武闘派碁会登録、参加、および「写し」宛先のみなさんへ、
” 「父と暮らせば」を完成させた井上ひさしさんが、いつか書かねばと思い定めていたのが
長崎の原爆だった。だが果たせぬまま、鬼籍に入る。井上さんが決めていたタイトルと熱意は、
山田洋次監督の映画「母と暮らせば」に引き継がれた。
原爆で亡くなり幽霊となって現れた息子、生き残った母、息子の婚約者。3人の物語だ。
罪悪感から新たな恋へ踏み出せない婚約者の背を,母はそっと押す。だがそれが現実となると、
どうにもならない思いに襲われる。
「どうしてあの娘だけが幸せになるの。お前と代わってくれたらよかったとに」
当初の脚本になかったセリフが加わり、母の苦悩が深まった。演じたのは吉永小百合さん。
もう長い間、各地で原爆詩の朗読を重ねている。その作品の一つに、長崎県の下田秀枝(はずえ)さん
の詩がある。
「黒い雨の降りしきる中/ぼくは母さん 探しています/のどがからから/水が欲しいよ(略)
母さん 母さん 母さん/お願い 返事をしてよ 母さん/なんだかぼくは/もうぼくでなくなるよ」
核のない世界をめざして、声をからす。だが原爆を落とした国の大使は、自国が武器支援する
イスラエルへの配慮を優先して、きょう(8/9)の平和記念式典への出席を見送るという。壁は厚い。
それでも核兵器を、戦争を止められるのは人間しかいない。映画のなかで、死んだのは運命さ、と
あきらめる息子を母は諭す。
「これは防げたことなの。人間が計画して行った大変な悲劇なの。運命じゃないのよ」 ”
< 2024年8月9日付けー朝日「天声人語」より転載 >
(独裁強国リーダーの覇権力,領土欲はますます増大する一方で、民主主義国家が一致団結して、平和的に
対抗、解決できるのか・・・前途多難な時代になってきているのが、とても不安です・・・)
話は変わって、以下は7/15/’24付け産経紙・・・「朝晴れエッセー・・・<海辺にて>」よりの転載です。
” 朝の散歩で海辺を歩く。釣糸を垂れる男性の後ろにアオサギ一羽いた。
男性が釣糸を手繰り寄せるたびに、アオサギはヒョイッと彼の背後に近づく。座っている肩越しに
手元をのぞき、またヒョイッと後ろに下がって彫像のように立つ。
その光景にカメラを向ける若者がいた。竿の先に集中する釣人。じっと構えるアオサギ。シャッターチャンスを狙う若者。三者は微動だにしない。
緊張を破って男性が釣糸を手繰り寄せた。アオサギが走り幅跳びみたいに彼の背後に飛ぶ。若者が シャッターを切った。
「また空振りだ。腹減ってるのにやってらんないよ。河岸(かし)を変えよ」と言うようにアオヤギは一鳴き、羽根を広げて舞い上がった。
若者が振り向いて、「面白いですね」と笑った。私も笑ってしまう。釣人は泰然と竿の先を見続けている。
その背中に聞いてみたい。「アオサギが後ろに張りついてお魚狙っていたの、ご存じでしたか」と。
「ええ、実はヤツをからかっていたんですよ」。そんな返事を期待して一人でにんまり。
海は穏やかで、のどかな時が流れていた。 ” ・・・金子美智子(73)神奈川県湯河原町 ・・(投稿)
もう一つ、”良き”時代の小噺を・・・。
” 朝の詩(うた) ・・ つむぎ三歳 ・・
とりあえずワガママ
何でも命令する
自分が一番えらいと思っている
言うことを聞かないとダメとどなる
ときどき おれの分までたべる
でも 一緒に階段下りようと手をつないでくる
にいに・遊ぼって言う
にいに・大好きって言う
おれの大事な妹 ”
<東京都板橋区 白熊晃太朗(10)・・投稿> (選者 八木幹夫氏)
(いつもながら、はたまた本題から外れた長い回り道をしてしまい大変申し訳ありません。)
さて、今度の日曜日(第184回武闘派碁会・8/18)が近づいてまいりました。
(ここで・私事で恐縮ですが・持病<肝ガン>の手当て、治療を終え、8日に無事・
元気に戻ってまいりました。
今後とも、変わらぬご支援、サポートのほど、どうぞよろしくお願いいたします。)
現在までに参加申し出をされている方々を、確認の意味もこめてここに明記させて戴きます。
年間参加申し込みの、鈴木さん、真形さん、石田さん、金子さん、五味さん、高本
さん、山内さん、簗さん、林さん、
斎藤さん、木谷さんの合計11名の方々に、更に今までにご参加申し込みを戴いた城
戸さん、古川さん、徳田さんの
14名の方々、プラス瀧の15名です。
最近は地元神奈川西部地区を震源とする、かなりの規模の地震があり、今年は何時になっても色々な心配事があって、
なかなか心が落ち着きませんが、「武闘派碁会」は今年後半も一所懸命にガンバリますので、変わらぬ皆様方からの、
”熱い”ご支援、ご声援のほど、どうぞよろしくお願いいたします。
なお参加申し込みの締め切りは、前日の17日(土)の16時です。
追伸;横浜宇宙棋院と参加入場時の手続きなどを、念のため下記に再掲しますが、当日の突然の不参加や遅延などは、
会場の宇宙棋院の受付にご連絡いただけますよう、よろしくお願いいたします。(なお幹事からのお願いですが、
碁会当日は出来るだけ「マスク」を着用くださるよう、ご協力のほど、どうぞよろしくお願いいたします)
= 記 =
☆ 開催日: (8月は)8月18日(第3日曜日)、12時10分開始
(なお、開始時刻の10分前には入場してください)
☆ 開催場所: 宇宙棋院 〒220-0004 横浜市西区北幸1-1-8 エキニア
横浜8F
TEL/Fax:045-323-1515
☆ 参加費: 2,300円
☆ 支払方法: お手数ですが、2回に分けてお支払い願います。
① まず入場時棋院の受付の人に、1,300円お支払い願います。
その際に、必ず受付の方に、”武闘派碁会に参加する者で
す”と お伝えください。
② 次に、少し中に進むと特定してあるIBM武闘派碁会エリア受付で、
幹事に1,000円お支払いください。
☆ 確保したIBM武闘派碁会エリア(予定): 8~10席(16名~20名分)
☆ 対局数/持ち時間: 今まで通りの4局対局で、持ち時間は一人45分です。
☆ 入 賞:参加人数により、1位~5位、または6位、または7位まで表彰。
☆ コロナ対策: IBM武闘派碁会エリアは、席を一つ置きに使えるように配慮して
もらいました。(ただ、年に数回、他の囲碁大会と重なった時は、
いつもよりはかなり狭まった場所で狭い場所で、我慢をお願い
されることもありますが、どうぞご了承のほどお願い致します)
その他、アルコール消毒液の設置や換気等も、適切に行われています。
☆ その他(食事): 早めに見えて軽食されたい方は、受付左手の休憩コーナー
をご利用ください。
瀧 賢史