 硎野 聖羅 1
2023 山内 裕介 3
2024 藤田 清 2
2025 池上 均 1
右の数字は通算優勝回数
*2021は開催なし
2025年度参加者リスト 24名
氏名
金子 裕彰
齋藤 優輝
池上 均
山内 裕介
徳田 隆行
松谷 治
高本 正
古川 康雄
木谷 晴彦
藤田 清
真形 久視
大井 剛
吉野 代旨男
林 義光
城戸 善一
鈴木 準
仁平 清明
前田 恵子
簗 一正
硎野 和希
大木 建志
半田 武晴
及川 捷三
岸原 達也
以上
IBMオープン戦幹事 藤田清、岸原達也
IBM Japan IGO Club


